ニコニコ大百科

偏頭痛だったらしいなこの人
自殺の原因の一つだとか

侏儒の言葉は時々読み返してる

あまり知られてないが長男は俳優＆演出家、三男は音楽家として活躍して
何気に息子達もその道で非凡な活躍をしている。

今日は河童忌か
さあ全集を読もう…

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>>26
自ら命を絶った人間は夭折の範疇には入らない。（結核など時代的に不治の病だったものによる病死等）


記事の文調はぶっきらぼうだが、実際に遺書とは言わずそれに準ずるメモのようなものが自宅に残されていて（夜のうちに命を絶っていた。奥さんと子供たち家人は眠っていて気が付かなかったという）それも、理由を強いてあげるとすれば唯ぼんやりとした不安のようなものなのですという優しい文体であったと云う。

前日の夕餉を家族みんなで楽しく食べた（家族や作家仲間の友達付き合いを大事にしていたり冗談が好きだったり内田百閒などの証言によると人の好い人物だったようだ）後の凶事であったと。

こいつの作品、だいたい虚淵玄みたいなのばっかり救いのない話作る俺かっけぇーみたいなのばっか

真逆な作品なんだけどな。

虚淵玄はルサンチマンで善悪問わず世の中の強弱が明確なスタイルの作品をつくり、世の中が破滅していく。

芥川はニヒリズムで善悪や強弱から自分が身を引いたスタイルの作品で、世の中がどうでもよく自身が破滅していく。

>>36
浅薄すぎてコメントを見てるだけでおかしくなりそう…

「妖婆」の超引き込まれる描写からまさかの自滅エンドで盛大に肩透かしをくらった思い出。てっきり「敵を騙すにはまず味方から」的な展開を想像してたもんだから

作品を読むと、ものすごい皮肉屋にみえるけど、
実際は社交的な気遣いの人で、友達も多かったらしい。
メンタルへの負荷が高そうな人格。

虚淵玄のながれがあるから説明しやすいな

虚淵玄の作品はヤバイ奴だらけの世界に入りこんだまともな自分を描いたフィクション

芥川の作品はフィクション風を隠れ蓑にした現実世界のヤバさを描いたドキュメント

芥川の作品は芥川自身が現実世界をそう言う目で見ていた事も表しているから、日常生活では仮面を被り続けてただろうね

おかしいのは自分かそれとも世の中のほうか?

芥川作品のメインテーマを一言で表すならコレ

前にNHKの探検バクモンで、現存している最古クラスの映像の特集をしていて、ほんの少しだけど生前の芥川龍之介の姿を映した動画っていうのが出てきて驚いた。
（勿論シロクロだけど）芥川が生きてて動いてて笑って木に登ってた。

ただ、すごくにこやかな雰囲気の映像だったんだけど、記録によると例の自殺の三か月程度前くらいらしいとのことなので、やっぱり芥川のメンタルは複雑なことになっていたのかなって察せる資料でもあった。

ちょっと感傷的な気分に浸りたい時には、芥川龍之介の「歯車」を読むのがオススメ。芥川龍之介自殺の直前に書かれたって言う事前知識があるとより楽しめる。

ちなみに、この芥川の「視界に歯車のようなものが出現する」って症状から疾患名を当てるみたいな問題が、いつだったかの医師国家試験に出た。

マイナーだけど"雛"が好き
やっぱり当時の日本て貧しかったんだなあって

閃輝暗点を患ってしまったので芥川龍之介に興味を持ったんだけど河童が面白かった
肝心の歯車は今度読む

芥川はエイプリルフールに友人を嵌める程度のことはやってたらしいよ
藪の中が意味わからなかった

煙草と悪魔って話が好き
あくまで悪魔が実在したという前提で扱ってて、この話の後の悪魔の動向を独自に探って、とうとうバッタリ行方が途絶えたことを残念そうにしてたのが印象深い

『歯車』で分からず気になって仕方ない所がある
> やつと運命の僕に教へた「オオル・ライト」と云ふ言葉を了解しながら
「オオル・ライト」= All ringt：承知しました。結構です。よろしい

何がオオルライトなのかとあれだけ考えながら
「大変な事が起きた知らせ」または「ベルを押しても給仕が容易にやってこない事」に対して
オオルライトという言葉を了解した
――いや、分からない

調べてみても「なんでもないさ」的とか、応答の意味つながりとか、すっきり納得はしなかった
もしかして「分からず焦る気持ち」を読者にも与えたい意図だったのかとも思った
はたまた単に作者か主人公が病んで言葉もおかしくなっているという現れかな

最近「分からず焦る」になりがちなために気にし過ぎてしまった。分からないものは読み飛ばそう