ニコニコ大百科

10年後の日露戦争に比べて過小評価されてるけど、実はその後のアジア史に大きな影響を与えた戦争だよね。

まぁ以降劣化コピーになっちゃったんだよな、借り物で勝ったから

それより日清食品Ｃ（ｒｙ

前史で触れられてる甲申事変で清の現場担当として事変への介入を指揮して日本に煮え湯を飲ませたのはアノ袁世凱だったりする

下関市の歴史博物館に行ったが、下関戦争の内容が多くて、下関条約のことはまったく触れていなかった。

そっちの資料は、日清講和記念館の方にあるのかな。

戦争の歴史の大元を辿ると
日清戦争の勝利で戦争とは儲かるものだと国民が勘違いしたのが始まりだった
日露戦争では賠償金が取れずに借金が残った不満から満州に手を出す事になり
その絡みでシベリア出征からロシアとの因縁が深まる
そして満州国建国から欧米との対立が始まると

元寇や日露と違って日本が同盟や地形的恩恵抜きで自国の軍事力のみで勝利した戦争だからもっと評価されるべきだと思う

同盟や地形の恩恵なしで勝つほうが価値が高いみたいな評価は同意しかねる
利用できるものは可能な限り利用して勝てばよかろうなのだ、孫子にもそう書かれている

そもそも100％地形抜きの戦争なんて空中戦以外無理やろ

戦争は紳士の決闘ではなく目的を遂行した方が勝利者なのだ

>>8
だからこそ米英に泣きつかなければ自力でどうしようも無かった日露より日清戦争は評価されるべきかと。元寇と違って対外戦争で自国の軍事力のみで勝利した日本史では後先もない事例だし

ブリカス師匠が帝国海軍の教官になってくれたり軍艦売ってくれたり清くんをいじめて弱体化させてくれたおかげやで

清が弱体化していたのは事実だがそれでも日露程に外国頼りの戦争じゃないんで…　元寇の様に地の利で助かった戦争じゃないしな。

日清戦争がイマイチ扱いが低いことに事への不満はわかるけど
遥かに格上のロシアを相手に外交を駆使して判定勝ちに持って行った日露の方が大きく評価されるのは当然の流れだと思うけどね

つーか日清戦争だって他国の横槍を防ぐため（とくにイギリスの不干渉）に外交に神経使ってるし三国干渉はそれでも防げなかった
いろんな面で外国の動向に左右されてる戦争だって事を見逃しちゃいけない

中国人の間じゃなんで今より遥かに小さかった日本に大国だった清が
一方的にフルボッコにされて負けたか分からないって今でも言われてるそうな

「西太后を再評価しよう！」という逆張りの流れが最近来ているが

日清戦争の最中に軍事資金を流用して、自身の趣味の庭園を作らせた
日清戦争の最中に戦費の二倍以上の金をかけて自身の誕生会を開いた


という歴史的事実を知るたびにどう考えても再評価不可能だろ

>>15 そりゃ道理で勝てない訳だな。兵士の士気もだだ下がりだろうし。

そのくらい日本は舐められていたってのもあるだろうけど。

現場の軍人(少なくとも海軍)は真面目に戦ってたらしいね

日清戦争で沈没した巨大軍艦の調査進む 中国で「屈辱の歴史」見つめ直すワケ
https://www.afpbb.com/articles/-/3306245
トップが無能なのが悪い（確信）

ある意味大日本帝国終わりの始まりという評価も近年ではあるらしい

あと条約交渉中に李鴻章が極右に射殺されかけた件も追記頼みます

>>18
日清戦争に勝たなかったら終わる前に始まりすらできなかったという気がするが
もちろん後年の流れを見れば「始まるべきではなかった」というのも一つの考えではあると思うけど

>>20
大日本帝国って1868~1945じゃないの?

なんか勘違いされがちだけど、西太后と李鴻章は別に対立していないんだよな
むしろべったりで日清戦争後に敗戦の責任取らされそうになったのを庇ったぐらい

>>22
まあマトモな交渉役が李鴻章しかおらんかったしなあ（ダジャレではない）
西太后はどう評価しても自分の権力を維持する事に関しては天才だったとしか言えん

甲午農民戦争後に、日本側が双方兵を残して朝鮮を改革しようとか言い出して、互いに兵を引き上げるべきと清側がつっぱねたのが原因だからな。やっぱ日本側の主張はだいぶ無理筋だな……。

>>24
政府・軍の薩長がプーチンも真っ青なレベルの話の通じないパラノイア状態だったからね。「制服される前に征服する」を徹底している(ひでぇ)。
そんなのに難癖つけられ絡まれた清・朝鮮・ロシアの心中察するあまりである。土佐・肥前だと谷干城や中牟田倉之助のような平和的に日本の状況を改善しようとする者もいたけど薩長との権力抗争に屈して中央から追い出された。

当時は帝国主義バリバリの時代だったからなー
国際協調外交すら列強に侮られない力の保持が必要という後進国にとってはパラノイアでなけりゃやっていけない時代

世界中がプーチンも真っ青な弱肉強食な時代だったしな
ワ軍縮条約でも保有比率を英米5ずつに対し日本3を押しつけて、日本が対米7割は欲しい、10割とは言わんからと譲歩しても聞き入れなかった、そういう内政干渉レベルの不平等が罷り通ってた
当然武力が足りなければ交渉の場でも不利になるわけで
おまけに目の前に南下したくてたまらないロシアはいるし、蘭仏英が栄えた要因である植民地政策を自分らがやって何が悪いかって思ってもそりゃしゃーない

そりゃ当時の指導者層の若いころってアヘン戦争やアロー戦争の時代ぞ。「アヘン破棄されたので戦争します」とか「綿製品売りたいので戦争します」とかはたから見ても意味不明な理由で攻撃してくる時代

昔は修羅の時代だから仕方ない論調唱える人って当時のことロクに知らんやろ
例えば海軍軍縮条約の保有制限　不平等条約と言ってるけどこれは各国の防衛しなければならないシーレーンや国力を反映して制定されたモノ
だから日英米と同じく当時それなりの海軍を保有していた仏伊は更に小さく制限を掛けられている
ほんで仮にこの条約が無かった場合は英米海軍との戦力差が更に開くことになって困るのは日本だし

海軍軍縮条約やってる時代は何だかんだで第一次世界大戦で戦争あかんやろ…ってなったタイミングだったからな。
逆に言えばそれまでは帝国主義全盛期だからどの国も舐められたら殺すの精神でいかないと生きてけない時代なんよ。
第一次世界大戦前の帝国主義時代と戦間期に於ける戦争への認識を一緒にしてはいけない(戒め)
ただまぁボーア戦争や日露戦争の辺りから準総力戦みたいになって戦争へのコストが跳ね上がって知識人の間では戦争忌避の雰囲気が出始めたのは確かだけどね。