ニコニコ大百科

正義の味方というけど、本質的には「正義に依存した人」みたいに感じるわ
自分の軸がない、自分を信じられない、自分で決められない、だから誰かの決めた正しさに依存するという感じ
正義という大樹に寄り添っていれば安心というようなもの

元々が思考停止だから信じた正義に裏切られると、やっぱり思考停止で真逆の方向に突っ走るだけになったり
誰かの決めた様々な正しさを全て実行しようとするから自己矛盾したり、ハードルだけが無駄に高い独善に陥ったり

それも違うと思うがなぁ。じゃあ何かに味方しない奴は、自分の軸があって、自分を信じてて、自分で決められる人間か？といったらぶっちゃけNOだし。他人に優しい奴は他人に依存してるだけ！俺はそんな依存しないぜ！とか言っちゃうのが大概、我が強いだけで意思は弱く、矛盾だらけで思考停止した連中ばかりのように。

正義の味方と呼ばれんのは大概、思考した結果、ある正義に共感・賛同し、自身の確固たる意思で信じて、それに味方することを決めた奴らだろう。その正義と自身の意思が望むものが限りなく近い人。

裏切られた程度であっさり迷走するのは、それこそ自分の意思でしっかり選んでもいなかった、正義の味方気取りだったってだけで。あと独善と正義は別に矛盾しない。

人間(というより知的生命体が)なれる正義の味方はロールシャッハが限界。オジマンディアスは救世主。

自分を正義の味方と思い込んでいるクズの集団

>>1021-1022
個人的には「相棒」の杉下右京さんみたいなのが
（現代・現実の社会における）正義の味方像に限りなく近いのかなぁと思う
そして個人的には杉下さんは自分の軸がないわけでも、思考停止してるわけでもないと感じている

単純に悪をしばいて善良な一般人を守るヒーローって定義じゃいかんのかね
また別の正義があるって聞こえは良いけど立場によってそれぞれの利が違うってだけの話だからね

というか「正義の反対は別の正義」「戦争に善悪はない」みたいな言葉は一理あるが、ぶっちゃけ自分を否定された時にその理屈を持ち出す輩は、都合のいい正当化や自己弁護、相手と自分を無理矢理に同列・同じ貉の形にして否定されないようにするため、善悪を有耶無耶にして自分の悪から目を逸らす為に使ってるからタチ悪い。

どちらにも正義がーといかいうけどだったら世間体が真っ二つになるくらいになってから語れと
良いことと悪いことの判断がまだまだしっかりある世の中でそれ語ったって屁理屈にしかならんわ

正しい者が勝つんじゃない。勝った者が正しさを作るんだ。

正義のミカタって番組、御用学者ばっかり呼んでて、そのための番組なんだろうな。

>もともと「正義」とは神仏を意味し、

つまり厳密に言えば、「自分は正義の味方だ」などというものは、
自らを神仏と同列と認識している頭のおかしいやつだって事だな。

正義とは本来、神仏でも無ければ定義できないって事でもある。
そりゃ人間ごときが正義を語れば、ろくな事にはならんわな。

エロゲなんかに歪められた言葉

善悪だとか正しさだとかそういうものが話題になること自体が
もう社会でその通念が崩れ始めている証拠なんだよな
当たり前のように通用しているものをわざわざ意識することはないしな

正解のない時代というのは最近になってようやく言われ始めたことだが
未だに通用しなくなった昔の常識や正解に縋り付いてる者もいる

個人的には正解が無いっていうか、全部が正解で、
それぞれの正解どうしをより合わせていく作業が必要な時代かも。

寛容のパラドックスを乗り越えるには矛盾をより合わせる必要があるから。

>>1034 続き
そうなるともちろん1034を違うという意見もアリなんだ・・・
と言うは易し行うは難しで、それに納得するには
自身の器が足りないこともしばしば・・・

でもそれも含めてアリってことで、
結局自分のできる範囲で相手の言葉にも耳を傾けていく
しかないって感じかな・・・^^;

>>1026
自分もそういうのがいいんだけど最近どこも見かけないんだよな…変に拗らせたがるし…

現実は悪党な屑共が暴れまくってるのにそいつらを裁く正義のヒーローは現れない…

正義とは何かみたいい難しく考える作品が多いけど
一旦全部忘れて馬鹿正直に正義の味方やっちゃうのもいいかもね
そういう話の方が元気が出るんだ

そんなのものすごい拒否反応が出て
全否定署名運動だとか正義の味方キャラを悪に悪の味方キャラを正義に貶める意見なり二次創作物なりが
これまでよりもいつもよりも、ひどく大量に出回り誤解させるだろう

そして作品を世に出した側はこれまでの比較にならないくらい素早く
拒否反応の言う通りに作中の正義と悪をひん曲げてしまうだろう

そのあと拒否反応は正義が成された悪は滅びた現実的に正義の本質は悪だから創作でも多様な汚物でなくちゃいけないんだと…

まあ続編とかでは同じことやってもワンパになるし正義とは〜みたいなテーマに走っちゃいそうだよね

作中の正義への批判というのは、大体が正義という仕組みが内包している矛盾に対してだし
根本には「矛盾は悪であり、許さない」という絶対的な正義が暗黙のルールとして隠れてるよな

もちろん無矛盾なんて不可能だから「正義とは」みたいなテーマの作品は無限の自問自答に陥るし
ストーリーが結論を先送りにしてダラダラ続いたり、キャラがウジウジ悩み続けるのも当然というか

スカッとする勧善懲悪が見たいって声も多いけど
やっぱり、需要の問題で小難しい話になってるんじゃねーかな
何も考えずに見れる正義の味方なんてフィクションとしてもうさんくせーから
客が望んでるからそういう傾向になってるんだと思う

>>1023
だからこそ正義の味方になるために人間を辞める奴もいるんだろうな。

エミヤシロウ(心が死んでるため、実質人間の形をした、正義の味方を実行するロボット)
だの
早瀬浩一(正義の味方をやるために肉体捨てて、生身部分が脳味噌だけになり、人類危機が起きるまで月面でひとりぼっち)

早瀬のほうはよく知らないが、エミヤは確かに“正義の味方”をテーマに描かれたキャラだけど
どちらかというとメサイアコンプレックス的な面があるように思う

まあエミヤに限らず、身の上の不幸がきっかけでヒーローやってるフィクションのキャラって
大なり小なり似たような部分があるというか、だから自己満足とか偽善と叩かれることもあるわけで

>>1031
亀レスだが、
「全然違う」
と言っておこう。
「正義の味方」とは、自分を正義（神仏）と同列だと思っているのではなく、
「人はどうあっても正義にはなれない」
という考えから生まれた言葉だ。

>>1043
エミヤはメサイヤコンプレックスというよりはサバイバーズギルトの方が正しいんじゃないかな？
並行世界の同一存在な無銘も後者の言葉使ってたし、そもそも生き残る為に道中の人々を見捨てた罪悪感や結果的に自分も中身空っぽになった果ての「生き残った自分は何をすべきか」に切嗣への憧れから正義の味方って方向性が付いたんだし。
公式でロボット扱いされる程に壊れて一度全部空っぽになったから、切嗣以外に拾われてたら空白を埋めるものも変わって全然違う存在になってたろうな。
人を救わねばならないって強迫観念はあるから確かにメサイヤコンプレックスもあるけど、そうなった前提としてサバイバーズ故の生き残った・生きている理由を求める衝動」がある感じ。

某新聞記者がTwitterで「記者は正義だ」と発言して炎上してたけど、あれはつまり「私は神です」と言いたかったのかな

非実在正義の味方が許されない、不要とされてる現代は
かつてないほど正常な時代ではないだろうか

メサイヤコンプレックスに突っ込んだキャラはエミヤじゃなくて、龍騎の東條とかだろう。

正義の本質は悪だ。みたいのも醜い物に目を奪われやすい人間が陥りやすい考えで、善悪なんて相対的なものはそもそも本質になりえないだろうし、正義や悪なんてものは幻想でそんなものは存在しない、せいぜい善悪は同じでしかないって考えに至るだけだろう。

結局のところ、正義や悪なんてものは「人が何かをするための理由、動機の一つ」に過ぎないんだよな。

善悪も正義も悪も存在しないから正義の味方同士で殺し合いして一般市民を巻き込もう