ニコニコ大百科

泣きゲーの真の先駆けは同級生2の1年前に発売された、
菅野ひろゆき氏がゲームデザインをした「デザイア」と「イヴ・バースト・エラー」
「この世の果で恋を唄う少女YU-NO」だと思います。
Keyの麻枝准氏は菅野氏のフォロワーですし。

リマスター版が発売されたことですので
「DESIRE背徳の螺旋」の項目を作成しました。

>>181
YU-NOは泣きゲーっていうより謎ゲーって感じ
切ないって感じはしないと思う
SFミステリーとしては良くできてると思うが、泣きゲーという雰囲気ではないような気がする

>>183
菅野作品はショーペンハウアーの悲観的運命論に基づいた
悲劇的な終わりを迎えることが多く、そこから得られるカタルシスが支持を集めたのですが、
エクソダスギルティー以降は悲劇性を抑えた冒険要素と謎解きに中力されるようになって、
いまいちなのですが、その傾向はYU-NOの頃から始まりつつあったのかもしれませんね。
ちなみに私はYU-NOでは様々なところで(T_T)ですね。
異世界編でのクンクンを食べなければいけなかった時、
キャクターの相次ぐ死。神奈ルートの悲しさ等・・・

PC-98からのエロゲユーザーとしては、DESIREや同級生2の桜子シナリオが無いのは違和感がすぎるので加筆しました。
またONEについては前作MOONが「鬼畜サイコ涙腺緩まし系」を謳っていて、
keyの泣きゲー作品の真の萌芽となっています。

MOON.についてはそちらの記事で「おそらく泣きゲーには含まれない」と書いてありますが…
「鬼畜サイコ涙腺潤まし系」という謳い文句では、泣きゲーという切ないイメージとはほど遠いと思いますが…

>>186
参考に挿入した、はてなダイアリーの記事では分水嶺だと書いていますね。
私も同意見でこれをKeyの泣きゲーの萌芽だと受け取っています。
その前作「同棲」には泣かせる要素は特に感じられませんでした。
それと資料として「エロゲー文化研究概論」という濃すぎる研究本があり、
そこで時系列でエロゲ、美少女ゲームの発展史が読めますが、

その『■泣きゲーのうねり』の項目で『「泣き」にしても「抜き」にしてもそう分類しておけば整理しやすい
というときがあるだけで、その言葉自体にあまり実体がないのは注意したい」とありますので、
私もMOONは泣きゲーの萌芽だと思いますが、本記事への記載は曖昧に思い控えました。

泣きゲーの歴史がエロゲーの歴史である以上、「ポルノ的要素を不要とする」云々は駄文だと思います。
クラナドのようなケースはあくまで例外的なケースだし、クラナドにしたって智代アフターは18禁出してるし。
Keyにしたって、非18禁路線をアピールしたところでPCで発売するのをやめられない時点で、ギャルゲー会社に宗旨替えしたわけでもなくエロゲー会社から抜け出ることは出来ないということを露呈している訳で。
泣きゲー特にkey作品は非ポルノ系のキレイなエロゲーみたいな主張はあまり意味のある議論とは思えません。

Keyがリライト以降非18禁路線に固執するようになったのは文化的背景というよりは声優の都合です
花澤香菜みたいなメジャーなアイドル声優にメインヒロインやってもらった手前、「リライトは今後非18禁展開は絶対しません」と誓約せざるをえなくなった
そんなにエロゲー会社と思われたくないならPCで発売するのをやめればいいのにそれはできない
結局、Keyという会社がエロゲー会社だったという歴史を消せる訳ではないということです

というより、Keyのファン層が別に18禁を求めていないから全年齢で出続けてるだけでは。
逆にPCで出し続けてるのも、Keyのファン層がまずはPCで出ることを求め続けてるからでしょ。
それに、昨今のPS4とかの規制考えたら、非18禁でもPCの方が表現の自由度は高いし、
そもそもKeyが所属するVA全体で考えるとバリバリ18禁だしてるんだから、流通のこと考えてもPC出すのが安定やろ。
VA自体はエロゲー会社と思われたくないどころか、ハード目のエロゲーブランドもあるバリバリのエロゲ会社ですよ。
Keyという会社って書いてるけど、Keyという会社があるわけではないのよ。

声優面でも、サマポケのメインキャラにエロゲ専門の声優も起用してたり、
別に非18禁だからって表声優にこだわってるわけではないよ。

>>190
>>191
言いたいことがちゃんと伝わってないようだ
自分がこだわっているのは、泣きゲーの記事の最近の記述に「性的要素に依らない」「ポルノ的要素を不要とする」という文章が乱発されていること。結果、泣きゲー(特にkey作品)の歴史が18禁から非18禁への脱却のように論じられていることに違和感を覚えるということ。
keyだけが泣きゲーじゃないんだし、泣きゲーは今日にいたるまで18禁作品でも作られ続けている訳だし。クラナドによって泣きゲー作品から18禁要素は消滅した、という記述はいらないだろう
key作品を求めている層は18禁を必要としないと言ったところで、PCで出すという紛らわしいことをやめられない以上、世間からは18禁ブランドだと勘違いされても文句は言えないだろう。実際、クラナドと同時期のラクリマのPCゲームtrue tearsなんかは、いまだに18禁と勘違いされたままだ
ヴィジュアルアーツが18禁グループで18禁バンバン出してるというのは知ってるよ、泣きゲーとは関係ない抜きゲー専門のブランドだって所属してるわけだし
Keyは非18禁だからメジャー声優にこだわっているわけじゃない、非18禁作品でもエロゲー専門声優使っている、とのことだが、それって結局のところエロゲー声優に頼ってる時点で泣きゲー(特にkey)は18禁のイメージからの脱却に成功した、というこの記事の書き方に無理があることを裏付けてるじゃん

>>192
ID: ADuINjtg3bさんは、再編集が必要と考えられるのですね。
意に添えるかどうかは分かりませんが、後ほどご意見を加味してみますが、
私の記述は批評家の東浩紀さんの意見に影響を受けたもので共感があり、
この観点からの記述も併記します。
ご不満でしたら、あなたの方でも再編集をお願い致せませんでしょうか？

大幅に修正しました。

うーん…前よりはずいぶんましな記事になりましたが…
美少女ゲームの影響を昇華させた、というくだりで今わざわざ京都アニメーションのことを書かなくてもよいのでは？
そもそもエロゲーの関連会社とみなされるのを嫌って京都アニメーションはkeyとの距離をおくようになったのでは？(京都アニメーションは女性を中心とした運営がなされている)
自分としては泣きゲーの体験を昇華させた作品というと丸戸史明の冴えない彼女の育てかたが真っ先に思い浮かびます

ADuINjtg3bさん、京アニに配慮し修正しました。
ですが、文化的側面として一昔以上前から言われ続けたことですので・・・

2013年以降の関連作品の追加、どなたかお願いします。

>実際Keyも、その泣きゲー作品は、全年齢版と18禁版を交互に出す傾向にあり、ポルノから完全に脱却することは出来ていない。
現状最後の18禁作品が10年前のクドわふで、以降6作連続で全年齢しか出してないことをかんがえると、この記述は実態と合っていないのでは？
脱却という書き方も、全年齢が上、18禁は下みたいにみえるのでいかがなものかと･･･

京アニが女性中心だからエロゲーを嫌ってKeyと距離を置いたなんてのはあまりにも無茶苦茶な意見にすぎる
単純に京アニが自社作品のアニメ化メインに軸足移したのと、Keyがリトバス以降、弾切れになった以上の理由はないでしょうよ。
というか、毎回同じ会社にアニメ化させるなんてことはそもそもレアケースだし。
（半年以上前の書き込みにレスするのもどうかと思うが。）

>>198
泣きゲーに詳しい方から見ておかしな記事なら、記事の修正をお願いします。
2013年以降の作品についても加筆していただければありがたいです。

リビジョンを比較しながら編集履歴を検証しましたが、
京アニについては>>198さんがレスされたような


＞京アニが女性中心だからエロゲーを嫌ってKeyと距離を置いた

という旨の記載はありませんが。
『京都アニメーションは90年代の美少女ゲームのメタフィクション的表現を上手く取り込み昇華している。』というのがあり削除されているだけで。

>実際Keyも、その泣きゲー作品は、全年齢版と18禁版を交互に出す傾向にあり、ポルノから完全に脱却することは出来ていない。

は近年確かに変わってきましたので削除しても良いと思います。ただ「全年齢が上、18禁は下みたいにみえる」とありますが私は編集においてこのようには意図はしておりません。

あすみません。掲示板の編集の話では無かったですね。
記事が結構編集されていますが、編集箇所がくどい表現など、意味がわからない理由で削除されているのが気になります。

例えば「To Heartは、ご褒美的なポルノグラフックを削除したPS版も大ヒットし、ポルノ的要素を特に必要とせずとも、泣きの要素と萌があれば美少女ゲームとしてヒットし、プレイヤーも十分満足感が得られるということを明確に製作者側に気づかせた。」という文からポルノ要素についての言及が削除されていますが

この文の意味はPCの18禁原作の美少女ゲームがご褒美グラフィクも無くPSで大ヒットしたのは異例だったということです。SS版であれば18推があり、またセガの検閲も緩かったわけで特に注目するところではないのですが。

編集履歴に「評判に問題のある人物の著書を削除」として泣きゲーなどのノベルゲームの歴史と構造を語った非常に有名書籍の「動物化するポストモダン」などの東浩紀さんの書籍を削除されたのは疑問に思います。

ビジュアルアーツの社長の馬場隆博さんと対談し「Keyという奇跡「AIR」「CLANNAD」「リトルバスターズ！」を生み出したブランドの情熱を語る！」などのようなこともされていますし、十分信頼性が持て参考になる人物かと思います。当時東大の博士号持ち現役の早稲田大学の講師が美少女ゲームのことを語ることなんて無かったですからインパクトがありました。

>>199
作品の追加をしましたリューアル版、リマスター版についてはきりがないので一部に留めました。

＞keyから『AIR』、『CLANNAD』などの泣きゲーの象徴的作品の発表が続いた。

AIRからCLANNADまでは4年もかかっているんですよね。果たして続いたといえるのでしょうか？
編集して元の形に戻そうと思います。

気持ちが悪い

>>208
お前がな
感性を正しく磨くことを勧める
泣きゲーは至高

年月じゃなくて発売中だから続いていると言えるだろ