ニコニコ大百科

神武
祟神
応神
そして継体
今の天皇の祖は上のどれか

少なくとも1000年以上一つの王朝が続いていることは確か

>>31
天智天皇・天武天皇初代説もあるぞ
蘇我入鹿が実は先代天皇だった説と、天武天皇が実は天智天皇の弟じゃない別王朝説

そもそも古代日本には男系、女系という概念があったかどうかすら疑問だしなぁ

王朝交替説唱えている学者がそもそも古代日本史の専門家では無かったりする。
この間逝去された岡田英弘氏とかモンゴル史だし。

継体新王朝論者「継体とは、体つまり王朝を継ぐと読める。
わざわざこんなおくり名をしたということは、本当は継いでおらず、継体前後で皇統は断絶しているのだ！！！！！！！！」

こんなことを本気で言ってるから困る
そのおくり名をしたの、継体天皇から３００年後の淡海三船なんですけど、

・上宮記にも記紀にも反する、継体非皇族という「真実」が３００年間ひっそりと伝承されていて、
・淡海三船はそれをおくり名に反映させようとなぜか思いついて、
・皇室に不都合な其んなおくり名を淳仁天皇は裁可した、

とでもいうんですかね
はえ～すっごい

継体天皇は五代孫だし、このくらいなら何の問題もないだろう。
アジアとヨーロッパでは王朝交代の定義も異なるし。（イギリスでは名字を変えただけでも王朝交代）
個人的には伏見宮家のほうが怪しい。
この宮家は一度断絶しているのだが、ご落胤だという長九郎なる鍛冶屋を担ぎ上げて繋いだという話がある。
仮に本当に男系の血を引いていたとしても600年も遡らないと天皇にたどり着かない。
結局1947年に伏見宮系の皇族は全員皇籍離脱しているのでもう皇族ではないのだけれど。（旧宮家）

あと、日本皇室より歴史があるという旧エチオピア皇室は、日本と違って王朝交代してるそうだ。

余談だけど宇多天皇は一度臣籍降下して源定省として源氏だったことがあって、その子供の醍醐天皇も生まれたときは源維城として源氏だったのだが、（たしか跡取りがいないとかだったと思う）皇籍に復帰して、源維城もこの時自動的に皇籍になったんだよね。
名字を持ったことのある天皇は歴史上この二人だけだとか。（もちろん皇籍に戻るときに源の名字は捨てているが）

皇室のマスオさんポジ
妻の実家の地盤がある土地に入ったのが晩年になってようやくというのが入婿の悲哀を感じさせる
けど何十年も頑張って遂に嫁の実家（の口煩い支持豪族たち）から認められたとすれば、報われて良かったと考えていいかな

>>36
正史上本当のこと書けないが完全に嘘書いちゃうと本人の祟りが怖いから「それとなくわかるように」手がかりを残しておいた説


まあ解釈次第でなんとでもできちゃうから微妙だが。

徳川家や織田家や島津家といった源氏や平家の現当主だって「神武天皇の男系男子の子孫」という条件に当てはまってしまうんだよな...
だけど、彼を天皇家が断絶したからといって彼らを新天皇に出来るかと言えば「それは違う」としか...

継体新王朝論者「継体天皇が即位から十数年も都入りしなかったのは前王朝の勢力と争ったからだ！！！！！！！！」

それ文字資料まで求めないから、せめて戦場跡でも無いんですか？

継体というおくり名は継体持統という四字熟語から拾ったに過ぎないんだよね
同じ四字熟語を出典にした持統天皇も前王朝とは断絶してるのをごまかすためにこのおくり名にしたんですかね？w
ほんと新王朝説って説の字を使うのもおこがましい小説家の空論だよな

>>41
大名の家系は養子相続が当たり前（一応血統が近いなり考慮してることはある）だから余計難しい
本当に「神武天皇の男系男子の子孫」に当てはまるのかどうか

徳川氏（徳川宗家）は辿ると会津松平家→水戸徳川家を経て徳川宗家に戻るからまだいいけど、
織田氏（信雄系嫡流柏原藩家）の今の当主は田原本領旗本平野家の子孫で、辿ると小見川藩内田家からの養子、さらに遡ると遠江国人勝間田家でこれはどうも桓武平氏良文流、清和源氏支流、藤原南家工藤流と諸説あって判然としないらしい（勝間田家の家系図を見つけられてないのでどこかで養子が入ってるかは不明）。
島津氏はずっと続いてるけど初代が頼朝落胤説（自称）と惟宗氏説とあって、後者は渡来人秦氏系で皇別ではない（ひょっとするとどこかで皇別氏から養子入ってるかもだけど調べきれんしたぶんわからん）

真偽がどうあれ、市井にいた5世孫が即位したということが皇室の歴史として記録されてるわけだから
今の皇室問題でも女性天皇や女系天皇より皇籍離脱した（というかさせられた）旧宮家の男系子孫を
復帰させる方が説得力があるかな。

まあ何よりも悠仁親王以降安定して男児がお生まれになるのが望ましいけど。

>>37
後漢の光武帝も景帝の６世孫だけど、まあ普通は前漢と後漢で王朝を分ける。
伏見宮家が男系としては怪しいのは同意。

>>45
継体天皇の践祚は手白香皇女あってのものだし継嗣令に「五世の王は、親王を娶ることはできない」と書かれるくらい特異中の特異なものだから彼を持ち出して旧皇族の子孫の皇籍取得を主張するのは違う気がする。
本人も「私は天皇に相応しくない」とこぼしていたようだし。

>>46
南宋はもっと酷いぞ。初代→2代が14親等、4代→5代は18親等だ。

>>43
いやまあ、持統天皇の方は（王朝交代ではないものの）実際「統を持つ」の意味で諡してると思うぞ。

>>45
仮に旧皇族が復帰するとして一番可能性高いのが最近生まれた幼年男子がいる竹田家なんだよね、他の宮家はほぼ東宮専用教育が施せる上限の12歳は超えてるだろうし

そんな、既に民間人の赤ん坊の人生を周りが勝手に決めていいものかね？

>>49
竹田家って明治天皇の玄孫ばっかクローズアップされるけど、それは昌子内親王のひ孫だからであって男系としては北朝の崇光天皇まで遡るから下手すれば江戸以前に皇族じゃなくなった元皇族連れてくるより遠いんすけど

遠いというが、そんなに男系で遠いのに昭和までずっと皇族扱いだったんだぞ
その男系の近さ理論は実態と合ってないんでなにか間違いがあるんじゃね？

>>52
竹田家の創設者の恒久王の父親の能久親王が仁孝天皇の猶子だからってのが大きいでしょ
そんな間違いがあったら誰かしらがつっこんで訂正させとるわ

つまり、男系で何代遠くても猶子にすりゃＯＫと
じゃあもう一回猶子にしちまえば皇族復帰余裕だな

継体天皇と武列天皇は応神天皇から見ると同じ5代孫
旧皇族と呼ばれる旧皇族ではないものたちは後花園天皇の父親から始まって今上天皇とほぼ他人だから
復帰なんてできるわけない

案外、継体天皇が応神天皇の子孫であることと、「新王朝」を起したことは両立するのかもしれない

本人としては旧大王家を倒して皇位を簒奪したつもり、だから「前王朝」最後の武烈天皇も貶めさせた、けれど、
5代前の先祖（男だけで16人もいる）の中にたまたま応神天皇がいたため、客観的には遠い親戚の皇子が王朝を継いだだけの結果になった、とかね

上宮記など古い史料でも継体天皇を応神天皇の子孫扱いしているから、記紀が万世一系を作り上げるために系譜をねつ造したということはあり得ないんだが、
日本書紀が継体天皇の前半生について抽象的なことしか書いていない＝若いころの記録がないのは、皇子として近畿の朝廷に認知されていたわけではなかったからだろう
まさに竹田家みたいにただ天皇家の血が流れているだけの民間人だったのかもしれない

継体天皇については何としても皇室の歴史を短くしたいうそつきの重ねたでたらめがまかり通っててまともな話ができなくなっちゃってるよね

新王朝説（）の信者がよく言う、都の旧勢力と争ったから18年も奈良入りできなかったんだ、つまり王朝交代があったんだ（飛躍）とかいう論理も
そもそも7世紀末に藤原京ができるまで「奈良こそ日本の都」という観念は存在してないだろっていう
越前から大阪に引っ越して即位したんだから先代の都からあまり離れていないところに都を定めたのは確かなわけで
大急ぎでそこからさらに引っ越す理由なんてどこにあるの？

百田尚樹先生のことか

>>51
そこまでは遡らない。崇光天皇のひ孫の代で後花園天皇が出ていて、その子孫が現在まで皇統を保ってるので、もうちょっと近い。
で、後花園天皇の弟の系統が伏見宮家を継いでるんだけど、この縁から永世的に親王号を認められた（王号ではない）ので、皇族のまま最上級の分家として近代まで続くことになる。

はじめて今谷明という人の本を読んでみたら継体天皇に関する記述がめちゃくちゃだった
倉山満（笑）に崇拝されてるやつなんてこの程度なのか?古代史は専門外だからまだ大目に見るべきか