ニコニコ大百科

>>89
救われない、もしくは救ってほしくないと考える人もいるんですがそれは・・・。

結局何が「悪い」ってプッチは「人を救う」ことには興味があったけど、
「人」には興味なかったんだよ。
本質的な部分でディオといっしょ。
だって他人の意見や石を踏みにじるのに何の躊躇もないのだから。

そんなこんなの因果応報があの「運命」なのだから、彼は負けるべくして負けただけだよ。

>>89
救われる人がいることは否定しないが、運命を知るだけで「覚悟」できるやつなんて世の中全体でみたらかなり小数だぞ
「覚悟」しろって言ってる本人だけが運命変えられるから説得力も薄いし・・

>>90
それが大切なのはそれができる強い人の話だ
プッチは大多数の人間がそうではないと信じた
俺もプッチに同感だ
すべての人に押し付けたのは、プッチの行動を否定したジョジョ側も同じ

>>91
ジョジョがプッチを否定するのと、プッチが異なる意見を否定するのと何が違うんだ
どっちも自分の理屈、自分の信念を叩きつけただけ

>>92
数の問題なの？
俺はここでエラそうなこと言ってるやつも含めてほとんどの人間はプッチに救われる側の、心が弱い側の人間だと思うよ

>>93
要するに、お前はプッチ神父の事を全然判ってないままにプッチ神父の言葉を真意も意味も理解せずに『救い』なんだって思いこんでるだけじゃん。
そもそも、『未来を知る事』がどう救いになるんだ？

>>94
前半はそっくりそのまま返すよ
真意なんて都合のいい言葉を使ってる時点でお察しだけど

抽象的な言葉で煽るなんて簡単だねー

>>95
んじゃ、とりあえず『未来を知る』のがどう救いなのか言ってみ。
まずは其処から。

いま思えば未来を知っても知らなくても変わんねーんだから
受け入れないであがいた方がマシな人生だと私は思う。
別に>>96が言ってるように「『未来を知る』のがどう救いになる」とかどうでもいいんだよなぁ・・・
覚悟（＝受け入れる勇気がある）＝諦めるってことだし

>>93
動機が違うでしょ。あと因果関係もな。
いっちゃなんだがその手の結果は同じ論は詭弁以外何ものでもないよ。
殺人と正当防衛（の結果の殺人）では天と地ほどの差がある。

「人を殴ったり束縛したりしてはいけない」という一般論に対して、
じゃあ警察もダメってことになるじゃねーか、みたいに返すのといっしょ。
所詮やくざも警察も一緒だぜー的な。

先が分かってちゃまるで意欲が湧かないよね（´・ω・｀）

受け止める力のあるなしはともなく、やる気でらんよな。

ディアボロなんて覚悟する間もなく死に続けているんだぞ！今も！

>101見てふと思い出したが、
DIOとかディアボロとか吉良とかは
覚悟なんか持ちようがないと思うんだよね。
壮大な野望を持ちながら、結果だけを重視する奴らが
野望を達成できずに死ぬ運命なんてどう覚悟するというんだか。

>>102
「絶望的な未来を自覚する猶予時間」さえ与えれば後は各人が自然と受け入れてくれるハズって考えで、その辺の「どうやって」は全く考えてないんじゃない？
他者の理解も同意も得ずに、自分が正しいと思う変化を全人類に強制しようとした事が「悪」なんじゃないかな

…そういう意味では「一巡しかけた世界の住人」にとっては神父を殺して世界の再編を起こしたエンポリオは世界の破壊者と呼べるかもしれない
最初の世界と、一巡しかけた世界と、再編された世界の関係をどう取るかにもよるけど

覚悟は幸福。名言だな

鉱物と生物の中間の生命体となり、永遠に宇宙空間をさまよっている人も覚悟さえあれば幸せになれるの？

>>105
プッチの至った結論としてはそうなるんじゃない？

この思想を問答無用で全生物に押し付けたから邪悪なんであって
ひとつの心の持ち方として世に説いて廻るくらいなら
十分善行の範囲だったと思うわ
プッチは色々と廻り合せが悪すぎる

パンドラの箱に最後に残されたのは…

>>98
>>106
専制・寡占政治や「少数派に配慮しない民主主義」が必ずしも「吐き気を催す邪悪」だとは限らない。後者は虐殺や弾圧の原因になりかねない、危険そのものの体制だが。
スピードワゴンはともかく、ジョルノがいちいち部下や住民相手にアンケート取ったりするかな？
プッチは人間の権利を踏みにじりすぎた。人間賛歌を否定してしまったんだよ。

先が見えないから、あの丘の向こうがどうなってるのかわからないから人は一歩を踏み出すのに・・・

覚悟は「幸福」である

そして　幸福は義務です

実際、神父は覚悟して幸福を覚える事を義務にしようとしたんだよな…
覚悟を幸福だと思えない人のケアなんて一切考えてないんだから

五部で言ってたけど、結果だけ追い求めるとやる気はなくなっていく。過程を大事にするってことなんだよな。
全世界の人間に結果あたえて、さあ頑張れなんて言えるか

五年後の未来何が起こるのか？人類全員がそれを知っている
加速した時の旅で、自分がいつ事故にあい、いつ病気になり、いつ寿命が尽きるのか？すでに体験してここにきた
人といつ出会い・・・そして別れるのか？戦争がいつ起こり、時代がいつ変わるのか？
誰に恋をし、誰を憎むのか？自分はいつこどもを産み、子はどんな成長をするのか？
誰が犯罪を犯し、誰が発明や芸術を生むのか？

こんな事を知っていたら俺は逆に自分の人生に対して虚無を感じると思うな・・・

全然違う話になるが仮に俺があと１０分後に「首を吊って死ぬ」ことになる事を知ったとして
その１０分間に首を吊る為の物や者、全てを無くしたら「首を吊って死ぬ」という運命を変えられないのか？
それとも「首を吊って死ぬ」という運命自体は変えられるが
その運命で起こる重大な結果・・・というかまあ事実？が別の形になるのか？「首を吊って死ぬ」のではなく別の方法で死ぬのか？

俺だったら発狂しそうだな…と思ったけど、一巡目で狂ってなければ二順目でも狂う事は無いし、自殺する事も出来ないんだよな…
最終的に、無感動に一巡目の行動をなぞるだけのロボットになりそう
神父的にはその「感情が死んだ状態」が「幸福」なのかもしれないけど…

あと未来が分かってもそれを回避するような行動はとれないんじゃない？
作中でも看守がケガをすると分かってたけど何もできないシーンがあった気がする

自分がどういう人生を歩んでその結論に至ったのかを考えれば
天国に至ることのできる人間なんてほとんどいないって気付くはずなんだけどな。

流石に過程の行為くらいは変わるんじゃないか
大きな回避できないできごとはあるけど、それ以外は自由に動けるのなら、紛れも無く救いにはなり得る

元の世界は、黄金の精神とやらを誰もが持ちえる世界なんだろうか
弱いと切り捨てることは簡単なんだけど、弱者をなくそうとしても無くならないならそれは必然として存在していることになる
(しかも周回前は運命が決定された世界だ)

たぶん、ジョジョは『可能性』、プッチ神父は『悲観的解決』
でも哲学的すぎてキリスト教では異端扱いされそうだ

苦難は回避できない(だから諦めて受け入れろ)って言うプッチの思想的に、事の大小に関わらず自由は無いんじゃないかなぁ
未来が分かっても出来るのは「覚悟する事」だけで、回避したり立ち向かったりする事は許されなさそう

そもそもプッチ自身、最終的にエンポリオにやられて望みは叶いません
という未来を知ってなお、本編と同じ熱意で突き進めるかってったらNOじゃねぇのって気がするんだよな
プッチがあそこまで強固な信念を持てたのは自分が正しいを思ってたからで
周囲が自分にとって上手く転がっていくことで、自分の行いは運命＝運命と思うことでさらに強固になっていく
敗北の未来はそれが全て覆されるってこと、それでもプッチが自分の言う所の覚悟を持てるのかは正直疑問
その点でもプッチの理屈は破たんしてると思う

まあ、自分が死に望みが叶わないことがまさに確定するときに「覚悟」できずにギャースカ喚いてたあたりでお察しじゃないの？

そもそもそれ以前にエンポリオを逃がす未来を覚悟できず
時の加速を止めてまで運命を変えようとした時点で、覚悟は「幸福」だぞって言われても…ねえ

ただ逆にいうとプッチがエンポリオを逃がす未来を覚悟できていたなら（加速を止めなかったら）
エンポリオに殺されても「天国」に到達できていたんだよなあ