ニコニコ大百科

>>209
>>ゆるゆりが売れたのを百合が世間に受け入れられたと勘違いしてから終わってた
一時期、編集部が「『百合+α』ではなく『α+百合』」と発言していたそうですが、百合を求めている読者に対し言ってはいけないことだと思います。
カレー専門店のはずなのに「福神漬けに力を入れてます」と言っているようなものですから。

>>210
百合は好きですが、マイナーなジャンルであることは否めないと思います。
その上で商業ベースに乗せるためには、一般に広めていくか、マニアックに深めていくかですが。一般向けには「きらら系で十分」という意見も聞きますし、まあ編集部の目論見がはずれたのでしょうね。

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今ってBL・NL畑の漫画家さんとかいるの？

俺が読んでたときに好きになった作家さんは追いかけてみたら
本業ではBL・NLを描く先生が多くて、当時はがっかりしてたけれど

今考えてみるとその分「百合姫では女同士の恋愛モノを」って
意識してたんだなって思った

『純水アドレッセンス』とか載ってたころは
掲載作品には「男らしい（攻めらしい）性格の女」はいたけれど
「男」は見事にいなかったし

>>213
>>今ってBL・NL畑の漫画家さんとかいるの？
今でもBL・NL出身の方はいると思います。ただ百合姫デビューした方も多いので割合としては少ないでしょうね。

>>本業ではBL・NLを描く先生が多くて、当時はがっかりしてた
わかる気がします。
とくにBL畑の方に顕著だったのですが、体型の書き方が男性的で「GLに見えない」という作品が多かったですね。あとNL・BL作品での男性の役割を女性に置き換えただけという作品もあり「これ女同士でやる意味があるの」という感想を持ちました。

>>今考えてみるとその分「百合姫では女同士の恋愛モノを」って意識してた
ここの掲示板でも何度か言及されていますが、そういった意味で『ゆるゆり』がエポックメイキングな作品だったのだと思います。
当時の編集部でも「なんでこんな百合色の薄い作品が受けたんだろう」と不思議だったそうです。
その後の『百合姫』の動向を見ていると悪い意味で影響を受けてしまったのだと思います。

>>214
レスありがとう

いや・・・まあ俺の「本業がBL・NLでがっかり」というのは
むしろその先生方の百合作品がもっと見たかったという意味で
俺自身はBL・NL作家の描く百合のほうが好きなんですけどね。

いかにもな低等身むっちり萌え絵よりも耽美的・叙情的な絵のタッチ
とか人格と感情が伝わるキャラクターとか
「女性らしさ」をナチュラルに纏いながらも「女性的役割」に
固執せずあくまで「人と人が惹かれ合うさま」を魅力的に描く
という姿勢とか（まあそこらへんは好みの問題ですが）

なんというか、「百合漫画専業」「百合姫の中の人」になっちゃうと
客観的・俯瞰的に見れなくなってしまうところがあるんじゃないかと

別ジャンルも描く人ならば「百合姫誌上では"あえて"
女性キャラ恋愛の良いところを描こう」ってなりますし・・・・・・


あと男が絡む話の難しさというのは
「百合姫誌上で野郎なんか見たかねえよ」とかいう以前に

「Nカプになりうる彼女をマイノリティーの世界に引き込んでしまう」
「自分が彼女を欲するのは許されることなのだろうか」となって
相手の女の葛藤がものすごいことになってしまうがゆえに
繊細に心情を描く作家さんでは、
むしろ深入りしたくない領域ですよね

>>215
>>俺自身はBL・NL作家の描く百合のほうが好きなんですけどね
こちらこそ意図が読み切れず申し訳ありません。
>>214と矛盾してしまうかもしれませんが、誌上で評価の高い作品はNLやBLも描ける作家のものが多い気がします。
それこそ面白い作品を描く上で「客観的・俯瞰的に見れ」ることが必要なのでしょう。

>>男が絡む話の難しさ
話が長くなりそうなのでこれで最後にします。
百合作品において男が存在するだけで重要な意味を持ってしまいますし、無理に男を抜いてしまうと作品にリアリティが無くなってしいます。それこそ「深入りしたくない領域」でしょうね。
『CITRUS』では最初に男関係の話を整理していたので上手かったと思います。

立花館まさかの5分

5分しかないから1話は新鮮なライチ見せて終わった

ここのレス読んでると百合ファンて結構神経質に感じるな
恋愛ものというジャンル自体が結構面倒な人多いってのもあるけど

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30分じゃイロイロと厳しそうなのも分かるが
頑張って15分は欲しかったトコだな＞立花館

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>>224
スカーレット終わらしたから・・・ね？
まあ、次もダメな雰囲気ある
ルミナスは良作だったけど絵というか作風が古い印象あってコミックス買うまでに行かない感じだったんかな？

ハロー、メランコリック！が好調みたいだけど主人公男にしか見えなくて受けつけないんだが
citrus＋は迷走してるし現状の百合姫で本誌買ってまで見たいのささ恋とドーナッツだけだな
本誌を買う意味がない・・・

（ルミナス＝ブルー古い感じを覚えなかったのは
ジェネレーションギャップ案件なのだろうか・・・怖っ）

アンソロ乱発で、単行本は後回しって人はいたんだろうと予想。
その時期に1巻で生き残ってるのささ恋くらい？

ハロメリはPVのボイスもハスキーだから、
ダメな人はダメかもですね。

不満はあれど、なくられては困るので、
編集部には頑張って頂きたい。

ただの偏見ではあるけど女の子そのものをリアルだったり少女漫画的に描こうとしてるのが一昔前のソレな感じがしてる
つけまで強調したような睫毛とか瞳の装飾具合とか身体や制服の表現とか
こう言うとcitrusもじゃんってなるけどあれは絵とかストーリーが全体的にインパクトが強くて印象に残りやすいからなぁ
対してルミナス＝ブルーは淡い感じがして良作ではあるんだけど購買意欲を刺激する強烈な何かが足りない気がする
citrusより前か別雑誌で連載してたら今より続いたんじゃないかって思う

毎月楽しみにしてる百合姫の記事あるんだ、と思ってみてみると結構コメント欄が厳しい…
面白い作品も結構あると思うのですが…
「私の百合はお仕事です！」「たとえとどかぬ糸だとしても」「きみが死ぬまで恋をしたい」「ささやくように恋を唄う」とか、この辺りの重版かかってる作品は安定して面白い、ていうか続きがめちゃ気になるので雑誌連載追ってます。
特に「わたゆり」と「とど糸」、この2つは巻数重ねてきてるしそろそろメディアミックス化も視野に入るのでは?と思ってます。
いい作品もあるんですよ！

>>228
挙げられている作品は、私も好きです。
わたゆり、Citrus（2期）のアニメ
やったら良いなとも思います。

ただ、私の一番は「ルミナス＝ブルー」だったので、
４５冊買ったコミックと心の置き場に困りまして
荒ぶってしまい、申し訳ないです。

そもそも今少女漫画って売上激減してるからね
女読者がＢＬやイケメン少年漫画ばかり買うようになったから
結局のところ女ばかりの百合を買う一番のターゲットは男子
なのに古い少女漫画みたいな代物ばかり載せてるようじゃ売上なんて伸びないと思う
彼氏持ちや人妻やらの無意味な男絡み・女装男子・ＤＶ・レ〇プなんて男子読者がマジで嫌うものも平気でやるし、同性愛嫌悪やノンケへの片想いやら胸糞悪さしかないものもやるわで、そりゃ読まない人も増えるでしょって話

百合好きな人はハッピーな感じが好きというか、少なくとも二人の人間関係の間のゴタゴタは好まない人が多い気がするな。

当たり前だけど百合というタグというか属性だけで漫画が成り立つわけないから、いろんな百合漫画にタグ付けするとしたら
「百合　日常」「百合　趣味」とかになるんだろうけど、
上記２つみたいなのはそれぞれのタグのファン層をそれなりに被らせることができても「百合　不倫」とか「百合　人間関係トラブル」とかだとそうはいかないのかもね。

ガチな恋愛感情がありそうな百合はウケないとかって意見もあるけど、たぶんそうじゃなくて、女性向けのドラマとかにありそうな人間関係のゴタゴタやめんどくさいラブコメとか胸糞展開みたいなのがウケないんだと思う。

NL作品でもストレスフリーな作品が増えてるのに編集部は時代遅れ過ぎ
古くから有る専門紙って部分が唯一のアドバンテージで正直電撃とかの作品の方が面白い
長編だと直ぐ胸糞誰得展開(しかも浅い)入れようとするからアンソロだけ出してろと思う
>>230
一見男性向けにしか見えない作品でも意外と女性読者は居たりするよ、女性の百合読者は少年漫画とかに移った層とはまた別と考えるべきと思う

うーん、シリアスというかめんどくさいというか、そういう「つらい！これこの先どうなるの?」って要素は、必要だと思うのですが…
そういう要素がこれでもかと詰め込まれて、それをしっかりと解決して完結した百合作品、「やがて君になる」が昨年完結しました。
百合界を牽引する大ヒット作品の完結、そしてあのキスやcitrus等、シリアスめで長期連載していたヒット作が終わって久しい中で、次の作品が必要だと思うのです。
この辺は個人的な好みもあるのですが、そういう「めんどくさい、しんどい、でも続きが気になる！」といった要素がある、面白い作品で、今後の百合界を引っぱっていって欲しいなと、一迅社さんには期待しているのです。

連投失礼します。
最近だと「欠けた月とドーナッツ」が好きですね。等身大の女性の悩みにグッと来ました。
Twitterで公開された1話も好評なようなので、このまま丁寧に描いていって、いつかドラマ化とかしてくれるといいなぁと期待しています。隔月連載なので先は長いですけどね。

＞そういう「つらい！これこの先どうなるの?」って要素

おそらくそういうのは日常を描写するような作品じゃなくてバトル物に求めてる人が多いんだろうね。

ストパンとか魔法少女なんちゃら系統とかみたいに、バトル系ならシリアスでありつつ、百合ファンの獲得も結構多い
最近だとまちカドまぞくのシリアス要素も、魔法とかにかかわる話であって日常とかはまた別方向にむけたシリアスで、「シリアスな日常」ではない

複雑な感情の揺れ動きや人間関係間のシリアスをメインにした百合作品の話だと、そのトップレベルの位置すると思われるやが君でさえアニメとしては、爆死とかコケたってことはなくてもヒットとは言えないレベル。

シリアスな人間関係を描いた百合作品としては、やが君の立ち位置は他ジャンルで例えると、
バトル作品でいえば進撃やナルト、ゆるい日常系百合作品でいえばゆるゆりやきんモザあたりに該当、もしくはそれ以上と言える。自分もやが君は読んだけど話がつまらないとかは思わない。それですらアニメがヒットしたとまでは言えない状況なんだから、この系統のジャンルは属性同士の相性（百合＋シリアス系の日常）が悪いんだろうなと予想せざるを得ない。
そもそもこれだけいろんな百合作品がある百合姫からのヒット作品がゆるゆりとわたてんって時点で察しが付くけどね。

もちろんどんな作品でもそれを楽しむ人がいるわけだから存在価値がないことにはならないけど、今後百合回をひっぱっていくとか百合の人気度を上げるとかって作品がでるとすると、たぶんつらい系ではなく楽しく見れるタイプの作品になると思う。
百合を「楽しく眺める」ような目で見ている人が多いとすれば、そのほうが相性がいいということなのかもしれない。


また、一度百合抜きに考えるのも一つの考え方かもしれない。
バトル系とかじゃなく日常系のトップにいるのはさざえサンやくれシンみたいなほのぼの系であって、人間関係のいざこざや感情のすれ違いを書いたタイプの日常ではない。
昼ドラの実写の男女の恋愛メインの話なら、むしろそういう人間関係のいざこざが王道なんだろうけどね。

ただそういった女性向け実写恋愛ドラマになるようなのを女同士にしたような感じのマンガが百合のトップを行くかといわれたら可能性は薄いと思う。

男絡みにしろドロドロした面倒くさい代物にしろ後のカタルシスのためにやってるんだろうけども、このストレス社会でわざわざストレス掛けてくるような漫画にお金使うような人がいるかどうかって話なんじゃないかな
求められてるのは女の子同士の楽しい恋愛物語だと思う

単純に百合姫掲載作品の品質が低いだけだと思うんですけど
百合好きは百合補正で実際以上に素晴らしい作品だと思いがちだけど
逆に百合ということを除けば特段見るべき価値もないありきたりな作品が多い

百合豚が増えてどいつもこいつも女だけの異空間になってたから百合姫は十分抗ってる気がする。