ニコニコ大百科

>>120
あのなあ、そんなこと言ったって日露戦争を勝ったことにしてくれたのは
紛れもなくアメリカとイギリスのおかげで、その憎き白人が助けてくれたんだよ。
奉天会戦を辛うじて勝った時点で日露戦争の戦費は１８億円を超えていた。
１９０３年当時の国家予算は２億６０００万円で国家予算の６～７年分。
国内の債務が膨らみ過ぎて戦費を借り入れるアテも無くなっていて、
これ以上戦争を続けたら日本は破綻するのは確実な状態だった。
こんな状態になるまで戦争を続けたのだから、既に兵器も枯渇していた。

アメリカが仲介してくれなかったら確実に日本は負けていたんだよ。
そしてイギリスの情報網で何とか南樺太割譲に漕ぎつけた。
日露戦争がロシア相手に単独で勝ったなんて言うのは大きな間違いだよ。
この間違いに気付かず粋がった末路が日中戦争と太平洋戦争なんだから。

所詮日本なんて戦後になってもデミング氏に助けてもらわなきゃ工業化すらまともにできなかった三流民族だしな
この戦争で負けてその自覚を忘れないほうが余程よかったよな

>>111 >>121
ロシア側の史実だけ見ると主にロシア革命が主であり戦争については
ほぼ内戦が主です。つまりロシアが負けたのは革命のせいだと。
もっと言うなら何もかも全部スターリンのせいだとすらも。
そしてロシアの国民がその後アメリカに流入し現在のアメリカがある
のですがアメリカが仲介してくれたのは深刻な白人不足にもあったと
言われています。まあ俗説ですが。

>>121
太平洋戦争については、むしろ第一次世界大戦での成功体験に固執したのが敗因かと。第一次世界大戦ではドイツの勢力圏だった山東半島や南洋諸島を攻略し、その後はドイツが本土の方で負けて「戦勝国」という地位が転がり込んで来たようなもの。
太平洋戦争でも同じような構想（日本は連合国側の植民地を攻略。後はドイツがイギリスやアメリカに勝って講和を引き出すのを待つ）を元に開戦を決断した。

猿みたいな外交力でも成功できるほど立地的に好条件すぎたのが変な野望抱かせた一因だったかもな
東南アジア、中華大陸が、アメリカ大陸という巨大市場に囲まれている立地+降水量が高いため米を栽培でき、人口は工業国家としては十分な、というよりも寧ろ欧州国家を倍するほどの数字を確保できる
日本人が有能だったんじゃなく、ただ単に発達できる理由がマクロ的な見地だけでこれだけそろってたから黒船に腰抜かして70年で大和作れた

>>115
最強兵器シベリア横断鉄道をもっと活用すべきだった

ゼロウィンおじさんなんて相手にしないほうがいい
借金も返せず、場の空気も読めず、自分の主張だけを通そうとする話が通じないキチガイだぞ
おまけに反日で無知

>>124
てか日本軍って戦争を起こしても戦争を終結させることを考えないんだよね。
第１次世界大戦やソビエト干渉戦争（シベリア出兵）、日中戦争を見ると
どこまで戦ってどうやって戦争を終わらせるかの外交方針が全く無い。
戦って勝っていればそのうち講和の話を向こうから持ってくると思っている。

シベリア出兵でソ連には抗日パルチザンにボコボコにされて無差別攻撃で民間人含めて皆殺しにする凄惨な事件を起こしてドロ沼化。
結局日本はソ連干渉戦争に最後まで居残って戦争を続けていて、
後のワシントン軍縮会議で欧米列強から撤退を要求された外圧でやっと撤退。
日中戦争に関しては中国の完全征服を目指してドロ沼に自ら突っ込んで
アメリカやイギリスなど欧米列強までも敵に回して最後は日本軍が逃げて完敗。

自分の力で戦争を決着させることが出来ず、いつもいつも外圧頼み。

300年の引きこもりに加え、明治に政府が軍部をコントロールできないような欠陥憲法で付け焼き刃の近代化やってた国にまともな外交力なんてあるわけない

>>129
政府が軍をコントロール出来ない憲法は確かに近代国家という観点からは欠陥だけど、それは他に代替する仕組みを作っていれば何とかなった。例えば「軍と政府で判断が割れたら、（枢密院の輔弼を得て）天皇がどちらの意見を採用するか決断する」としていれば。明治憲法最大の欠陥は「意見が分かれたときに誰が最終的に決断し、誰が責任を負う」ということを決めていなかった点。

>>130
憲法制定時にそういうシステムを組み込んでいなかった時点で所詮西洋の猿真似近代化でしかなかったんだよなあ

なんでそう見下したような言い方するかね

>>130
それは日本の持つ特殊性がそうさせているのだと感じます。
本来であるなら天皇陛下を崇めるのであればそれに従うのが軍のある
べき姿なのですが軍部は陛下を単なる偶像として祀ったに過ぎない。
現在の政治家の多くはこの軍部の末裔達です。
これはアジア諸国に多く見られる傾向の様です。
つまり国王は単なる軍の道具に過ぎない。
現在においても他より軍の影響は少ないとはいえ天皇家専用核シェルター等を国民に無断で作る等(少なくとも天皇陛下も知らなかったそうです)やはり軍の影響は強いのでしょうね。

MIBUROというエロゲーの続編の舞台になるようです

>>132
モノ言わぬ故人を相手にマウントとることで自意識満足させるしかできない悲しい生き物だからね
当事者となってその時代にあたったなら、いま思う存分罵倒してる故人と同じ選択するよ、この手の連中は

旧韓がロシア領になってたら民族ごと全員中央アジアへ強制移住されていたって意見あるけど
当時の朝鮮半島の人口考えると厳しくね？
それよりも半島がロシア領になってたら
過激派とロシアとの間で度々戦争起こって双方合計で100万超単位で死傷出そうな気がするんだが

訳の分からない国に支配された意味では日本もロシアも変わらないだろうし
朝鮮の過激派が重光葵に爆弾投げ込んだ事考えると
もっと酷い事起こっていそうなんだが

>>135
当時は一般人には意見することすらできず情報すら手に入らない権力者が行ってきた政治を、残された史料をもとに後世の人間が客観的視点で検証して意見を言うことの何が悪い？
少なくとも日露戦争については戦前の史料を見れば分かるが日本政府は日露戦争を圧勝したかのように宣伝し過ぎたせいで国民は現実と剥離した軍事力観を持つようになってしまった。
そのことに関してはどう考えても間違いだったとしか言いようがないと考える。
後世の人間が史料をもとに歴史を検証して客観的意見を言うことの何がおかしい。

欠陥憲法がなく、その後軍部の暴走がなくとも
経済的に破綻したと思うわ

この時代はまだアブラという魔物もなく
その気になれば国家総動員からの根性論で戦える最後のチャンスではないか

>>136
その認識帝国主義全盛時代のロシア甘く見すぎ、全民族移住はないと思うが、100万超単位ってロシア側は絶対そんな失われんぞ、当時の朝鮮の人口と密度考え圧倒的な国力差を考えればな、というかそんなことができるなら他の少数民族がやってるよ。
ロシアからすれば少数民族問題が一つ増えたけだし、当時の白人が日本みたいに統治じゃなく搾取対象として見る極東の僻地に甘い顔見せる必要もないんだから、テロなんてすればただ弾圧の口実になって力で臨むだけ、知識層の薄さから組織的な抵抗も弱く散発的な抵抗では意味ない。
他国も水面下で嫌がらせで妨害するだけで、本気で妨害する国がいるわけでもない、ロシアの拡大を止めたきゃ日本でこと足りる。当の日本は困るけど、そんな力が朝鮮がロシア領の状況であるはずもない。

寧ろロシア領になったら従順に耐え忍んで革命時に独立した方がマシ、過酷な統治の結果独立する体力がなく再吸収もありえるからな

なんか最近の公開文書でロシア軍部と外務省が満韓交換論に賛成的だったのが分かったけどこれをけり出したのが極東総督アレクセイだったそうだね（アレクセイがニコライ2世に対日戦強要させたせいで皇帝も戦争に賛同的になってしまい軍部と外務省と内閣も同意せざるおえない事態になった）
これ見て思うことは本当にニコライ2世は他人の指図を受けてから動くタイプだったんやなって感じたわ

アレクセイじゃなかったエヴゲーニイ・アレクセーエフ（修正）

まぁ言うたら何だけどボンボンの中のボンボンだしね
世界構造自分の手で作り替えたいとかいう妄執に取りつかれず、儀式や外交といった公務に追われ、家庭人としての時間まで持てば
極東の小国との対立をどうカタをつけるかという問題に強固な見解など持ちようがない

だからこそ一度開戦まで至っておきながら、手詰まりムードに乗っかってのアメリカ介入による講和という日本の勝ち逃げ路線が成り立ちうるわけだけどね
皇帝本人に事態をどうしたいという強固な意志があれば、日本の思うように事態を動かすことは出来なかっただろうよ

アメリカの講和案を突っ撥ねてあのまま戦争を続けていれば詰んだのは日本の方なのにニコライ二世を始めとしたロシア首脳陣は無能すぎる

言うてロシア兵はもう完全に士気崩壊してるしロシア国民は怒り狂ってるし
せっかく持久戦の戦略をとるクロパトキンを首にして日本軍をガンガン叩くべしと主張するリネウィッチを据えたのに、そのリネウィッチは結局兵士をまとめるのに精いっぱいで一回も攻勢に出られてない
あのままやってればロシアは勝ってたってのはベトナム戦争続けてればアメリカは勝ってたと同じぐらい無意味なifだろ
そんなんどうあがいても出来っこないんだから
もしやってたらソ連爆誕してたんじゃねえの

ロシアが何が何でも日本をぶっ殺したる！これは絶滅戦争じゃ！ぐらいの気概持ってたら続けてたかもね?
でも当時のロシア国民たぶん日本の場所すらよく分かってないし
満州とかいうアジアの端っこの奪い合いにそんな総力戦レベルのやる気出るわけないよね

そもそも「総力戦」って概念すら無かった時代だしね。
首都で革命起きてんのにシベリアより遠い場所のドンパチなんてかまってられるか！って感じだわな。

日本本土まで押し寄せるのは無理じゃね？
自前の海軍は壊滅状態で本土に殴り込みに行ったらただの的になるし
満州と朝鮮を統治してやるぞという側近に感化される程度には皇帝はやる気になってたらしいが

軍部と官僚が満韓交換論を支持してた理由なんだけど、これ軍部にとって極東問題より欧州のドイツのことで揉めてたから「極東なんかよりドイツ帝国の動向注視しろよ」って考えになっててそれで極東において朝鮮半島と満州を両方領有するべきの考えだったアレクセーエフと対立した。（ドイツに関してはヴィルヘルム2世の動向のヤバさに欧州各国が舌を巻いてた）

でもドイツ帝国も外交工作で日露戦争を単に日本vsロシアの戦争ではなく太平洋、欧州、アフリカ、中央アジアにおける英ｖｓ仏露の戦争に発展させたかったというのもあったそうで

これに関してカイザーも「この戦争でロシア、フランス、日本、英国は互いに大規模な戦争を起こしそして長引く戦争で疲弊し英仏はすべての植民地を維持できるだけの力を失うだろう。その時にアジア、アフリカの植民地は何も代償を得ずに我々のものになる」と陽気に言ってた模様