ニコニコ大百科

>>1406
比叡山も言う程焼いてない説出てきてるからな・・・
年代測定で戦前製の仏像等が多数発見されたそう

話を盛ってるか、事前に十分な疎開時間を与えてたって線は割とあるんじゃないかと思ってる

再建して偉大さを誇示したい秀吉と再建の費用いっぱい出してもらえるように悲惨なやられっぷりを喧伝したかった延暦寺と利害が一致した感じ？
信長が攻撃したところは麓町の近江坂本で僧兵（というより職員）の宿舎であるお堂も既に時代の流れで衰退して数減ってたらしいし
後は宗教勢力の武装を全く否定していない→鉄砲の産地だった根来寺とは京都馬揃えに参加OKなくらい昵懇＆下間頼照を討ったのは越前の高田派専修寺の門徒で見返りに知行付与を明言したり

財務省批判であの信長でさえ京の町が焼けたときは税を減免したのにひどい！みたいなプロパガンダを見て思ったんだけど京の町を焼き討ちしたのって信長だよね？
義昭に圧力かけるために反信長が多い地域を優先目標に部下に命じた放火させてその後に金まで要求してるんだけどこれ俺の記憶が間違ってるんかな？

>>im7007653

こいつは信長です！ってするだで日本人にある程度の共通認識が産まれて作中で未描写な部分があってもイメージがある程度保管されてしまうせいで
昔ながらの戦国物どころかファンタジーにすらちょくちょく出張しているホンマ便利なフリー素材さんや。

へそ比べの話とか安土のすぐ近くとはいえなんで自分でやってその後の確認もしてやってるんだってなる

最近は本能寺怨恨説は薄い模様

三段打ちについては信ぴょう性が疑問視されているけど、弓に比べれば障害物越しに打てるので戦術的な有用性はあった模様
けっこう数は出してたようだが

ぶっちゃけると数が多ければ、三段打ちみたいに流れ作業で波状攻撃ができるから、多分そこから取られたかもしれない

>>1418
障害物越しに撃てるのは弓の方だぞ
鉄砲は直線、矢は放物線で上から降ってくる

柵にして隙間から撃てるようにしたり銃眼を設けたり、
普通は障害物の方を工夫するからどっちでも撃てる

あと鉄砲も放物線射撃はできる
空に向けて祝砲として撃った銃弾が落ちてきて命中、負傷・死亡した事例とかもあるし

曲射の利点は飛距離を伸ばしやすいのと落下時の加速で遠距離でも威力が出ること
弓矢鉄砲にはあまり関係ないが砲だと地平線の向こうに隠れた敵にもあたるから障害越しにあたる利点も勿論あるが
自陣の障害物程度なら工夫次第でどうにかなる

三段撃ちっていうか、かわるがわる撃つのは島津も車撃ちといってやっているからな
むしろ大量に鉄砲を揃えて大動員したのが長篠の肝だと思う。

三段と言ってもゲームみたいに鉄砲だけ一か所に固まってるわけでなし
鉄砲の間には弓矢も放つし石も投げる、関ケ原のあたりまでは矢除けの母衣も使われてたそうな

昨今の保守的な中世人として信長を主人公とした創作物って作れるんかね

ツイッターでいつも嘘ついて金稼ぎしてる人やん

>>1424
10数年前に雑誌の廃刊で終わってしまったが、かわのいちろうの信長戦記は当時の研究を取り込んだのか極端な革新思考の信長ではなかったな
信長のシェフ後半も、余人には理解できない天才ではあったが保守的な価値観も併せ持っていた。作中でも信長と同じレベルの思考の対話できた才人は顕如だけだったが

１人の撃ち手が複数の鉄砲と複数の従者を持ち込んで、戦場で複数の銃を交換して撃つ戦法は根来衆雑賀衆が先に始めてる
そしてそんな贅沢な運用できたのは当時は金持ちだけ。根来雑賀は銭回りが良かった
雑兵に大量配備してかつ十分な訓練を受けさせて戦力にできたのは近代国家になってからだな
そもそも訓練で消費する硝石等を揃えるのも銭が掛かる
細川藤孝が優れた鉄砲の射手を雇用した時、信長がわざわざ賞賛したのもそれが理由だろう
部隊として鉄砲衆を揃えるなら、根来寺に多額の寄付したり雑賀衆と商取引してコネを作り、戦の度に派遣を依頼する方が楽だったかもしれない。織田家は根来雑賀と昔から付き合いがあった

武田は山の猟師たちがいち早く鉄砲を導入し、彼らを戦に動員することで数を揃えた
勝頼は鉄砲衆を集中運用して城攻めで成果を挙げてるな。ノブヤボだと騎馬特化だが、記録からすると鉄砲適性高くした方が良さそうなくらい

昔火天の城読んだけど信長のシェフならぬ信長の大工って感想

戦国武将・織田信長に天下統一の「野望」はなかった　最新史料研究で判明した意外な人物像
https://www.sankei.com/article/20251127-DD6JXEVMLNONBFTLFAPJ7KXPMM/

まず話題となったのが、信長が武力による全国統一を成し遂げるスローガンとして使用したと考えられてきた「天下布武（ふぶ）」の印章だ。

パネリストの金子拓・東京大史料編纂（へんさん）所教授は「天下布武」について、天下とは全国ではなく、五畿内の枠組みの中で室町幕府の将軍を中心とした「天下静謐（せいひつ）」を実現するという信長の強い政治理念であったと自著で指摘している。

信長の人物像はどんどん変わっていくし、士農工商は今の教科書じゃ教えてないらしいし、
歴史の教科書ってほかの教科に比べて誤りを教えてる場合多すぎるな
事実かどうか確定していないなら教科書に載せるなよ

歴史に限らんが学問に「事実かどうか確定」なんてものは基本ほとんどないぞ、物理や化学といった自然科学ですらそうなんだから
現時点で最も妥当で有効と思われる説が載せられているだけ
それでも何も載せないよりはずっといい
それすら載せないと人は何も学べないし考える土台すらできないから

本当に学ばずにワガママやカスハラ以外で声を出さないと衰退して行くけどな

研究は「先行研究（今となっちゃ正しくないもの含めて）をベース・リスペクトしつつ、今は〇〇先生の論文が発端となって見直されこの史料群で再編した結果、現状こういう説が一番固い」
教科書は「一般の人らと話し合う時はこういう説明・結論が一番丸いが、用語や人物深堀りしたいなら最低限これだけは覚えとけよ」
それぞれ目的が違う　オタクのマウント取りの道具じゃない
歴史とかそれこそベースにしてきた資料が２・３次資料、小瀬甫庵みたいな物書きからの視点でしただったらまだマシだし指摘できるけど、ゴッドハンドの類だったら最悪だから１歩距離を取っとくのが研究の基本（検証に何年もかかるし崩し字分からないなら●で訳して後続に託せ）。
自然科学や医学でも正しいと思われてたことが１０年単位最悪１００年単位間違ったまま正しいとされてきたってのも割とある
『規定された言行・事実以外は正解とは絶対認めない（断言できないものは書くな）』の思考になったらそれはもう無自覚な宗教原理主義的思考になってしまう

>>1424
そこは・・・まぁ「運任せ」でやってみるとかか？
本能寺の変はともかく、それ以前の信長は豪運の持ち主だったから
ラッキーマン理論で物語を展開していく・・・とかでなんとかなるんじゃね？