ニコニコ大百科

もともと、ニュータイプはスターウォーズのジェダイからヒントを得てパクりつつ
子供がすいすいと巨大ロボットを操縦できてしまえる理由付け
（ボトムズのキリコがなかなか死なない主人公補正は異能生存体だから、みたいな理屈付けと同じ）で
ザンボット3の睡眠学習みたいなリアリティを
上げる意味でしかなかったけど
そこから富野が踏み込んで『戦争の世の中で、戦争の繰り返しの歴史を乗り越え克服できるかもしれない可能性』にまで意味を拡張して
作品テーマにまで影響を与え、対するイデオンでは『人は死ななきゃ争いを止められない』
ニュータイプ論が存在しない場合のネガティブな結論を描いて見せ、
以後の富野作品は『人間には可能性がある』と『バカは死ななきゃ治らない』のポジティブとネガティブの葛藤だった

そこからブレンパワードで『喧嘩はいいけど戦争（殺し合い）はダメだ、喧嘩のあとは仲直りしろ』結論に
Vガンのネガティブ、うつ病を乗り越えた富野が前向きになってみせて『∀ガンダム』『キングゲイナー』『リーンの翼』『Gレコ』でも
ニュータイプに頼らない人間の交流と共存の可能性を描いた

福井晴敏のUCとNTはアナザーのガンダムXと同じで、F91以降に繋げるために
宇宙世紀世界でニュータイプ神話に決着をつけてつじつま合わせし、以降のクリエーター（UC NexT 0100 PROJECT）を自由にするための幕引きだったと思う

あと福井晴敏や製作陣が意識してたかわからんけど
今ちょうど連載中の機動戦士ガンダムサンダーボルトとも繋がってる話の幕引きで
アンサーにも感じる

ゾルタンやフロンタルとまるで同じ立場なのがサンダーボルトではレヴァン・フゥ
（イミテーションのニュータイプで、奇跡の聖者を期待した人類のエゴの被害者）で
そのレヴァン・フゥが未来を予知して名指しで批判してたアナハイム
強化人間を生み出したニュータイプ研究の諸悪の根源・連邦もジオンも
まとめてこの話で決着付けたからな

ヨナがミシェルを嫌ってたのって同族嫌悪みたいなものだったのかも。あの二人の差って奇跡に届きうる手段を知りえてかつそれを実行するための力を振るえる立場にいたか否かでしかなかったわけだし。

>>106
UC2がいつの時期の話になるかが気になる。
オールズモビル戦役辺りの時期ならミシェルと別の形で暴発したボッシュがいるわけだし、ニュータイプ神話の終わりの始まりを描いた今作の続編の舞台にふさわしいと思ってたが、本作から四半世紀も後の時代じゃ離れすぎてて無理か…。

今日見てきたけど、最後ヨナくんを助けにやってくるのがよりによって自分達が研究された結果、生まれたMSと関わりがあるのが複雑というかなんというか。
なんかヨナくん達はゆくゆくサイコフレームを使いこなして二人に逢いに行ったりするんだろうか？んで、この人たちが最終的にターンX作ったりするんだろうなぁって考えたら
すごくしっくり来たというか。

>>119
ノベライズ版読んだけど、やっぱりバナージは胸中に『あちら側』への未練を抱えてたのか。本当の意味で「みんな」のところには帰ってこれなかったんだな、とわかって複雑な気持ちになったわ。

今回袖付き側はほぼゾルタンだけで戦果挙げてるな
巨大MA単騎で連邦を圧倒する様は鉄仮面を思い出すね

>>126
赤いの持ってるし白は買わねーと思ってたけどあんな活躍するなら欲しくなったわネオング、プレバンの発表も本編公開以降だったらまだ好意的に受け止められたのかね

元のスペックがスペックだからゼネラルレビルとクラップ一隻だけと言わず
ビグザムやユグドラシルばりの大量破壊をやってもらいたかったとも思った
スケールがこじんまりとなりがちな宇宙世紀外伝はこういう時困る

リタはバナージが行きついてしまった先だったんだろうな・・・

>>123
嫌ってはいなかったのではなかろうか？
「嘘つき」とはいっていたけどそれ以上の事は言ってないし・・・

ミシェルが奇跡を求めてしまったのはヨナと違って自分で言い出したことだったからじゃないかな
三人全員が生き残るためとは言え実際リタを地獄に叩き落としたのはミシェル自身で
あと多分・・・それだけじゃなく彼女への嫉妬の感情もあったんだろう
だからなんとしても刻を支配できる奇跡の力を「どんな犠牲を払ってでも」手に入れる必要があったのだと思う

あんまり関係ない話だけど、ミッキーマウスとミニーマウスの中の人が、
サイド6のコロニー戦において敵同士で戦ってたのね
ミッキー→フランソン、ミニー→エリク

とは言えことあるごとに艦隊が全滅していたら連邦もそりゃ弱体化するよな。

そもそもMA一機居るとはいっても旧式もいい所なチべ級一隻に
ゼネラルレビルとクラップ級とか過剰もいいところだろう
小舟一隻沈めるのに艦隊動かすほど暇じゃないだろう

>>128
メガ粒子砲全部ぶっ放して連邦のMSを大量に撃墜したうえにサイコシャードでヘリウム３のタンクをコロニー落とし以上にヤバイ巨大なミサイルに仕立て上げようとしてたぞ

さすがにこれ以上はヤバイじゃ済まん

>>122
そういう意味では南洋同名の信者連中も、ゾルタンみたいな者たちを『奇跡のために切り刻んだ』連中と同じ穴の狢なんだよな。兵器として求めたか、拠り所として求めたかの違いだけで、『現象』を道具として利用することしか考えてなかった。

ゾルタンとエリク中尉の中の人がよりにもよってゴブリンスレイヤーと剣の乙女…　ゴブスレさんとゾルタンはあらゆる面で真逆な狂人だな。

見て来た…いやあ良かった。
惜しむらくはパンフレットが完売してて手に入らなかったことかな？
色々言いたい事あるけど取り敢えずサイコフレームぱねぇ…

あまり期待せず観に行ったがキャラの作画が一部おかしな事になってる以外は普通に面白かった。ティターンズの連中に連れてかれる前にヨナに向けたリタの表情で不覚にも涙腺緩んでしまったよ…。後個人的な想像だけど撤退言ったら素直に従ってたり裏切られたと知って殺した後で泣いてたりとゾルタン、中尉に好意抱いてた感じ？

作品単体としては間違いなく面白かった
その上で苦言を呈したくなる点もたくさん出てくるのは俺が悪いガノタなせいだな
これまで第二次ネオ・ジオン以降は一応短いながら平和な時代だったはずなのにまたしてもコロニーで一般市民が犠牲になったシーンは、戦闘の凄さとかシナリオの妙とかの前に「またかよ・・・」という思いが先に来てしまった
その先導となったミシェルが世間的償いの前に逝ってしまったのはなんというか仕方ないが卑怯にも思えた
自身の意志で魂だけになって・・・というのは無駄にはならなかったが、やっぱ無関係の人巻き込んで「何故わからない」は無いよな
仮に全ての人が昇華されたらまたその先で争いが起きるわwまずZの時点で死者同士が対立してたしなぁ…
あと３部作の始めとは言えUC、というか過去作の焼き直し感が強くて、ガノタ向けでありながらガノタにとって新鮮味が薄かったのも惜しい
繰り返すが単体としてはちゃんとまとまってて見ごたえもあった
でもボスがちょっとヒャッハー過ぎない?

>>138
いや裏切られたら道具でも悲しいんだよって台詞あったから
仲間（部下）に裏切られてガチで悲しかったんじゃない？
しかしゾルタンも良いキャラだったなぁ……

失敗作だって見捨てられたら傷つくし腹も立つ
撃ち殺したあと出撃する際に涙見せてるしな

失敗作扱いのゾルタンとただ横流しされただけで
碌に仕組みも分からんネオジオング
見捨てられた双方が大暴れ

小説版を読むとヨナ、リタ、ミシェルとサイコフレームの光を通じて精神感応した時にゾルタンは肉体を失っても通じ合える可能性に恍惚を感じてるんだよな…。
それ読んだときにこれほどの奇跡と人の可能性に触れているのにオールドタイプには決して理解されないニュータイプはとても孤独な存在なんだなって辛くなった。あれほど絶望しているゾルタンですら溶かすほどの暖かさが確かにあるのにそれが伝わることはないっていうのがひどく悲しい。

最後の激熱展開は中毒性あるな。
見るまでネタバレ避けて正解だった
あの驚きと興奮はまた味わいたくなる。

観てきたけど、良い意味で裏切られた感じがした。
主人公達が、魅力的だしラストシーンも熱い。
それでいて、アムロとシャアは出演してないのに、逆シャアのラストシーンが話の軸になってるせいか常時意識させられるのも、過去の作品が好きな人には良かったと思う。
あとΖの劇場版でカットされたダカールのシーンが新規カットであったのが嬉しい。あのシーンはΖガンダムが飛び回ってるのが気になって本編の会話に集中できなかった。

あまり語られないかもしれないけどイアゴ隊長の存在も大きかったよな。確かにゾルタンの言う通りオールドタイプ達はまだニュータイプが起こした奇跡の本質を完全に理解できないかもしれない。でも意味があったと信じて主人公達を鼓舞してくれる大人がいるってだけでアムロやバナージ達が見せた光も無駄ではなく、世界は少しずつ変わりつつあると思えるんやなって…。

イアゴ隊長不死鳥狩りを指揮するだけあってかなりの凄腕だよな
ブースターユニット三刀流じゃなかった三本でかっ飛ばしてきて
ネオジオングにぶつけたシーン好き

見てきた。
人物作画が崩れかけてるところがちょくちょくあったり色々言いたいことはあるが、
サイコ・ブンドドの奔流が全てを覆い尽くして満足感だけが残ったぜ。
いいもの見せてもらいました。

フェネクスはＵＣの後始末（ネオジオングとかいうやべー奴の予備機とかいうやべー奴）の為に活動していて、今回の一件でそれが片付いたから人間の手の届かない領域へ去って行った
ＮＴがこれで完結である以上フェネクスが再臨するような危機（要するにサイコ関係のやべー現象）はひとまず終わりということなんだよな
つまり逆シャアから始まりＵＣでぶっ飛んだサイコフレームにまつわるオカルト関連の物語は完全に終わったわけだ
この後マフティーが活動するけどあっちはサイコフレームあんまり関係ない話だし、正しくＵＣのエピローグだったね

ただ予定では閃光のハサウェイの後に仮とは言えUC2が控えてるんだよな
一応F91にはサイコフレーム自体若しくは培われた技術がつかわれてるし
一部解禁されるような流れがありそうだが
DG細胞災害の後封印されたナノマシン技術がその後研究再開されてるし

中井さん、1年戦争でマドロックに乗ってたエイガーで出るのかと思ったら違った。