ニコニコ大百科

その兵器そのものが経済と（適切な場合の）役所仕事の産物なんだ
いや戦車とか兵隊好きなら兵器優先の思考も分かるが、ここは自走砲のスレなんだ
つまりは兵站の話の一部としての法やら倫理だからある意味素朴な善や正義とは一致しない物だ
HIMARSは米国議会の屏風から引きずり出した物だ
ソ連時代に着々と屏風を形にし続けキーウを3日で灰に出来ると思われていた遺産を2014年以来の制裁で見る影もなくしてしまったのが今のロシアだ
（実際開戦直後までそう信じられていたように）榴弾の力が、あるいはソ連の倫理が強かった時代のままなら半年前にウクライナは消えて戦争は終わってる

戦線を突破し突進する機甲部隊にきっちり付いて行ってる
一番基本的な役割はこれだよなって感じの使われ方だ

取り回しはともかく砲が長いのとか露天の奴は見た目が面白いから好きだな

>>102
今更感あるが、MLRSと榴弾砲の一番の違いは射程だからね

現代技術の砲身じゃ飛ばせない後方まで砲弾を飛ばすためのロケットだから
その長射程で前線部隊の頭越しに後詰めや後方部隊を叩くのが仕事

ドローンをどう活用するのが有効かといえば偵察だし、ならその偵察結果を活用する火力はどう調達するかといえば自走砲の時代が来たっぽい
対戦車ミサイルより安価だし、長射程高移動力で生存性も高い
確かに上陸部隊を見つけては瞬殺しないといけない自衛隊にはMLRSの方が向いているが

自走砲もそのドローンの監視攻撃対象だからウカウカしてられんのだがな

シュートアンドスクートどころか、陣地に侵入したら速攻ドローンが特攻してきてシュートの暇すらないってこともある

行進間射撃できる自走砲なんてものも出てきてるし

自ら攻撃するドローンはゲパルトの餌食になってるからなあ
確かに自走砲の活動をある程度妨害することはできるだろうけど、
偵察ドローンほど戦局を左右していないと思う

クソ高い対空戦車を多数随伴させなければならなくなってるのは戦局をだいぶ左右させられてるのでは

2022年当初のロシア軍は防空部隊と自走砲をセットで運用していたから、随伴自体は今に始まった話ではない
その編成を維持できるかは別問題だが

2S7かっこいいなぁ
大口径自走砲復活しないかな…(無理)

砲弾の供給不足を見るにカチューシャみたいなロケット砲の方が良くね
火砲は圧力も加速度も桁違いだから大掛かりな軍事用の生産設備が必要
ロケットなら民生品の部品と設備で作れる
ハマスもあれだけの封鎖下でカッサームロケット数千発以上作ってたし
ドローンみるに現代の技術ならGPSやレーザー誘導はともかく慣性誘導くらいなら5万円もかからず作れるはず
何ならランチャーの上でスピンかけて現代の風速測定・弾道計算を使って照準して打ち込めばかなりの精度いけるんじゃね

そのカッサームロケットは2009年の時点で800ドル(今ならインフレ加味して1000ドル=15万円くらいか？)で、射程は長くても17km、炸薬こそ多いがただ爆薬が詰めてあるだけなので大した威力も無く、アイアンドームで撃墜されてるとはいえ1万発撃って死傷者700人なんだけどそんなもん何に使うんだ

別にカッサームロケットそのままロシアに打ち込めって言ってるわけじゃねえよ
まともにスピン安定も照準もせずに適当に撃てば大して死傷者が出ないのは当たり前
民生品の部品と設備で作れるのが重要って言ってるだろ
金あっても供給が追いつかなければ意味がない

ウクライナの需要に応えるほどのロケット弾を作れる民生品の施設なんて、何処にあるのだろうか

民生品の需要に比べたらロケット弾の需要なんてカスみたいなもんやぞ
【ウクライナ】どうなる？“砲弾製造”アメリカの軍需工場を取材 - YouTube
https://youtu.be/bg6vMGbh_aM
鉄塊の鍛造も大変だけど職人の手作業で検査ってのもなあ