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オリエントの神々の中でも天空神にしてユダヤで一番信仰されていた神、エルが
色々あってユダヤ教という一神教の唯一神扱いされ
キリスト教やイスラム教のせいで遠い世界各地でも唯一神扱いされることになった

昔からエンリルとかマルドゥークとか若い神々の無茶に悩まされてきたエル父さん、
人間達の無茶ぶりに、今は何を思うか

エルってオリエント史的には割と後期の神格じゃないの？
シュメール神話とかバビロニア神話にエルっていたんですか？
それらの天空神にはアヌってのが居たみたいだけど
エルってセム系に信仰されてた神格っぽいんだけど
ユダヤもセム系だしセム系がセム系の神を信奉してるだけなのでは

エルと呼ぶか、アヌやアンとよぶかは、あんまり本質じゃねーな
ヤーヴェとアラーは別の神かい？
まあ、みんな別の神と見なす多神教解釈でも良いが

いやだから名前の違いだけでなくそのエピソードに伝わる為人や特徴と何系の人種に崇められてきたかという違いとって色々引き比べてみたら相違点が沢山あるもんでっていう話なのでは
エルは元々古代では偶像化されていた神格みたいだけど要はカナン神話の主神な訳でこれもセム系
ユダヤもイスラムもセム系なんでセム系の主神という点ではヤーヴェとアラーは共通してんじゃないの
セム系が各地でそれぞれ神話のバリアント作って信仰してたのが後に統一運動的なので一本化されていったとも考えられる
なんにせよ唯一神にして「生まず、生まれず」のヤーヴェやアラーと一応アンシャルとキシャルていう祖神がいるアヌ/アンでは根本的に違うと思われるが(というか他ならぬ一神教側がそれらと同一と看做さないだろう)

各地で似たような構造の神話を展開する→後世にそれらを一本化する目的で統一運動として一神教を広める
ていうのがどうもセム系の習性っぽいんですよね
オリエントもいつ頃からセム系が席巻仕出したのか、アッカド人がメソポタ支配した辺りからなのかも
とにかくあの辺りからセム人の拡散と一神教化序曲としてのセム型多神教が各地にバラ撒かれていった？

神様の中でもぶっちぎりで最高位なのがかのクトゥルフ神話のアザトースでOKか？
この3次元世界が実は彼自身の夢の中だとか、
目覚めた瞬間にはこの宇宙という全ての概念が泡の如く消えてしまうだとかもうほぼ訳ワカメレベルなんだが…
多元宇宙を支配するヨグ＝ソトースすらも手が付けられない盲目の化け物らしいし。

>>606
つ唯一神

>>606
「創作の中の」を頭に付けるのを忘れているぞ

クトゥルフ神話は確定で創作
ファンは多いが、ほぼ全員その存在が架空であることを認知している
ほぼ全ての人間から架空と認知されてる神と、
少なくとも一定数の人間が実在を信じている神（>>607の言う唯一神）を比べるのは無意味だよ

クトゥルフ神話って要するにエジプト神話とペルシャ神話のごった煮なんですよね。
そのアザトースというのもエジプト神話のトートから来ているんでしょう
19世紀辺りからエジプト神話ブームみたいのが西洋で起きていてクロウリーなんかもエジプト神話を元にタロット製作なんかをしていた
クトゥルフもそういうエジプト神話ブームを背景に発展した創作の一つでしょ
唯一神は基本的にメタ張り合い合戦のノリでどんどん偉大に万能になってくから唯一神が何かに超克されるという事はあり得ない訳で、どんどん肥大化してく一方の不定形モンスターでありゲル状を想像するとピッタリ符合する

唯一神＝ゲル、スライム、不定形、弾性体

神というのはソフトなわけで、地域や民族といったハードにどんどん転送されていく
イシュタルがアスタルトになり、アフロディーテとなっていくように

そのなかでとある神格をこの神以外を神と呼ぶなと主張し、
（大体そんな異端はほろされるんだけど）主張が通ってしまえば、唯一神になる
いわばOSだな。かくしてアヌはエルからヤーヴェ、デウスとなる

しかしそうすると信仰を伝えるのは難解になる
当面の問題を人が解決するのに必要なのは、むしろ身近な守護者だから
そうして無数の守護天使・守護聖人が生まれ、一神教は多神教に戻る

>>608
キリスト教の唯一神が統べる世界には地球、太陽、そして精々太陽系という概念しかないから
宇宙や三次元世界全ての支配者というと格上に見えてしまう>>606の感覚は欧米文化圏を前提にすると分からんでもない

一神教は多神教には戻らない、というのも型構造が違っていて
天使や聖人は神格化されても神格そのものにはならないので欺瞞構造の一種でしかない。
要するに不可逆反応で、一神教は異端というより多神教の主神を各とした結合反応
ここを押えておかないと多神教から一神教へと向う流れが理解できない

>>612
「多神教から一神教へ向う流れ」とか言うけど
別に多神教全体でそうなってるわけじゃないし（仏教や神道は多神教のまま）
キリスト教やイスラム教は多神教というよりはむしろ他の一神教のエピソードを引き継いでる面が強い

ユダヤ教だけ見て「多神教から一神教へ向う流れ」とか決めつけちゃうのはどうなのよ

神格だけど神格じゃないみたいなとんち神学で、
守護聖人を生み、聖像禁止論争に敗れ、全能性をも失い、結局は多神教に戻ってしまう訳だ
そして多神教は同時に個人的に一つの神格に全能性を見いだすだけで一神教も兼ねてしまう
まあ、神学的進化論は最初から破綻してますがな

>>614
「神学的進化論は最初から破綻」ってのはいいとして
多神教が一神教も兼ねるってのは違うと思うぞ
一神教はただ唯一神を崇めるだけじゃなくて、唯一神の教えを「言葉」にして表して
その「言葉」に重きを置く厳密な縛りがあるんだ
そういうのは多神教にはほとんどないだろ

一神教と多神教は基本的にはもう別物だよ
たまに、一神教の中から多神教に、
多神教の中から一神教に浮気する不届き者が出てきて、
「一神教の中の多神教（マリア崇拝とか）」
「多神教の中の一神教（弥勒崇拝とか）」
みたいな特殊な派閥がちょこちょこ誕生する程度だと思う

テキスト重視は別に一神教の特徴ではないな
そいつはイスラム教やプロテスタントのやり方であり、
カトリックは教義を聖書のテキストではなく神学的分析と公会議で決定する
また、仏教でも日蓮宗は一般に、びっくりする程に法華経というテキストを重んじる

欧米のキリスト教でも、何かをするときには
職業や地域の守護聖人や守護天使に普通に祈りを捧げる多神教だし
また浄土教は一般に阿弥陀如来の一神教だ

一神教と多神教というのは宗教学者が便宜的に分類したり、個人の宗教観に置いて決まるものであり
どれが不届きで特殊な派閥でどれが正しく基本的な信仰かなんて客観的に決められたもんじゃない

>>616
プロテスタントはもともとカトリックの対抗宗派として「聖書に立ち返れ」と言って成立した歴史があるから勘違いしがちだが
俯瞰的に見ればプロテスタントが極端に聖書至上主義なだけで
別にカトリックがテキスト重視ではない（聖書を軽視している）わけではないよ

ベルセルク、鋼の錬金術師、ペルソナ2。神の正体ってのは集合的無意識の化身なのかな？

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それブルドッグス、ブルドッグスじゃね？

聖書や外典・偽典群の一番興味深い部分は「人間は土から創造」され「天使は火から創造」されたという箇所だと思う。
人間の組成は炭素だからね。
聖書が正しいならば人間の体は組成的に天使に近く人間では無かったという事になってしまうからね。
某軍産国際金融資本が戦争のドサクサに紛れオリエント中で墓暴きして回ってるのも根本を辿ればその問題に行き着くんだろうね。
本当の人間達(神)は遺伝子操作でこしらえた天使達(人間)を連れて古代核戦争の時シェルターに逃込んだんだろう。
けど放射線にやられたか食料が尽きたのか知らんが何等かのトラブルで召使いの天使しか生き残れなかったんだろうなと理解している。
まあ、単なる俺の推測だからこれが絶対正しいとは思わんが。
昔ならこんな解釈したら火炙りだろうな。

一口に神と言っても多神教の神性と一神教のYHVHとでは規模も成り立ちも異なる。グローバル化の進んだ昨今、宗教学者達は多神教と一神教の両立について頭を捻ってる(教義を曲げたくはないが宗教対立を煽るのは不本意)なか、留学生や研修生と接する我々平民は適当な所で折り合いを付けている

人が創ったモノが人を支配している

珪素=土、泥、鉱物
炭素=炭、燃殻、火

始祖種族とかって新世紀エヴァンゲリオンの解釈かよw
じゃあ超古代には珪素生物が地球上にいっぱい居た訳だ？
珪素だから草薙素子さんみたいにみんな頭良かった訳ですね？

>>624
エディアカラ生物群は怪しいと思う。
70年代までオーストラリアのバス海峡で生存してたとかにわかには信じられないし。
深海には光や電気を発する神秘的な生物がいっぱい居るし。
12000年前に急激に大絶滅して炭素生物の天下になったとか？
炭素じゃないなら昔は恐竜もホタルみたくピカピカ光ってたのかね？
恐竜図鑑がネオンで埋め尽くされるw

>>622

ユダヤ人の信仰対象の変遷とかが分かる本ってありますか？
多神教からいつ頃一神教に変わったかとか。

>>624
人類の正体は18番目の天使に過ぎない、とは庵野秀明も言っていたな
人類への服従に納得がいかないルシフェルニキが反乱を起こすわけだ

>>626
モーゼがシナイ山の山神に会って、唯一神だと認めた時じゃないの？
お陰で聖書には多神教の痕跡がエデンの園で神が一人称を「我々」としたことぐらいしか残っていないとか

神なんて態度が偉くて人間の概念が通用せず善悪がないもんだしな

神とは違うが位置的に手塚治虫の火の鳥なんかがそう

神か糞、有能か無能、みたいな判断基準の奴は絶対に信用しない

神　悪魔　妖怪　精霊　怪奇現象　幻獣　鬼　英霊は人間の脳　精神の中に存在しているのかもしれない。