ニコニコ大百科

>>90
トーマス・マンって原文はそんなに読みにくいのか？確かに源氏物語は他と比べて格段に難しいが。
あと当時の庶民が読むという発想はなかったwそもそも文字自体宮廷の文化でしょ。当時の貴族は猫も杓子も読んでたしあくまで娯楽として書かれたんだよ、源氏物語は。純文学と大衆小説を分けるのはそこでしょ。

どうでもいいが葵の上関連の話がなんか好きだ。朝顔とのやり取りもいいが。

>>86
もう自己解決してるじゃないかw
そもそも文学のジャンルって不変かつ普遍の定義を示しうるのか？
基本的に日本最古のラノベと喧伝して、源氏に興味を持つ層が増えればそれでいいと思ってる。
読まれずに「研究」されるだけの文学は死んでる文字の列に過ぎないよ。
それにオタクが源氏を読んで何が悪いのか。またオタクが悪いという認識は源氏にとって何の悪を為すのか。
ただ文章の前には等しく「読者」となる。喜ばしいことではないか。

この記事源氏がヘタレって書いてあるけどそんなとこあるか？
見初めたらぐいぐい行く超肉食系男子じゃないのか
関係を持った女性もできるだけ援助してるし、平安時代でもまれに見るくらい甲斐性がある男だろ
マザコンであることは間違いないが

>>93
選ぶ女性の端々に母親の影を重ねる「母恋い」の物語だから、とは言われる。
あと六条御息所を避けて紫の上に走るとか、自分より強い女性より支配下に置ける弱い女性を好むという点で、なよなよした人間の様に見える所からじゃないか？

>>94
言いたいことはなんとなくわかるんだが、

＞自分より強い女性より支配下に置ける弱い女性を好む

えっと、俺の知ってるヘタレと違う。

>>90
そもそも、識字率が非常に低い時代の「書物」ってジャンル時代がごく一部の知識人層のための存在だな
つか、文化も風俗も全く違う時代を無理やり現代に当てはめようという時点で片腹痛いことではある

活版印刷がない時代だったのは確かだな
ラノベ・大衆文学じゃなくて同人誌というのが正しい

しかし男のハーレムものって萌え豚の真骨頂であって
腐女子の真逆にもほどがあると思うのだが誤解与えかねない書き方だよな。

そんな事を言いだしたらこの記事自体がだいぶいい加減だろ…。
ラブコメディって書いてあるけど源氏物語に「コメディ」の要素はあるか？とか
「元祖ヤンデレとされる事が多いが…」ってどこでそう言われてんの？とか
そんな事を言いだしたらイザナミもヤンデレか？とか色々。

>>95
要は対等な立場で関係を作るよりは、庇護者なり保護者という出来上がった関係を下敷きにして恋愛関係を作る傾向がある、つまりはゼロから恋愛関係のフラグを建てるのが苦手ということ。
加えて、六条御息所のように自分が相手より下の場合は、イニシアティヴを取り辛い、つまりフラグ進行が上手く行かない傾向が強まるということ。
まあ身分が高く無かったら物語が進まないキャラだよね。

>>92
それって一見正しそうに見えて、結構危ないと思うんだよね。
足利義輝の記事で最近、

86 ： ななしのよっしん ：2013/08/16(金) 16:27:19 ID: EPAmv8m0kg
>>84
制作者は（義輝は）信長よりも偉い人程度の認識しかないそうだ
８年間も（名目上は）歴史ゲーを取り扱っているとは思えないな・・・

89 ： ななしのよっしん ：2013/08/16(金) 18:20:27 ID: Mqb5mluYwL
>>86
ますます好きになった。大昔のどうでもいいことに夢中になる歴史好き（笑）にも見習ってほしい。

っていう書き込みがあるんだけど、
ここまで来ると「創作が関心を惹起してるからいい」とは、言えないと思うんだ。
ネット文化が「正確さより面白さ」っていうのは分かってるけど、
それってコピペブログとかの過激な煽りとも繋がるわけだし、
「分析的でつまらない記事より、不正確でも面白い記事の方がいい」というのは、
許容しこそすれ推奨していくべきではないと思うんだよ。

>>101
かといって、その「正しさ」を読者全員に知らしめることは不可能だし、「正確さ」をどこで線引きするのかはどうしても恣意が混じるぞ。かつ学問レベルだと底本同士の差異なりとその「正しさ」のよんどころさえ定まり難い訳で。
例えばクトゥルフとかもHPL崇拝者からダーレス許容派、さらにはニャル子などの三次の何でもあり、とあるけど国産の三次から入ってHPL至上主義に行きついたり、HPLから入ってどれも楽しく読んでるって人物もいる。
次第に棲み分けが出来ればそれが妥当な落としどころだろうよ。もともと母数が少ないんだから、創作から入っても本道へ導くように働きかけてくしかないんじゃないの？
逸脱した創作の存在すら許さないっていうなら、問題はその作品ではなく、源氏を崇高で冒し難いものだって拘りにこそあるんじゃ？　もともと女文字のローカルチャーだしね。あと足利義輝の例はちょっと違和感がある。歴史そのものと（歴史的な存在とはいえ）創作物を同列にすると位相がずれてるように思う。

文化的にみて源氏物語は娯楽として読まれていたんだから近代の純文学ではない
では江戸時代の読み本なのか黄表紙なのか
はたまた現代のライトノベル相当か同人誌なのかは
判断が難しいね

源氏は藤壺が一番好きだったのだろうけど、それは恋ではなさそう。
母親の面影を追ってるだけのようにしか見えないよ・・・

結局藤壺も二人から桐壷の代用品としか見られてないような気がして悲しい。
そうでないと信じたいけど。

ヒロインでは朝顔が好きだな。

いま読んでるけどこいつキモすぎ。
ラストで乱れ切りにされてもおかしくないぐらいのことはしてると思う。

削除しました

2014センター試験本試国語ではついに源氏物語登場

古典どころか神話の時点で既に萌えキャラがいるし血は争えんな
沢越止はマジキチだがそれに近い男が古典に出てくるんだから凄まじい

模試やらなんやらで出てくるところは真面目なんだよな

猫かぶりやがって

まあ待て
つまり数百年後には現代のエロゲや薄い本が国宝になってたりセンター試験に出たりするかもしれないということだ

現在のラノベやらエロゲの主流の文章が時を経て１つの文体として確立認識評価されればあるいは

>>110
教科書や模試の範囲で浮気やらヨスガやらロリタッチなんざやらかしたらPTAが黙っていないぞ！

今の感覚だとどう見てもハーレムエロゲで完全に男性向けジャンルだけど、不思議と当時はこれが女性向けジャンルだったんだよな
光源氏って女性的にはそんなに萌える男なんだろうか

>>113
いや…どう見ても男性向けのハーレムエロゲじゃないだろ
完璧主人公の俺ツエーものでもない
今の時代やったら萌豚憤死の世知辛い破局ばっかりやん
「現代風な純愛」かに見えた夕霧と雲居雁ですら、後に倦怠期でアレな展開なわけだし

>>113
今男にハーレム系が人気あるのは「現実じゃありえない」からだろ。
当時は違うんだよ。
「権力者の男がたくさんの女と恋愛し、複数の妻を持つ」ことの方がリアルだったんだよ。

つまり源氏物語は「理想的な男の非現実的な恋愛を描いた話」ではなく、
「イケメンのマザコンはこの混沌たる宮廷社会をどう生きていくのか？」を描いた
リアル志向の恋愛小説（だった）といえる。

当時の上流階級男性はそんなに恋愛には飢えてなかったんじゃないかな。
どっちかというと最新の遊戯や、京都の外の世界に出かけていく冒険譚とかを好んでいたんじゃないかと思う。
ただの想像だが。

連投すまん。
最近「源君物語」っていう源氏物語を下敷きにした漫画がヤングジャンプでやってんだけども、
それは関連商品には入んないのかい？
現在進行形で展開してるところが面白いと思うんだが。

こういう作品のあり方を勘違いしたやつが「浮気は文化」なんて言っちゃうんだろうなぁw

>>113
読めば分かるけど完全に女向けだよこれ
俺はむしろ今も昔も女の好むものは変わらないんだなと感じたよ、男主人公の少女漫画やレディコミも普通にあるしな

源氏物語ってよく名前を聞くことがあるから呼んでみたいけど、古文苦手だし話を削ったりしてないちゃんとした本がなかなか見つからない

薫ェ…