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秘匿されたフォーシーズンズは翁の、秘神マターラは摩多羅のテーマソングだと思ってた。どっかのサイトでは翁•黒式尉と比較していた。
なににせよ摩多羅のテーマソング作ってくれてありがとう！zunさん！

>>12
日本にしかいない神様なんだから日本の神様として認定していいんだと思うんだよね。もちろん学術的研究は絶やしちゃいけないけど、それとは別に日本神話に組み込めるならいいのになって思う

そのためには御社宮司の信仰との同一視が欠かせないと思う。天照太神や大国主や浅井姫や尉殿とは神格としても神話としても独立しすぎていて、今更同一視できないと思う。歯がゆいというか、納得しづらいものがあるけど

摩多羅信仰の名残は「茗荷を食べたら物忘れする」の俗信と、「人は死んだらお星様になる」の死生観。
「茗荷〜」は摩多羅の聖草だけど、これに御利益の愚痴が仮託されたらしい。で無明→バカになった。なんで茗荷なのかといったら、夏の食べ物だからだろう。夏は彼岸と此岸の境界が溶ける感じがするといわれる。それが前後不覚に通じる。
あと翁が松の絵柄の扇を持ってるからかもしれない。明宿集によれば、松は冬を表す。翁:冬⇄摩多羅:夏の対比だ。二童子が笹を持ってるのもその証左。あと筍とかもそうだけど、石棒に似てるからかもしれない。
あるいは茗荷の生え方が気持ち悪いからか。エログロは摩多羅の領域。
「死んだら〜」は摩多羅が星の神様でもあって、人は星の子だから。天台宗のある一派では人体の出来方を次のように考えてた。
『男女の赤白二諦は子宮内で七分の円形になる。しかしそれだと魂が無いから、星が落ちて来て、円形の欠けた所に埋まる。あるいは星が二諦に混ざり溶け円形になる。円形は人体を形成する』
この星が三台星。三台星は摩多羅神と考えられてる。ゆえに摩多羅は色心の王であり、阿頼耶識の神だ。藤巻氏によると、ここでいう阿頼耶識は霊魂と同一視される。死ぬと魂は星に恋するように空に帰る。当然空に帰った魂は星になる。

こういった物の考え方というか信仰は、翁や御社宮司には無い。だから同一視はできても、簡単に同一だとは言えない
ただ翁に関しては、翁の顔面の七穴は北斗七星であるから、摩多羅のそれに近いかもしれない

十牛図は摩多羅？

摩多羅は深くツッコむととたんにカルト臭くなる。ミシャグジが民俗学臭いのと好対照だ

>>2
ピクシブ百科事典では東方天空璋リリース以前からあったんだよなあ

正体は・・・オキナです・・・

http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309227245/
関連商品の闇の摩多羅神、12/22に新装版が出るらしい
在庫出払って高騰してたし良い事だ

インドのマトゥラーが原型というのは本当だろうか？

ターラー女神には星の意味もあるし、北斗七星と言えば船旅には欠かせない存在だから、と考えるとそっちが本丸っぽい気はするよね。

新装版の帯が摩多羅隠岐奈の二つ名まんまに加え表紙も摩多羅神を薄く見える程度に変更
シルエットが隠岐奈と乖離しない様にしてて河出書房新社さんいいのそれで？！やってて吹く
>究極の絶対秘神！
>天台宗系寺院の常行堂などの｢後戸｣に秘められた
>秘仏である摩多羅神。大陸由来の、秦氏と深く関わる、
>申楽の後戸の神であり、宿神、翁神でもある”踊る神”の謎に、
>文献研究とフィールド調査から本格的に迫る。
https://twitter.com/Kawade_shobo/status/936234486387261440

>>43
刀関係でも収益アゲアゲだったし、上手く付き合えばいいという判断なのだろう、賢いとおもいます。

新装版あとがき

川村湊「べ、別に困惑してねーし！（困惑）印税で出雲に摩多羅神の取材旅行するし！（確定）」

闇の摩多羅神読んだら広隆寺に行きたくなった
やっぱり京都はいろいろ元ネタが豊富だね

＞シシリニ　シシリシ

にんじんりしりしり？

>>so30794095

「闇の摩多羅神」にある毛越寺常行堂の二十日夜祭の動画があった
これは収穫
（表示されないけど見られると思う）

そういえば雨引観音で4/10に摩多羅様のお祭りがあるそうな
広隆寺牛祭りが中断したままだから現在では唯一なのかな？
http://www.amabiki.or.jp/annualevents/kijin/
https://www.youtube.com/watch?v=BNpGgf7eXnk

>>47
まさか福島　やつは・・・

Twitterで見掛た絶版の季刊怪4号買ってみたら広隆寺牛祭りのレポート記事が興味深い
画像豊富で闇の摩多羅神買った人は入手可能なうちに買っておいた方が良いかも
水木しげるの安倍晴明レポ漫画も面白いしね
・元々広隆寺でなく秦氏を祀る大酒神社の祭りだった
・地元の人は摩多羅神に従う鬼の仮面被った４人の従者を「四天王」と呼んでいる
などなど

昨日雨引観音のマダラ鬼神祭行ってきたぜー

マダラ鬼神祭の写真見ると従者が二童子でなく
広隆寺牛祭りと同じ４人の鬼で共通なのが不思議

鬼は中央に敵対する賊で被差別民の頂点と言えなくもないから
被差別民の神に従うのはそんなに不思議ではない気がする

摩多羅神という名と障碍神という肩書きからしてマーラと関連があるのは明らかですよね

ミシャグジ神の変形した神にも思えるが意外と言及されてないよな

陰摩羅鬼との関係性について一切触れられてないのが不思議

死んだ家畜または死にかけの家畜（や人間？）の扱いとか貴人の墓守とかゴミ拾いとかはあっただろうから道祖神や辻神的な領域と相まって庶民に受け入れられていたのだろうか

名前から察するに元来はマーラ（天魔）や鬼子母神といったインド圏の神だったんじゃないかなーっと

それが日本への伝来の過程でミトラ（弥勒菩薩、大日如来、妙見菩薩、阿弥陀如来）だったりターラー（多羅菩薩）だったり天帝だったり摩多利神（マハカーラ、ガネーシャ、サラスヴァティ、ヤーマ）だったり河勝さんだったり土着神だったりと習合して訳わからんくなった

ターラー＝多羅菩薩＝摩多羅
全部共通してピンチの時に助けてくれるスーパーカーチャン(男前ヒロイン)要素がある

詳しく書くとまずインド神話のターラーが最初の原点で、そっから仏教に取り入れられて多羅菩薩、日本に来るまでに情報が錯綜して摩多羅(sgrol ma)

乱痴気騒ぎ＝身分制度がテキトーだった都市国家時代の名残+タントラ仏教
踊る＝インド
二人の童子＝仏教と習合して二人の脇侍(二人の嫁)

今後仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教に跨って存在したエローラ石窟群の調査が進めばあるいはってところか
一応仏教時代の石窟にはすでに多羅菩薩の像が作らてるそうな

ちなみに、真っ当な仏教の後継者である現在のチベット仏教では、ターラーは21人いる菩薩系アイドルグループとされてて、メンバーのうち白と緑はダライ・ラマのダブル嫁でチベット民族の母やってることになってるぞ