ニコニコ大百科

これ結論を導いてるわけじゃないよね？
単に「お前の説には根拠がないから認められない」って言ってるだけで

閉世界仮説を採用しよう(提案)

>>1
例えば悪魔の実在を議論する場合
悪魔が実在する証拠も、しない証拠も現状無い
よって「悪魔の実在するかは分からない」
と結論を出している

「新しい根拠が無ければ新しい説は言えない」は、現状正しいとされる説がある前提で、
否定する要素がないのであれば、おそらくやはり正しいのだろうという結論

>>1
情報ゼロ、つまり「AかAでないかすらわからない」ときには「Aでない」と言うのは立派な結論だよ
たとえば「この薬が効くか効かないかわからない」ときに「効かない」と言うのは結論
同様に「（このクラスに）未来人がいるかいないかわからない」ときに「未来人はいない」と言うのも結論

普通に考えてどのクラスに行ってもいないと思うが（根拠を書くにはここは余白が狭すぎる）

>>4
前提が抜けている
その結論に達する際は、現在信じられている説が必要
効果があるっぽいけど、実際に薬が効いているかは不明であれば、結論はおそらく効果があるだろうになる

信じられている説が無いのであれば、よく分からないが結論

例は省くけど、本にこういうことが書いてあった

無知に訴える論証は、次の二つの形式のうちの一つとして定義される。
(I1) 命題Aが真だと知られていない。したがってAは偽である。
(I2) 命題Aが偽だと知られていない。したがってAは真である。

弱い(もっともらしい)論証形式のとき、無知に訴える論証はときに誤謬とはいえず、文脈に依存する。無知に訴える論証は、それ自身が証拠や十分な理由よりもより強い論証形式として扱われる場合に、不十分もしくは誤っているといえる。
事実上このことは、適切な対話の中で、無知に訴える論証はどんな場合であれいつでも誤謬となるわけではないようだ、ということを意味する。
ときに、(I1) と (I2) は一般的に妥当な論証形式ではないけれども、何らかの場合にこうした形式を持つ論証が適切となる可能性もある。

A:Aが偽でなければ、Aは真である　○
A:Aが偽だと証明できなければ、Aは真である　☓

本当は後者なのに、
前者のように錯覚するからそれっぽい理論に思えるのかな

まあ根拠を出しても変な難癖付けて「それは根拠と言えない」ってことにしてくる人もいるけど

「Aか真か偽か分からない」で導き出される結論は「Aか真か偽か分からない」じゃないの？
仮にどちらかの意見をを補強する証拠が合ったとしても人間が定義した範囲内じゃなけりゃ100%真とか100%偽とかは言えないし

>>7
後者も間違いだよ
「A:Aが偽だと証明できなければ、Aは真か偽か定かでない」が正しい

>>11
いや☓ッて書いてあんじゃん…

二次元と犯罪の因果関係についての文脈でよく飛び交ってるのが見受けられる印象

分かりやすいのは中世の魔女狩りかな
魔女じゃないという根拠はない、だから魔女だ
ちなみにこれの現代版
痴漢じゃないという根拠はない、だから痴漢だ

>>5
実在するかしないか、効くか効かないかに信じる信じないはナンセンス
誰がどのように信じていようが事実は変わらないからそんなのどうでもいいんだよ、因果関係が崩壊する

重要なのはその命題の真偽であって、その根拠が示されていない場合においては真偽の判別がつくことを命題しているに過ぎない

疑わしきは罰せず

>>1
俺はお前のことを支持するぜ
つまり「根拠があるなら新説も受け入れの余地がある」と逆説的に言ってんだから
結論がないことを結論（悪魔の証明）にすると、暗に結論を出してはいけないことが終着点になってしまう
それこそ「根拠がないことを根拠に証明した、存在しないものの存在の断言」になるわな

悪魔の証明も無知に訴える論証も、シュレーディンガーの誤用（の批判）と
同じような「君の頭はこの様に混乱してるんだよ」でしかないよな
これを使って知的な啓蒙を得られるってぇわけじゃあない
馬鹿に効く薬、混乱して脱線する思考に対する受け皿であって、新しい結論を導く発明品ではない

金を奪ってはいけないとは言われてないから全ていただく
通報するとは言われてないから通報するな

男性器が確認できないからといって女の子説は唱えられない

>>18
現実の胎児の性別診断で実際に発生してる問題だな。

厳密に言えば無知論証が正しいのだろうけどこれを悪用すればいくらでも不名誉な嫌疑を他人にふっかけられるというのと陰謀論を無限に量産できる問題点も有る
現実にはAだと断ずる根拠がない以上Aでないと推定もしくは結論を出すほうが都合がいい場合が多い

「新しい根拠が無ければ新しい説は言えない」事は正しいと言う意図で書かれてるの?この記事。

でも「元々ある資料を独断と偏見で取捨選択して纏めた」場合、捨てられた部分が纏めと矛盾してる場合がある上に、捨てられた部分と纏めが矛盾してる場合もあるよね。

この場合「新しい根拠が無ければ新しい説は言えない」論が正しいと、一切誤りがない完璧な資料を一発で出したと言う状態以外、瑕疵を是正出来なくなるのだが。

屁理屈系ガイジの得意技

悪魔の証明とともに使われることの多い横暴な論法
とりわけこの論証を無自覚に用いる人間は、最悪全てのことにおいて中立性を持つことが出来ない人間といっても良い
なぜなら、通常「Aである根拠がないため¬A」が成り立つ状況ならば、「¬Aである根拠がないためA」も成り立つはずだからである
有効な根拠を持たずにこの論証を用いた時点で、その人間がそれ以後に発言したことは全て信用に足るものではなくなる

>>23
そもそもこれは“「A(¬A)である根拠がない」だけで「¬A(A)である」ことが成り立つのはありえない”という話なのになんで3行目みたいな結論になるんだ？

更に正しく言えばこの言葉は“「Aである根拠がないため¬A」ないし「¬Aである根拠がないためA」という間違った論証”を表した用語だけどね

もしかして
「Aである根拠がないため¬A」が成り立つ状況があるなら、「¬Aである根拠がないためA」も成り立つはず→そんな状況はまずないからこの論証は間違ってる
って言いたかったのか？だとしたら言葉足りなすぎるし回りくどいわ

主張や状況に対する沈黙を、同意とみなすのもこれの一種

殺人事件で犯行可能な容疑者が絞られているが、犯人を特定する証拠が無い場合に「故に容疑者は全員犯人ではあり得ない」という結論にはならないわな