ニコニコ大百科

「歴史は科学」って認識は大事よね。

現在判明しているとされる根拠の信頼性をきちんと評価し、その評価に基づいて歴史的事象を論理的に再構築する。

つまり、根拠の評価と論理の構築を科学的にきちんと行えている歴史学者を見極めることのできる教養を持てば、巷に溢れるトンデモ歴史に騙されることもなくなるわけだ。

作家のように研究を専門にするわけではない職種は言うまでもなく、歴史学者間でも特定の歴史的事象に対して意見が分かれることがあるのは、学者の中にもロマンを優先させて結果ありきで都合の良い根拠を集めてしまう人や論理的思考の苦手な人がどうしてもいるから。

ロマンに偏らず、かつ論理的思考のきちんとできる学者同士であれば、互いの持つ根拠を提示しあって、その根拠の評価を擦り合わせれば一つの結論に至るものなんだよね。

そして新たに発見される史料や科学技術の進歩によって根拠が増えたり、既知の根拠の再評価が進み、それらの根拠から論理的に導き出される歴史的事象の解像度が徐々に上がってくる。そうやって歴史学は進歩してゆくのだ。

作品が名作すぎると国家や人物の一作家の史観が一般的な史観になるケースもあるからな。（司馬遼太郎の明治と昭和云々の認識とか代表例か）
ロマンや特定の思想に寄りすぎてちゃんとした検証から離れてしまう。
史料の等級（当時本当に書かれたものだったりそれを見た人が後から他人に描いたものだったり先祖顕彰の為オーバーに功績を書いたり）の見極めも難しいからそういったところもれっきとした化学

歴史が科学的態度を失ったら妄想を垂れ流すだけの物語に成り下がってしまう事は常に覚えておく必要はある
史料や史跡などの裏付けなき言説は史学ではなく妄想か小説の類だ

よく歴史のifを議論するけど最終的には「そうはならんやろ」って結論に落ち着きやすい
特にそれがマクロレベルの話になればなるほど

そういう結論に陥ってしまうのは考察が足りないから
そういう人は歴史のifについて考えてはいけない

よほどの天才でもなけりゃ>>364のようになるぞ、ifを考えるのに必要な要素は無茶苦茶多いからな
学者の描く歴史と作家の描く歴史じゃ後者の方が圧倒的に大衆娯楽として優れてるから、凡人にとってはそれこそ妄想で十分なんだわ

人間が認識できる世界ってこの「現実」しかないのに
何で「そうはならんやろ」って結論が出せるんだ？
たったサンプル数一個で結論を出すってあまりにも非科学的だろ
所詮は文系の遊びなんだろうが…

歴史系や国・政治系の記事はどうしてもマウンティングする人が湧くな

削除しました

歴史の動画好きなのに政治厨みたいにくっさいのが沸くのがクソ

当時の政治を担当してたすーぱーえりーと様が必死にがんばった結果が現実の歴史なんでif系で実際の歴史よりいい結果をだそうとするとどうしてもガバくなっちまうのはしゃーない
いまの凡作家よりは昔の政治家のほうが頭いいんだ

日本の人は自国の近代史を知らないと聞いてはいたが、日本語のブログやツイッタをやってみると、ぶっくらこくことが、実際、多かった。

どうでしょうね。

1945年8月15日を起点に遡って歴史を教えたほうがいいんでないかしら。

そっちのほうが遙かに理解しやすいよーな

近代史以外はもうちょい搔い摘んで教えて最も重要な明治維新以降の歴史はしっかり教えてほしいよなぁ

日本が太平洋戦争を始めたのは、国民感情の面では、真珠湾攻撃の前に11年も泥沼の戦争を続けて、鬱屈が限界に達して「なんでもいいから決着を付けてくれ」と希っていたことを抜きには理解できない。

1941年12月8日。
右翼も左翼も均しく快哉を叫んで、ただ荷風のような文人だけが、そっぽを向いていた

永井荷風の、いわば真の意味で「日本人離れ」した態度には、たいてい文芸家としての矜恃の側から説明されるのだけど、もうひとつの側面は、荷風は外国暮らしが長い人で、しかもアメリカ人娼婦と同棲していたりするタイプの生活を送っていた人だった。

>>373
ヤマカワ日本史を例に考えて、今より削れそうなトピックでどこがある？　それより「授業」というカリキュラムで考えて、文化史を独立させて整理しても良いんじゃないかって気がする・・・時間が足りないことを承知の上での意見だけど。

無学な僕達一般人はどういう歴史本買えばいいんですか？

あと、昭和の歴史ってジャーナリストの人も大きく貢献してると思うんですけど、何でもかんでも学者の言ってることが全てではないと思う。

歴史小説家を悪く言ってるようにも聴こえるけど、学者にリスペクトしてる人もいると思います。そもそも、歴史学者の人だって本当に学問の良心に従って研究なさっているのか素人の僕からみたら疑わしいわけです。何でも学者の言ってることが全てだと閉塞感しか感じない気もするのですが、どうでしょう？

正確なことを知りたいなら学を付けて史料を読め
最低限出典が明示されてる本を選ぶべき

出典はツイッターとまとめサイトです（）

米スタンフォード大学の研究グループが米国、台湾を加えた各国の歴史教科書を比較研究して得た結論
『歴史は日本では「ヒストリー」だが、中国では「プロパガンダ」、韓国では「ファンタジー」である』

>>381
それが正しいのか検証するにはソースが必要である

日本でも記紀神話とか言うファンタジーをねじ込もうとする勢力がいるだけになおさらな

おっと変なのが来ちゃったな
記紀神話をファンタジーといっちゃうのは極端に偏った思想の持ち主だけだからな
間違っても歴史家ではない

>>383
ファンタジーだろ？
少なくともまともな歴史家なら歴史にそのままねじ込んでいい代物ではないと判断する
何故なら、明らかに神話でしかない物（天孫降臨とか）どこまで史実か伝説か判断が付かないもの（神武天皇とか）が有るため、歴史に組み込むには検証作業が必要なんだよ
そう言う過程を経ずに歴史に組み込めばそれはファンタジーでしかない

少なくとも「思想」の問題じゃないよな。どこまでを史実として扱えるかという妥当性と検証の問題。
ヤマタノオロチが記紀神話の通りに実在したなどというのであれば、それはファンタジーだと言わざるを得ないだろう。

なお我が国にも保守に持て囃される日本国紀という汚点がある模様

>>386
　その言い方は保守と神話に失礼。
　百田の『日本国紀』をもてはやしているようなのは保守の名に値しない。

こんな便所の落書きで質問した自分が馬鹿だった。基本的に匿名の奴は馬鹿しかいないって基本的なこと忘れてた、ましてや、ニコニコだし

うーん、あの質問にどう答えればいいんだろか？

>>376
フィクション交じりで良いなら桶狭間戦記とか
https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/172892/?
史実に忠実なやつが良ければ、小学生用だけど、歴史漫画とか
https://www.amazon.co.jp/%E8%A7%92%E5%B7%9D%E3%81%BE%E3%82%93%E3%81%8C%E5%AD%A6%E7%BF%92%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA-
https://www.amazon.co.jp/%E5%AD%A6%E7%BF%92%E3%81%BE%E3%82%93%E3%81%8C%E5%B0%91%E5%B9%B4%E5%B0%91%E5%A5%B3-
小学生用と書いてあるけど、大人でも楽しめる