ニコニコ大百科

そのへんは水木しげるもちゃんと描いてるよな。
実際にはまったく制空権取れてないという。

>>418
止めて、史実ですらV兵器による犠牲者より遙かに沢山死んでる
工場で強制労働させられてる捕虜やユダヤ人がみんな死んじゃうよ

>>406
その時点で不利なのにそれを宣伝戦でごまかそうとすらしなかったのが問題なわけで。

巡航ミサイル・弾道弾の性能が段違いの現代ですら普通に爆撃できるなら爆撃した方が効率いいのに戦況を変えられるほどののV兵器揃えられる国力・資源があるならそんな兵器使う必要もない。普通に制空・制海権とって英本土上陸でもやれる話。
>>422の言うように捕虜やユダヤ人を使うにしてもその労力だって安くはないし使い潰すの前提でないと効率も良くない。

迎撃可能なV-1と比べて迎撃不可能なV-2は脅威レベルが高すぎたために却って連合軍の進撃速度を早めたっていうけどどうなんだろうな

そんなことないと思うよ
ナチの敗走があまりにも早かったから、連合軍の追撃が間に合わず補給線が伸びきって
逆に進撃速度が鈍ったぐらい
あと、あまりにもナチが容易く捕虜になるから、連合軍の捕虜収容所が満杯になってた

以下引用
　鉄条網内には、米軍がとても面倒を見きれないほど膨大な捕虜が
集められていた。西独政府捕虜史委員会の報告にこうある。
「いくら一般市民が餓えようとも、自軍の配給の方が優先された」
「無条件降伏後、西側三国に占領されたドイツ地域には、米兵よりも、
ドイツ人捕虜の方が多かった･･････」
　連合軍は一九四五年六月に捕虜の数を数え終え、収容された「戦争捕虜及
び武装解除された憲兵」は七六一万四七九四名、うち「四二九万九〇〇〇名
は降伏時にすでに捕虜となっていた」と公表した。

パウル・カレル／ギュンター・ベデカー
『捕虜――誰も書かなかった第二次大戦ドイツ人虜囚の末路』

進撃速度を早めたというかドイツ本土への攻撃を促進することにはなったな
どのみち侵攻されるっちゃあされるんだが、「どうせ何やっても防御できないから無視しろ」って選択とられると戦略的価値が消滅する兵器ではあった

パットン「知るかバカ！　そんなことより進撃だ！」

というのは冗談としてそんなに捕虜がいたんですね・・・
まぁ米軍相手だからこそ容易く降伏したってのもありそうですが

東部戦線だと捕虜になるとひどい目に合うと独兵は考えていたし、実際待遇は米英も悪いとこは悪いとはいえ全般的にはマシといえる。これは独ソどっちにも原因があるからなあ。

実は米英の収容所も酷かったらしい

以下引用
一九四五年末、西ヨーロッパ戦線は投降した何百万のドイツ兵で溢れ、
東部戦線ではソ連軍との最後の戦いがつづいていた。
西部の大量投降と東部の必死の抵抗は、ドイツ軍最高司令官デーニッツの戦略だった。
デーニッツは、一兵でも多くを人道的な取り扱いが期待できる、
アイゼンハワー麾下の連合国軍に投降させようとしていた。
だが、その試みは絶望的な結果に終わった。五〇〇万人をこえる捕虜は野ざらしで、
立錐の余地もない鉄条網囲いに入れられ、 最小限の食糧や衛生施設にも事欠いた。
一九四五年四月以降、仏軍の手にあったものも含めて、約一〇〇万人の捕虜が次々に命を落とした。
このような惨事が米軍のもとで起こったのは、南北戦争時のアンダーソンビル監獄以来のことだった。

消えた百万人　ドイツ人捕虜収容所、死のキャンプへの道　
ジェームス・バクー　著

そりゃ米英も悪いとはいえ東部の方が全般的には悪かったと思っていいと思うよ(東部でも良い待遇のところは西部より良かったというのも当然ある)。それにドイツ軍は上から下まで自分たちが占領地で行った蛮行に対する復讐を恐れていたから米英に投降した方がいいと思うだろう。

後「消えた百万人」にたいしては、捕虜に関する統計のOther Losses（その他減耗）にはすぐに釈放されたヒトラー・ユーゲント隊員などが含まれていることを無視しているという批判もあるし下のような話もあるから米英が捕虜待遇について完璧だったわけじゃないという点以外は信用できないな(特に数)。
以下引用
ドイツ捕虜の処遇に対する専門書を著しているアーサー・スミスは，猛烈な反論をバクーに向けている
(Arthur L. Smith Jr.,Der geplante Tod,in D.Bracher(Hrsg.),Deutschland zwischen Krieg und Frieden,Dusseldolf,1991)．

　紙幅の都合上詳細は避けるが，スミスによれば，バクーの主張は先行研究や重要史料を無視して，都合のいい史料だけに恣意的に依拠したものであるという．
　一例をあげれば，ドイツ連邦文書館（バクーはここの史料も利用したとしているのだが･･････）には，アメリカ捕虜収容所におけるドイツ捕虜の待遇に関する，さまざまな統計や報告が残されているのだが，バクーの著作ではまったく無視されている．
　極めつけは，殺害されたと称する捕虜の死体処理で，百万もの人間が殺されたならば当然，死体処理施設がなくてはならないはずである．
　ところが，スミスにこの質問をぶつけられたバクーは，
「どのように死体を片づけたかはわからない，おそらくライン川沿いの閉鎖された坑道に投げ込まれたのだろう」
と答えている．

大木毅・鹿内靖共著『鉄十字の軌跡』

>>430
なんか南京論争見てるみたいだなw
人間の死体なんてそう簡単に処理できるものじゃないと
いうことを虐殺主張勢力は良く解ってないみたいだ
確か米英の公式記録では英仏の収容所で7万人ずつ
死んだんだったっけ
そうだとしても15万人だからシベリア抑留より酷い

シベリア抑留もアメリカ人の研究者の調べじゃ
軍民合わせて日本人約272万6千人の内約107万人がシベリア含むソ連各地で強制労働させられ、確認できる死者25万4千人、行方不明、推定死亡者9万3千人で、合計約34万人の日本人が死亡したとしている、てのもあるしな
ウイリアム・ニンモの「検証ーシベリア抑留」だったか
犠牲者数論争ほど面倒な論争はないわ。どれも万単位で変わったりするし

俺の爺ちゃんが横須賀海兵隊所属で終戦まで戦争行ってたんだよな…
遺品（※戦死したわけではない）に従軍手帳があったんだけど、色んな船に乗ってたらしい（船名や行き先も逐一書いてあった。慰問品が以外と頻繁に届いてる）。
最後はオーストラリア近辺で終戦して捕虜扱いになり、また色んな船を乗り継いで日本に帰ってきてる。
最初に支那事変で徴兵されたみたいだから約9年間か…今考えると、よく最後まで生き残ってたなぁ。

>>433
海兵隊ではなく陸戦隊では？
海兵隊とも言うのかな。

日本の海兵隊は確か明治頃に廃止されてるね
とはいえ海軍陸戦隊が他国で言うところの海兵隊みたいなものだし、海兵隊と呼んでもあまり支障はないと思うけどね

海軍陸戦隊は他国でいう海兵隊かって言われるとちょっと微妙
少なくとも米国でいう「海兵隊」とはまったく違うシロモノよ

米国でいうところの「海兵隊」は着上陸戦を担当する斬り込み部隊で
日本でそれに該当するのは陸軍部隊だったりする

海兵隊は独立の軍で、海軍陸戦隊は海軍の陸上部隊だからね
組織からして違う

世界大戦に興味をもって映画を見始めたけど……正直ウンザリしている。

どれも、やれ米国の特殊部隊がスナイパーだの、やれナチスの基地を三人で襲撃だの、基本的に連合国が勝利した戦闘か創作ものばかり。まるでプロパガンダでも見ている気持ちになる。

映画知識がたりない自分も悪いけど……ドイツが勝利した戦いをドイツ目線で描いた映画ってないかな。できれば荒唐無稽な内容では
ないものでオススメのやつを。

まず戦争映画見るのに向いてねーわお前

イギリス「無差別爆撃は日本ばかり注目されてる…」

>>438
そりゃ映画は商業的目的があるから
ハリウッドの映画だったらアメリカ万歳　アメリカ大正義のプロパガンダだよ
愛国飾れば商業的にも成功するマーケティングはハリウッドに浸透してる
敗者の枢軸国を平等に扱うわけがない　常にマッドな頭イカれた敵だよ
商業映画じゃなくてドキュメンタリーぽいのを探すのがオススメ
特に欧州資本の地味目な所を探すべき　カンヌとかベネチアとか欧州の賞あたりからググりなさい
ただしド派手な戦争描写は無理　戦争で数奇な運命をたどるみたいなのばっか
自分も映画詳しくないからコレての言えないけどｗ有名どころは
U・ボート（1981）スターリングラード（1993版）（2000年はジュードロウがカッコイイだけｗ）当然両方負け戦
ドイツ勝利系は今のドイツ自身が一次　二次を黒歴史化してるので
本当に少ないてか聞いたことない　あるならこっちが聞きたい
（1950年とかにはあるみたいだけど…？）
英雄視すると即バッシング排斥だから
こればっかりは相当なマニアじゃないと見つからないだろうね…

史実で言い訳不能の敗北ぶっこいてるのにどうやって映画で「枢軸軍大勝利！」という誰もが嘘っぱちと分かる話をリアリティもって描けるっていうのか
>>438の脳こそおかしなプロパガンダに染まりきってるんじゃないかね

>>442
ドラマだけど「バンドオブブラザーズ」「ザ・パシフィック」はどーなのよ。
「国の為に戦ったけど戦争はクソ」というメッセージにしか見えん。

>>438
かなり古いが「眼下の敵」は当時としては公平というか、ドイツ人を人間として描いていた、って言われる。ドイツは負けるけど。
まあ作品の出来自体もいいので見てみたらいい。

>>442
ナチスのポーランド侵攻から西方戦役の電撃戦
フランス占領　バトル・オブ・ブリテン前のイケイケどんどんの時のだろ
自分もドイツ目線の映画あったら見たい
が当然そんなもんつくったらフランス筆頭にどんだけ抗議されるか
今ある映画はナチスを敵にしたものしかない
侵略を肯定するような事は絶対無理だしなあ

>>445
「ジェネレーション・ウォー」
独のモスクワの戦いからスタート

そらナチスの所業を知っていれば映画でマトモに扱われないのも已む無しだわな
日本人にはピンとこないだろうけど欧州人からしてみれば未だに並ぶ者のない不倶戴天の敵だよ

ヒトラーがロボットになって大暴れする映画あっただろ

何が始まるんです？

>日本人にはピンとこないだろうけど欧州人からしてみれば未だに並ぶ者のない不倶戴天の敵だよ

いや、スイス人の留学生が言っていたけど「ヒトラーの場合、分かり易いから」で、
「もう今のドイツ人を悪く言う人は居ないけど、日本人の場合は
中韓と揉めているところ、捕鯨を辞めない所が欧米では反省をして
いないと受け止められている」らしい
だからアンブロークンも売れたんだと。