ニコニコ大百科

>>1169
ダブルHがCDを届けに来たきっかけがサネトシ先生の渡したマフラーってのもな・・・
サネトシ先生がヒマリに与えた優しさが、間接的に自分で自分を止めた結果になってるのは感慨深い。

>>1163
高倉兄妹の運命の果実は実は一つしかなかった。つまり運命の果実＝生きる権利は一人分しかなかったにもかかわらずあそこで三人家族ごっこ出来たこと自体が奇跡で価値ある事なんだと思う。それが認識できないと凄く悲劇的な作品に見えてしまうけど
冠葉がそれを分け与える事で三人は短いながらも兄妹として過ごせた、その事自体がピングドラムなんだと思うよ。
そしてそれ自体に意味があると監督は言いたかったんだと思う。だからこそ良くある形のハッピーエンドにはしなかったんじゃないかな。
仮にハッピーエンドになったらその「ごほうび」の為にピングドラムを探したって事になってしまう。

>>1169と>>1171見てこのアニメのタイトルにもの凄く納得した
たしかに「輪るピングドラム」だわ

ピンドラは愛の話だったのか
記事内参照用URL :

>>1170
ダブルHやダブルH知ってる人達呪文口走りまくりで大丈夫だったのかなー
呪文や乗換えという認識がないと効果がないのかなーって話ね

>>1175
ショウマやカンバは自覚なく使ってたわけだし、誰かを助けたいという思いを込めたうえでその相手に直接言うと発動なんじゃないかな。
呪文だと知っているかではなくて、助けたいという気持ちがキーな気がする。

中盤以降シリアス場面が続くけど、ペンギンのしょーもない行動がずっと続いたのが良いフィルターになってよかったわ
たまにあいつらがシリアスやると泣きそうになるのがまた……

>>1175
自分個人としては、運命を乗り換える呪文は一種類じゃなくて、対照の人物・物にとって大切にしている言葉か、誰かに言って欲しいと願っている言葉だと思ってる。
陽毬であればあのCDのタイトル通りだし、多蕗であれば「私のために生きて」だし、時籠であれば本心からの「きれいだ」という言葉のように。
多分、苹果にとっては最後の晶馬のあの言葉なんじゃないかなー、と妄想してる。

けど、16年前の事件の時に桃果が唱えた呪文が日記に書かれているようにも思えないんだよねぇ…

>>1178
16年前当時の桃果が、何を救おうとしていたかが問題なんじゃないかな。
「世界」を救おうとしたんであれば、恐らくあの言葉が、「世界で一番普遍的に望まれている」言葉だった、と考えれば、16年前の日記に書かれていてもおかしくないんじゃないかなーって。聖書のアダムとイブも林檎を分け合ったわけだし。

既にログにあったら申し訳ない。

晶馬の最後のあの言葉は苹果への恋愛感情から
発せられた言葉なんだろうか？
恋愛感情からの言葉だと解釈してる人が多いようなんだけど
個人的にあの二人が恋愛していたとは思えなくて。
晶馬は苹果の過去も本当に執着しているものも理解しているから
最後に彼女に伝えるべき・伝えたい言葉が
きっと簡潔にあれだったんじゃないかなと思うんだけど。
同じように感じた人居ないかなあ。

ピンドラ声優は下手だというが、新人がメイン張ってベテランや中堅が脇を固めてるだろ？

つまり、ピンドラはR-15やソウルイーターやゼーガペインや遊戯王やガンダムやアムドライバーやメダロットなどと一緒で声優の成長を見守るアニメなんだよ！

俺は別に下手とは思わなかったよ

>>1180
自分もよくわかんないけど、充分ありえる解釈だと思った。
ピングドラムって恋愛も家族愛も、友人への愛もフラットに自己犠牲に
値するものとして描いてるので、多分物語的には晶馬と苹果の間にあるのが恋愛でなくても
意義は変わらないと思う。
ただ苹果は｢桃果になって家族を繋ぎとめる｣思いからは
かなり解放されてるんじゃないかな。
でそのきっかけになった「君は君だ」って言葉をかけてくれた晶馬に
想いを抱いているように、自分には見えた。

>>1181
浅沼さん・花澤さん・KENNの三人は凄かったよな。いや、過去形じゃないけど。

『(サネトシ) マリオ←真砂子→冠葉→陽毬→晶馬←苹果→(桃果)←多蕗←ゆり(右に行くほど桃果サイド。左に行くほどサネトシサイド)』であってる？

既出だったらスマソ。
東北・北海道地方では、厳しい冷え込みがあったときに「今日はしばれるね～」と言うらしい。
「しばれる」というのは、「とても寒い」という意味であるという。
宮沢賢治は東北・岩手県出身。

「氷の世界」に存在する（？）眞悧が「シビれるねぇ」「シビれるだろう？」と度々言うのは、ひょっとしたら「しばれる」、つまり「とても寒い」の意で「シビれる」と言っていたのかもしれない。
永遠に「氷の世界」に閉じ込められた幽霊は、他者からの愛や温もりを感受出来ずに寒がっていたのかもしれない。

まったく、世の中ってもんははみ出し者には冷たいなぁ。
はみ出したくてはみ出したんじゃないんだけどなぁ。
精進するしかあるまいなぁ。
灰色の水曜日でも聴いてくるか。

20話見逃した俺に詳しい説明をplz

ピングドラムはちょっと評価が高すぎる気がするな。
2chランキングで4位だった、さすがに４位はないわ。

正直あんまり面白くなかった。序盤は結構よかったけど後半がなんかぐだぐだになった。

帽子様中心で話が進むと思ったらいつのまにか空気化してて、結局あれなんだったんだよって疑問しかない
家族ごっことか復讐とか正直どうでもいいし茶番すぎて見るに堪えない
帽子様の正体がわかればいいやって状態で毎週配信見てる

配信見て思い出したけど、多蕗も自己犠牲による愛を手にいてれたんだな…最終回まで見た後だと殆どのキャラが（解釈に寄るけど）ピングドラムを手に入れていたんだなー…

納得のいく答えを本編から得る事は無いだろうから別に切っても良いのよ

>>1188
だったらggr

ピンドラは物語の解釈が人それぞれに異なっているから、自分とは違った考えを見る楽しみもあるね。
作中に明確な答えはあまりないし。
最近のアニメは、わかりやすい答えを視聴者に与えすぎな気がしてたから、こういうアニメがあって良かった。

MAGネットで監督が、このアニメには作品のテーマと監督自身のテーマの二つがあるって言ってたけど、どういう意味だったんだろう。
作品のテーマは「愛」だと思ったんだけど。

>>1187
逆じゃね？今となっては前半ぐだぐだ(後半とのギャップとか伏線とかの都合もあるけど)で後半どちらかというと詰め込み(こっちも前半とのギャップとかあって恣意的なんだろうけど)だった印象。

>>1192
俺の勝手な意見だけど最終回オールナイトイベント行ったんだが、その時にイクニの親父さんの話になった時があって
結構若くして亡くなったらしいが何で親父が死んだか分からなかって言ってた。　
幽霊でも良いから自分の前に姿を現して欲しかったとも。でも時間が経つに連れて死んだ事に何の意味も理由もないと分かった。
そこに意味を見出すのは残された側が勝手にする事で、今回ピンドラを作る際にはそういう自分のエゴも少なからずあって、そのエゴに付き合ってくれたスタッフには感謝してるって言ってた。　
意図してか分からないが作中の親達って皆死んで、子どもだけ残されてるんだよなあ。
実際去年の震災も制作に大きく影響したって言ってたし、理不尽に大切な人が奪われた中、君たちはどうやって生きて行くのか、行けるのか。そしてその答えが作品のテーマの「愛」だったんじゃないかと。
「愛」って陳腐になりがちで綺麗ごとで終わるテーマが多いけど、ピンドラはそれを見事に描ききった作品だと俺は思ってる。
いいアニメに出会えたよ。

1194の続きだ。　
連続でスマン。
だからイクニ自身のテーマは「残された者がどうやってその後生きて行くか」だったんじゃないのかなあって俺は思った。

>>1172
うーん苹果ちゃんを思えば晶馬のバカー！くらいは思ったｗ　これってそちら的には凄い悲劇的？
ならいいけど、違うならどの辺りが誤解を招きやすかったか聞いてもよい？迷惑だったらごめん。

そちらの感じだと最終話の「生きるのは罰」にも繋がるなぁ。
20話の「生きるのは罰」はなんとかなるんだけど、最終話のほうは今までピンとこなかった。
高倉兄妹の感覚に寄りそった見方って感じがする。だから、本当に幸せをつかめたんだろうって思える。

ひとつの果実を…、あたりはむしろ、人の営みそのものみたいに感じてた。
冠葉は飢餓の淵でしたけど、それなりに、みんな大切なものを持ち寄るから生きてるのかな、と。
だから「兄」や「妹」でいられない年齢に差しかかったとき、ほかになんの繋がりもなかった３人のうち、
陽毬への果実が分け合えなくなってしまったのかな、みたいな。

ほかに繋がりを作れなかった。結局、ここにつきてしまうとしたら、と。
たとえば最終話の池辺のおじさん夫婦とか、ピングドラム持っててもよさそうに思えてしまった。
世界線規模で変わっちゃってるしいくらでも別の見方はあるけどｗ

◆
最終話で眞悧のいた場所にちょっと鳥肌だった。
あの本は全てなにかが救われた物語。救った物語。
陽毬の物語は赤い表紙。
眞悧はなんでマフラー届けたんだろう。
あんな場所にいたら、日記の呪文がなんなのかとか、知らないわけもなさそうだ。

このアニメ面白いって言う人の中ですら、全く違う面白さだろうし
そんな面白いとつまらないになったら、もう全く意味がかみ合わない気がするんだわ
俺は面白かったし好きだけどそうじゃない人にたいして伝え方が分からない

でも個人的には、アニメはもっとこういう感じで良いと思った
久々に良いもの見たわ

自分はアニメ全部がこういう風になるとそれはそれで困るが、こういうのがなくなるのはもっと嫌だって感じだなぁ。
まぁここらへんのどっぷりハマるか、かすりもしないかみたいな極端さは放送前から監督が予告してたわけで今更だが。

何年かかってもいいから幾原監督には次回作を作ってもらいたい
今年に入って、とりあえず前評判のいいアニメの幾つかを見たけど、どうしても物足りなさを感じてしまう
多分このままアニメからは離れてしまいそうだけど、こういう話ならまた熱心に見てみたいと思う
口当たりの良いコピーバンドが本家より人気が出ることは珍しくないけど、それらは何年も人々の記憶に残ったりしない
アニメ業界もそろそろ岐路に立っているんじゃないかって思うよ

去年が年間通して当たりすぎだったってだけだと思うが。
覚えてるだけでもピンドラ、まどか、シュタゲ、あの花辺りは、年が違えばどれも年間トップを取れる出来の作品だったと思うし、アイマス、いろは、バカテス辺りも安定した作品だったし、強いて挙げるならロボ物が少なかったけど、年跨いだスパロボOGが良い出来だったからそこもあまり不満はないかな。

まあ去年みたいにちょっと挑戦的な作品を作れる環境になったのはアニメ業界としては喜ぶべき事だと思うよ。制作陣に金が回ればなお有り難い訳だが。
今年の新作アニメはイマイチと思うかもしれんが、もしかしたら最後には評価が変わるかもしれんし、まだまだ今年は始まったばかり。どっかで当たりが来るかもしれないじゃない。ピンドラだって、１話の意味不明な生存戦略からこういうアニメになったんだしね。
まあ、とりあえず3話まで見守るのだ。急に登場人物がマミってるかもしれないからな。