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pixiv百科事典だとここと同名の記事と「それは、血を吐きながら続ける、悲しいマラソンですよ…」の劇中台詞の記事と二つある

ソシャゲに代表される他プレイヤーとランキングを競うゲームのトップランカーや
ガチャで目的のカードを引くまで延々と回し続けることもこう例えられることあったかな？

>このエピソードが放送された1960年代当時、世界は冷戦の真っただ中であり、米ソは軍拡競争にかけ暮れていた。

「かけ暮れる」という言い回しもあるかと思ってググったけど見つからなかったので「明け暮れる」の誤植？

25年前の中日ドラゴンズのキャンプのことかと（相当ハードなランニングを課せられていたらしい）

このフレーズウルトラマンからきたものだったのか

エクストリームスポーツ、血を吐きながら続ける悲しいマラソン

カンタムロボ「もうパワーアップしていくだけの殺し合いは沢山だ！」

某所で「マラソンやめても相手がやめるとは限らないから相手に潰されるだけ」みたいなこと言われてたな
自力で十分強いウルトラ戦士であるダンが言ってもなんか上から目線とか評されてたのもあったし

最近だと心の持ちようが大事だという風に思われてパワーアップそのものへの非難はなくなりつつあるな
いうなればターンエーのロランみたいに蛇蝎のように嫌われている核兵器でも人を救うために使って人を救ったとかみたいな

フィクションの中でキャラがパワーアップすることへの非難とかじゃなくて、
互いに敵対する者同士が戦力の強化を止められないっていう現実世界の過酷なジレンマを表現した言葉だよ
力の持ち主の心が正しければ問題ないなんて安直な結論にはならない

力づくでも止めるべきだった、止められるのは僕ウルトラセブンしかいなかったのに
という発言した奴がムルロアの黒煙を晴らすために合体するだのクリーン星をぶち壊すだの地球が好きだのと
止めるならR1号を破壊するだけでは済まないだろう

放映当時はともかく今ではウルトラ戦士自体ウルトラカプセルやウルトラメダルの超兵器作ってるんでとやかく言われる筋合いはないね

>>8
この吐血マラソンは要するに「安全保障のジレンマ」なので、誰かがパワーアップする（ことで人を「救う」）と、その誰かさんの敵も対抗してパワーアップする（ことで人を「救う」）ことになるって話

いうなればどちらの側も自分の「心の持ちよう」が大事だと思っているので、
核で人を「救う」ロランVS核で人を「救う」ロラン
みたいなジレンマ

太陽！お前がお前の子である地球を愛してるならこの私に力をくれ！何をやっても倒せないベムスターを倒せる力をくれ！どうなってもいいから
やめろ！やめろつってんだろ頭冷やせ引力に囚われて死ぬぞ危ない！
ウルトラセブン！
ったくほらウルトラブレスレット！付けろ帰れ
の頃からだろう

「ウルトラマンに頼るだけでいいのか」問題と対局にある概念だよねコレ。
完全な答えがあるわけでは無くて、常に念頭に置いて吟味していけというのが本質なんじゃないかと思う

ヒーロー戦記で皮肉っぽく引用してたのを覚えてるわ

正しい者が勝つんじゃない。強い者が勝つんだ。
ってのが対義語か

生存競争に関して、捕食者―捕食者間の軍拡競争（例としては、植物が食べられないように毒を持つ→その植物を食べる動物に毒への耐性を持つものが出てくる）を
「その場にとどまるために走り続ける」という鏡の国のアリスの一幕になぞらえた「赤の女王仮説」というのがあるから、たとえ人類が滅んでもこのマラソン（むしろ回し車かルームランナー）はなくならない

ダン「侵略者は超兵器に対抗してもっと強烈な破壊兵器を作りますよ！」
フルハシ「我々はそれよりも強力な兵器をまた作ればいいじゃないか」
ダン「それは血を吐きながら続ける悲しいマラソンですよ」

balance of power

そして誰もいなくなった……

人生のことか？血反吐吐くほど激しいことはしてないが

セブンでの件があってから超兵器開発は終わった…かと思いきやタロウやレオ、80でも繰り返すことになるんだよな…
特にタロウでは復讐にやってきたムルロアによって地球滅亡一歩前の事態になったし…

>>22
それでいったらメビウスのメテオールだろう

レオでは防衛チームが文字通り壊滅して８０でUGMが再編されるまで
残存の地球防衛軍がセイバーだの一般戦車隊のみで更に被害出しながら対処に出る羽目になった訳で>超兵器開発
>>sm36897346


ぶっちゃけ外宇宙からエイリアンの侵略が続く限り血を吐こうが犠牲が出続けようがマラソンを続けない限り
滅ぼされて人類お終いという事実から目をそらし続けてるのよね

まあ、その辺の抵抗を諦めた先がどーなるのかはある意味アニゴジで示された訳だが

>>22
何なら帰マンの時点で何度も超兵器作って問題になってるレベル、ナックル星人にもパクられそうになりましたとさ

>>17
生物学的にはあくまで軍拡競争（赤の女王仮説）は、種間や種内の競争が激しいと発生しやすい現象なので、「たとえ人類が滅んでもこのマラソン（むしろ回し車かルームランナー）はなくならない」とは限らんよ
例えば共生関係や、深海や極地とかの極端な環境に適応した状態ではそもそも軍拡競争が発生しにくい
（それに比べて寄生関係、捕食-被食関係、性別や戦略が違う同種個体同士とかでは軍拡競争が発生しやすい）

ちなみに軍拡競争は適者生存の一例に過ぎないので、軍拡競争で勝ち残っても生存できるとは限らない
勝ち残った上に生存できたとしても、環境変化に適応できるとは限らない
軍拡競争の勝者になった後で絶滅していった種は恐竜、サーベルタイガー、マンモスとかある

なので、「たとえ人類が滅んでもこのサバイバル（またはルール無用の繁殖ゲーム）はなくならない」と言うほうがより正確だと思う

>>17>>26
軍拡競争＝吐血マラソンはプロパガンダ上や物語上では永遠に続いたりするが、軍事学上は費用や物資や人員などリソースが有限なので限界がある。軍事学やマクロ経済学で言う「大砲かバターか」モデル。
たいてい究極的な限界よりも前の段階で、バター（衣食住や産業や経済）にリソースを使わねばならなくなって、軍拡競争が減速・停滞する。

生物学も似ていて、栄養やエネルギーなどのリソースが有限。
例えばカニがより強力なハサミと殻で武装する進化を遂げていくと、武装しようとするだけで通常より多くのリソースが必要。無事に武装が完了しても、武装維持により多くのリソースが必要。しかも武装が持ち主にかける負荷が通常より大きいので、武装の持ち主は単に身動きするだけでもより多くのリソースを消費する。
つまり軍拡競争は、「バター」（生命力）に使うリソースを犠牲にして「大砲」（防衛力）へ分配しているので、長期的には減速・停滞する。適者生存の法則は永続するが。

>>14
ウルトラマンＺでこのセリフとウルトラマンに頼っていいのか問題に切り込むのかと思ったら最終的に有耶無耶になってがっかりしたの思い出した

相互破壊確証出来るだけお互い核持てば終わらない…？

>>29
相互確証破壊は冷戦期に言われた核抑止論だけど
結局現在ではミサイル防衛システムが開発され
それを回避するために低軌道や変則軌道、超音速のミサイルが開発され…
って感じで核の威力や数とは別のアプローチでマラソンは続いてるな