ニコニコ大百科

いやだから、あんたが言ってるのは「爆弾が降り注ぎ、戦車が爆走する中に少数の特殊部隊を突っ込んでも役に立たない」ってのと同じで、そもそもの前提が間違ってるの。
特別な訓練を受けて特別な装備を支給されるスナイパーの想定されている基本的な任務は、敵勢力圏内での偵察や要人殺害なんだから。正規軍どうしの戦闘でもって十分機能する.。正規軍同士の戦闘だって、常に爆弾を降り注いで戦車を爆走させてるわけじゃないんだから
それと、対ゲリコマではそういうスナイパーはむしろ役に立たないだろ

>勢力圏内での偵察や要人殺害なんだから。

敵勢力圏内で偵察しようにも、個人の持てる通信機じゃろくに届かないから、素早く味方に伝えられない。味方と合流してから伝えるんじゃ、情報の鮮度が落ちきってる。
暗殺だって、現代の機動戦じゃ狙撃兵が這いずってる間にどんどん戦局が変わって、そうこうしてる内に目標の要人は他所へ行っちまうか、味方の爆撃で死ぬ。

機動力がないってことは、機によって動く力がないってこと。機会を掴んで活かさないと、どんな力もないのと同じ。
正規戦での狙撃兵の使えなさは、映画ジャーヘッド参照。

狙撃兵に何か嫌な思い出でもあるのかと疑ってしまうレベルｗｗｗ
それぞれの兵にそれぞれのメリットデメリット、役割があるだけでしょ。
どれも重要よ。役立たないんじゃなくて上手く利用できてないだけ。

>>33
>それぞれの兵にそれぞれのメリットデメリット、役割があるだけでしょ。
だから、機動力がないと役割を選べないんだって。苦手な相手を振り切って逃げられないんだから。
敵が戦車や攻撃ヘリで攻めてきたとして、「これは狙撃手の仕事じゃない」つったら敵は見逃してくれるのか？

>どれも重要よ。
でも、国防予算は有限だし。優先順位を付けていくと、狙撃は相当後回し。

まぁ、狙撃兵って専門的な役職が使い辛い場面があるから軍内では微妙って事を言いたいのかな？
とは言え米海兵隊みたいに各人がそこそこの狙撃スキルを見につけた上で、分隊単位でバトルライフル持たせたマークスマンがいれば、小規模の威力偵察も遅退戦闘もこなせる使い勝手の良い部隊にもなるね
火砲の効力射や戦車含む機甲部隊の正面、まして対戦車ヘリなんかを避けた場所で敵と対峙する部隊もあるだろうし。機甲部隊同士が戦う戦場の先に歩兵が浸透することも普通にある
自衛隊にいるかどうかって意味なら上の状況は薄いから、対テロ用とかになるのかも

そもそも特殊部隊は特殊な仕事をこなすための部隊だし、それこそ専門の狙撃のためだけの狙撃兵なんていうのはある状況では滅法強くても、他の状況では使いづらいなんてのは当然かも。象の谷は凄いと思うけど、皆が皆出来る訳じゃなし
それを言ったらデルタやSEALsなんていう巷で化物扱いの特殊部隊だって正規軍同士のぶつかり合いじゃ大して役にも立たないしね

>>34
>>敵が戦車や攻撃ヘリで攻めてきたとして、「これは狙撃手の仕事じゃない」つったら敵は見逃してくれるのか？
それは「敵が銃で撃ってきたとして、「歩兵は撃たれたら死んでしまう」つったら敵は見逃してくれるのか？」
って言ってるのと同じくらい的外れ
あれか、狙撃手ってのをただ遠くから敵を撃つだけのお仕事だと思ってるのか？

>>36
>「歩兵は撃たれたら死んでしまう」
？？何の話だそりゃ？
歩兵は塹壕にこもると非常に打たれ強いだろ。
戦車相手に肉薄して足止めも出来る。ミサイル持たせりゃヘリにも十分対抗できる。

で、狙撃手に話を戻すと「機動力が低い」少人数だから「脆い」、「攻撃は対歩兵のみ」。
正直、正規戦でどう使えと。敵戦車にまったく対抗できず素通しじゃ、いないのと同じだ。

>>35
>正規軍同士のぶつかり合いじゃ大して役にも立たないしね
だから、特殊部隊に配属されるのは、出世コースから外された冷や飯食い。暗殺みたいな汚れ仕事も多いしな。
陸で一番発言力があるのは、だんぜん機甲。よその兵科からは「タンクマフィア」とまで呼ばれる。

>>37
横レスですが
戦車の仕事として狙撃兵の排除は相当余裕のある米軍のゲリコマ狩りくらいじゃないでしょうか？
戦車に随伴したり歩兵戦闘車に全員乗って進撃すれば確かに手出しできませんけど、歩兵だけで行動する部隊もありますし、いずれにせよ山中でも市街でも分散して潜伏させれば、そういう脆い部隊を各所で遅退させれますし、突破力のある機甲部隊だけ前に出すぎることになります。いずれにせよ少数で敵多数の行動を限定できそうです

>>38
ほんとかどうか分かりませんがだからこそ民間軍事会社に天下りして良いお給料貰いたがるんですかね？
国の金で訓練して戦闘に参加して生き延びて脂が乗っててかつ死なない内に転職、多少安全な後方任務やインストラクターで公僕の数倍の給与♪って感じで
機甲部隊が戦争の華なのは分かるけど、戦車より砲兵の方が上なんじゃなかったっけ？
スターリンじゃないが戦場の女神っていうか、理数系のエリート職で敵を一番殺す部隊なわけだし

>>39
>歩兵だけで行動する部隊もありますし、
歩兵だって普通はトラックで移動するし、狙撃しても止まるどころか、迂回や強行突破で振り切られちまう。ま、機動力の差からそうするわな普通。
逆に、のんびりと徒歩で歩兵が進軍してくるときは要注意。もはや勝負が付いて、掃討戦に入った公算が大。狙撃どころか逃げなきゃヤバい。

>>37
>>戦車相手に肉薄して足止めも出来る。ミサイル持たせりゃヘリにも十分対抗できる。
そんなの無理に決まってるだろ。歩兵をどれだけ過大評価してるんだ？　それとも他を過小評価してるのか？
だいたい、ミサイルなんて持ってる奴がいたら真っ先に狙撃されるだろ

>>41
狙撃の話をしてるんじゃないのか？

塹壕に籠もった歩兵がどれだけ堅くて手強いかは、別の話だろ。

>>歩兵だって普通はトラックで移動するし
トラックってハンヴィーとかの側面装甲施した戦闘車両って意味ですか？
タクティカルって意味なら12.7mmパカスカ抜けちゃうでしょ、だから歩兵戦闘車って言ってるのに
そのトラックとやらが通れるようなところに潜伏するなら地雷と狙撃手のコンビとかやりようはある、足止めが目的なんだから。それを強行突破するには機甲部隊か、狙撃手も地雷も排除するそこそこの歩兵と工兵部隊とか必要になるし
貴方の言い方だと歩兵部隊が狙撃手に押さえ込まれて進攻が遅滞させられたり、アンブッシュで敵以上の失血を強いられる状況が無いみたいな印象を受けますけど、ふつーにベトナムでもアフガンでもフォークランドでもイラクでも発生してません？
勿論貴方の言うように準備万端狙撃兵なんざモノともしない部隊構成して突っ込めー＾＾　出来ますけど、全部の部隊が出来るわけじゃないですし、車両が通れない場所を歩兵のみで通過したい場合もありますし

>>42
塹壕にこもった歩兵が手ごわいように、位置の分からない狙撃兵だって恐ろしいでしょ。
歩兵：常に装備が充実していて何でも出来る万能の兵科
狙撃兵：すぐに位置が露見して何も出来ず追い回される兵科
って結論あり気で語ってないか？

>>44
歩兵：壁。
狙撃兵：置物。

置物はなくても構わんが、壁は要る。

>地雷と狙撃手のコンビとかやりようはある
迂回される。
>足止めが目的なんだから
そして、狙撃兵は敵勢力下に取り残される。
>車両が通れない場所を歩兵のみで通過したい場合もありますし
つ 空中機動歩兵

迂回されるってそれだけで十分な効果があるじゃん

>>46
チェリーピッキングしてる時点で君の負けだと思うよ

>>47
じゃあ、他の部分について、ざっくりと反論しとこうか。
>歩兵部隊が狙撃手に押さえ込まれて進攻が遅滞させられたり、
正規戦ではない。自動車で小銃の射程分を迂回するのに半時間とかからない。
かえって、味方の方が取り残された狙撃兵を救援する手間をとられる。

>アンブッシュで敵以上の失血を強いられる状況が無いみたいな印象を受けますけど、
勝敗は、出血の量じゃ決まらない。目的地を制圧できるかどうかで決まる。「置物はなくても構わんが、壁は要る」ってのは、こういう意味。

>ふつーにベトナムでもアフガンでもフォークランドでもイラクでも発生してません？
負け戦ばかりな。ベトナムじゃ米海兵隊狙撃兵が活躍して負け。アフガンでもソ連のSVDが大活躍して負け。フォークランドでもアルゼンチン側の50口径狙撃が英兵を大いに苦しめて負け。
これは、狙撃兵が活躍する状況そのものが負け戦だから。

>準備万端狙撃兵なんざモノともしない部隊構成して
ロシアと中国が、もうすでにそうである件について。
ロシアは大戦車軍団、中国は損害をものともしない人海戦術。

>>45は意味が分からないとして

>>自動車で小銃の射程分を迂回するのに半時間とかからない
兵士全員が車に乗っているとは限らないし、車で移動してるとも限らない。車を使ってしまったら歩兵の機動力が失われてしまうから。加えて、狙撃兵を避けて迂回するということは進行ルートが限られるということになる。車を使っているのならなおさら。で、そんなことは狙撃兵を配置した側も想定してるはずで、待ち伏せがしやすくなる。
それに、正規軍同士の戦いだからと言って不正規戦が起きないとは限らない。

>>味方の方が取り残された狙撃兵
狙撃兵は敵勢力圏内で活動することを想定して訓練してるのであまり問題ない

>>出血の量じゃ決まらない
出血が多ければそれだけ目標地点を制圧するのが困難になる。負傷兵が出れば、負傷兵を戦場から遠ざけるのに人手を割く必要があるし。それに、味方の損害が多ければ士気だって下がる。

>>狙撃兵が活躍する状況そのものが負け戦だから
狙撃ってのは戦略状況じゃなくて戦術状況でによって発生するものでしょ

>>ロシアは大戦車軍団、中国は損害をものともしない人海戦術
どっちも一般的な先進国の正規軍ではないな
特に人海戦術はあり得ん

湾岸戦争でも狙撃兵いたよねえ
それにフォークランド紛争なんか狙撃兵が居たほうが良かったよね

そもそも普通の現代戦で狙撃しかしない狙撃兵というものはまず存在しない。
狙撃もできる特殊部隊とかが必要に応じて狙撃任務につくとか、
小隊のマークスマンが戦場レベルでの狙撃を行うとかはあるけど。

>>50
機動とか「拙速を尊ぶ」とか、言いたいことはあるけど、とりあえず。
>狙撃兵は敵勢力圏内で活動することを想定して訓練してるのであまり問題ない
これってつまり「救援はない」ってことなのか？
入念に計画し準備して、いざって時の救援手段もある「潜入」と、なしくずしに敵勢力下に取り残されるのとは、全く状況が違うぞ。
いや、マジで救援しないの？

すまんが、>>53さんは反論のまえに自分がなにを言わんとしてるかもう一度書いてみてくれんか?
全レス返信しても殆どの場合不毛だぞと経験上言っておく

君の意見にきちんと筋が通ってれば全部にいちいち返事しなくても誰かしらからフォロー入るから

つーか、自分で狙撃戦術の有効性を認めてるんだから(>>49)、
これまで諸々挙げたデメリットが「負け戦においてのみ解消される」ことを論証しない限りは、
現代戦でも狙撃が有効な状況はあり得る、でFAなんじゃないの

狙撃ってもともと、正規戦の中でも外縁寄りの、支援色が強い行動だと思うんだが、
その狙撃兵を戦場のど真ん中に突っ込んで「ほーら役に立たない」と言うことになんの意味があるのかよう分からん

>>53
何がなし崩しなのか分からんが、単独でその手の任務につく以上、狙撃兵がそういった状況に置かれるのは想定してるでしょ
その上で、自力で安全な回収地点まで向かうことを求めるのか、それとも増援部隊を待って敵を撃退するのかは、その時の状況と指揮官の判断に依るでしょ

>>56
想定してても、対処できない。
>自力で安全な回収地点まで向かうことを求めるのか、それとも増援部隊を待って敵を撃退するのか
人間が持てるサイズの通信機じゃ、20kmも離れたら連絡が取れなくなる。こういう見通しが立てられない。

孤立し味方と連絡とれない、先の見通しも立たないとなると、簡単に士気崩壊して自暴自棄になる。
第二次大戦末期のドイツ狙撃兵がいい例でな。隠れるどころか、教会の塔に登って銃乱射して、最後に自殺なんてのがよくあった。

お前らいい加減狙撃兵じゃなくて狙撃銃を語れよ

>>57
衛星通信使えばいいだろ
てかそんなこと言ったら、遠隔地で支援なしで長期間活動する特殊部隊の類は全て使い物にならないってことになるけど

〉〉57
都合の悪いことから目をそらして細かいところにのみ見苦しい屁理屈こねたって、誰も君の見識に感心したり恐れ入ったりはしませんよ
狙撃戦術が有効なのは負け戦のみ、とかいう自説を論証できないなら、
狙撃が有効に用いられたという事実しか残らないわけで、その事実から目をそらすために机上の空論以前の脳内用兵論を展開してることになる

誰も尋ねちゃいない、見当はずれの例を持ち出して煙に巻こうとしたところで、まず前提がおかしいのはバレバレなのよ
そりゃ完全に孤立したら自暴自棄にもなるわな
それで？　狙撃任務に就くものは孤立させられることを常に強いられているんかい？
それとも、敵部隊に与える効果以上に味方を圧迫するレベルの救援を求めなくてはならない「割に合わない」戦術だって言いたいの？

なんにしても、それこそ実例挙げてもらいたいもんだね
運用上の失敗や環境・状況の不適のためではなく、狙撃自体が抱える欠陥のために有効に活用できなかったことが常態化してた戦争・紛争を