科学
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391
ななしのよっしん
2019/08/10(土) 19:03:31 ID: cucNkCU5g5
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392
ななしのよっしん
2019/08/10(土) 23:07:40 ID: XO21a+0d+d
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394
ななしのよっしん
2019/08/12(月) 20:51:11 ID: cucNkCU5g5
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395
ななしのよっしん
2019/08/12(月) 23:09:09 ID: XO21a+0d+d
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396
ななしのよっしん
2019/08/13(火) 05:32:35 ID: fjwg3ZocaR
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397
ななしのよっしん
2019/08/13(火) 22:24:29 ID: cucNkCU5g5
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398
ななしのよっしん
2019/08/14(水) 09:20:40 ID: XO21a+0d+d
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>>397
じゃあ哲学も科学だよ。>>394の理屈で言うと、総称用法としての「科学会」が先にあって、その学会が哲学を対象外にしている必要があるわけだから。研究組織があるから科学だという程度の論法でよければ、人文科学研究所の哲学分野だったり、あるいは文学部・人文学部の哲学科を置いている大学はいくつかある。
あとは、「科学」については8TJfKTedfHの人がネットの辞書サイトしか見ていないが、『広辞苑』の最新版の「科学」の項目には、>>392で書いた通りのことが書いてある(というより、>>392が広辞苑のコピペ)。そして、人文科学の中に哲学は入る。
だから、ここまでの話はディシプリン(個別の学問領域としての科学/学問)の問題であって、サイエンス(総省としての科学/学問)の問題ではない。この点は、>>386-388がAI研究に限定した話しか出せていないこととも一致する。アルゴリズム研究に哲学的な議論が全くなければ俺が書いたことは完全に破綻するけどね。
もっとも、>>384が科学技術(S&T:さしあたり下記URL参照)と科学(サイエンス)をごった煮にしたことが発端だけどね。「科学技術が「哲学技術」だとも思えない」なんてのは当然で、科学技術という言葉そのものが、技術が入りずらい領域を対象外にせざるを得ない。
だから、哲学はテクノロジーではないというのは言えても、科学ではないは無理がある。逆に>>384みたいに「科学が「哲学」だとは思えんな」といった場合には、限定の条件を明示する必要がある。哲学は科学だからね。
https://kotobank .jp/word /%E7%A7% 91%E5%AD %A6%E6%8 A%80%E8% A1%93-22 6620 -
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399
ななしのよっしん
2019/08/14(水) 19:15:05 ID: 8TJfKTedfH
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>>392
ヴィッセンシャフト(Wissenschaft ウィッセンシャフト)は前に引用した通り、第一義的には「学問」という意味(>>390)。しかもヴィッセンシャフトは女性名詞で、集合的に「学者」も意味する(『クラウン独和辞典 第4版 電子辞書版』)。一方、サイエンス(science)は第一義的には「科学」で、ヴィッセンシャフトのような性質もない。
また元来、サイエンスの語源はインドヨーロッパ祖語skei-(切る・分割する)。
https://bit.ly/2 LWzrvR
ヴィッセンシャフトの語源は8世紀古高ドイツ語wissen(wiʒʒan・学んだ・認識した・経験した・覚えた)。
https://bit.ly/2 TvXXF6
サイエンスとヴィッセンシャフトは語源も、現代での語義も、文法的性質も違う。「元をただせばサイエンスとヴィッセンシャフトは完全に等価」と言える理由は無いはず。
>>398
「>>386-388がAI研究に限定した話しか出せていない」というのは変。ディラックは理論物理学者だったし、ディラックが批判したのは、ウィトゲンシュタインを含む哲学者たちが科学を誤解・誤用していることだった(>>386)。
田中一之は数学者で、フランセーンは計算機(コンピュータ)科学者。この二人が批判しているのは、哲学者たちによる数学の誤解・誤用(>>387)。
須藤靖は宇宙物理学者で、「科学哲学と科学の断絶」が実態だと言っている(>>387-388)。須藤と対談した科学哲学者の伊勢田哲治は、「思った以上に物理学者と哲学者のものの見え方の違いというのは大きいのかもしれません」「決着はつかないでしょうね」等と言っている(>>388)。
伊勢田はアスクエフエムでも回答している。
https://bit.ly/3 3vECZl
>須藤さんと対談することで科学に対する考えは変わりましたか? — 科学に対するというか「科学者はなぜ科学哲学の問題意識についてこんなにピンときてくれないのか」についての理解は深まったと思います。
https://bit.ly/2 KvO47D
>科学の内容について(たとえばこの宇宙はどうはじまったか、今の科学ではどう考えられているか)でしたら、当然科学者の書いたものを読むべきです。 -
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400
ななしのよっしん
2019/08/14(水) 19:21:03 ID: 8TJfKTedfH
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>>398
https://bit.ly/2 Z7p1je
>須藤さんとの対談本でも書きましたが、パールの『統計的因果推論』はこの分野に要求される洗練度をすっかり変えてしまったと思います。何十年も哲学者が積み上げてきた分析が今となっては何だったんだろうという感じです。
数学者兼AI開発者の田中潤がこんな本も。
>>az4334043380
>人工知能は自我を持つようになるか? 自我を持つとどうなるのか? という哲学的な問いかけが流行していますよね。書店に行くと人工知能コーナーが設けられているのですが、プログラミングに関する技術書より、こうした哲学書の方が多く陳列されている印象です。
僕、すごくガッカリしているのです。なぜなら、生産的じゃ無いからです。人工知能開発者は人工知能に自我が芽生えるかどうかなんて興味ありません。人工知能を作れない人が、人工知能を知らない人に向けて「問題だ」「凄い」と言っている。そんなのどうだっていいだろう! と言いたいです。
あまりにも誤解が広がっているから、研究者が慌てて「そうじゃないんですよ」と修正するような事態がしばしば起きています。本当に勘弁してほしいと思います。(35~36頁)
物理学VS哲学については、ウィキペにこういう情報もある。
https://bit.ly/2 Z3nI55
>哲学者は、科学とは違う日常的言語で「宇宙」や「存在」を語ろうとしてきた。
>ディラックの考えでは、非科学的な日常的言語をいくら使っても、正確な意思疎通を行うことはできない。量子力学を説明してくれと言う家族や友人に対してディラックは、「無理です」と言って黙り込むのが常だった。どうしても説明してほしいと迫る友人に、ディラックは「それは目隠しした人に触覚だけで雪の結晶がなにかを教えるようなもので、触ったとたん溶けてしまうのだ」と返した。
>宇宙の背後にある「語り得ぬもの」または「無」について、ウィトゲンシュタインは「もちろん言い表せないものが存在する。それは自らを示す。それは神秘である」と述べたが、こういった哲学的考えは、理論物理学者から疑問視されている。何故なら、「語り得ぬ」はずの「無」について、科学的に言語化する手がかりが既に見つかっているからである。
例えばペンローズの「ツイスター理論」、アシュテカーの「ループ重力理論」、ロルとアンビョルンの「因果的動的三角分割理論」等の研究が進められている。 -
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401
ななしのよっしん
2019/08/14(水) 19:26:49 ID: q/UMESHROy
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同じ話をなんども長々と繰り返されても正直困る
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402
ななしのよっしん
2019/08/14(水) 20:11:30 ID: XO21a+0d+d
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>>399-400
いずれにせよ、>>399の後半以降は問いの立て方の差なのでディシプリンの問題であってサイエンスの問題ではない(引用文の問いはあくまで自然科学者に限定した上での「科学者はなぜ科学哲学の問題意識についてこんなにピンときてくれないのか」)。
よって、俺にとって問題になるのは>>399前半のみだ。だがこの問題は、現代語に限って言えば『広辞苑』と英独辞典と独英辞典を参照すれば十分にサイエンスとヴィッセンシャフトは一致する(自分の手元のオックスフォード英独辞典,独英辞典を見る限りだが)。
語源レベルで遡ってみても、サイエンスとヴィッセンないしヴィッセンシャフト遠くない意味合いだよ(WEB翻訳だと>>399のURLに印欧語源とか古高ドイツ語源とか書いてなかったんだが)。さすがに「完全に等価」(>>392)は撤回するけど。おそらく両方ともラテン語からの借用語じゃないかな。
あるいは、「インドヨーロッパ祖語skei-(切る・分割する)」の方を重視した場合は、むしろディシプリンの問題になるが、その場合の「科学」は個別分野としての「~科・学」になるのであって、総称用法としての漢字二文字の「科学」の問題にはならない。
以下は参考
「science は現在の日本語でいうところの「知」に近いものであって、19世紀以降その訳語として用いられるようになり、現在では一般化している科学とは区別されるものであったという考え方です。」
「そうした分類・細分化を前提としているわけですから、しばしば誤解されるように「学」一般に通有する普遍性・一般性を含意しているわけではなく、「科」として分類された個別の「学」において成り立つ、一般化されうる法則性を定立していくということが「科・学」という語には含意されています。」
https://tsyokmt. exblog.j p/237103 554/ -
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403
ななしのよっしん
2019/08/14(水) 22:06:36 ID: cucNkCU5g5
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>>398-402
「科学」と「哲学」がそんなに類義だとか同義だとか考えてるなら
まずは類義語辞典を書き直してみたら↓
https://thesauru s.weblio .jp/cont ent/%E7% A7%91%E5 %AD%A6
https://thesauru s.weblio .jp/cont ent/%E5% 93%B2%E5 %AD%A6 -
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404
ななしのよっしん
2019/08/14(水) 22:37:16 ID: kkcmoMV/21
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>僕、すごくガッカリしているのです。なぜなら、生産的じゃ無いからです。人工知能開発者は人工知能に自我が芽生えるかどうかなんて興味ありません。人工知能を作れない人が、人工知能を知らない人に向けて「問題だ」「凄い」と言っている。そんなのどうだっていいだろう! と言いたいです。
普通にこの発言自体が科学者としてダメじゃね?
自我をAIに与える研究してる人はいるし、そういう研究に興味を持つ層からすれば現在の状況を知るのも重要。
科学界以外では作家などの娯楽系に行くなら未来予測は重要。
生産性がないってのが、「娯楽系を無視している」「自我に対する研究及びそれを志向する人を無視している」時点で既に偏ってるだろう。 -
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405
ななしのよっしん
2019/08/14(水) 22:56:01 ID: XO21a+0d+d
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>>403
「「科学」と「哲学」がそんなに類義だとか同義だとか考えてるなら(以下略)」
俺はそんなことは一言も書いていない。
俺が言ったのは、①哲学が科学=学問=サイエンス=ヴィッセンシャフトの一分野であるということと、②コンピュータサイエンスにも哲学との共通点はあるということ、の二点だ。
それが「科学=哲学」という古代的な等号と誤解しているのは、ひとえに「科学」という用語の無理解による。>>390の末尾のURL(コトバンクのWissenschaftの項目)にも似たようなことは書いてあるけどね。
>>404
それは「人工知能」の定義が固まっていないという事情もあるだろうね。あるいは、そもそも広義の「科学」を視野に入れていないとか(だから俺は「ディシプリンの問題」だと書く以上の言及は不要だと判断した)。
特化型AIと汎用AI(AGI)の差もあるし、確かTVのCMだとエアコンの温度センサーもAIにカウントされるんだっけか。下手すりゃHello World(同項目のC言語 or Java のコードを参照)すらAIにカウントされかねないくらいの勢いだし。 -
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406
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407
ななしのよっしん
2019/08/15(木) 16:55:06 ID: 8TJfKTedfH
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>>402
>語源レベルで遡ってみても、サイエンスとヴィッセンないしヴィッセンシャフト遠くない意味合いだよ(WEB翻訳だと>>399のURLに印欧語源とか古高ドイツ語源とか書いてなかったんだが)。
>おそらく両方ともラテン語からの借用語じゃないかな。
そう言う理由が分からない。scienceとWissenschaftの語源は、>>399の語源辞典の内容が通説のはず。論文だと
「science(科学)とshit(大便)はともに「切る(cut)」を意味する印欧祖語のskei-に由来する。こうした語源を知ったとしても、今日の用法や意味が歴史から学べるわけではない。」
(児玉徳美(2009年)「語義の拡大」『立命館文學』612巻2頁〔161頁〕)
>>399のリンク先を訳すと
>science
科学
>mid-14c., "what is known, knowledge (of something) acquired by study; information;" … from PIE root *skei- "to cut, split"
14世紀中頃、「知られているもの・研究によって得られた(何かの)知識、情報」、 … 由来は印欧祖語〔PIE〕語根 *skei- 「切る、分割する」
>Wissenschaft
ヴィッセンシャフト〔ウィッセンシャフト〕
>wissen Vb. ‘gelernt, erkannt, erfahren und im Gedächtnis haben’, ahd. wiʒʒan (8. Jh.)
ヴィッセン 動詞 「学んだ、認識した、経験した、覚えた」、古高ドイツ語〔ahd.〕 wiʒʒan (8世紀)
>現代語に限って言えば『広辞苑』と英独辞典と独英辞典を参照すれば十分にサイエンスとヴィッセンシャフトは一致する(自分の手元のオックスフォード英独辞典,独英辞典を見る限りだが)。
その考え方が間違いとまでは思われないけど、「現代語でサイエンスとヴィッセンシャフトは意味的繋がりがあり得る」とか言うのがより厳密に思える。「十分に」「一致する」とまでは言えない関係に見えるので。 -
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408
ななしのよっしん
2019/08/15(木) 16:59:38 ID: 8TJfKTedfH
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>>402
一般的な辞書の独英訳でも、ヴィッセンシャフトの第一義は「learning(学習)」。
https://bit.ly/2 z3332t https:// bit.ly/2 OVlBMT
しかも「ヴィッセンシャフト」は「学者(たち)」の意味もある女性名詞だが(>>399)、「サイエンス」と言った時に、そういったヴィッセンシャフト的意味を込めることができるか疑問。
『Oxford American Writer's Thesaurus』で、「科学の諸分野(Branches of Science)」がある。
https://bit.ly/2 YN4dyh
この一覧に載っているのは自然科学や工学だけでなく「経済学(economics)」、「地図学(cartography)」、「民族学(ethnology)」、「言語学(linguistics)」、「心理学(psychology)」、「社会学(sociology)」等もあって合計145種類あるが、哲学(philosophy)は載っていない。
scienceの諸分野を広めに設定しても、哲学が入らない例はある。『The Oxford Handbook of Philosophy of Science』だと
https://bit.ly/2 KzzNGX
>ドイツ語の中で「science〔科学〕」に最も近い類義語であるヴィッセンシャフトは、もともと「知識」を意味していた。 しかし、ヴィッセンシャフトには「science」よりもずっと広い意味がある。ヴィッセンシャフトはhumanities〔人文学〕を含め、全ての学問的専攻分野を含んでいる。
https://bit.ly/2 YYJXZW
>日本学術会議の学術は英語ではscience、独語ではWissenschaftである。前者では人文・社会科学系とことわるのも意味がある。後者ではない。筆者は普段後者の意味で使っているが、前者で考えている方が大多数のようである。
>「新学術会議において人文社会科学系会員は何をなすべきか」
>猪口孝 1944年生第20期日本学術会議第1部会員、第19期日本学術会議第2部副部長、中央大学法学部教授 専門:政治学 -
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409
ななしのよっしん
2019/08/15(木) 17:04:02 ID: 8TJfKTedfH
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>>404
自我・東洋思想・禅の悟り・芸術・「霊」等を重視しているゲームAI開発者もいる。でも、こういう考え方はAI研究開発(≒計算機科学)では主流でないように見える。
https://bit.ly/2 UdtM4U
>西洋思想と東洋思想のアウフヘーベンが必要な理由
>三宅: … デカルトの言う「我」は、思考的自我としての我でしかないので、それがヨーロッパ全体の学問をシュリンクさせていました。
https://bit.ly/2 te3zYj
>井口: … 三宅さんが書かれた『人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇』でいちばん印象に残ったのは、「禅の悟りをどうやってAIにやらせるか」という部分です。 … われわれはアニミズムで、あらゆるものに霊的存在を見いだす文化があります。
https://bit.ly/2 Mi8VgU
>相愛大学人文学部教授の釈徹宗は「哲学や思想や文学と、宗教や霊性論との線引きも不明瞭になってきています。」と述べている。哲学者・倫理学者である内田樹によれば、「本物の哲学者はみんな死者と幽霊と異界の話をしている。」という。
Googleは2019年3月、人工知能プロジェクトを倫理面で指導するために哲学者・政策立案者・経済学者・テクノロジスト等で構成される、AI倫理委員会を設置すると発表した。
しかし倫理委員会には反科学・反マイノリティ・地球温暖化懐疑論等を支持する人物も含まれており、Google社員らは解任を要請した。4月4日、Googleは倫理委員会が「期待どおりに機能できないことが判明した」という理由で、委員会の解散を発表した。
元Googleエンジニアのアンソニー゠レバンドウスキーは2017年、AIを神とする宗教団体「Way of the Future (未来の道)」を創立している。
団体の使命は「人工知能(AI)に基づいたGodheadの実現を促進し開発すること、そしてGodheadの理解と崇拝を通して社会をより良くすることに貢献すること」と抽象的に表現されており、多くの海外メディアはSF映画や歴史などと関連付けて報道した。UberとGoogleのWaymoは、レバンドウスキーが自動運転に関する機密情報を盗用したことを訴え裁判を行っている -
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410
ななしのよっしん
2019/08/15(木) 18:51:18 ID: kkcmoMV/21
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誰も悟りの話なんかしてないし、ゲームAIの開発者に論点をすり替えるあたり、どうも自我研究自体を哲学的な愚行とする「不動の前提」があるっぽいな。
自我あるいは意識と呼ぶべきもの、自分は自我と呼んでるが、これは哲学的ゾンビでもない限り、そして障害者でもない限り全人類が持っている物であって、それの研究を非生産的とするのは完全に科学というより工学至上主義とでも呼ぶべき思想だろう。
全くの新しい分野を生み出し、開拓するのではなくどこまでも既存の有用な技術の応用だけで全てを実現しようとしている。職人的ではあるが科学的とは思わん。
そもそもブラックホール論、コンピュータ、人工衛星、ロケット、人工降雨など全く期待されてない亜流の研究なんて珍しくもないし、科学者が自分の不快な研究に対し「非科学的」「非生産的」のレッテルを貼って攻撃するのも珍しくない。
だがその研究がその後どうなったかはご存知の通り。
そして自我や意識の研究は、自我を持つAIを偶発的に生み出す事故を防ぎ、道具ではなく奴隷を生み出すトラブルを避ける意味でも重要だと思う。
また、ドラえもんを作りたいみたいな、あなたにとっては幼稚な目的だとしても、それで自我や意識の実態を掴めればそれだけでも科学的には大きな成果だろう。
もし、「機械に意識が生まれるはずがない」と考えているのであれば、それはマックス・テグマーク曰く科学的根拠のない「炭素至上主義」という「信仰」だ。
彼が正しいかはともかく、「機械は自我を持てるのか?」という争点にまだ決着はついてないだろう。だとすれば自我研究自体がその争点を、少なくとも今よりははっきりさせられるはず。 -
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411
ななしのよっしん
2019/08/15(木) 21:40:04 ID: 8TJfKTedfH
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>>410
「自我」や自我関連を中心的テーマにしているAI研究開発者は、自分には見つけられなかった。強いて言えば、ゲームAI開発者の三宅陽一郎くらい。
>どうも自我研究自体を哲学的な愚行とする「不動の前提」があるっぽいな。
「自我」は精神医学や脳科学で研究対象にされている。精神医学者によると
「自我とは、自己の知覚・思考・行動と外界(他者)のそれらとの明確な境界の認識であるため、その障害は、幻聴(自己の内言が他者の声として知覚される)、妄想(外界の無関係な事象が自分に関連付けられる)などといった精神病症状として表現される」。
(笠井清登(2011年)「統合失調症研究の将来展望」『学術の動向』16巻7号26頁)
『脳神経外科医が実践するボケない生き方』という本だと
https://bit.ly/2 NfDd3J
>自我とは、動物脳が適度・適切に働くようにコントロールし、状況に応じて適切な人間脳の部位を使うための司令塔といってもいいでしょう。
ネット上の『脳科学辞典』にも、自我に関して記述がある。
https://bit.ly/2 zTYubw
>ドラえもんを作りたいみたいな、あなたにとっては幼稚な目的だとしても
個人的には、それが「幼稚」だとも高尚だとも思わない。ドラえもん的存在を「目的」にしているようなAI研究開発者は知らんが。
>科学者が自分の不快な研究に対し「非科学的(ry
>自我や意識の研究は、自我を持つAIを偶発的に生み出す事故を防ぎ(ry
>「機械は自我を持てるのか?」という争点にまだ決着は(ry
裏付けとなる論文も、学術書も、辞書事典の類も無い。論拠無くそう言われても、今のところ「おまそう」としか言えない。 -
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412
ななしのよっしん
2019/08/15(木) 22:28:59 ID: XO21a+0d+d
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>>407-408,411
とりあえず、引用文の書き方が汚い。
>>407
まずは翻訳に感謝します。
その上で、上から順にコメントしときます。
①サイエンスの語源について。
ハーパー語源辞典の英語の語源が印欧語からラテン語に移行する段階で「分ける」と「わかるto know」の意味で使われているので、自分の考え方が修正を迫られているという印象は受けなかった。
②サイエンスとヴィッセンシャフトの対応について
「科学」という訳語が日本で作られた時代(おそらく明治維新だと思う)では、サイエンスとヴィッセンシャフトの用例はどうだろうか?
さらにもう一つ。少々変則的な書き方になるが、「疑似科学」は英語ではPseudoscience、独語ではPseudowissenschaftなので、現在の用法におけるサイエンスとヴィッセンシャフトの一対一対応の例証にはなるだろう。
https://en.wikip edia.org /wiki/Ps eudoscie nce
「歴史はサイエンスではないと言われても、それがひどく気になるということはありません。こういう用語上の問題は英語特有の問題なのです。
他のヨーロッパ言語〔※ドイツ語のWissenschaftやフランス語のscienceを含む〕ではサイエンスに相当する単語は問題なく歴史を含んでいます。ところが英語圏ではこの問題には長い歴史があるのです。」[E. H. カー『歴史とは何か』第三章冒頭を原文に従って意訳]
この『歴史とは何か』第三章で扱われている話は、哲学にも合致する。
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413
ななしのよっしん
2019/08/15(木) 22:30:58 ID: XO21a+0d+d
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>>408
③「一般的な辞書の独英訳でも~」
なぜオックスフォードの英独辞典・独英辞典を参照しないのか。自分は使ったことないんだが、ウェブスターってそんなに一般的なの?(Wikipediaのウェブスター辞典の「賛否」の欄がひどいけど)
それと、「科学の諸分野(Branches of Science)」に文献学(philology)・政治学(politics)・歴史学(historiography)が入っていないのはなぜ?
④>>「ヴィッセンシャフトはhumanities〔人文学〕を含め、全ての学問的専攻分野を含んでいる。」
じゃあそこでいう「サイエンス」は自然科学に限定されている狭義のサイエンスなんだろう。だがこれは英語圏でしか通用しない。
⑤「前者〔狭義のサイエンス=自然科学〕で考えている方が大多数のようである。」
その後に、猪口孝自身はそれ以外の用法が成立する余地がないとは言っていないし、むしろWissenschaftの方を重視しているな。その引用では恣意的に過ぎる。 -
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414
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ななしのよっしん
2019/08/18(日) 12:42:05 ID: esmvyQ6Llu
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ななしのよっしん
2019/08/18(日) 12:49:12 ID: esmvyQ6Llu
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418
ななしのよっしん
2019/08/30(金) 23:01:00 ID: BHzJmvtZz4
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419
ななしのよっしん
2019/09/05(木) 12:33:04 ID: 9Bh3/B/QIw
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ななしのよっしん
2019/09/11(水) 17:22:54 ID: fjwg3ZocaR
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