ニコニコ大百科

>>508、510
まあ、飼い慣らせるなら、だが。まず無理だろうな。騎虎の勢い、とは言う言葉がある。虎に乗れば天下無敵、進むところ敵なしだが、乗ったが最後、降りた途端に虎に食われることになり、もはや主従が逆転し乗り手は虎の付属物でしかなくなる
同様に、そういった人種を味方にしたが最後、離れられなくなるどころか、主導権を握られることになるだろうな。で、何かその人種のお気に召さない政策をやれば首がすげかわる、と
政治家にとっちゃ罠でしかないよ。ドラクエの呪い装備みたいに装備したが最後、手放せないんだから使いこなすどころの話じゃない。だが、権力に狂った奴がそれにすがってそのツケを全国民に払わせるってのは、自分にはどうも頂けんわな

そしてドグマ化した反リベラルやファシズム、新自由主義を「リアリズム」と呼ぶのは止めにして頂きたい。それは、単に逆方向を向いたイデアリズムでしかないから
妥協という戦略を欠いたモノをリアリズム＝現実を直視する思想、とは到底言えんよ

>>510
私の目から見た場合、リベラルのお花畑的な思考とあなたの語る一種の破滅を楽しむ政治姿勢がそう変わらないものに見えるということですよ
教条的な絶対的平和主義者はあらゆる闘争の存在しない世界という理想に熱弁を振るい、現実的な政治でそれをどう実現させていくかは一顧だにしません
空想的社会主義者は人類に階級や貧困の存在しない完全に平等な社会を熱狂的に説きますが、実際に社会変革を起こす方法については具体的な言明を避けました
この二つの例が政治の局面において何らかの意味を持っていたと言えるでしょうか？
具体的な方針・方策や現実での適用への将来的展望を欠いた説明をすることが、果たして政治的に省みられる行為なのでしょうか？

そして、あなたの社会の破局を好機と捉える思想も、先の例と同様に、具体的・現実的な考察のない幾重もの理想論に包まれた「政治的に無価値な」放言でしかない、というのが私の結論です
破滅した将来の生活がどんなものでも楽しめるだろうという見通し、社会が破壊されれば上位層も道連れになるだろうという推測、あわよくば上昇が望めるのではないかという願望、全てが甘い理想論ではないでしょうか

>>511
少なくとも現時点ではトランプも安倍も上手く飼い慣らせてるし、別に自分は彼らのファンでもなんでもないので、たとえ彼ら自身が食い物にされようともどうでもいいね。
自分が今一番危惧しているのは今の世の中に嫌気が差した人間がもっと直接的な方法で道連れを図ってくる事だから。「無敵の人」という言葉があるだろう。開き直った底辺は実際怖い。

何度でも言うが、この手の議論で何が「リアル」かは本人の主観によってのみ決まる。俺らが決めるものじゃない。それこそがリベラルが傲慢と言われる所以なんだよ。

>>512
そうは言っても、テロリストと手を組むという選択肢が消滅した今、とりあえずトランプとかに付いていけばいいというのが模範解答になったわけで、以前よりずっと穏当で現実的な政治が選択されてると思うんだけど。
自分にはあいつらを下ろした所でもっとやべーやつが代わりに祭り上げられるだけだって考察の方がよっぽど現実に即していると思うんだけどね。

どんどん拡大自殺が増えてるこの状況で飼いならせてるねぇ…
この上労組が弱小なまま移民なんて導入した日にゃさらに目も手も当てられなくなるだろうな

トリクルダウンなんていう明らかな嘘に騙される人が多いことに恐怖しか感じない
そりゃ社会問題になるぐらい詐欺も流行るわ

>>514
「無敵の人」が何もしないまま自殺を選んでくれるのなら社会的には十分成功の類では？
前に>>495という書き込みがあったが、是非ともトランプ達には優秀なハーメルンの笛吹きになれるよう精進してもらいたいところだね。

>>515
言うて東京五輪なんかヘイトしか無いようなもんだし、心から信じられてるわけでもないのでは？
自分にはあくまで安倍総理を支持する口実としてアベノミクスが持ち上げられているに過ぎず、良くも悪くも自分自身に恩恵があるなどという甘い考えは一般化していないように見える。
これも何度も言ってるけど、最早問題は金じゃないんだよ。

ちなみに先日決まった大阪万博も歓迎優勢だね。
運営主体が優秀な商人たる日本維新の会である事と無関係ではないだろう。
何をやるかではなく、誰がやるかが重要。成功も失敗も始めから評価は決まっているんだ。

>>516
あれから色々考えてみましたが、トランプのような政治家への帰順を示すことって、あなたのような社会秩序の変革を望む人間にとってはある意味最も現実的な選択肢なんですかね
それなら、私が考えているよりあなたはかなり穏健な思想をお持ちだったということですね

しかし、そうだとすると今度は同様の考えを持っている人間の中にも分断が発生しているように思えます
宗教的熱狂に押され、ビジネス的にマイナスに働くイスラエルへの肩入れを行なったトランプ大統領は、本当に社会秩序の大転換を主導してくれるような存在なのでしょうか？
また、彼の持つ経済的地盤を考えれば、未来において誰もが破滅するような展望は望めず、現在の上位層と下位層の関係がより強烈に分化してしまうとも予測できます
あなたのような穏健派が過激化路線を放棄したとしても、トランプ大統領の政策にさえ満足しない熱狂的な新自由主義者を生まないとも限らないのでは？

ここにいる人たちにとっては釈迦に念仏かもしれないが、トランプは新自由主義者だよな。
彼の主要政策は、オバマケアの一部見直しと富裕層減税で、まさに新自由主義。
ところが、大統領選ではトランプを反新自由主義の旗手としてもち上げる動きが米国内でもあった（特にラストベルト地域）。これはどうしたものだろうか?
教育支援充実と富裕層への課税強化を訴えるサンダースが反新自由主義だと言われるのはわかるが。

すまん今偶然見かけたんだけど>>519よ
それいうなら釈迦に説法だ。馬の耳に念仏も多分違う。もし2つ合わせたスラングがあるなら自分の情弱恥じるが・・・

>>520
すみません、国語の成績は悪かったんだ（泣）

トランプ大統領は新自由主義よりナショナリズム主義の方が強いと思う
言動から新自由主義っぽさが一切出てこないから、この人を新自由主義者扱いするのは無理がある気がする

新自由主義者といえばフランスのマクロン大統領みたいな人を指すんじゃないかな

>>519
>>522も言ってるが、トランプは普通の政治家じゃない代わり普通の企業家でもないからな。
まともな新自由主義者はメキシコに工場建てるなとか中国の物買うなとかいちいち指図しない。
「故に」支持された。
例え俺らに金が回らなくとも、行き先がアメリカの富裕層ならばそれはメキシコ人や中国人よりはマシだからだ。
後は自力でその地位に登り詰めるだけでいい。力無き者は去れ。インテリ爺さんの支援なんかクソ食らえだ。
正しく古き良きアメリカン・ドリームじゃあないか。サンダースの出る幕なんか始めから無かったよ。

この事実は民主党員よりも、むしろ他の共和党員との対比でより明らかになってくる。
例えば名実共に保守本流たるジェブ・ブッシュは何故ヒラリー未満の空気に終わったのか。
望まれていたのは保守ではない、もちろん革新でもない。自由でもなければ統制でもない。良い意味でのカオスというのが最も適当で、それは今の世の中奴にしか出来ない芸当だったんだよ。

トランプを支持せざるを得ない程に、一般大衆は痛めつけられていたってことでしょ？　正直それに気づかないなんて馬鹿だよね。

>>519
新自由主義って他国に貿易戦争仕掛けたり、国境に壁作って企業が欲しい移民を追い出したり
国際的な大企業に「工場呼び戻せ、自国民雇え、他の国に雇用渡したら潰すぞ」って脅す連中なのか…

労働者階級だけど、そんな新自由主義者ならどこの国でも諸手を挙げて歓迎するわ

新自由主義ってのは、その国際的な大企業幹部のことですな
自国に雇用を増やせと言われたら、
「増やして欲しければ移民を受け入れて賃金下げてクダサイ」
という思想。労働者の味方になるかどうかはお察し下さい

社会主義で世界恐慌を乗り切った国というのは知っているが
新自由主義で発展した国というのは見たことがない。

軍政下のチリも近年の韓国もめちゃくちゃじゃないか。
イギリスじゃ金融街が太るだけで国民生活は崩壊するし。

何回もこのスレで書かれてるかもしれないけれども、新自由主義の前提であるトリクルダウンが性善説と人間の欲望には限りがあり資本＝パイは無限に増え続けるという机上の空論を前提としていることが問題
実際にはグローバル経済が世界に広がれば広がるほど分母が大きくなるわけだからパイの分配量は下がる
また分子であるパイも安定して増え続けるわけではないから実態は不安定
提唱していることとそれによって生じる現象が全くもって逆で矛盾していると言わざるを得ない
社会主義や共産主義も理想と実態の矛盾、そして人間の欲望を無視した手段だったことで崩壊していることから考えて、新自由主義も同じ道を辿ることは間違いない
21世紀前半まではグローバリズムと新自由主義の天下だとは思うが後半は冷戦末期東側陣営のように瓦解していくことは間違いない
長文失礼

新自由主義とグローバル化の結果、資本家や一部の企業が多国籍化して
それらを中心とした国家という仕組み自体の再構築が始まってるのだろうな

旧来の国民の面倒を見るという国家の在り方は否定され、イナゴのように国家を渡り歩く
資本家や企業の言いなりになって、経済も保険も教育も何もかもを食い散らかされ
人口すらもそれらの都合で増やされたり間引かれたりする、人間の家畜化

そもそもトリクルダウン自体、最初からやる気なんてなくて
労働者の目を誤魔化すための「嘘」にすぎないし、いろいろと馬鹿らしくなる

むしろ人間の欲望が限りあるからこそトリクルダウンが起こらないんじゃないか、みたいな言説はある。資本家がバンバン金使ってくれりゃ多少はおこぼれが出るんだろうけど、実際のところ消費の中心は中間層だし。
まぁ、それは捉え方の違いでしかないしトリクルダウンが起こらない事実には変わりないんだけどさ。

銃病原菌鉄は扱う分野が広すぎて信頼性が低いところは前置きしておくけど
そこにある良い家畜の条件としてあげられる要素に、割と人間が当てはまるってのは思ったっけ

結局利益が欲しければ飴と鞭の両方必要って事ね

理論や主義がいかに正しかろうと人間なので失敗する

>>533
新自由主義者だ殺せ

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>>470
時代によってお金を稼ぐために必要な知識や能力は変化する。例えば江戸時代なら、とにかく体力と持久力があれば人力車や飛脚などでたくさんお金を稼ぐことができた。勉強はあまりできなくてもいいし、コミュニケーション能力もあまりいらない。すなわち当時は体力と持久力がある人が有能な人で、そういう人の優秀な遺伝子だけを残すということになる。
時代は変わって、現代ではたくさんのお金を稼ぐためには情報処理能力の高さや高学歴、高いコミュニケーション能力が求められる。江戸時代に優秀とされた能力とは全く違う。最近では、AI・IoTなどが普及し第4次産業革命が進行中といわれている。江戸時代に今の社会が予測できなかったように、未来の社会は予測できず、必要な能力も変わってくると考えるのが自然だ。
今はお金稼ぎにつながらない能力も時代が進めば稼げる能力になるかもしれない、今は稼げるけど時代が進めば陳腐化する能力もある。
その時代で特定の能力が優秀な遺伝子だけを残すのは、将来の変化を無視した暴論だ。
多様性が叫ばれるのはそういう理由も大きいと考えている。

新自由主義者は生きるに値しない命である

「労働法制は本当に不本意です」――平成の規制緩和、宮内義彦が変えたもの変えられなかったもの
https://news.yahoo.co.jp/feature/1313

新自由主義が良いか悪いかと言う以前に、
それを批判したい人たちが、やたら攻撃的である事と、場合によっては冷戦思考を引きずった反米的価値観が丸出しだったり、陰謀論まで唱えたりするので、どっちつかずの者たち（これが大多数）から敬遠されてるのが問題

新自由主義は国家経済と国民生活を著しく蝕み
一部の富裕層を富ませるだけ、なおかつ富の海外流出も起こすんだから、法律で思想自体を禁止すればいい。
欧州で反ナチ法があったり、戦前の日本に反共法があったように。

新自由主義で発展した国なんかないだろう。
チリや韓国なんか酷いもんだ。
イギリスも金融街が太るだけで国民生活はガタガタになったしな。