ニコニコ大百科

>>56
君、たぶん広辞苑の掲示板でも同じようなレスしてるよね

>>56のようなことを言う人ってよくいるけど…。

「全然（まずくなく）美味しい」
「全然（問題が無く）大丈夫」
「全然（しょぼくなくて）すごい」
こんな感じで中間部が省略されてると考えれば全く問題は無いのよね。

女「あんまり上手く出来なかったけどどうかな？」
男「全然（まずくなくて）美味しいよ」
こういう文脈。
否定文が予想される状況だけど肯定文を言うときに
予想された否定文を打ち消すために「全然」がついている。そんだけ。
むしろこれ以外で「全然+肯定文」を使ってる奴はいないはず。

>こんな感じで中間部が省略されてると考えれば全く問題は無いのよね。

いや、そういう問題じゃなく、もともと「全然」を否定の強調でしか使えないという根本が間違ってるんだよ。
まあ>>60の人のあげてるCの例なんかは現在から見ればちょっと違和感あるから、これも言葉の変化の一環として見ることはできるけど、本来正しかった使い方を「日本語の乱れ」として糾弾するのは滑稽の極み。

金を払う側なのに課金したり募金したり

外来語を原語とは相当かけ離れた意味で使うのもどうかと思う。
デフォルトとかスカウトとか。

デフォルト=怠慢・不履行など（コレ単体で「初期値」などの意味にはならない）
スカウト=偵察する（勧誘・引き抜きといった意味はない）
といったところでしょうか。

みなさんがよく使う「デフォルト」は「デフォルト値」の「値」を略したものと
考えられます。
「デフォルト値（Default value）」=ユーザが入力するはずの値に入力が無かった場合に使う為に、プログラム側であらかじめ用意しておく値、という意味になるから。

現象としては「携帯電話」が「携帯」という言葉になってしまうのと似たようなものではないかと。

ではいくつか事例を出そう。おかしいところ探ししてみて

●彼女は明るくて能天気だから、一緒にいると楽しくなるよね。

●みんなで集めたお金を使って、バスを1台貸し切ったよ。

●このテレビ局の女性アナウンサーは上玉が揃っているな。
　美人局アナ勢ぞろいってところだね。

●明日の彼女とのデートのことを、あれこれ妄想した。

●悪いことさえしなければ更迭されることはないよ。

●あいつの態度は鼻について、なんか嫌な感じがするよなぁ。

●あいつはたった一人で、戦場へ乱入していった。

●放射能漏れが起こった。

…リンク先を参照すると、いくつかバレそうな気もするけどww

>>65
ジーニアス英和大辞典を引いてみると、
defaultの3つ目の語義に「規定事項[状態]；（コンピュータ用語）デフォルト、初期設定」、
scoutの2つ目の語義に「（スポーツ・芸能用語）（新人を捜す）スカウト（talent　～）」とある。

念のため英英辞典（Oxford Dictionary of English）も参照してみたけど、同趣旨のことが書いてあった。
つまり、どちらも英語の時点ですでにその意味があって、日本語に流入した際に意味が限定しただけであって、
>>65の言うような「原語とは相当かけ離れた意味で使」われているわけではないと思うよ。

結局そいつの「ドヤ顔」が不快なんだよな。
息するように誤用する奴にしろ
それに嬉々として突っ込み入れる奴にしろ

…ウィキペをwikiと呼ぶ輩については特に突っ込む気にはならん。
（寧ろ勝ち誇ったように批判（）する手合いの方がむかつく）
対照的に順ギレ？してる人に対して逆ギレとか抜かす馬鹿に対しては
必要以上に噛み付きたくなる。

携帯も元々は傘のことだったんだよなｗ

厳密に誤用が認められるか否かの問題じゃなくてどの程度の御用までは許容されどの程度からは許容されないかの問題だと思うが。

ところで関連動画の項目に付けられたキャプション、
「 手榴弾（てりゅうだん）」は、ボケ・ツッコミ、どちらの意図なのだろうか？
日本において手榴弾を業務器材として扱う公的機関である日本軍と自衛隊は、
（てりゅうだん）を公式呼称としている。
放送機関等では（しゅりゅうだん）と読む規定の所もあるようだが、
医者の使う医学用語に対し放送局が「それ間違ってますよ」と言うのは間違いだろう。

そういえば放送局の使う言葉には結構間違いが多い。
「銃火器（じゅうかき）」最近になってテレビ局が発明した言葉だ。
「重火器」「銃器」「火器」の三語を混同したんだろう。
これは「意味が通ればいいだろう」に当てはまらない誤用だと思う。
「火器」は「銃器」を含む定義であり、「銃器を含む火器」の意味なら「火器」で済む。
単純な誤用重複語であり「言葉の意味は時代と共に変遷する」の例にも当てはまらない。
「包丁刃物」「着物服」という言葉に何か必要性があるだろうか？

>>72,73
朝から無駄に勉強になった
一つ気になるのは手榴弾（てりゅうだん）の「てりゅう」は
読み方として訓読み+音読みでなんとなく違和感があるんだけど
なんか理由とかあんのかな

>>74
所謂「湯桶読み（ゆとうよみ）」万葉集で既に使われていたとされる
音訓混用読みの一例と看做せると思うんだけど、それとは別の理由として、
軍隊言葉では「聞き違い易い音・通りの悪い音・長い読み」を避ける傾向にある。
爆音轟く戦場で瞬時に正確な意思伝達をする必要から生じた習慣だと思う。
「しゅ」って大声で叫びようがない音だよね。
「しゅ」が聞こえないと「榴弾」なのか「手榴弾」なのか分からなくなってしまう。
他にも「看護手」を「かんごて」、「技手」を「ぎて」と読む様な類例、
「４」を「し」でなく「よん」、「７」を「しち」でなく「なな」と読む様な決まりがある。

>>75
うおー素早い上に分かりやすい解説ありがとう
なるほどなー

雑学的には「脚」と「足」みたいな誤用しやすい言葉についての知識は面白いとは思うんだけどな。公の場ならともかく日常生活で細かく色々言われたら曽於の言葉自体を面倒なものと感じて多分一生使わなくなるか極力ひらがなでしか書かなくなる。言葉の細かい使い方なんて普通に生活してたら二の次三の次にならざるを得ないわけだし。

日常的な単語の誤用ならまだしも、日常語でないのをわざわざ使ってるくせに間違えてるのはすごく気になる
「並びに」とか

一番頭に来るのは間違いを指摘しようとするくせにその指摘が間違ってるとかっていうタイプだが

呉智英先生がしつこく指摘する「すべからく」の誤用だね。
べつに使う必要のない言葉をわざわざ使って間違える精神が恥ずかしすぎる、と。

頭蓋骨が「とうがいこつ」か「ずがいこつ」かの違いかな。
へんずつうが「片頭痛」か「偏頭痛」も似たような感じ。

>>79
それも代表例だな

あとは
「全然」は否定形でないと誤用(本来「全然」は否定形を伴わない)
二重敬語は誤用(そんな話は一切ない)
みたいに偉そうに指摘してるくせにその指摘が外れてる場合だな

>>81
はいはい、出典をだしましょうね～^^

これだけ散々言っても、メディアで誤用され続ける用語たち。

一つ、役不足
一つ、なし崩し
一つ、憮然


特に『憮然』に至っては、プロの作家でも「ムッとして怒っている状態」だと思い込んでいる人がほとんど。あんまりに多いので、読んでる私が「驚き呆れてしまう」ほどです。

いつか正当な用法になる日がくるよ。その日を待とう。

>>84
…そんな日来ないで欲しいもんだけどな。
多くの人から反論やお叱りが出てるのに
メディアが言葉を勝手に変え、誤解を招いてる点を否定してるんだろ。
人々の間で誤用が広く浸透して、文化的な地位を得て変質するのと
多くの人にメディアが誤用をさも正しいように提示するのとじゃ全く状況が違う。

言葉の変化を否定するつもりはない
でも変化前の意味を知らずに誤用を正しい言葉だと広めるのを是とする考えは歴史の抹消に他ならない危険な思想だ

>83
「洗脳」も加えていいかな？最近話題になった言葉でもあるし、目立つので。

日本語の「オリジナル」が意味不明すぎる
それ独自のって意味で使ったかと思えば、元々のって意味で使われたりするし

「こんにちわ」って誤用というよりかは「表音的な仮名遣い」くらいなのでは……
僕の意見としてだけど……んー…………「いまわ」が許されるなら「こんにちわ」でいいだろ……(´・ω・｀)

「檄をとばす」はスポーツ新聞ではほぼ毎日出てくる誤用だね。
だいたい「ゲキ」ってカタカナ表記だけど。
元々の意味での使い所が少ないから誤用のほうが広まっちゃったって意味では「役不足」と似てるかも。