ニコニコ大百科

＞女にしとくにはもったいなさ過ぎるｗ
＞母からの期待に答えられなかった｢父の代役｣

やっぱりウテナと暁生なんだな、と確信して良さそう。

ウテナだとさ

偽善的で罪深き大人達＜自分を養う大人達の罪を途中迄知らず、少年らしい未熟な悩みの解決に腐心していた生徒会メンバー達と彼らの花嫁（恋人）達＜黒薔薇会員として覚醒した花嫁達と元締めの御影草司＜大人の罪の（元）被害者、暁生とアンシー＜被害者救済の為立ち上がる孤児ウテナ

人間の深みが以上の様な序列で増していったけど、ピンドラでは、暁生とアンシーに相当する多蕗と百合の、生徒会側に当たる高倉家族より未熟な所がちゃんと描かれていて非常に印象深い。詰まり、被害者意識を有し続ける事は、加害者側になってしまったキャリアに悩むよりも楽な事なんだよ、って作品は言いたげに思える。

だから、ひょっとしたらだけど、子供の回想の中では優しい人達として描かれているし、高倉両親が実は非常に深みのある人達で、回想内でもどうも人間離れしていて奇妙な桃果が、救世主妄想に取り付かれた狂人やらって感じの描かれ方に進んで行く事もあるかもしれない――と可能性を弄ぶだけで面白い。

>>869
描写されてる限りでは左手しか置いてなかったかな
そのあとの子供ブロイラーで右手には包帯してなかったし
そこでももかの右手が赤くなってたのが気にはなったけど、回想終わっても左手のままだね。
やっぱり単なるミスかなー

ニコニコでの放映話数で言うと、桃果は１６年前死んだ？後にサネトシに会ったってことは、ここから現行になるけど運命の至る場所（神？）に乗り換えようとした代償であの事件が起きた可能性もありそうだ。


で、神？側に行ったのはいいがその代償の結果を知って、桃果は高倉家を救おうと高倉家側への帽子になったとか。

う～む

桃果は色々救いたい性分だったんだろう！


ただマサコ側の帽子の中とか、マサコのサネトシに払った対価とかまだ分からないけど。

個人的にはマサコの対価はカンバ以外の男から愛されないだろうか

13話見てて思ったんだが、池部のおじさんはあの日、警察の捜査が入るまで高倉夫妻が16年前の事件の容疑者ということを知らなかったのか？
それにしては電話越しの口調が落ち着いていたし、「池部の伯父／叔父さん」なら高倉夫婦の危ない思想と行動を知っていてもおかしくなさそうだし。
そもそも池部のおじさんは高倉家とどういう関係なのか……

警察が子供たちを保護することを知っていたのだし家宅捜索にも立ち会っていたのだからある程度は警察と連携していただろうに、警察側は電話使うな・テレビ見るなで子供たちに事実を隠しているのに対しておじさんはテレビ見せて子供たちにとって一番混乱する方法で事実を知らせているのが気になった。

考えすぎかな？
自分はニコニコ視聴組だから、本放送で解決されてる内容だったらごめん。

池部のおじさんは、高倉兄弟妹の生活に影響を与える立場にいる大人なのに、その人物像については本編でまったく触れられていない。これはちょっと気になる。
兄弟妹を守る立場にいる大人が、普段は彼らに無関心で放置しているのに、自分の利益になりそうな時だけ干渉して何かを奪おうとする。高倉兄弟妹が自分たちの中に閉じこもる原因の一部なのかな。

善良だが常識の範囲を踏み越える事の出来ない小心な俗物、位にしか思っていなかったけど、深く絡んで来るなら面白そうだね。＜池部おじさん

ヒマリの運命の相手は晶馬だったか…
これで、また関係が複雑になったな。
リンゴとの関係がいい感じになってきた矢先にこれとはね。

すげー勢いで前回の感動ぶっ壊してウテナ終盤並みのダーク展開やで……

アバン見てひっくり返って
もうこれ以上びっくりすることはないだろうと思ったら
その後も連続ちゃぶ台返しだもんなあ……

OPの映像とか写真の内容とか、ここまでの全部伏線かよ。わかんねえよｗ

９話の回想と１９話の回想のシルエットが微妙に違うんだよな。
髪型とか服装とか些細な物だから誤差かもしれないが、これでまたどんでん返しがあっても楽しい。

池部のおじさんは本当にただのちょいキャラだと思う
みんな疑り深くなりすぎじゃねｗ

晶馬がこどもプロイラーから誰かを救うっていう桃果みたいなことをしてたなら
りんごが晶馬に惹かれたのもある意味運命みたいだな

アバンであっさり両親出てきた所でつい「えぇ！？」って言っちまった。
このアニメ、桃果といい重要人物あっさり登場しすぎだろうｗｗｗ
もしかしたら本物ではないかもしれないが。
家に居場所が感じられず、運命の相手を思い出した陽鞠はどう動くのか、この先すごい不安だ。予測つかん。

今回も新しいアレンジがきたけど、銀河鉄道の夜がモチーフの一つなら「星めぐりの歌」が来ないかな。
トリプルＨの声で聴いてみたいんだよな。

だけど両親の容貌が兄弟が子供の時と全く変わっていないって言うのは、少し違和感があるよね。
もしかしたらあれは冠葉が見たいと願っている（あるは見させられている）幻想か何かかもしれない。
記憶をどうこう出来る武器が作れる組織なんだし。

>>883
その手の内面操作迄出来る、と仮定すれば、
それと880の違和感、両方解消しそうだね。

陽毬の中に冠葉以外の人物への偽りの恋心を植付ける事で、
仕事と恋と両方の邪魔を真沙子が取除こうとした、と。

個人的には、陽毬とくっつくならマリオさんが妥当と思っていた。

皆良いな、最新話見れて…。

氷の世界の時のシルエットの違いは、まぁミスでDVDで修正かもしれんけど、あれは陽毬の記憶が朧気だから違うのかなっと。今回でどんどん思い出していったから、見た目が本物に近づいていくって演出なのかも。
そして今更だがOPで陽毬の周りに散ってた青いのってガラス片だったのね。
てことはそろそろペンギンマーク入りの花びら？に冠ちゃん晶ちゃんが包まれるシーンｸﾙｰ?

苹果→晶馬←陽毬←冠葉←真砂子

誰かキャラ全部の相関図作ってくれないかな

あの組織の黒服が宮沢賢治の写真そっくりだなぁ…あれは、賢治なのか

冠葉と晶馬の記事はあるのに陽毬の記事がないな･･･
物語の重要な部分のネタバレになるからかな？

>>885
あれは18話からして血だろうな
兄弟は血を流してまで家族を守るってわけか

陽毬が子供ブロイラーに行ったってことは、
両親は陽毬のことがいらなかったか、
親にけがを負わせて、陽毬が自己嫌悪に陥ったかかな

それにしても、冠葉の「も～」って聞いたとき
ウテナのカウベルの話思い出したのは俺だけかｗ

とりあえずここ数年で屈指のえぐいところ突いてくるアニメになってた
内臓が裏返りそうになる

>>889
お嬢様なのにユーモラスな役割だから、真沙子と七実を重ねて、
ウテナだとちょっとポテンシャル開花しきれなかった感あったので、
百合との『上流喪嬢様ｖｓ川原乞食モテビッチ』的対決とか、
色々活躍出来てるのの新鮮さに気を取られて気づかなかったが、
そういえば思い出させられるね。＜もぉ

>>890
市民社会や世俗社会の限界を見抜いて暴き立てる
悲劇的或いは神秘的世界把握は、ウテナの頃からそうだったから、
作品というより監督の人生の一部なんだろう。
珍しいよねこういう人。驚かされる。

思い返して気になることは陽鞠がしていたマフラーの行方。
こどもブロイラーにいても「これだけは持っていける」と相当の思い入れがあるのに、今までそれらしい物って確か出てないよな。
運命が変わった時にどこかへいってしまったのか、そもそもあのマフラーにどんな意味があるのか。
後、子供の頃の晶馬は陽鞠の事を前から知ってたようだがどういう繋がりがあるのか。
今回も色々謎が出てきたけどいよいよ最終章に入ったって話だったな。

監督の関わった作品はあまり知らないけど、ピンドラやノケモノを見る限りじゃ、ハッチャケた展開やキラキラ演出の隙間に社会の暗部を突っ込んでくるから、ホントこの監督油断ならない。

氷の世界のシルエットは陽鞠よりも背が高かったからやっぱりマリオな線は薄いんじゃないかなぁ、と思う。

桃果の乗り換えはどこまで世界に影響を与えたんだろうな。
ダビデ像とゆりの父親が消えて東京タワーが現れたように、16年前の乗換えで何が消えて、何が生まれたのやら。
本当にあの日生まれたのは双子だったのだろうか？
もうすぐ生まれる予定の妹なんて存在したんだろうか？

陽毬は冠葉に比べて回想の種類が雑多で何が彼女の核なのか見通し悪い感じがするが、これは、少女は少年と違い、罪人一家である事とは関係無く普通の成長の枠内で一度人生の立場が変わる、それをちゃんと描いている所為だと思う。

詰まり、二次性徴を境に女性ジェンダーが割り振られて、それ迄は少年以上に適性を見せていた物分りの良い『社会人予備軍』から彼らを裏支える『恋人』側に立場が変わる。

陽毬の個人史において、セーラームーンっぽくもあるトリプルＨは前者の時代の理想像を、運命の人との出会いの体験は後者の時代の始まりの記念碑を、非常にコンパクトに描いている、と考えれば人間理解に長けたイクニ監督らしい隙の無さだと思う。（ただ、この考えは、作中の時系列と矛盾しそうな難点があるが）

ウテナだと、前者は樹里、後者は石蕗君除く黒薔薇会員候補達の役割って感じだったが、そういえば同一人物が体験する立場の移行はウテナじゃ描かれて無かったしね。

だが上記の移行・変化は、飽く迄普通の女の子の成長の枠内に収まる。普通の人生を行き詰まらせた罪の既成事実からの解放が、行き詰まる以前以上の良き人生の再スタートにも成る、という結末が美しかろうと思うので、マフラーもそっちと関係ある布石で、マリオさんもそういう種類の相手になるんじゃないか、と希望を残したいな。だって昌馬だとリンゴちゃんがさ…。

真砂子「あなたは冠葉に何をさせたいの」
さね「君たちの親が叶えられなかった夢をその子どもたちに実現してもらうんだ」
真砂子「止めて！そんなこと私が許さない！」
普通に考えたら「君たち」は冠葉と真砂子で、「親」は剣山のことだよね？
叶えられなかったってことは、夢を叶えようとして失敗した結果が爆破テロだって言うことなのかな？

あと、千恵美さんには色々と謎が多い気が・・・
・３人の中で一人だけＫＩＧＡ服を着ている場面がない
・事件当時病院にいた。
・第36次南極環境防衛隊の写真には写っていない
・高倉家に復讐すると言って多蕗は剣山を呼べと言ったが千恵美については触れなかった
・表札の誤表記（？）
なんか気になるんだけどなあ・・・

19話。うぁぁぁぁぁぁぁっぁ、というのはとりあえずおいといて。
「僕“ら”には魔法がある」か………。
運命は分けあうものか。ここにきて一番の理想的な運命の乗り換えが見えた。

この二人は運命を乗り換えたろうけど、二人とも傷ついてはいない。
桃果の場合は運命の乗り換えに犠牲を伴ってるんだよなぁ。
しかも、桃果が消えてしまったら、犠牲すら無に帰してしまっていないか。

二つになった日記帳。一つにしなければ呪文は完成しない。
持っているのはゆりと真砂子。

番宣の言葉なんだっけ。君の罪も、僕の罰も、全て分けあうんだ、だっけか。


とりあえず苹果のパパさんはピングドラム持ってる、……と思いたい、とつい付けくわえてしまうぅぅぅぅ。
あれ。ママさんまで話し行くのかなぁ。というか、これだけ親子出てきて最初の親子出てこないってのもなんなんだけど、う～ん。カレンダーには病院の予約もあったしママさん出てくるとしたら確実にとんでもないんだけど、というかこのママさん多蕗と絶対仲いいよね。

でもあと５話しかないのに、いまある材料だけでも収拾の予測つかないのに、高倉親出てきたばかりだってのに、む～。

今週配信14話の「表面的な言葉で傷つけ合うことになんの意味がある」って晶馬の台詞と、
今週19話の、Ａパート冒頭あたり見ると、ううむ。
18話で多蕗は高倉両親のことを知ってることを苹果に、「高倉から聞いたのか…」と言ってたけど、
それはつまり、晶馬たちが、「多蕗は自分たちの正体を知ってる」と、知ってたって事だよね？

晶馬にとって多蕗は数少ない理解者（かもしれな）かったわけで、でも今回、
そうでなくて、ただ表面を取りつくろって多蕗を傷つけていたことを思い知らされたわけで。

それでも苹果をもう一度、拒絶したりはしていないんだよな。少なくとも、表面上。
多分苹果も、そのことを理解して、あの輪の中にいるんだろうなぁ。

苹果ちゃんもよく考えたら子供ブロイラーにいたんだよな。…まだいる、のかな。分け合えては、いないから、まだなのか。

>>895
爆破テロにより叶えようとした夢が失敗した、という事だと思う。ＫＩＧＡの黒服のモデルである事ほぼ間違い無い宮沢賢治は、

「列車に乗った地下的人物達を死の国に運び、天空のお星様にする」

――筋書きの大作を書き上げた人だしね。何故それが失敗したのかは明白で、桃香の干渉があったからで、恐らく死の国に旅立つべき人達が救われてしまったからだろう。

所で、宮沢賢治って家族が救世主主義的な浄土教系仏教を奉じていた事が気に入らなくて大喧嘩したりしてる人なんだよね。救世主的宗教が、何故賢治の好みに合わなかったのか。この作品は結構本質的な理解を与えてくれそう。

世界を変えるのが、死者達がそれに成る、手の届かない場所に光り輝く天空の星々ではなくて、この世界に残された人に贈られる林檎になってしまう。そういう変革は賢治は望んでなかったんだろう。

自分はこの作品のモチーフの林檎、セザンヌの絵に出てくるものを思い出す。小さな世俗社会である学校で虐められて居た男の子を彼が庇ってやったら、翌朝その子が籠一杯に詰めてお礼を言いに来てくれたという、セザンヌが一生描き続けていた、その記念の林檎を。

三兄妹大好きだわ
記事内参照用URL :

ピンドラは上手いこと纏まった終わり方をしてくれることを願っているよ。劇場版で！はマジ勘弁な。

個人的に気になるのはサネトシ関係だな。
ウサギとか、従者（？）の二人とか。
魔法が使えるっぽい、アレがあるとこのゲームに勝てないなどの発言など
他は地味な謎
１６年前のポケベルの「セイゾンセンリャクシマショウカ？」は誰だったのか？
昌馬はヒマリが倒れた２回目の時、一瞬笑っていたのはナゼ？
多蕗が救われたが、その他ブロイラーにいたの子供たちはどうなったのか。多蕗だけ救って放置？

考察的なもの
１６年前の生存戦略はサネトシで、ウサギたちは高倉たちで言う所のペンギン的存在
前回の勝者なので生存戦略もピングドラムも知っている
ゲーム＝生存戦略ならプリクリVSサネトシで対立している
今回の生存戦略の参加者はヒマリ＝プリクリとマリオ＝サネトシ
前回は桃果VSサネトシ

勝てば生存、ではなく運命改変（乗り換え）。いや運命改変できたら勝ち、みたいな。お互い戦ってるわけじゃないんだけど、対立してしまう場所がある。

サネトシにとって都合の悪い改変になるのがプリクリ様ルート。
サネトシにとって都合のいい運命（結果）にするには冠葉の存在が必須
というか冠葉を利用したい。ヒマリをダシに使ってる。
お金のことで組織に接触させて「親が叶えられなかった」事を実現させようとしている。

毎回wkwkが止まらない、無意味に考察しまくりである。
謎要素以外も
加害者の家族・被害者の家族の感情について書かれてる所がなんつーか惹かれる。次も楽しみ