ニコニコ大百科

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その話。当時の兵学校教頭があの木村昌福中将なんだから、栗田さんがふざけた理由で処分なんかしようとしたら全力で止めてると思うね。

栗田中将の兵学校校長就任に関しても、「レイテの左遷人事」とか言い出したら、木村中将（当時少将）も左遷人事か？って話になるわけだし。そこまで、徹底的に叩く方向に持って行くのも気の毒過ぎると思うんだがねえ。
仮想戦記の愛読者は佐藤大輔を神格化しているから、その辺も影響あるのかな？

神格化されてるのに「はよ続き書けデブ」って言われてたのか佐藤御大……

学校てのは体のいい左遷場所だ。
確かに頭がいい人物がつくが、主張が強すぎたり熱すぎて煙たがられたりするタイプ。
学校長ならば、生徒に気合と根性の教育だけしてくれればよくて、後は現場で修正すればよいのだ。
学校に据え付けておけば、現場に出てきて、うるさいことを言わないからな。

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落ち着け。>>216は栗田批判ってわけじゃないと思うぞ？
栗田中将はレイテ後に「航空支援のない戦場に艦隊を突入することには断固反対する」って聯合艦隊に上申しているわけで、それを参謀達は「現場の勇気がないだけだ」と一蹴しているわけで。当時はサマール沖で評価されていた栗田の発言力が増したとも考えられるから、兵学校校長へと追いやってやっかい払いをしたってのは有り得ると思う。

それはそれとして、兵学校の位置づけが時代によって変わることもまた充分あり得ることだけどね

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今やってるガンダム・ジ・オリジンを観てきたら、ティアンム提督がジオン本国を目前に引き返したところが栗田ターンにしか見えなかったわ

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栗田提督が戦後沈黙を守った理由が子供の頃は全然分かんなくてモヤモヤしたけど、今はすげーよく解るわ。

作戦の失敗の一番の責任者はやはり連合艦隊司令部だろうね
基地航空隊の支援を受けれて初めて成り立つ水上艦隊の突入作戦なのに、基地航空隊の戦力が半減したのにその対処も立てずに作戦を実施して案の定栗田艦隊は大打撃を受けたのだから

栗田艦隊って反転した時点で戦力は半減し、残余も殆どの艦が損傷していて、そのまま進撃を続けていても突入は無理だった
こんなことは現場にいる指揮官達は分かりきっていた
だから小沢も作戦前に意見具申で栗田艦隊へ直協の航空戦隊を加えるべきと言っている。

そういった現場の意見をくみ取らずに作戦を行い、失敗したら作戦後に「現場の勇気が無いだけだ」などと言い放つんだからもうこいつらはどうしようもない。

こんなコチコチの根性論者が小沢艦隊や西村艦隊の犠牲を無にしたというのが妥当だろうね。

第3艦隊の戦闘開始の一報を受けて北進したと言い訳してるわけで、囮作戦成功したことをここで認識しています。失敗ならば戦闘が発生してないんです。栗田は自艦隊が会敵したことを囮失敗の判断材料に含めているようですが、囮成功だろうと戦闘が起きるのは当然です。アメリカの進軍を2日間も待ったのは栗田なのですから。現代では下手な言い訳は通用しません。

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補足
24日に届いた電文を含めても24日に栗田艦隊艦艇に届いた小沢艦隊の情勢を伝える電文は
・第241138番電　攻撃隊出撃の報告（1YB、10S、大和、金剛、矢矧に記録）
・第241439番電　前衛南方進出指示などの状況報告（1S、大和）
・第241715番電　前衛へのルソン島東方の敵への攻撃指示など（1YS、1S、10S、金剛）
・第242127番電　前衛の北方退避命令（大和）
だけです

これだと、小沢艦隊の11:38分起案の攻撃隊出撃の電文では攻撃隊を出したという報告で、この後どうなったかの報告がありません。攻撃が成功か失敗かの連絡もありません
当時の航空戦では出撃しても敵を発見できずに帰投する事は良くある（マリアナ沖海戦や第二次ソロモン海戦など）し、そもそも小沢艦隊がハルゼーを発見し攻撃したからといってハルゼーが小沢艦隊を発見し、北方に向かい、囮作戦に成功したと判断できる材料にはなりません。

他の前衛部隊への指示電文も、ハルゼーが北方に誘われたことを示唆できるものではなく、この4通の電文で栗田艦隊が囮作戦は成功したの判断できるだなんて全く出来ません

大体前衛部隊が進出したのも、囮が成功していないと考えた小沢が前衛部隊を前進させて見つかりやすくしようと考えて命令したのであり、つまり「成功してないからの処置」なんです
そんな電文を受けたって、誰が「成功した」と思うんでしょうか？

※因みに最後の退避命令も、栗田艦隊が一時反転した報告を受けて前衛が孤立するのを恐れたからの退避命令で、成功したと判断したからの退避命令じゃないです。小沢艦隊はこの後栗田艦隊の再突入電を受電出来なかった事から、最近では小沢は栗田が再突入をしていた事を知らなかったとも考えられています（四航戦司令官が作戦後に小沢に会った時小沢からそう聞いたと証言している）

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栗田ターン以下の栗田中将批判は、史実にわか・初心者勢がだれでも通る道だろうが、上で何十回も説明されてるにも関わらずなんで未だにこんなあほな批判者が沸くんだ？
栄光ある（笑）大日本帝国海軍の亡霊の仕業か？はたまた権威ある（笑）妄想火葬戦記の作家のせいかｗ

>>233
まあ当時大和の副砲長だった方ですら、チャンネル桜とかであんないい加減な発言してるんだから文筆業先生程度じゃこんないい加減な事しか言えないんでしょう

あの副砲長の番組はYouTubeとかでも流れてるけど小沢の短刀の話といい、実際は真っ赤な嘘なんだよね
まずあたかも当時艦橋にいたかのような発言してるけど副砲長の配置は栗田らのいた艦橋じゃないし旗艦変更で司令部が２つも艦橋にいる事になって手狭になり、大和の幹部は必要最低限を残して艦橋を離れており艦長副長ですら艦橋にいなかったのに、艦橋配置でない副砲長が戦闘行動中にその場所にいる訳がない
しかも実際に艦橋配置でレイテ沖海戦を戦った都竹卓郎さんは副砲長の話を全くの出鱈目と雑誌「歴史街道」で断言してすらいる(副砲長を作戦中艦橋で見ていないし参謀と副砲長が口論したのも見ていないと言っている。また小沢の短刀もレイテ沖海戦前に副砲長と小沢が会うことは物理的に不可能とも言っている)
まあよく言って別の出来事を混同しているのかも知れないが、せめて自身の記憶が正しいか検証してからテレビで述べるべきだろうね

因みに副砲長は都竹氏の発言の後に出した本では整合性を取るためか一部内容を変えるという暴挙に及んでいるけど、かえって整合性が取れなくなる事態になっている

結局、誰かのせいにしなきゃ居られないろくでなしどもが、現場の責任者で戦後も多くを語らずに亡くなった栗田提督にヘイトを向けているだけなんだろうね。
そりゃ、小沢艦隊や西村艦隊の犠牲が無駄になった事実はあれど、それは栗田の責任以前に、連合艦隊司令部がアホな作戦立てたせいなのにな。

サマール沖のタフィ３の命がけの奮戦で栗田艦隊の主力はもうボロボロだし。大和と長門が健在でも羽黒と利根以外の重巡が壊滅状態なんだから、まともに戦う事なんて出来ないし、仮に突入したとしても山城が辿った最後と変わらなくなるだけだね。

ようするに、「沖縄特攻や原爆の的になるぐらいだったらレイテで散らせるべきだった」って言う、乗組員の命や未来なんてこれっぽっちも考えていない連中の人でなしっぷりの証明でしか無いように思える。
で、そう言う考えこそが、小沢艦隊や西村艦隊を犬死にさせたって事には考えが及ばないんだろうね。

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しかし、何度読んでも「気の毒」と感じる戦いだったな。
栗田提督だけじゃなく、小沢、西村、志摩の各司令官や現場の将兵達も。。。敗軍の将としては批判されても仕方がないのかも知れんが、臆病者・愚将（栗田）とか戦犯（西村）なんて評価は理不尽にも程がある。
結局、槍玉に挙げられるのは現場で、後世の批判すらもまず現場からはじまるって言う悪癖はどうにかした方が良いと思うんだがね。

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失敗の責任を現場に負わせる事は日本じゃよく見かける事例だけど、大抵は現場よりも上の責任者の方が責任が重い事が多いんだよね
レイテ沖海戦も連合艦隊司令部がもっとまともだったら負けたにしてもまだマモとも結末だっただろうに

>>229
あと訂正とお詫びですがここで書いた内容で機密第241715番電の記録部隊で1YSは1YBの誤植の上、実際は受電記録はありませんでした。誤記したようです
正確には1S.10S.金剛の3箇所で受電記録がありという事です
訂正してお詫びします