ニコニコ大百科

記事作成乙です

もう猛虎魂の申し子って言っても過言じゃないっていうか今の阪神タイガースはおろか日本のプロ野球にこんな気持ちで野球をやる人がいるだろうか・・・

今のプロ野球は「金！女！酒！」の三拍子だもんなぁ・・・

昔の選手のほうが金酒女だっただろ、今の選手はおとなし過ぎるってOBから言われてるし

長嶋の通算ＨＲが444本、村山の通算勝利が222勝、両者の対戦回数が333回らしいな

アナ「どんな投手でも大量リードのときに手を抜いてしまうようなことはあるんですか？」
小山正明『それはあります。一人を除いて』
アナ「誰ですか？」
小山正明『…村山』

(´；ω；｀)

しかし時代が時代とはいえとんでもない投手だよなあ。
リリーフとかしながらだったからって叩く人はいるけど、
どの時代にも2リーグ制以降で規定投球回を超えて、
防御率0点代で終えたのは村山さんだけだもんなあ。

いろいろな所で
村山は死ぬまで天覧試合のサヨナラホームランをファウルと言っていた、
となっているけど1983年に発行された「 天皇と背番号3―長島が神話になった日」という本では
「あの日ホームランを打たれたことは自分にとって勲章」と言っているんだよな

暗黒時代の不運な監督ってイメージが強すぎたが、過去を知れば知るほど凄すぎる大投手だと分かる。

防御率0.98もそうだが、366イニング投げて防御率1.20とか怪物すぎるわ…

長嶋村山　王江夏のライバル関係で個人的に一番男気を感じる点は300打席以上の対戦があるのに死球は双方とも「0」なんだよね　本当正々堂々の勝負という男の意気が感じられる

完全に笑ものにされてる猛虎魂という言葉
しかしこの人のそれはホンモノだわ
男の中の男、ってのはこの人の事を言うんだな

六甲おろしの歌詞はまさにこの人のためにあるんじゃないか
特に2番や3番の歌詞はもう

村山実が監督となり、そして伝説となった７０年

村山は黒い霧のたちこめる中、阪神タイガースという巨大すぎる闇と闘っていた

敵は巨人ではなく球団だった

暗黒時代真っ只中に聞いた噂だが、ある試合で、投入したピッチャー達がことごとく打ち込まれ、たまりかねた村山監督が「ピッチャー交代、ワシ」と主審に言ったとか・・・

「スーパーマリオくん」で有名な沢田ユキオ先生とも接点あったんだなぁ…
サラリーマン時代の沢田先生に漫画家になる夢を追うよう後押ししたとか…

先発で防御率0点台。と今では出来ない記録持ち、今年阪神の後輩である村上頌樹が1.75で最優秀防御率を取ったこともスゴいけど、当時と今じゃ時代が違うからね。
監督としては
・ランディ・バースが子供の病気で帰国、そのまま解雇
・掛布雅之と山本和行の引退
・ホームラン王トップだったセシル・フィルダーが骨折でリタイヤ、ヤクルトのラリー・パリッシュにホームラン王のタイトルをさらわれる
と悲運続きだった感じがする。チームが暗黒時代に入ったからなァ・・・。唯一の功績は和田豊が主力となったくらい。