ニコニコ大百科

喜連川氏は有名だが、途中、養子が入ってる。
逆に本家といえるかは微妙だが義稙の子孫がいてその血を絶やしていない。
まあ、江戸時代通じて無視されっぱなしだが。

>>1
編集者です、ご指摘ありがとうございます、追記しました。

義稙の子孫っていうか義維の子孫だった。

少しでも負け戦になると度々切腹したがったり、出家したがるなど案外ネガティブなお方。

創作の中では二重人格レベルの二面性を持ち合わせてる人間として描かれてることが多いね
異常なまでの粘り強さと同時に>>4みたいな面があるならさもありなんとは思うけど

なぜ、悪役商会にしか見えない肖像画を
長年信じてしまったのか。

「この世は夢の如くに候。尊氏に道心賜ばせ給候て、後生たすけさせ、をはしまし候べく侯。猶々とく遁世したく候。道心賜ばせ給べく侯。今生の果報に替へて、後生たすけさせ給侯べく侯。今生の果報をば、直義に賜ばせ侯て、直義安穏にまもらせ給侯べく侯。」

記事作成GJです！

いつのまにやら足利のばんな寺に仏像が･･･
長いこと逆賊扱いされていたから

粘り強いとか政治力がある、みたいな普通の絶対評価だとうまいこと計れないんだよな、この人・・・
負け戦なのに使者を「降参人は帰れ！」と追い出した話とか意味不明なんだけど、それで何故か物事がうまくいくから恐い。

尊氏の能力を「微妙」と評価する意見はもの凄くよく分かるが、ではあの時代尊氏以上にうまくやれるリーダーがあり得たかと言われると実はいない気がしてならない。

１番目指すよ僕満足
本人次第で　僕満足
満点取りたい僕満足
足利尊氏　　僕満足

尊氏さんって和歌に絵にとぼっちゃん浮世離れしてる系かと思いきや、戦の大将も得意っていうなんかいかにも慕われる神輿的なイメージ。
神輿としてかなり有能だったんだろうか。ちょっと平民には掴みどころのない人っぽい

この人の不幸は敵方に北畠顕家と楠木正成の二人の戦争の天才がいた事だな。

>>さらに庶子の直冬が、義直の養子となっていたが為に、直冬から父の敵として憎まれる。

義直じゃなくて直義な。

誰か直してあげて

戦前は悪人扱い
帝に逆らったししょうがないね

天皇という聖域に近い地位で、絶対に殺されない立場をいいことに、日本中を戦火に巻き込んだ天皇
その人に逆らっただけで逆賊だもんなぁ
ちょっと気の毒に思える

後醍醐帝は正直言って「天皇」やるには不適格な人物だったからねえ
誰かが彼に不信任をつきつけなきゃいけなかった、その役割を担ったのが尊氏

そもそも大覚寺統のリリーフで登板した人だから
後醍醐帝にゃ何の正当性もないからな。彼の子供が帝位継ぐのはおかしいし。
んな訳だから後醍醐帝のスタッフって冷や飯食ってる貴族か異形の連中という
政権運用のノウハウのない奴ばっかで……
だからこそ皇帝の独裁中央集権とか、皇子の派遣・軍閥化とか色々ブッとんだ方針をゆくんだが
いかんせん失敗したときのリスクマネイジメントが皆無なんだよ
そりゃ足利氏がケツ持ってコトを収めるしかないだろう。零細の新田には無理だし

という筈が、この当時の地方行政に対して適応できてしまうチートが南朝から何人かでるから……
地方分権のプランを描いた北畠親房本人は、理論ばかりで全く現実に行政をフィットさせられなかったのに。

一軍の将としてはともかく、組織のトップとしては不適な人物。
「親分肌」ではあるけれども、非情な政治家になりきれない人物が政権握るとろくなことにならない典型例。
頼朝とか家康に比べると、その態度が優柔不断すぎて後の子孫に多大な迷惑かけているし。

それよりいまだにライバルの楠正成と後醍醐天皇の記事がないのが驚き。
稀な人物と言うならば類い希な戦略眼と徹底した忠誠心を併せ持つ正成なんて相当希有な人材だと思うけどなぁ。

日本史的にも類稀なカオス時代にふさわしい人物だとは思うけどねー

>>19
南北朝組は状況設定とかがややこしいから書くの難しいんだよ。特に後醍醐は。

尊氏も自分が政治家に向かないの分かってるから、さっさと引退したがったり弟に任せようとしたわけで。
ただ、状況がそれを許さなかったし、最初から非情にやってうまく行くほどほど強い立場でもないんで、そこは考慮されるべき。
初期足利幕府は義満までの三代をセットで評価しないとダメだと思う。

>>21
そりゃまぁライバルが弟の義経だった頼朝や同格の豊臣だった家康と比べれば天皇相手に非情な対応が取れた訳じゃないのはわかるけどさ。それでも島流しして軟禁するなりなんなりして政治生命は殺しておくべきだったろ。結局南朝を残しておいたことが室町初期の混乱の大本で、義満は先祖のツケを払っただけだと思う。
リーダーシップを取りたがる人=後醍醐に政治センスがなく、皆がリーダーに選びたい人物=尊氏に野心がないのがあの時代の不幸かね。
「兄が武力、弟が政治」っていうバランスがマズかった側面もあるんだよね。あれが逆ならまだ混乱が防げた可能性もあると思う。

九州落ちから一転攻勢に出た尊氏だが、日本史でここまでの逆転劇を演じた英雄って他にいるかな？

>>23
源頼朝。石橋山の戦いは「海沿いの狭隘な道を前後敵軍に挟まれる」という普通なら間違いなく死んでいる状況。そこから生き残って、それだけでなくさらに天下とってしまったんだから尊氏と同じぐらいの逆転劇だと思う。

>>22
対後醍醐の処理はあの時点ではそう間違ってないんじゃないかなぁ。
花山院に幽閉してた期間は二ヶ月もないぐらいだから、最終処分を決める前に逃げられたんじゃないだろうか(ちなみに承久の乱の後鳥羽院の処理が約二ヶ月。後醍醐側の「謀反」てわけじゃないから多分同じようにはいかない)。
まあ放っとけ発言とか、根が甘い人なのは確かなんだが。

>>22
後醍醐天皇島流しにしてもまた、本土に戻ってくるじゃないですか。

つか後醍醐帝の政治生命を殺すって可能か？
無理じゃね？アイツ自分の血を担保に何もない場所に政治力を加える天才じゃん
新興の（異形の）連中に指向性というか正当性を与えて自勢力に取り込むっつー、自ら神輿になるスタイルで。

殺したり権力奪ったりしたらそりゃ特大の怨霊と化しそうだけどな後醍醐さん。

論功行賞の適当ぶりに加えて血統と胆力が備わり最強に見える護良親王を自分で切った時点で詰んでるのに
それから足掻きに足掻いて南北朝まで持っていったほどの権力オバケだからなあ

幕末、佐幕派だった武士や大名たちが薩長に寝返る時曰く
『尊氏にはなりたくない』
500年経ってなお人の行動のシンボルになり得る人物ってすごいよね