ニコニコ大百科

別に蝦夷は異民族であっても縄文系かどうかは不明だし、なんなら東北の諸々の地名からしてアイヌじゃ無いかってのまであるんだが…
熊襲も単なる大和朝廷に従わない勢力ってだけでそれだけで異民族かはわからない
ちなみに隼人はオーストラロイド系の海洋民族だったっぽいからこれも縄文系では無い
土蜘蛛とかその他は知らん
そいつらが縄文系だってのはまあなくは無いんじゃね

あ、ごめんオーストロネシアだったわ

>>29
>>30
弥生人というのは弥生土器を使用して農耕を営む人々の総称で、それらを日本に持ち込んだ集団に対しては渡来人と呼ぶのが正しい。
生物学的には縄文系でも、弥生土器と農耕文化で生活する人々は分類上は弥生人。
隼人やエミシと呼ばれた集団も、縄文人の血を非常に強く残した弥生人という扱いになる。
(時代や地域で差が大きくて一括りに出来ないが)

ちなみに現代日本人に残る縄文系集団の遺伝子は母系および核DNAで10%若に対して、父系で40―45%と差が見られる。
この理由は長年謎だったが、

①西日本縄文人にツングース系(渡来人と遺伝的に近い人々)集団が多く居たからではないか？
②4000～3000年前の気候変動による人口減で、男女の人口比率に差が出来た(体力に劣る女性から先に氏にやすかった)のではないか？

等といった説が最近浮上した。
②が正しかった場合、縄文人の宿敵は渡来人(弥生人)ではなく気候変動と飢饉という事になる。
(この時期の人口減自体は科学的に証明されている)

そもそもでかい戦の跡とかは見つかってないっていうしな

日本人も琉球人もy染色体で見られるほど縄文系の遺伝子少ないの不思議だよな
西日本縄文人をたくさん調べられれば変わるんだろうか

>>35
稲作を持ち込んだ集団(初期渡来人)が母系社会で、男系に拘りが少なかった説とか有ったね。
貴族社会なんて平安頃まで妻問婚だし

最近読んだ本で
・縄文人はいろんな地域から来た混血だが日本で独自の発展を遂げたのでむしろ日本で生まれたと考えるべき
・日本の土壌は骨が残りにくいのだが貝塚は骨を保存する効果があるので大量に骨が発見されている
・縄文人は個体ごとの身体的特徴が似ている
・弥生人はあまり骨が発見されていなかったが90年代になって大量に発見された
・弥生人は個体ごとに身体的特徴が似ていない
・教科書や博物館で縄文人と弥生人が似ていないように復元されるのは復元者の恣意がある場合が多い←俺としてはこれが一番大事
・弥生時代に中国や朝鮮半島から大量に人が来たという証拠はない
・縄文人と弥生人は遺伝子が共通している
と書いてあった

話をまとめたら記事の編集やるぞ

>>37
後半に来るほどトンデモ臭が漂うな。どこの本だろう

片山一道の「骨が語る 日本人の歴史」という本

これはまた｢最近の若い研究者たちは好き勝手に新説を唱えおって｣系の先生を

縄文人と弥生人の遺伝子は共通してる部分はあるでしょ
ゲノム解析出来た弥生人はどれも縄文系と混血済みで
純粋な渡来系はまだ解析出来てないしさ

純粋な縄文人、弥生人なんてのはいない。あくまで相対的な違いだ
故に「縄文人と弥生人は遺伝子が共通している」なんて主張はありえない

違う面もあるが共通する面もある、なら間違いではないが、
混血してるから当たり前じゃんと言われて終わってしまう

混血という言葉は異なるグループの構成員のあいだの通婚のことで誤用なのだがそれは置いておくとして
縄文時代の帰化人の骨は北九州や中国地方など日本海沿岸に収集している
それ以外の弥生人が地面か空中から発生したのでもない限り縄文人の子孫と考えるしかないよな

混血って文字は学者も使ってるんですけどそれは…
https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=2576

そもそもいつから弥生時代なのかというのも論争がある訳で、
それもあまり意味がある主張じゃないな

帰化人なんていない、弥生人は縄文人の直系子孫だという新データが出たなら分かるが

縄文人と弥生人は異なるという説の日本人二重構造論を成り立たせるには100万人くらいの移民を想定することになるんだけど
古代の移民は白村江の戦いのあとでも2000人から3000人くらい、5世紀から8世紀までの期間でも総計1万人くらいとされてるのでさすがにムリがある
あなたは日本人二重構造論なんていってないので参考レベルの話だが

弥生時代って前10世紀から3世紀くらいまでを指す言葉なんだが、その間の移民のデータ出すべきでは

白村江の戦いって7世紀だし弥生人とは全然関係ない
江戸時代のデータをもとに平安～鎌倉時代を論じるようなもの

弥生時代の人口は100万人〜300万人ぐらいというから100万人の移動を想定したのかな？それはあまり一般的な二重構造モデルではないね
一般的な二重構造モデルだと、日本に定住してから増えたと考えるね
農耕社会の方が養える人口が多いからね

実際に縄文時代から大きく遺伝子が変わっている以上、データを無視して遺伝子は共通だと言い出しても意味がない

今の主流は三段階渡来モデルでしょ
二段階目の人々については琉球人が一番遺伝子を共通してるってのは見たことあるけどそれ以外はあんまり触れられてないんだよな

縄文人…狩猟採集民
前期渡来人…漁労(狩猟採集文化)を行う農耕民

日本人＝農耕民族と言われるけど、実際はむしろ狩猟採集文化の濃い者同士の混血というね。
水産資源管理の杜撰さなんかは狩猟採集型思考の悪い面が出まくってる。

どんなもんだかわからんが荒山徹ツイッターで取り上げられてる本を買うことにする

北海道北東北縄文遺跡群の世界遺産登録勧告おめでとう
北東北&北海道と中央で温度差感じまくりだったけどよかったよかった

三内丸山遺跡は1500年くらい使用されてたとされる
天皇が現れてから現在までがだいたいそれくらいと考えるとすごいな

論文の無根系統樹見たらエスキモーと縄文人が近くてびっくりした

北海道と沖縄で灌漑による稲作が行われなかったのは気候が理由と考えられる
やはり本土の人と北海道、沖縄の人はもともと同じ民族だということ

ところで天皇が現れた時期がいつかなど誰にもわからないことだけど自分なりに考えてみたら1800年は経ってることになったので>>53は間違い

湊川人と現代の日本人のDNAを比較してみたら共通点がないことが分かった
というニュースなのに港川人1号は、現代日本人や縄文人、弥生人に多く見られるタイプの祖先型の遺伝子を持つことがわかったとして湊川人から現代までDNAが連続しているなんて結論づけた記事もある
これが印象操作というやつか

自分も最初戸惑ったけど
東邦大の水野文月助教（古代ゲノム学）は、「港川人と縄文人は共通の祖先から枝分かれし、港川人の方は直系の子孫を残せず途絶えたとみられる」
で解決した

>>56
え？朝日新聞6/13(日)18:00配信だと分かったのは以下の二点でしょ、二つの知見を混同してない？

・港川人1号は、現代日本人や縄文人、弥生人に多く見られるタイプの祖先型の遺伝子を持つと判明。
・一方、分析した現代日本人に、港川人1号と同じ遺伝子の特徴を受け継ぐ直系子孫はいなかった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/20c10dc48eacfa2b8ebf69505e3200ce42efff51

該当雑誌のAbstract原文にもそう書いてあるが

＞Therefore, our results indicate continuity in the maternal gene pool
＞from the Palaeolithic to present-day Japanese. （ Scientific Reports 11 , 1–11）
https://www.nature.com/articles/s41598-021-91357-2

総研大の五條堀淳講師のちょっとした発言を誤解したようだな

あくまでMTDNAだからどうこう言いづらい感じはある
これから核ゲノムを解析する予定だそうだから楽しみではある
おそらく現代の日本人とは全く関係ないであろうけどね