ニコニコ大百科

ヒーローは正義を背負う
俗物は正義を使う

正義と悪という図式は錯覚でしかない。実際は、悪がより巨大な悪に呑まれているだけだ

東京の代名詞
もちろん、巨悪と同義ですけどね

正義厨はラスボスになるのがお約束
日本のラスボスは東京。だいぶ末端が寝返っちゃったね。

>>2306
なんか、「合理」と「功利」がごっちゃになってるんだよな
多分この人が言いたいのは功利主義の方

そして、功利主義も正義の一形態でしかない

功利？俺は道徳の話なんてしてないぞ？
利己と利己が衝突して客観性を得て妥協とルールを生む
利己を追求するが故に相手の立場を考慮して合理的に判断する必要が出てくる

個々にとって集団になるほうが有利だから集団化する
集団を維持・発展させる為にルールが出来る
それを巨大化させたものが社会である
そこに正義も悪もない

常に罵り合ってる左翼系の社会正義戦士が「ネトウヨよりも冷笑系の方が憎い」とか言ってたけど正義のヒーロー気取りにとっては対面で戦闘している悪党の攻撃よりも街の市民達の白い目線や嘲笑の方が余程辛くてそれを敵の立場に引き摺り降ろそうと適応機制が働いてるんだろうな

この世界に正義があるとすれば
正義は自分の中にしか存在しえないと自覚することだ
他人に対して正義を盾にして攻撃する人がいれば
そいつのことは悪魔だと思え

これが個人主義の発想です

>>2306はかなり本質ついてると思う。

悪い行為を規定して公権力で罪にするのが法律だけど
人を殺してはいけない、とか偉そうに言いながら
戦争の人殺しや死刑は肯定したりとか
家畜は人じゃないから殺してもＯＫ、とか
家族の一員として丁重に葬られるペットと
保健所で殺されるペットとが
紙一重の扱いをされているとか
善悪なんて本当にいい加減なもんだよ

>>2315
また書くが、それは社会契約の事だね。
では、社会契約で正義論を構築すればいい。まあ、ロールズだが。

また、ロールズは正義と善悪（道徳）を別物とする。
https://www.amazon.co.jp/dp/4314010746

レビューや感想を漁った限りでは買って読もうって気にはなれないな
リベラル(？)が感情論を肯定する為に理論武装しましたという印象

レビューや感想を漁った限りでは買って読もうって気にはなれないな
リベラル(？)が感情論を肯定する為に理論武装しましたという印象

自然状態が先にあり契約により社会が構築されるわけだが
自然状態での格差はそのまま契約内容にも反映される
契約とは互いに利があるから成立するものでそもそも対等ではない

正義論の基盤らしい無知のヴェール状態はその格差を認識出来ない状態だと仮定すると
格差がない状態での契約内容は平等で公正なものになりそれこそが正しい契約であり正義である

でも格差はあるんだよ、契約する両者の条件は同じではない
無知のヴェール状態はありえない

自分はライオンかもしれないし、シマウマかもしれない
食べないと餓えて死ぬライオン、食べられると死んでしまうシマウマ
自身がどちらかわからないならライオンの立場もシマウマの立場も考えた公正なルールが出来るはず？

でも実際にはライオンでシマウマなわけでさ
ライオンはシマウマを襲うのは正しいという価値観を持ち、シマウマは襲われるのは不当だという価値観を持つ
自然状態の格差が生む価値観の違いだ

無知のヴェール状態ならば自分がどちらかはわからない状態になれば公正であると
実際には元ライオンはライオン寄りの判断をして元シマウマはシマウマ寄りの判断をするだろう
前提としてそういう価値観を持っているからだ

原初状態がその価値観、判断基準すらない状態なのだという思考実験ならばそんなものは無意味だろう
その状態でどんな判断をするのかは誰にもわからないのだから

>>2321
社会に格差がある事は当然の前提だ。

>>2322
原初状態での判断とは合理的判断の事だ。
なお、各人の権利要求の裁定規準の合意も含む。

だからそれは無理だろう…
原初状態の人間が何をどう判断するのか誰にもわからないんだから
そんな人間は現実に存在しないのだし

そもそも条件設定がないのなら契約自体が成立せんよ
状況・条件がまず先にあって集団化するのが有利と判断されるから契約するのだろ
原初状態の人々は何で社会契約するの？

>>2324
裁定の規範について考えるとよい。
多種多様な「価値観」が存在するのだから、次は各「価値観」の衝突を裁定・調停する規範を考える。

有利と判断するから社会契約をするのであって有利不利すら不明な状況なら契約自体をしないだろう
契約するのは利己追及の結果・妥協の産物であって前提ではない

完全な無知ではなくヴェールを掛ける前の価値観が温存されるとしても無意味
互いに正しいとする内容が違うのだからまず合意が得られない
結局は妥協し合って落としどころを探すわけだが…
それは今現在の契約と同じプロセスなので何も変わらない
その儀式で正義と称する何かは生まれないよ

>>2319
勘違いしてる奴が多いけど法律の目的は秩序の維持であって善悪の定義ではないからな
仮に善悪を定義しているつもりなら宗教国家だよ

>>2326
それなら、その「妥協」（についての手続き）から正義の理論を構築すればよい。

妥協した方が利益になるからそうするのであって利己的な判断の延長だ
他者を一方的に蹂躙出来る強者ならば妥協はせず契約も必要ないな

強いて言えばルールなき弱肉強食こそ正義となるが
ただの自然状態に正義という中身のない名称を付ける意味とは

>>2329
ではまず、その「ルールなき弱肉強食の自然状態」から社会を作る事を考えるとよい。

それに関してはすでに書いてるじゃないか
社会とは利己と利己の衝突による妥協の産物であると
善悪関係なく自分にとってそうしたほうが利があるので契約するだけ
故に互いに利が生まれる状況・内容でなければ契約は成立しない

「一人で生きていけるＡさん」と「Ａさんに頼らなければ生きていけないＢさん」は対等ではない
契約するにしても当然Ａさんに有利な内容になる
なぜ対等ではないのか？Ａは強者でＢが弱者だからだ
その契約から正義とやらを読み取るなら弱肉強食こそ正義としかならないだろう

>>2331
その強者や弱者というのは社会的立場の事だから、すでに社会規範がある事になる（いわゆる「万人の万人に対する戦い」の状態ではなく）。
では次は、社会規範のあり方をより正しくする事を考えるとよい。

なんのこっちゃないそのなんちゃらしたらよいシリーズって、
大昔にどっかの誰かがやってんだしその上で今があるなら、
ありのままをあるがままに次の世代に渡しゃいいだけじゃないの

いや自然状態なのだから「万人の万人に対する戦い」の状態だろ
その状態から数的有利を得る為に集団化を目指し社会契約に至るって流れなんだからまだ社会規範はない
そして契約内容は自然状態の力関係に左右されるわけで
何の思想も関係なしに純粋な利により決定される

最初に言ったように社会を作るのは合理だ
互いに全ての権利を有している自然状態がまずある
そこから利を得る為に集団化を目指し互いの権利を縛り合う契約を結ぶ
それが大規模化したものが社会でルールが生まれるのは契約を結んだ時点からだ
正義とやらの宗教的思想が介入する余地はない

ぶっちゃけ、宗教的思想が介入しないと言ってるがその契約重視の思想はその理屈を考えた西洋人が大きく影響を受けてるキリスト教由来だと思うぞ
実際にはたぶんまず家族や部族みたいな血縁集団ができると思う

でも社会って概念自体が巨大な宗教なんじゃね

>>2334-2335
その「利」というのを欲望の充足とか快楽といったものと考え、そして人間は快を求め苦をさけるだけの存在だとして正義の理論を構築すればいい（功利主義・ベンサム）。

社会自体は単なる集団であって別に宗教ではないよ
そうしたほうが利があるからそうなってるだけで
まあ社会があっても本質的には自由なので殺人でも輪姦でも好きにしていい
社会という大規模集団による個人のそれとは別次元の暴力で報復されるけどね

その超ド級の暴力で勝手にテリトリーや権利を主張して生まれるのが国家という悪者だ
正義の味方がいたら日本国を滅ぼそうとするかもな

>>2336
他者(男性)と他者(女性)が契約して家族になるのだから同じ事では

偽善者が愛とか平和とか平等とかほざくのは
その裏返しで、弱肉強食こそが偽善者の深層心理であって、それが社会の大前提なわけで

今の胡散臭い正義概念を崩そうと思ったら
その弱肉強食の価値観を逆転させるトリガーが必要なんだ
つまり支配者や権力者の立ち位置が固定されないようなシステム
一例としては裁判員制度