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信玄存命の1571年にはもう勝頼は信玄の代理として諸勢力と書状の遣り取りすることもあった
諏訪家出身の勝頼が相続することについての不満＝諏訪衆の政権中枢への参加については、トラブルが起きた記録はない
信玄が生きてる内に諏訪衆の中枢参加も四臣（山県・跡部・原・土屋）の重用による当主権力強化も実現して地均しをしたからね

四臣の重用について勝頼が家督継承後に起きたトラブルで記録が残ってるのは、上野国担当の内藤昌豊が抗議したことだけ
これは従来の上野衆―内藤―勝頼の連絡網に、上野衆―跡部―勝頼のルートも追加されたことで、現地で混乱が生じたためと思われる
当主権力の強化自体への抗議ではなく、武田家は二つの連絡網を並行して使い続けた

内藤としては上野衆が武田家中枢と結びつけば、彼らを武田家に留めるのに都合が良いと納得したのかもしれんね
跡部は上野国有力者の和田家と親戚関係を結び、このラインは御館の乱後、武田家が佐野家・宇都宮家と組んで北条家と戦う役に立った

司馬遼太郎だったと思うが、槍一筋の身に生まれていれば一国一城の主にはなれたとあった。
一武将としてはチート級。

…それでダメならどんな人ならいいんだろう。

卑屈だったり無能だったり処世術に優れていればワンチャンス生き残れたかもよ
戦国大名としての武田氏を終わらせるかどうかは別として

槍働きなんて外交の最終手段なんだから戦国大名にとって大切な能力とは言え御家を残すためにはもっと必要なものがあるだろ
生まれた場所とか時代とか文化人や殿上人とのコネクションとか

信長「茶器一つで謀反(2回目)許したる」「宿敵(10年)と、朝廷の仲介と茶器で和睦や」

勝頼「」

今川氏真の方が上だと言われたら、チャーチルのほうが絵に高値がつくことを知ったヒトラーより泣くと思う

信長さん武田の従属は認めないから、勝頼さんが降伏するなら甲斐から追い出されて信濃とかに城一つと数郡領有だけの国衆クラスに落とされて生き長らえたかな

もしくは自ら家督を子供か一門の誰かに譲って地方に逐電するかだな
戦国大名の末路としては情けないと思う人もいるかも知れんが祖父の様に大名から一武将になってあちこちで数奇な人生を送るのも人物史としては面白い
問題は一浪人になっても信長・信忠が勝頼を許すかどうかだが

荒木村重「おっ、そうだな」

下克上で成り上がった逸物とは言え荒木もあそこで死んでたら信長に反抗した上に部下に見限られた畿内の一勢力でしかないからな
妻子や部下を犠牲にして見方によってはみっともなく生き残ったけど文化人道糞として天寿を全うしたのが、結局横死した信長との比較で面白い

ちょっとスレチだが、書けたらなあと思っている。
「生きて候」（転落して長生きした）
荒木村重
今川氏真
足利義昭
織田信雄
徳川忠輝

他にいるかな？

武田信虎

宇喜多秀家とか

久秀「茶器は絶対やらンゴ、爆破したったw」
秀吉「茶器もろて茶会しばいてええて、嬉しすぎて目から変な汁出てきた」
一益「戦国最強大名潰したら、褒美に茶道具クレメンス、上野とかいらンゴ」

勝頼「なんやねんこいつらホンマ」

>>400
土岐頼芸
小笠原長時
六角義賢
小野寺義道

この人たちは?

小田さんを忘れないでください

火花のようにパッと散れた人間のほうが少ないと思うな

立場上、いきなりすべてを投げ出して死ぬわけにもいかんしな……

>>400
誰だよ徳川忠輝って…
松平忠輝って言いたいのか？

勝頼は戦の強さでは家康よりはるかに上だからね。

家康は三方原で信玄に敗れて以来、武田軍の主力とは絶対に正面から戦わず、信長が数倍の援軍を連れて来ない限りは、常に信玄からも勝頼からも逃げまくっていたからね。長篠の前でも後でもそれは変わらない。【野戦の達人】 などと言われるが、勝頼の前では【蛇に睨まれたカエル】だった。

本多隆成さんの最新本にもあるように、家康にとって最強の敵だったのは武田だった。
【野戦の達人】などと呼ばれた家康だが、勝頼にはまるで歯が立たなかった。長篠の前でも後でもそれは変わらない。勝頼との直接対決は徹頭徹尾避け、信長が勝頼の率いる軍勢の数倍の援軍を連れて来てくれなければ、勝頼から逃げまくるのが対勝頼戦の家康の姿だった。

家康が野戦の達人になれたのは武田旧臣を抱えてからだろｗ

国力も兵力も倍以上離れた相手に喧嘩売らないから実は戦下手って本気で言っているんだろうか？
自分より強い国と戦うのは分の悪い博打に過ぎず例え勝てたとしても失った兵力や武将との釣り合いが取れていなければ戦術家としての面目は保たれても戦略家としては無能と言うことになる
武田信玄だって川中島で僅かな領土と引き換えに敵に与えた損害以上の兵と武将を失った為にこれでは算盤が合わないと悟って以後謙信との直接対決を避け続けたのだし
少なくとも自国より遥かに強い国相手に自分の面目の為に喧嘩売り続ける馬鹿大名に仕えたいとは自分は思わないが上記の人達には破滅願望でもあるのかな？
>>412
家康が小牧で武田遺臣を本格的に運用する前からすでに戦上手との評判はあったよ
姉川では倍の朝倉軍相手にし旧武田領をめぐっては5倍の北条軍相手に互角以上に張りあったし
損得の算盤弾いたうえで利益を出せるのが大名の条件ってことだな

>>414
まぁ信長のように軍事体制を刷新して
四六時中動けるようにしとかないと
全方位からの相手を捌くなんて無理ですわな
その信長ですら遠交近攻で隣接する大名は
牽制してたわけですし

それよりも、武田勝頼の場合、周囲に喧嘩売りながら
新府城を築城しようという財政的な無茶ムーブが
致命的だったように思えるがどうなんでしょうかね？
（築城に関わる資材や苦役で顰蹙飼いまくった）

>>414
新府城の負担なんて、虫を食って人を売る苛政当たり前の甲斐じゃ日常茶飯事やろ
全方位を敵に回すのも、先代が駿河侵攻の後処理ミスってやらかしたけどなんとかなったし

武田滅亡の一番の原因は、先代が最悪のタイミングで裏切って信長を激怒させたことやろ
怒らせた本人が死んだ後じゃ、こんなんどうにもならんわ

>>415
逆やろ
本人が死んだからこそ講話を結ぶチャンスだったんだろ
それを蹴ったのは勝頼本人、あるいは残された武田の遺臣たち
何でもかんでも死んだ人間のせいにしとけばすむ話じゃねえよ

長篠の戦い以前に甲江和与を締結できたとしても、厳しい時期に同盟を破棄した武田を織田が許すのかな
織田「和議を結ぶといったな、あれは嘘だ」となって史実と同じ最期になりそう

つまり何であれ信玄の過失は否定できないと

親父に遠く及ばん無能オブ無能

ところで織田から勝頼へ講和の意向があったが将軍家との関わりを重視して勝頼が蹴ったって話、史料でいうと何が出典なんだっけ？
よく聞くけど見つからないんだ・・・