ニコニコ大百科

プッチの覚悟はジョルノの覚悟とは正反対
一巡後の世界には「暗闇の荒野」は無く、「進むべき道を切り開く」こともできない

「覚悟」は「絶望」を吹き飛ばすからだっ！

これだけだと良い名言なんだがな･･･その前がアカン

オールスターバトルやってると覚悟は絶望（というか落胆）を吹き飛ばさないと分かる

>>40
安楽死した少女の親が助かる運命に変わったから
多分変わるんじゃないかな

プッチは天国が『覚悟』のような前向きの心じゃなくて
人によっては『自棄』や『諦め』のような後ろ向きの心を誘う可能性に気づいていたのかいないのか

プッチには神父として多くの人々の懺悔を聞いたり死に立ち会ったりした『経験』がある
どうかそれを踏まえてから論じてほしい

別にプッチの進んだ道は悪では無かったと思うがな
ジョースター家とエンポリオによる別の正義が勝っただけ

勝手な考えを世界中の人に無理やり押し付けようとした時点で完全に悪だよ

大松「覚悟は『幸福』だぞ」

>>63
俺は覚悟(予想)して半額以下になるまで買わなかったから幸福よ

フェイト「無理でした。」

永劫回帰や運命愛みたいなものかなと解釈してる

これってようは「悟り」のことと違うのか。

>>73
結果だけみれば悟りと似ているけれども
そもそも『答え』ってのは自分で紆余曲折を経た果てに見つけるもの
たとえ同じ境遇でも人によって見出すものは違うのに（ジョジョ的に言えば、一人は星を見た、一人は泥を見た）
過程すら吹っ飛ばして、『答え』を押し付けられるなんて堪ったもんじゃないって話
狂信者の押し売りが極まっちゃった感じよ

プッチの「神父」という職業柄、人々の様々なマイナスの感情に触れ続けているのだから、人々の幸福を願う人ほど、なぜ人間はこんなにも不幸なんだろう、と悩み、人類にありのままの幸福を受け入れるようになってほしいと思うのは当然。様々な立場を知るのだから、「この不幸はこのような人間のせい」と決めつけて生きることもできないので、良くも悪くも『黄金の精神』を持つ可能性は皆無。

まあこりゃ聖職者は自分を捨てて無心に生きるのがいいというアンチテーゼだな

前にも書いてる人いるけど
例えば超残酷な虐めうけてる人がいるとして、でもそれを耐えた先に
すっげえいい人と出会えてそれからずっと幸せだとわかってたら
その人は絶対自殺なんてしないしどんな絶望も耐えられるよな？
そう考えるといいとこもあるのかもしれない

その逆もあることはわかってるんだけどぼろくそに叩かれるほど悪い考えとは思えない
俺はジョルノ達のいう覚悟の方が受け入れがたい
意味としてはジョルノ達の方が正しいんだろうけど

プッチは心の弱い人間しか見てこなかったからああいった結論に至ったんだろうな

>>76
そもそも運命は固定されてしまうから未来を知る事による変化はあくまで内心だけ

確かに一巡目で虐めを耐え抜いて幸せになった人は、二巡目では幸せな未来を予感して更に頑張れるかもしれない
けどそれはその人がもともと持っていた強さであって、神父が何もしなくても幸せになるのは変わらない

問題なのは不幸が待ってる奴で、一巡目で絶望して自殺してしまったら二巡目でも絶望して死ぬ未来を予感するだけで何の救いにもならない
どうせ死ぬならと反撃を試みようにも、運命は固定されてるから一巡目と同じようにしかならない

覚悟を幸福にできる人ばかりじゃないのに、全ての人間にそれを押し付けたから神父は叩かれてるんだろう
（てか、いずれ幸福になれるから今は頑張れ、ってのは神父の言ってる覚悟とは違う気が…）

>>74
一見すれば真っ当な事を言ってるように見えて実は「答え」の押し売りなんだよなぁ…。
価値観にしろ、千差万別なのに

プッチとかカイジの利根川とか口八丁というか人を乗せるのが上手いよねｗｗ
有象無象というか心の弱い人間に｢これこそ真理だ!!｣と思わせてしまうような迫力があるというかなんというか。

聖職者ならマックィィーンを幸福にしてやることを考えるべきだった。

>>79
だからこそ現代でも宗教が生まれるんでしょうかね？。
（ちょいと話が反れるけど）「真理」と違うけど、昔のゲームに「（天外魔境）第四の黙示録」のとあるボスが言っていた台詞にこんなのがある。

「いいかい！　人間なんてさ…　誰かの命令に　従いたくってしょうがない生き物なんだ。自分で考える前に　誰かに　教えてもらいたがる　生き物なんだ。だからボクたちが　情報を発信してみんなを安心させてるんだ！　テレビに飼い慣らされるのって快感らしいんだよね。（抜粋）」

『誰かに教えてもらいたがる生き物～』の部分がある意味では心の弱い人間に｢これこそ真理だ！安心してくれ｣と思わせてしまうような錯覚があるんじゃないだろうか？

>>77
そもそも「一巡目で虐めを耐え抜いて幸せになった人」というのを想定する時点で、神父の考え方とずれるんじゃね。
この人の考えていることは、「全ての人間の結末は必ず不幸と絶望だ」という前提に立っているものだろう。

結局のところ本人次第ということだな
絶望の未来を見たとしてもそれを覚悟で吹き飛ばせるどうかは
吹き飛ばしたところで結果は変わらんが

絶望を吹き飛ばすのは『覚悟』だが、『覚悟』を皆が持てる物だとは言っていない
プッチはそれに気づける程弱い精神を持ってなかった
たまにおしつけがましいとプッチが言われる原因だな

誰かが決めた役割などの必然こそが絶望、が
キリスト教などの信仰哲学での有名テーマで
『めだかボックス』主題だった哲学的超人も
「必然に立ち向かう生き方の事」だったのに
（キリスト教哲学では有名な「回答例」だ）

そもそも彼は勘違いと思い込みと暴走が特技
キリスト教哲学を真剣に学び全てを勘違いし
世界に押し通す（必要以上の）独自性だった

でも覚悟って「誰でもない俺だけの人生だ」
「私だからこそ、これしかない選択だった」
と各瞬間の自分自身を受け入れ肯定する事で
実現であり成果である状況全てを肯定する物

だから必然の要素を育てても近づかないはず
むしろ独自性そのものが答えに直結している

結末：必然＝相殺・復元・再現力はほぼ完敗

めだかの必然の化身もこの世界だと弱そうだ
相殺力も復元力も再現力も運命の脇役未満…
ジャンプネタ中心に多くのネタを取り込んで
多くは元ネタへの皮肉になってた※めだかも
スタイル＝スタンドの人に対する異質・独立
の反映である共鳴・理解・進化…に関しては
元ネタより大人しかった（ジョジョの場合は
敵との方が共鳴・理解・進化…が起き易い）

※だから他誌連載不可能

ちなみに必然の象徴は？
「２または２の累乗」
２・４・８・１６…

神父ｗｗｗｗｗ

意味が異なるだろうけど、
「うっかり墓穴掘った・・・こりゃ荒れるな」
って予想できてると実際荒れても比較的落ち着けるよね。
むしろ予想が当たった事に対する喜びさえ出てくるし。
それは単にドMなのか荒らしの行動原理なのか・・・

なんだかんだ、結局これって自力じゃ『覚悟』を持てなかったプッチ神父の独りよがりな能力なんだよな
第五部のブチャチームとディアボロの対比をはじめとし、作品随所に見られる概念だが、ジョースター家ら主人公たちは『結果に拘らない』んだよな。そんなことを眼中に置く必要がないぐらいにメンタルが、貫き通す意思が強い
これに対して、小心者揃いのラスボスたちは、『結果』に拘る。ＤＩＯや吉良、ディアボロが、野望（吉良の場合も一種の野望だと思う）を持って、『最終結果を自分にとって都合の良い物に変えたい』と欲したのに対し、常に未来に怯えるプッチ神父は、『結果を知りたい』とだけ欲した。そして、同じ力を世界の皆が手にすることができれば、幸福な世界が誕生すると勝手に考えた
ただ、結局のところそれだって、黄金の精神の欠如から生まれる、独善的な発想なんだよな。ジョースター家のような、本当の意味で強い人々にとっては、メイド・イン・ヘブンによって無理やり他人に押し付けられたような『覚悟』なんて必要ない代物なわけだし。色んな意味で、『最低最悪のラスボス』に相応しい能力だと思う

未来を知ることで救われる人は確実にいる
心が弱かろうと、黄金の精神を持ってなかろうと、悪人であろうと、人は人
彼らを救おうとしたプッチ神父は間違ってない
負けてしまったことだけが誤りだった

『結果』だけ知っても何の意味も無いだろ。
『其処』に向かう意志と勇気と、その過程でどう成長していくのかが大切なのに。
例え、『結果を知ることに満足する』人がいたとして、それを全ての人々に押し付けようとした時点でプッチ神父は間違ってる。