ニコニコ大百科

『北斗の拳で保守思想を学んだ』人じゃないけど
この作品で『自衛隊（守り人）を責めるのはおかしい』と学んだネトウヨが
ツイッターで堂々と在日差別をして、韓国や中国を敵国視して米軍基地がないと侵略してくるぞ！とか煽ってて、
ザンボット3を見ても『在日（ビアル人＝外国人）差別はよくない』と学べなかったんだなあ、と

そりゃガイゾック（富野）も
『憎しみあい、嘘をつきあい、わがままな考え、まして、仲間同士が殺し合うような生き物が、いいとは言えぬ』と結論するわな
せっかくの渾身の作品、製作者からの痛烈なメッセージを見たはずでも
右耳から左耳に通り抜けて、ちゃんと内容を理解できないんだから

そしてイデオンのイデの『争いを止めない愚かな人類は皆殺し以外救い道がない』
という結論（絶望）に達するわけだ、富野は
作った物のメッセージがバカにはきちんと伝わらないクリエイターの苦しみって、ホント気の毒だと思う

在日外国人や帰化人が日本人以上に日本に忠誠を誓い命をかけて日本を守るために血を流し戦って死んでいくのなら、それでも排除しようとする連中はどうしようもない糞だわな
さて、それほどの覚悟はあるか

>>122
勝平たちも誰かに忠誠誓って戦ってたわけじゃないだろ
国にも誰にも忠誠は誓ってない
ただの自主的な善意だよ

踏み絵踏ませて『忠誠で』誰かに戦わせようとか戦争させようって発想がもう悪だよ
ガイゾックのやり方（奴隷＝ブッチャーに忠誠誓わせて代わりに戦わせる）と変わらないじゃん
だから作品のメッセージを何も読み取れてないし、そりゃガイゾック＝富野も
『人間は救いようのない悪』だと結論づけるわけだ
視聴者が悪役側の思考に無意識にそっくりなんだもん

祖国防衛隊なんて物を結成して共産党と結託して日本を潰そうと企んだ連中がビアルな訳無いだろう

ちゃっかり中国は平和を愛する国アピールをする卑怯者
日本に向けて軍事力を投射することを批判することですら外国人差別というレッテル張りで封殺するつもりですか

あとついでに言えば、
『尻尾を振って忠誠を誓う外国人なら味方』なんて自己中心で傲慢な異常な考え方は
闘将ダイモスの三輪長官そのままだよ

本編じゃなくて長谷川裕一の『ゴッドバード』での描写だけど
憎んでいたバーム星人に忠誠を誓わせて自分の手駒にして
『かつては異星人は殲滅すべきだと考えていたが、あの戦いで学んで今は考えが変わった。
　有能で地球のために働く異星人であれば使ってやるべきだ』と言い放って
リヒテルに『尻尾を振る犬には餌を与えてやる、と言っているだけ』と指摘されるシーン

ガイゾックのブッチャー（奴隷）に対する仕打ちのみならず、
無意識に三輪長官と同じ発想（忠誠を誓う外国人なら駒・戦力として利用）ができるって、相当ヤバいよ
思考回路が悪そのものじゃん

役に立つから庇うべき＝役に立たないなら差別するってことだからなぁ。根底の差別意識があまり拭えてない。成果に関係なくとも、自国民と外国人で扱いの差がゼロになることが理想ではある。

まあ、そういう話を恩義や情の目線で見る見方もあるし、自国民が自国に尽くすより、外国人が自国に尽くす方が利他的で美しく見えるから、同じ行為でも外国人がする方が上って、ことにもなりうるが。

>>121
国家同士の合意を一方的に反故にしようとしたり
国内の民主運動家を刑務所送りにするのがビアル人なのか？
それこそ『憎しみあい、嘘をつきあい、わがままな考え、
まして、仲間同士が殺し合うような生き物』に見えるけど？

それに「富野のメッセージ」と言うけど
その富野さんはアニメを娯楽として割り切ってるフシがあるし
ザンボットに「制作者からのメッセージ」というものがあるのかすら疑わしいんだが

しょうもない議論してるなぁ。
まあ一つ言っとくと、当のビアル星人もかつてガイゾックに悪とみなされて滅ぼされたクチなのだが。だからすべての人類が本質的にそうだってのが最初から富野の認識なわけで、そこに「外国人差別はよくない」みたいなせこいレベルのメッセージはない。これが現実だというテロをやってるに過ぎない。

その後あらゆるしがらみから解放されうる存在としてニュータイプ論にいったり、さらにはイデでエゴの全否定までいったりするが、とりあえずの着地点としては逆シャアの「世直しなど考えていない」という告白になるわけで、i5M2baxIR/が「バカには伝わらない」といってるのが、そのまま「そうやって永遠に他人を見下すことしかしないんだ」に当てはまるのはもはやギャグですらある。

ついでだから書くと、神ファミリー自体は白い目で見られるようなことを何もしていないのか？というのもかなり怪しい。なんでかというと、子供たちにザンボットにのるための睡眠学習が施されているなどの話があるから。
もちろん動機自体はガイゾックから地球を護るためというところから来ているし、言えない事情は理解できる。けど神ファミリーが怪しい秘密を抱えてる事実は否定できないわけで、これは単純に融和を説いて済む話ではない。神ファミリーは我々と同じ"ではない"わけよ。

ずいぶんと違う解釈になるもんだなとある意味感心してしまった。　僕としては、ザンボットの最終回のテーマってのは、人間ってオーガニックなものは機械じゃないんだから間違えもするし色んな人（悪人含む）がいる。でも間違えを正したり考えを改めたりもできる。
ガイゾックは機械的に、何百年も前の思考のまま変わることもないし、判断も機械的に悪を成すものがいたから「不良品が含まれているんだから全部破棄したほうがいい」に近い考えでその種族を全滅させようとする。　
勝平や香月をメインとした人々の成長や、お互いの理解を得る難しさとだからこその感動、あとはどっかの誰かの考えた正義で勝手に殺されてたまるか、みたいなものがテーマだと感じたけどなぁ。

まぁこのへんのテーマが富野さんのメッセージかというとどうかとも思うけど、富野さんの作品て極端・短絡的な善悪観を作中で否定することのほうが多いよね。　地球に住む人類は云々とかも、そう思うことはあってもだからといって粛清していい、滅ぼしていいわけないだろって。

まぁ国籍やら人種やらで、〇〇をするような人達（ましてや当人でもなんでもないその子孫）は全員悪だ、みたいな差別はイカンと思うが、まぁ同時にだから差別するような人達がいるから〇〇のほうが悪だ、みたいな思考もほぼ同じようなもんじゃないのかい？

あと、最終回のガイゾックの言い分は、それまでのロボットアニメやヒーロー物でよくあるような勧善懲悪的な思考を（少なくともそれに似たものを）敵側に持たせたってことで、それまでのロボットやヒーローに対するアンチテーゼというか皮肉というかを含めたとか、
視聴者にそういった勧善懲悪における逆の立場に置かれるのはどういうことかを想像させたかった、みたいな感じにも考えられるかな。

神北恵子の記事を作らせていただきました……めっちゃ短めですが。

おー、恵子ちゃんの記事乙です。かわいいし人気あると思うのになんか影薄いんだよねあの子・・・

懐かしアニメリバイバルブームやし
漫画版の救われるストーリーで再アニメ化してもええんやで

スパロボきっかけで見たけど、まあちょっと予備知識はあったけど色々アレな障害を乗り越えて対峙した敵が、かしこいルンバ程度のシロモノだったって言うオチに逆にガッカリしたなあ
それも狙いだったかもしれないけど

最初従兄弟の宙ちゃん呼びから戦闘メンバーの宇宙太と呼び捨てになってある意味距離感が縮まる変化が好き

ガンダム、イデオンという、この時期の冨野に強く見られる勧善懲悪への懐疑ではあるが、逆転か？と言われればちょっと違う気がする。

ガイゾック自体はガイゾック星人（人間）の極限的なエゴを象徴したかのように、責め立ててる人類の悪性を煮詰めたような存在で、やってることが人以上に排他的で不寛容、醜悪で、「人をすぐ助けるのは地球人の悪い癖」「どうせ無駄」と善性を見ても、結局碌に認めず嘲笑する、いきつく果てまでいっちゃった存在だし。

人類の鏡であると共に、「こいつみたいになってはいけない」感はあるから、反面教師的な意味も持つ本来の子供向けにおける「悪役」であることは確かだと思う。そうじゃないと、ただの上から目線で棚上げ説教噛ます奴になっちゃうし。

>>138
ブッチャーにしてものちのZガンダムのヤザンやシロッコにしても富野が描く悪って一貫してるからね
『戦争を遊びにしている』やつ
ブッチャーの虐殺は遊び半分のゲームだし、のちのヤザンやシロッコもカミーユにゲーム感覚だと一刀両断されてる
そこが富野が思う悪人像の一つなのは間違いないと思う（次回作のダイターン3にも、趣味や遊びやコレクションで人を殺したり犯罪に手を染めるメガノイドたちがわんさか登場してる）

そもそも、富野がザンボット3をああいう作風にした動機の一つとして、『戦後生まれの子供は戦い（戦争）をかっこいいものだと思い込んでしまうのではないか』って危惧と懸念があったから
子供が大きくなったら戦争を肯定しかねないただの暴力肯定ヒロイック活劇にはしたくなかった、というのが狙い
だから徹底的に戦いの悲惨さを描き、守るべき市民・人間のエゴの醜さも描き、ブッチャーは遊び半分で人を殺す暴力、サディスティックな快楽主義者の象徴として描く
次回作のダイターン3のメガノイドは、ほぼ全員がブッチャー（快楽主義者のエゴイスト）の状態

そして全てを俯瞰するガイゾック（監督）は『お前達には全て醜い心、悪（エゴ）が宿っている。だから滅ぼさなければならない』と断じる
この『人間は全て悪』ってペシミスティックな感情、絶望的な結論が、その後のイデオンの人類絶滅（バカは死ななきゃ治らない、人類は全員殺してしまえという、言ってみれば乱暴な結論とテーマ）に繋がってる
そして、80年代からVガンまでを通して富野は一貫してガンダムで人類粛清論を語らせるようになった

これって当初の構想では戦国時代が舞台だったらしいな。
極めて珍しい親戚一同で地球を守る設定はその頃の名残なのかな？

>>140
そうなのか、じゃああのマイトガインのショーグン・ミフネにスパロボで気に入られてた鎧武者みたいなデザインもその名残なのかもしれないな

スパクロに待望の参戦だったが、
糞弱くて使い物にならなくて泣いた。
例えるなら逆襲のシャアの時代でのジム。
必殺技もムーンアタックでは無く何故かイオン砲と言うコレジャナイ感・・
まあ唯一の褒められる所がイオン砲のモーションなんだけど。
トップ環境ユニットのガンバスを倒せるとは言わないから、
せめて新機体としての役立ち所は欲しかった。
ただの趣味機体以外の何物でもない。

>>141
そういう要素もあったかもしれないが、やっぱりマジンガーZがヨーロッパの鎧をモデルにしていたので、こっちは日本風にしようっていう意図がデザイン陣にあったらしい。だからザンボットからガンダムまでの連続した三作は日本の鎧兜がモチーフにされている。

ザンボット３は物心付く前からのはじめてのロボットアニメなので思い入れあるなぁ（２歳の自分が母親と一緒に「ブラウン管の前でザンボットの戦いを一緒に応援したよね」と母親から教えてもらった）

個人的には富野由悠季監督の代表作としてファーストガンダムよりこっちを推したい

７０年代の昭和に子供向けだったアニメで人間の心情を説得力をもたせつつ描いたことを評価できると思う

作画がファーストガンダム以上に古いからスパロボで知った若い子たちには評価されづらいのがとても残念ではある

人間爆弾を救うストーリーが再現されたスパロボZの時点で自分のスパロボは終了しちゃったな

まぁ戦闘シーン以外は苦痛しかないスパロボの進化しないゲームシステムに飽きちゃったんだけどね

妖怪人間、ミクロイド、キャシャーン、シルバー仮面、Ｋ、アクマイザー、そして忘れちゃいけない原作版マーズと漫画版デビルマン……
「人間達からも懐疑の目を向けられ、時に石持て追われる主人公」「人間は本当にヒーローが愛し、護るに値する存在なのか？」
という物語は、ザンボット以前にも数々作られている
なので「ザンボット空前」みたいな論には手放しでは同調しかねる部分があるな
(70年代、すでに作り手の意識はかなり先鋭化してたと思う……帰マン、イナズマンＦ、ゲッターロボＧ……)
もちろんそういった要素を作品のメインストリームに据えて路線変更もなくブレなかったから、ずっと皆の心に残る作品になったことはその通りで間違いないと思うけどね

昔、所属してたTRPGサークルの会員が薄い本で「ザンボットage、他ロボアニメsage」を嬉々としてやってたのを内心醒めた目で見てました

環境破壊が取り沙汰された世情に乗って、地球や大自然とそれを荒らす人類みたいな構図とかの派生もあったり、古来から見られる定番のテーマでもあるからな。そこまで珍しい訳ではない。

まあザンボット３というか黒冨野作品は、残酷さばかりイメージが先行してるが、似たテーマで人間を醜いと切って捨てて終わりとかもあったりするなか、ちゃんと人情も語られてるのはいいとこではある。

リマスター版だったので昔視聴済の人もおすすめ

サンライズ：サンライズワールド開設　YouTubeで「エルガイム」「ボトムズ」配信
https://mantan-web.jp/article/20210301dog00m200014000c.html
>YouTubeのサンライズチャンネルもリニューアルした。月～金曜午後8時にアニメを順次、配信する。
第1弾として「無敵超人ザンボット3」「太陽の勇者ファイバード」「重戦機エルガイム」「絶対無敵ライジンオー」「装甲騎兵ボトムズ」を毎週一話ずつ配信する

世界各国にビアル星技術がばら撒かれた結果が次回作ダイターン３と言う可能性は？
特にダイターン３のサンアタックはザンボット３のムーンアタックを原型にして
作られた様にしか見えない。

>>121
馬鹿が馬鹿を馬鹿にしていて笑っちゃった

馬鹿ばっかってね