ニコニコ大百科

>>120
しかも信長って義昭を将軍に擁立した一番の立役者だしなあ
10代以降の将軍は尽く追放or殺害されてるが、それは対立将軍or元は敵対勢力だったのによってやられたのが多い
擁立してくれた功労者に対して挙兵して追放された将軍は義昭ぐらいじゃないか？

>>120
義昭自身は本心から信長を父や兄のように慕うけど自分の甘さや周囲の勝手が信長の逆鱗に触れてしまい
義昭も死にたくないから流されながら必死であれこれする内に結果として包囲網作っちゃう感じか
本能寺で信長が死んだ後は悲しむと同時に安心してしまうシーンとかありそう

信長「人質出しますから許してください義昭様」
義昭「ダメ。貴様だけは許さん。者どもかかれ！」
信玄「あ、そろそろ死ぬんで…」
義景「冬の越前から兵出せる訳ないだろ常識で考えろ」
義昭「あるぇ？」
信長「覚悟はいい？」

この流れをあの麒麟義昭でやる訳か…。

>>123
その流れはオチまで含めて玉置浩二の足利義昭が最高だった。
武田が挙兵→「フォ〜〜〜ッ！！！」→包囲網あっさり瓦解→「父上！もう致しませぬ！もう致しませぬ！」

麒麟がくる版義昭は「理想を持つ善人だけど周りの人の善悪がわからない」事で
佞臣（摂津晴門）にいいように操られる暗君ルートを歩みつつあるな…

とりあえず麒麟がくるのラストで天下人になった秀吉と「どうじゃ、麒麟を見る事はできたか?」とか言いながら光秀の事を思い出す展開になるんじゃないのかと思う。

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なんかいい人から一気にヌケた人になっちゃったな、麒麟義昭
いきなり大権力をキラーパスされた元坊主としてはリアルだけど正直そういうリアルを求めてはなかった

>>128
善人だけど現実見えてなくて信長と対立かと思ったら普通に暗君になってしまったな…
貧しい民のためとか言ってるけど戦も政務も人任せで自分は愛人とのイチャイチャに夢中
主人公の光秀に見限られる人物だからしゃーないんだろうが割と綺麗に描かれた兄貴とはひどい差だな

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駒ちゃんはこのまま出自不明の側室の誰かに昇華されるのかねぇ。
義昭が夢追いのヒモ男キャラを貫くのかと思ったが、摂津のたくらみを見抜けないまま、後醍醐天皇コース選んじゃったね。

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コマちゃん40歳ってマジかよ……
当時の基準なら完全に行き遅れの婆さんやんけ……
今の子供とかいろいろ諦めればワンチャンの年齢で設定したとしたら、さすがに無理があるだろ……。

足利義昭が謀略将軍として本格的に活動しだすのはこの辺からだけど、比叡山焼き討ちまでいってるから摂津鶴太郎はもうそろそろ退場なので(史実改変が無ければ)、謀略の肩代わりは出来ない
やっぱり義昭があのまま暴れ出すんだろな

>>134
摂津が退場する事を前提にしたら、やっぱり比叡山焼き討ちで曲がりなりにも仏門にいた義昭が(信長が想像以上にヤベー奴だったわ……)からの信玄「天台座主イエーイ！」からの義昭「ノッブなんていらんかったんや！っぱ信玄サイコー!!」になる感じかねぇ？

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比叡山焼き討ちでキレる義昭、ちょっと違和感あるかな・・・
他の還俗将軍、寺社勢力に対して結構過激な発言・行動してるし義昭も比叡山ぐらい燃やせと言いそう

義昭が信玄を動かした、じゃなく義昭が信玄の行動に乗じて、って感じなのは最近の研究結果の反映なんだろうかね。

でも結局、信玄このままいい所まで行ってポックリだからなぁ。
完全に義昭が太平記の後醍醐天皇コース。

しかし、改めて見ると義昭って結構あれよね。ダメンズ好きには刺さりそうなキャラしてるよね。今回の墨が薄いシーンとか。

なんかこう、>>115-118の頃の「いい人なんだけどなんかこうちょっと」な義昭から急にころっと変わったから舞台装置感が…
あれなら比叡山殺戮を主導して血に酔って狂人になってくれれば良かったような気がする

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民のための金を戦の金に、忖度手合わせ剣術でいい気になってたところを光秀にボコられて引き下がれるかとキレて・・・
ただの自分のメンツ優先の武家の人になってしまって・・・
それでかつ籠の鳥と光秀をダブつかせて「なりたかった自分」としてみてるメンドクサイ人になっちゃって・・・

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義昭「十兵衛、将軍になるってかなしいことよのう……。だれかをきずつけ… なにかをうしない…いつかそんなことに気づかなくなってしまう…だんだんと…なれていってしまう…。」

こうなればちょっとは許されるやろ。

何となく、信長や摂津の毒気に当てられて、
ずっと眠っていた源氏の血筋が目覚めたような感じがなくはない

義教公が代表だけど、足利将軍家には、酒乱で粗暴、敵には冷酷という
武家の棟梁に相応しい気質が代々多少なりともあった
しかし今さら目覚められても困る気質だよなぁ

足利将軍家は初代尊氏からして敵や裏切り者に寛容と言われていたし、全盛期義満時代でも大内盛見に対して妥協した
どっちかというと敵に冷酷というより勝てない敵とは割と簡単に妥協・和睦するほうだと思うけど

むしろ敵、というか元々味方だった信長とずっと敵対する道を選んだ義昭は足利将軍としてはかなり異質では
義教にしたって自分の就任を後押ししてくれた三宝院満済や畠山満家を粛清しようとはしなかったはずだが

滝藤賢一のダメな人の演技は完璧だったけどキャラとしては残念なことになったな麒麟義昭
戦を無くすためには戦という現実に苦しむのは分かるけどそれで幕府滅亡後も反信長続けるのはよくわからん
やっぱ義昭を善人ベースで描くのは難しいな あとオリキャラのおばさんとの絡みは終始不要だった

幕府による大名への仲裁とか色々やった（当時の幕府は完全にお飾りというわけでもない）けど最終的に「戦する」方で将軍の価値を見出そうとしたって感じだったなぁ。実際武田が動いたから俺も俺もだったそうだし・・・→反信長
作中は「将軍」「武家」から離れたタイプだからこそ違う視点からの復興やら期待されてたのに結局俗世の武家観染まってしまった
一度正親町天皇仲介で停戦したけどまた懲りずに戦って滅亡だからな（今回は一回にまとめられたが）
駒は短縮日程と沢尻エリカとコロナに振り回されてる感はあるししゃーないのと、光秀外交の狂言回しと花夜叉＆藤夜叉（同じ池端脚本のオリキャラ）の役割背負わされてる感はある。比叡山で子供が死んでも十兵衛に怒らない辺り当時感はあるが

>>147
京都追い出されて幕府はなくなったけど、「将軍・足利義昭」はこの後も健在だからな。
将軍職返上するのって秀吉の天下統一の辺りだから、その時まで義昭は義昭なりに「将軍」としての己を模索し続けた、と考えればいいんじゃない？

>>147
足利義稙は十数年も地方を放浪してから京都に戻って将軍に復帰しているからね
京都を追われた程度で信長の家来になる理由はないわな

駒ちゃんに狂言廻しさせたのも良かったんじゃない？
義昭を善人として描くのはなかなか難しいけど、
摂津と駒に振り回されて、僧侶っぽさとか救民の善君とか
武家の意地とか色々複雑な面を兼ね備えた深みのある人物として仕上がった