ニコニコ大百科

不快な虫を殺すのも自由だし、不快な虫を哀れんで生かして逃がすも自由。
ただ、一方がもう一方に価値観押し付けるのは勘弁ね。

オオミズアオの色彩もスズメガのフォルムも美しいと素直に思う。
毒や攻撃性がないのも蝶と同属なのも昔から知ってる。
でもダメなんだ、どんな見方を変えても恐怖と嫌悪感がぬぐえない。

そういや昔ジャノメチョウは蝶と知ってるからこそ平気だった。
模様、家への侵入、飛ぶ軌道や静止の不気味さ…といった要素もあるけど
結局はカテゴライズの刷り込みが一番でかい気がする。
アゲハを今日から蛾に分類すると発表されたら、
急にあの模様の見え方が変わる人は多いんじゃないか…？

むかし家族で登った山に設置されていた自販機に何気なく歩み寄ったところ、
オオミズアオが「デェェェェン！」という感じでとまっていたのを見て
めちゃくちゃビビッたことがあった

＞結局はカテゴライズの刷り込みが一番でかい気がする。

確かにね
あとは「ガ」って名前の響きで損している気がする

蝶⇒幼虫が「芋虫」（若干かわいい、基本的には無毒、よく見るとキモイ）
蛾⇒幼虫が「毛虫」（キモイ、基本的に有毒、でもよく見ればちゃんとかわいい）

の違いだと思う。

>>152先入観って不思議だよね
ニシキオオツバメガ（最も美しいと評されるガ。ぱっと見はアゲハの仲間）を見せてそれガなんだぜって言ったらやはり引いちゃうんだろうか。
>>154
樹木を食い荒らすアメリカシロヒトリやマイマイガやマツカレハ、とりわけ厄介な毒針毛をもつチャドクガ、（ついでに刺さると痛いイラガ）みたいに

人間視点で明確な実害（街路樹の食害や建物への産卵、毒針毛飛ばし）があって、
良く群れで見かけて、
それでいて刺さる毛虫がガの仲間であるってところがマイナスイメージの主たる原因かも。

蛾乙
自販機に帰るんだな　おまえにもがいるだろう

>>154
蛾の幼虫にも芋虫は多いし、蝶のツマグロヒョウモンやギフチョウの幼虫は毛虫だし、毛虫の中でも刺す有毒種はむしろ少ないし・・・

実際ダメな人は蝶も気持ち悪くてダメって感じるんだよなぁ。でも蛾は大丈夫だけど蝶は平気って人は聞いたことない

スズメガの幼虫はみんなずんぐりしたイモムシだよな

‎蛾の悪名の原因の9割はマイマイガのせいだと思ってる

スズメガって見た目は面白いけど
蝕害って意味では完全に害虫

蝶も蛾も苦手な自分からしたら、夜にしかエンカウントしない分蛾の方が大丈夫や

蝶と蛾を区別するのは日本人ぐらいといいつつ
蝶と蛾して漢字があるから中国人も区別してる
んだろうなというのはあるんだけど、ネット上
でそんなのがでてこないので、どうなのか気に
なったり。
ヨーロッパでは同じ虫やろみたいな感じな扱いで
実際に生物の分類上ではそうなんだけど、なぜ
極東では、わざわざこれを文化的に区別してる
のかも気になる。

漢字の「蛾」って中国の原義ではいわゆる昆虫のガだけじゃなくて各種の虫全般みたいな意味だったような

よく見ると結構かわいい虫

デビルパピヨンの滞空位置が徐々に低下している件

チョウはよく見るとかなりキモいが
ガは近くで見るとかわいいのでガの方が好きだ

動物的な可愛さがあるよね、蛾は
逆に蝶は近くで見るとザ・虫って感じ
まぁ種によるけどね

夜飛べば鳥に食われなくなるはず→コウモリ出現
超音波のレーダーで闇夜を見通す天敵の出現に対して蛾のほうは

もふもふの毛で体を覆って反射を抑えステルス化
後翅を伸ばし反射の中心を体の後ろ側にずらして欺瞞する
聴覚を発達させて接近してくるコウモリを逆探知し急降下で回避する
コウモリの放つ音波と同じ周波数の音を発して距離感を狂わせる

コウモリ側も捕食するとき超音波の音量を下げて蛾に逆探知させない
対地の探知性能を発達させ急降下で地面に降りた蛾を捕食する等で対抗…

お互いミサイルと戦闘機の進化競争みたいなことやってるらしい

元々の漢語では「蝶→ヒラヒラ飛ぶ羽が葉状の虫」「蛾→でかい羽がある蚕みたいな虫」で別に対立する概念ではなかった。
こんにちチョウやガと呼ばれる虫は蝶であり蛾でもあった。
また日本古来のヤマト言葉ではまとめて「ひむし」などと呼ばれてそもそもチョウとガは区別もされてなかった。

これが区別されるようになったのは明治期にイギリスから博物学を導入したとき。
英語ではButterfly・Mothと区別されていたため、
適当にButterfly→蝶、Moth→蛾と訳語が割り当てられることになった。
そして今まで特に区別されてなかった日本に住む虫たちを、
チョウとガに割り振っていくことになった。

つまり、ガはキモイというイメージは
「イギリス人がイギリスに住むMothたちに抱くイメージ」が、
翻訳の関係で蛾という言葉とたまたま結びついてしまっただけで、
「日本人が日本に住む蛾に抱くイメージ」としては不当きわまるものだったのだ。

ってウィキペディアに書いてあった。

↑は「なぜ蛾はキモイと言われるのか？」という議論に新たな視点を投げかけるものだと思う。
「蛾という単語にキモイという意味が内包されているから、
言葉という認知フィルターを通した時点でキモイものと認識されてしまう。
つまり『蛾はキモイ』は言葉による後付けのイメージに過ぎない。
仮に言葉のフィルターを取り払ってニュートラルな視点で見られるなら、
蛾に対して抱くイメージは全く異なるものになるだろう。」

オオミズアオチョウ・ホシホウジャクチョウ・スズメチョウ・ツバメチョウ…確かにチョウと付けるだけで
キモイなどというイメージはどこかへ吹き飛ぶ感じがする。

>だが鱗粉に毒を持つ蛾というのはおらず

し、知らなかった

進路脇の外壁に止まってたりして、
やりすごそうとしても近くを通っただけでバルンバルンと飛び掛かってくることがあるのがトラウマ
場合によってはよりによって玄関扉に鎮座してることもある

蝶は大体常にその辺をヒラヒラしてるから蛾ほどは気にしない

東京五輪閉会式橋本会長スピーチ時に蛾が持っていった件

今朝車乗ってたらどこから入ってきたのかわからんけど顔面にへばりついてきた
普段だったら触れないのにその時は冷静に素手で逃しました

動作遅い子が多いのか捕まえるのも簡単
そっと近づけば逃げずにいてくれる子も多い気がする
今日はコスズメを観察した、かわいいんだ

名前が濁点だけなのが悪い（暴論）

蛾というか蛾の幼虫だけど、マイマイガの幼虫(ニャッキみたいな奴)が本当に生理的に無理で、姿を想像するだけで鳥肌が経つレベル
たぶん可愛いって思う人もいるんだろうなとは思うけど、自分からしたら一生理解できない考えだ…