ニコニコ大百科

あとこの際言うけど地球のすぐ隣で搾取されながらも戦争出来るような余裕があるサイドのコロニーに住んでるスペースノイドが自分たちのことを開拓者と言うのも釈然としない。
木星周辺で必死に生きてる人達の方がずっとそれらしいし地球との関係も距離の問題とはいえ最低限な所がエレズムの理念に沿ってる気がする。
その潮流を受けてるマフティの構成員も地球でテロなんて悲劇と汚染しか産まない行為を取るよりアースノイドに宇宙に住みたいと思わせるために宇宙開発を進ませる努力をしたほうがずっと建設的だと思う。そりゃ一代で歩めるような道のりじゃないだろうけどそもそも自分たちで人類のあり方を大きく変えてやろうと思うこと自体が救世主妄想自味てるというかアムロが言ってたようにエゴでしかないと思う。

＞アースノイドに宇宙に住みたいと思わせるために宇宙開発を進ませる努力をしたほうがずっと建設的だと思う。

そいつは、宇宙居住者に高い税を課して地球居住を特権階級のステイタスシンボルにしている
地球連邦政府に意見すべきことじゃないかな

>>1435
>隕石落下後も地球連邦政権を維持するためならある程度の数の地球の市民は維持する必要があるだろうから

これがまず不要でしょ、ってのがシャアでありマフティーの主張。逆にシェルター作ってまで、居住に適さない地上に人間を残さないと政権を維持できない理由が、個人的に思いつかない。
今作の冒頭描写にある通り、UC105では閣僚や高官は家族含めて宇宙からわざわざ地上に降りてきていることからして、少なくとも彼らは政務も生活基盤も宇宙に移ってるわけだし。これがシャアの反乱の影響だとしたら、シャアの目論見は一定の成果を上げたことになるが。

>>1441
>アースノイドに宇宙に住みたいと思わせるために宇宙開発を進ませる努力をしたほうがずっと建設的だと思う。

富野ガンダムは最終的にそこに落ち着くのが常なんだけど、最初からそうだと物語が始まらないというメタ的な事情。
劇中理由では、その努力が色々な要因で踏みにじられたって経緯が積み重なってる。
・ジオン公国によるコロニー潰し
・デラーズフリートによるコロニー再生計画を利用したコロニー落とし
・上記を大義名分にしたティターンズによるコロニー潰しとスペースノイド弾圧
・シャアによる資源採掘小惑星の質量兵器利用
と、まあアナハイム中心に宇宙経済圏拡充策を色々努力している勢力はあるんだけど、宇宙開発そのものが潰される、ないし開発に必要な前提要素が後退するイベントが多すぎた。

小説なんかの描写によると、適切に管理されてるコロニーでは空気は綺麗で、
変な病気持ってる虫も動物もいないし天気も温度もほどほどに管理されてるんだから
自治権はともかく税制を地球と宇宙で逆にするだけで、いくらでも地球から逃げる人間は増えそう
ついでにハナから税金も法も関係ないﾋｬｯﾊｰな皆さんが、どんどん地球に潜りそうだし一石二鳥
地球をバイク乗りの楽園にするのだ(リアルバイク乗り並感)

>>1443
あの閣僚たちが宇宙住みでそういうタイプというだけかと
マフティーの掲げてる物的に暗殺する必要あるのか疑問
派閥抗争で邪魔だから狙われた線もありそう

>>1443
特権階級以外に一般市民が数多く地球に残る理由の一つに、一年戦争で地球上の人口が激減したとはいえ、地球に住む全ての市民をコロニーに住まわせるには金がかかりすぎるのもあるだろう。
コロニーの値段はもちろん整備費用も馬鹿にならんだろうし。
コロニーの生産コストが下がり、食糧生産や整備も自力で行えるようになり経済も黒字になれば、宇宙移民も進むだろうけど。

>>1446
死んだ閣僚の補充要員は宇宙からアデレードに補充されてるから、「そういうタイプというだけ」と言うほど例外にはなっていないっぽい。
マフイティーが暗殺する必要があるかないかで言えば、アデレード会議に出席する閣僚である以上最初から暗殺対象に入っている。劇中でもダバオのホテル滞在の閣僚は、ガウマンの攻撃で数名死亡している。
派閥抗争云々は、偽マフティーに政敵が搭乗情報流して狙わせたって意味かな？ 身代金払われて解放されれば、失脚する余地がないから、蓋然性は低いかな。

>>1447
マンハンターの存在理由と執行内容的に、それも主要因としては考えにくい。
どの道シャアやマフティーのやり方は、「そういう理由を付けて例外規定設けてる」こと自体を認めない、問答無用なのでまあ平行線よね。

考えてみれば、アムロもカミーユもハサウェイも、元々は地球居住権を持つ特権階級世帯の出身なんだよなぁ。

「コロニーの方が快適じゃね？」は、アンオフィシャルではあるが漫画『ムーンクライシス』のタウ・リンの回想が印象的だったなぁ。地上の底辺層は、事故に遭っても病院に行くことすらできない。
コロニーは比喩ではない物理的閉鎖空間での共生関係である以上、社会的落伍者を浮浪させたまま放置は行政上絶対にできない。公衆衛生意地の為にも、最低限の生活支援プログラムなりある可能性はある。

最後には月の繭に行き着くので好きに生きて

同じコロニーでも経営が潤っているコロニーは整備もサービスも行き届いて住みやすいだろうけど、シャングリラのように老朽化が進み治安も経済も最悪なコロニーは住みづらいだろう。
貧乏なコロニーの中には整備をケチりすぎた結果、空気漏れなどコロニー市民の命にかかわる事故を起こす所も少なくないのでは？

木製圏までの全ての宇宙生活圏が、経済面はともかく地球からの資源に依存せずに閉鎖生活環境を維持できるなら連邦との力関係はかなり変わるけど、その辺りはあまり語られてないかもね
後の時代に外宇宙に旅立った一部人類は恒星間航行に必要な諸々のハードルを超えられたんだろうけど

引っ越し公社みたいに真面目に宇宙移民と開拓を進めてる人たちも時代に同時に存在して、規模は不明ながらいずれ外宇宙に進出できるってのは、間違いなく宇宙世紀の一種の救いだと思う

>>1451
>貧乏なコロニーの中には整備をケチりすぎた結果、空気漏れなどコロニー市民の命にかかわる事故を起こす所も少なくないのでは？

シャングリラ(サイド1・1バンチなので島3号型の最初期?)レベルでもそんな描写はなかったから、「少なくない」とは言い難いかなと。あそこの行政サービスの質が悪かったのは確かだが、外壁維持はサービスではないし。サイド3/6(Z時代は5)以外は1年戦争で無傷のコロニーがほぼないから、これを一過性の現象とみるかでも判断分かれそうね。
他の点だと、コロニー毎の経済レベル(税収)とメンテナンス費用裁量を直結させちゃうと、コロニー行政府自身が予算編成権と執行権を持つ地方自治となる点。UCの「自分たちのコロニーの市長の選挙権すらない」と言う設定と若干矛盾しちゃうんだけれど。市長は中央からの任命だけど、コロニー議会(あればだが)はコロニー内選挙で選ばれるとか？

タイガーバウムみたいな風俗コロニー(直球)を個人で所有してるおっさんがいたり
マシュマーがどこかから妨害もされずに一基調達して落っことしたり
アナハイムなんかコロニーレーザーを発射可能な状態で管理下に置いてたり

どないなっとんじゃ連邦政府の管理ィ！

>>1454

無粋を承知でマジレスすると、

>タイガーバウムみたいな風俗コロニー(直球)を個人で所有してるおっさんがいたり

ZZ前後の時代、タイガーバウムが属するサイド3はジオン共和国の一応の自治領なので、連邦政府の直接管理下にはない。

>マシュマーがどこかから妨害もされずに一基調達して落っことしたり

調達元のサイド4(旧サイド5・ルウム)はデラーズフリートが拠点建設できるレベルの暗礁地帯で、のちのフロンティアサイド建設までまともに管理されてない。
因みにティターンズもこっから廃棄コロニー調達して月面に落としてる。

>アナハイムなんかコロニーレーザーを発射可能な状態で管理下に置いてたり

一応連邦軍の管理下にはある。

>>1442
どっちにも言える。でも連邦政府の本音としては宇宙開拓に必要以上の興味が無いだろうから客観的な良し悪しは別としてそれに力を注がない事はおかしくない。
そもそも宇宙世紀の人類が地球にかける負担ってそれほど重いのか疑問に思えてきた。環境汚染の主なる要因といえば発電・工業・農業だけどあの世界だと核融合炉、月などの地球とは離隔された環境で軍需品を大量生産できる工業技術、自給自足どころか地球に売れる程の生産性がある農業プラントがあるから現実よりずっとマシな状況だと思える。

>>1453
シャングリラで空気漏れなどの事故の描写がなかったからシャングリラ以外の同年代の貧乏なコロニーも大丈夫という保証も無いだろう。
スペースコロニーもいつかは耐用年数を迎えるわけだし、余程黒字のコロニーかあるいは建材にナノマシンを使用してメンテナンスフリーで長寿命化したコロニーでも開発しない限り、コロニー産業は割に合わないのでは？

コロニーは常に与圧しているから、老朽化したコロニーがメンテナンスを怠れば空気漏れはもちろん、最悪の場合は空気圧で破裂するかもしれない。

「実の所一年戦争前後の時点で既に地球資源に頼らず宇宙で生活できるだけの技術も資源も確保できてる」のだとしたら、残る問題は政治と経済、そして思想(精神)だったという話になるんだよね

ハマーンの「アステロイドベルトまで行った人間が戻って来るってのはなぁ…」というセリフが思い出される

宇宙世紀の「作品で描写されてる部分」は、実は「地球に魂を縛られた人々の右往左往」でしかなく、見えない所では外宇宙へと飛び立つための地道な努力が続いてる、という

海外で本作がシリーズ初見の人（最近配信始まった）が結構盛り上がってるあたり単体作品としての出来の良さが伺える
そういう人らの間で「シャアって誰だよ」「ハサウェイの回想で奥に向かって滑っていくおっさん」というやり取りが定番化してるの笑う
本編最終盤の醜態がネタにされるよりは奥に向かって滑っていくおっさんの方がマシなのだろうか…

>>1457
>>1458
「空気漏れなどの市民の生死にかかわる事故も"少なくない"だろう」という推定に「それを証明する劇中描写はない」のは事実だね。
「技術的に可能性がゼロではない」かどうかは特に言及した覚えはない。
てか予算やら黒字やらも、劇中描写に根拠がないから、仮定推定が多すぎてこれ以上は議論に適さないかなぁ。むしろ反証の方が目に付くし。

とにかく想像でも何でも連邦叩いとけばいいや的なアレな投稿が混ざるのはあのカボチャ以外はイライラしながら見てそう

ギギの年齢19歳(原作小説では明言はされてないが二十歳前後)って、Z時点のハマーン様と1つ2つしか変わらんのよな。
今作登場人物全体の年齢層が高めってのもあるが、老成したハイティーンが多いガンダム作品では、珍しいキャラかもしれない。ギギもある意味世間擦れしまくってはいるんだが。

Vの時代まで行けば地球がもう割とマジでヤバくなって月に移るから…
そして宇宙戦国時代に…

環境がやばくなったら地ならしで踏みつぶせば、更地になるからヘーキヘーキ
なお宇宙育ちには埃っぽいらしくマスクしてたり、海を魚の腐った匂いと評したりなかなか不評の模様
宇宙戦国時代以降は宇宙を汚さないために、地球上だけで戦争することにしよう、地球がリングだ！

下巻のケネスの発言で宇宙世紀105年にはスペースノイドにも選挙権があることが分かる
なおスペースノイドへ利益導入してくれる候補者を選ぶので地球への興味は薄れている模様

>>1460
それは面白すぎるｗ

ならアムロもそういう感じなのかな
急に出てきて「なんやこの声」みたいな

地球連邦の絶対民主主義選挙権にスペースノイドを含まないのは、
UCオリジナル設定のはず。閃光のハサウェイでは、コロニー居住者はコロニー内政にしか関心がなく連邦の政治には無関心なので改革が進まない、という設定かと

エゥーゴやシャアの主張が多少は効いたのか、ハサウェイの時代には、地球居住者はごく僅かな特権階級と同じく僅かな追われる不法居住者だけに激減している
タクシー運転おじさんの主張によれば、その激減した人口なら当分は地球も受け入れられるし、それはハサウェイも認めた

そんな中で、スペースノイドの無関心と無責任な声援を背景に、暇なんだなと言われながら千年後の地球の為に足掻くハサウェイは、実に悲しい

F91のノベライズだと、新しいコロニーは居住環境をよくして住みやすくします、という話だったな。
まあコスモバビロニアの領土となりますが

>>1467
基本的に作画の良い本作であのシーンのシャアは妙なチープさがあるのがウケたらしくアムロはそんなネタにされてないな
なんなんだろうなあのスィー→って感じで滑ってくシャア