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般若心経のマイ意訳
この世は空である。空とはこの世である。
空の理は人間を遥かに超越するもので、矮小な人間如きが理解することは不可能である。
したがって、戒定慧を修めることで解脱が叶うという小乗仏教の教えは自惚れであり間違っている。
結局この世は空であり、なるものはなるし、ならないものはならない。
このような心持ちが解脱に至る唯一の道である。


般若心経では結論を述べられているだけで、その理由、つまり『空』とは何であるかは述べられてないんだよね。
そこら辺ウィキペディアとかで空とか複雑系とか見ると分かるかもしれない。

個人的には、中国道家の『無』も、無いという意味ではなく。無秩序とか、形をなしてないとか、パソコンで言えばパーツのショップのジャンクパーツの山とか、そういう意味合いであって、空として因果が絡みあう前の状態を指しているのだと思うから、あながち空と異なるとはいえない気がするんだよね。

>>181
たしかに、古代中国人は老荘の「無」を以って般若の「空」を理解しようとした、とも教科書的には言えるものね。
厳密に言えば、ある宗派にとっては「無」はすなわち「空」だったりする。

まあ、上の本文「『空』は『無』と同義ではない」なんかはそのままでいいと思うけどね。
ふつう「無」といって老荘思想的な「無」を思い浮かべる人は少ないだろうから。

細かいことだけど、「むげんびにぜつしんい」じゃなくて「むげんにびぜつしんい」じゃない？

ソシュールの考えと似てるな
それが２５００年近く前にあったというのは驚嘆すべきことだろう。

まあインド思想は基本的に修行したことで得られる
「悟り」って概念に権威があるので、
言い方は悪いが理論というよりかは雑感って側面が強いのはある。
思いつきで良いのであればこんなことを一度は思った青年とかもいるであろう。

一番大事で大変なのは思いつきではなく万人が納得できるように、
実証や理論化していく作業の方だから。
ソシュールの凄い所は雑感で終わっていないこと。

>>185
世界で一番の理屈大好きっ子インド人に
＞言い方は悪いが理論というよりかは雑感って側面が強いのはある。
＞一番大事で大変なのは思いつきではなく万人が納得できるように、実証や理論化していく作業の方だから。

とか言うのはどうかと。
実際「空」は複雑ではあるけど、きちんと定義されてる概念だと思うよ。
現代科学で言えば複雑系とほぼ同じ事をいっているのだと思う。

関連動画にこれ入れてくれないか？
>>sm433395

史上最強の哲学入門読むといいよ

あと、あれにも書かれてるけど、どんなに理屈で理解したと思っても、東洋哲学の真髄は本当に理解した事にはならない。ウッダーラカ・アールニ、ヤージュニャヴァルキヤ、釈迦や龍樹たちと同じ境地に達するには、自分が悟らないとダメなんだよね。
難しいね、でも頑張るよ

小悟:悟りを開くしかないと悟ったレベル
中悟:他人にも悟らせてあげようとしてるレベル
大悟:いるだけで周囲が勝手に悟り始めるレベル

大レベルまで行けば歴史に名が残るな
本人にとっちゃどうでもいいことだろうけど

つまるところ
「人間楽しく生きなきゃ損だろう？
　なに、心配するな。なるようになるから大丈夫だ」
って言われてる気がした。

パルメニデス「変化とは有が無に或いは無が有になることである。…しかし理性で考えれば無から有が生じたり、有が無になるのは矛盾している。」、デモクリトス「原子論（在り、かつ在らぬ）」などの自然哲学「万象は不生不滅（過去現在未来に因らない非時間性）である真の実在（真円、理性、原子etc）により集合離散を繰り返す」とかなり似てる（のか？）ように見えた。何か関連あるのかな。

>>189
なぜかブロントさんの名言が頭に浮かんだ

衆生:お前らにシャカントの悲しみの何がわかるってんだよ
小悟:俺がどうやってKuuだって証拠だよ
中悟:輪廻転生よりも充実した涅槃生活が認可される
大悟:悟りたくてさとるんじゃないさとってしまう者がブッダ

>>sm19476115


そくせつしゅ～わつ　ぎゃ～て～ぎゃ～て～

>>192
仏論人さんか

>>194
拙僧のの腹筋が非想非非想天

偉い人に読んでもらっても区切りや伸ばしがばらばらでムズムズする

http://blog.livedoor.jp/roadtoreality/archives/51893241.html
これがさらなる意訳

ニンジャスレイヤーに登場するハッカー・カルトの唱える呪文
「ゲート　ゲート　パラゲート　パラサムゲート…」
「ゴーン　ゴーン　エブリワン　ゴーン　ビヨンド…」が
般若心経の英訳版だと知って驚いた。

史上最強の哲学入門の西洋東洋を読んだ感想としては
般若心経や空の概念って西洋哲学だと
ソシュール(記号論)＋バークリー(主観的観念論)＋フッサール(現象学)
といった感じの印象を受けるな。

具体的にいうと
記事のパソコンの例を見ればわかるように、

「世の中のものは全て自分たちが目に見える世界を細かく区別しているから
　それぞれのものがあるように思えるだけだよ。(ソシュール)」

窓の外をみて山と川と建物があるが、そもそも山も川も
ただ土が盛り上がっているところを山と名付けているだけだし、水が大量に流れている部分を山と名付けただけだし、人が建てたものを建物といっているだけだ。
そもそも窓の外と内というが、建物の壁というもので囲まれている状態でガラスがあって、その状態を窓の外と内といっているだけで……
とどこまで行っても、物の本質はあるものと他の状態との差異を区別するための
ものである。(続く)

でもそれじゃあ山や川といって区別している「もの」自体はあるよね？
ということに対しての答えとして
「僕たちが普段目にしている者や事象って、大本をたどると何に行きつくか
　というと、結局目で見て耳で聞いて肌で感じているから
　"ああ、ここに○○があるんだな"と思えるんだよね(バークリー)」

実際、あらゆる経験や学習は見て聞いているからこそ記憶あるわけで、
生まれつき目も見えず、耳も聞こえず、触覚もない場合学習ってできないし、
そもそも外の景色をあるといっても全くその人には分からないし
無いものとして扱われても不思議ではない、
というかそもそもあるとかないとか以前の問題。(続く)

確かに見たり聞いたりして、つまり(知覚)できて
初めて「物」そのものがあるとわかる、というのはわかったけど、
結局知覚できているってことは物はあるって考えていいんじゃないの？
ということに対しての答えとして
「でもその見たり聞いたりしていることって、本当に確実に
　見たり聞いたしているの？見たり聞いたりを証明するのは不可能だよ
　(フッサール)」

実際に僕たち私たちが見ている景色が実は映画のマトリックスみたいに脳に電極を差し込まれて機械に魅せられた仮想現実である可能性を否定することは誰にもできない。
マトリックスでは仮想現実を見せられているのは「脳という器官をもつ人間という生物」だったけど、
そもそも「人間である」という幻覚を見せられているだけでほんとう僕たちの体は「がちがちのケイ素でできた脳みそだけの体」なのかもしれないし、それどころかなにかそういう働きをしているもやもやしたガス状の存在かもしれない、
ということすら厳密に否定することはできない。(続く)

じゃあ結局外の世界の区別の大本の知覚も
本当かどうかわからないなら経験や知恵もあるかどうかはわからないし、
それによって構成される「自分」があるかどうかもわからないじゃん！

そうだよ、結局そのあるかどうかもわからない世界のことに関して
あるかどうかもわからない自我がなやんだり苦しんだりしてるんだよ
それっておかしいよね？世界も自分すらもあるかどうかわからないのに
悩みや苦しみなんてあると言えるの？

って感じで解釈したわ。長文スマン。

あと、先に断わっておくべきだったけど、
先にあげた3哲学者の主張は彼らの主張のごく一部であり、
それぞれの理論はもっと深い物です。

「我思う故に我在り」という言葉を捧げよう

まぁ結局宗教は人の死を慰めるものだからな
そこまでうだうだ考えちゃうと仏教も哲学も何ら変わらん
「自分」の定義を助けているのが宗教なのか、哲学なのか、あるいは脳内電流の解明行為なのか、それは自分で決めるしかない
「悩みつつ明日を迎えられること」への感謝の意の表明として宗教が一番やりやすいってだけだ

>>205
仏教の「我」に関する認識は「我思う故に我在り」のデカルトの
さらに先のヒュームやバークリーの論理まで進んでいると思うよ。

人の死ももちろん含まれるけど、最終的に「苦」をなくすのが仏教の意義だからね
それが達成されるのなら仏教だろうが哲学だろうがなんだっていい。

何この詳細な記事；ｗ

一般ピープル的に「空」のとこの説明みて量子力学的な何かが浮かんだが…ｗ
まぁ般若心経がどういう目的等の物かという事が分かっただけでアタシら素人は充分だわｗ

ﾎﾝﾄ仏教はﾊﾝﾊﾟﾈｪ…；ｗ
まぁ一番ﾔﾊﾞｲのは、個人的には仏教輩出しつつ、バラモン階級へ疑問符投げた仏教を逆にバラモン勢が叩き出したヒンドゥー教の馴染んだ国インドのクォリティなんだがな…；
ゼロの概念発明した奴の考えてるこたわからん／(^o^)＼
日本人で助かった感があるｗ

ありがたすぎて読み飛ばしてしまった

般若心経って、要点（心経）をまとめたもので、大般若経典群というむちゃくちゃ長いシリーズを読まにゃ本当に理解したとは言えないもの。
大学受験でも経験してるだろうけど、一通り教科書１周２周してから、要点読むもの。って誰かが言ってた！　既存の持ち合わせの知識で理解しちゃおうとするから要点で勘違いする可能性も高いので要注意。
哲学的側面としてはアレクサンドロス大王の大遠征後にギリシャ哲学と仏教哲学は出会って議論してるのが面白いよね。「ミリンダ王の問い」とか。
宗教的側面ではインド人は輪廻して再死するのを恐れてた、ってのがこういった哲学的考察を進めたんだろうね。

>>200
水が大量に流れている部分を山と名付けただけだし

水が大量に流れている部分を[川]と名付けただけだし

意味不明な文になってたな。すまん