ニコニコ大百科

当時だと裁判員制度の普及で「血の通わない証拠しか許されない裁判なんてNO!」みたいな影響を受けた作品の一つだね。
もちろん誰がどう見てもクロな容疑者が専門家の采配で免れてしまうケースは確かに有るが、ナルホドくんが弁護士を志した理由の一つ「無実の人間がその場の雰囲気で陥れられる怖さ」を知っていることとムジュンしちゃうんだよね。

大逆転だとその裁判員制度のカウンター的な感じで、バンジークスがパンピーの感情一つで判決左右する陪審員の問題に切り込んでたな
まぁあんま掘り下げられなかったけど
言い方や態度に難がありまくって印象が悪かっただけで、その点はこっちのラスボスも指摘してたんだよね

そもそもあの裁判員裁判の問題はナルホドーオンステージな御都合裁判な点だが

細かい点はいろいろと置いておくにしても、
「主人公の師匠がラスボス」っていう絶対に燃えるシチュエーションなのに、
オドロキくんが心情を何も語らなかったせいで台無しになってしまったのがなぁ……。
４で語らなかったせいで今後もネタバレになるから永遠に語れないだろうし。

素材はそこまで悪くないのに調理方法を致命的に間違えまくってるなという印象に落ち着く。

>今後もネタバレになるから永遠に語れないだろうし
狩魔の例があるからネタバレ回避で触れないってのも考えにくいんだよ
特にあっちはそれ関係の因縁匂わせつつ壁を乗り越えるって意図があって、同様の事をオドロキの成長に充てられた筈なのに一切やらなかった
弟もガッツリ存在薄れて裁判員制度も忘れ去られてるから『なかった事』にしようとしている可能性が高い

弁護士としての師匠枠もほぼ成歩堂が占めてる上に6で新キャラにまで取られたからな
9割ぐらい存在奪われてるぞあの人

そもそも兄貴はオドロキくんの師匠として薄すぎたのがね…。理論型のオドロキくんを形成したのは間違いなくこいつなんだろうけど、まぁ逆転検事みたいなスピンオフでなければ触れられないんだろうな

逆に1話で「犯人」じゃなくて別の事件だったら、でよかった気もする。
そうすれば1話で「弁護士としての表面」を描く余地が増えて逆に
「2話(ゲームでの1話)の犯人」としてのインパクトがさらに大きくなっただろうな。

とは言え、実際のオドロキの「のちにつながる弁護士道の師匠」として
ナルホドを置く都合あまりガリュー兄の色は付けたくなかったんだろうけどね

じゃあネタバレになるからってより、師匠枠は成歩堂が占めてるからってのが主要因か。
まあ最初からその予定だったんだろうけど、あまりに設定が勿体無くてなぁ……。

１話の犯人は別の人物で、だけどこの事件には裏に黒幕がいるのかも……っていうところで切り上げて、
２〜３話で師弟関係を掘り下げつつ、最終話で師匠がラスボスとして立ちはだかり、
エンディングで成歩堂に勧誘される、みたいな流れだったらなぁ……とか未だに考えてしまう。

でも安易にここはこうしたらよかったって言うのも結果論というか、
１話は「いきなり意外な人物が犯人」っていうのをやりたかったんだろうし、
４話は「独房という絶対のアリバイが保証される場所にいる真犯人」を描きたかったように見えるし、
これがやりたかったんだろうなぁ……っていうのがちらほら見えるから、なんともコメントに困る。
やりたかったことをひたすら組み合わせた結果、ぐちゃぐちゃになってしまったんかな。

>やりたかったことをひたすら組み合わせた結果、ぐちゃぐちゃになってしまったんかな。
当時から思ってたなそれ
成歩堂の失脚とかがまさにそれで、字面だけは衝撃だけど実態は「は？」となる様な雑な経緯

ダルホドがそれなりにしっかりしたキャラだったらナルホドを主役にし続けろという声は無かったのになぁ。4の存在を否定するつもりはないけど、これが原因で無理が出てしまったのが

ストーリーの出来はアレだけど、先が気になるというかワクワクさせられる演出はシリーズ随一だと思ってる
1話と4話のオープニングは今見ても震える

章の始まりのＯＰはどれもワクワクするよな

ガッカリ感が強い理由の一つがそれだしな
1話の引きとかも先が気になって仕方ない作りだった
要は話が(期待を)上げて落とす構成になってたわけで

多分だけど、大逆転みたいに続編出す気とか特に無かったんだろうなぁ
或真敷はあれで終わりの雰囲気だったし、黒サイコロックも伏線というよりラスボスとしての特別感を出すための物にしか見えない。本編じゃ2のキミ子みたいな匂わせも無く、出しといてそのまま触れずじまいという扱いだし

王泥喜の異国育ちと育ての親の影響で弁護士になった設定は当時からあったんだろうけど、多分これも裏設定レベルな物だったんだろうね
牙琉兄弟の話とか公式もやりたいんだろうけど、どうなることやら

アニキの方はもはや設定レベルで存在してるかどうかすら怪しいからなあ
5で黒ロックが出てきた時の「以前見た事がある」って成歩堂の発言が最後に確認できたアニキの存在した痕跡だからな

王泥喜の師としての席はもうどう考えても残ってない(はっきり言って成歩堂と育ての父の存在だけでパンパン)し
醜態全国晒し上げの刑食らわされて確立した裁判員制度は影も形もなくなってるしで散々

>>1544
本編の時点でオドロキ君の師である意味がほぼ無いので、師としての席なんざ最初から無いという。最終話でとっくに見限られてるし
まぁアニキの今後は弟の活躍によると思うよ。ライバルの兄という席は残ってるし、弟を掘り下げるとなったら外せない存在だろうし

とりあえず裁判員制度無かったことにしたのは正解で間違いない

ザックの1話での異常すぎる行動は自業自得とはいえ
長きに渡る逃亡生活で心身共に憔悴した結果、豹変したんだろうなと勝手に解釈してる

それにしても酷いけど

>長きに渡る逃亡生活で心身共に憔悴した結果、豹変した
豹変したのってボルハチでの成歩堂との会話中唐突にだからどの道なあ
しかも事前にイカサマの話してたのに締めで「イカサマなんだよ」って詰め寄ってくるとかもう完全にヤバイ人だし
本来は脚本上の意図があったかもしれんが何もかも描写不足と齟齬の所為で説得力がない

なんでも事務所編の主人公(の一人)として作られたオドロキ君、法廷パート版サイコロック的な要素(にしたかった)みぬく、
ナルホドの事務所を一新及びオドロキ君をスカウトさせるさせる為の舞台装置ヒロインみぬき
千尋さんの皮を被ったラスボス(になるはずだった)霧人、
これまでのライバル検事とは違ってフランク系ライバルな響也、
新裁判のモラルケース()な裁判員制度・・・と
逆裁4は何というか逆裁版バイオ4的なフルモデルチェンジを目指そうとして盛大に滑ったとかそんな感じな印象がある
ただし5と6が実質劣化4化してしまったバイオとは逆にこっちはなんでも事務所編のプロローグ的な位置の作品にして上手く5以降で持ち直したって感じだけど

決定的な証拠が無いと裁けないという法の欠点を描きたかったのが1話3話4話なんだろうけど
正直それなら3の哀牙とシバクゾーの方がまだ説得力があったと思うんだよね

４のためにＤＳとセットで購入して、クリア後に
怒りのあまりＤＳごとソフトを売った思い出。
ＤＳの性能や個性を活かしたシステムは
面白かったけど、肝心のシナリオが破綻してるのは
いかんでしょ。

数年後にまたＤＳ買いなおして「蘇る逆転」をやって
みたらいい出来だった。ＡＤＶはシナリオあってこそ
だと再認識した。

バイオ４のフルモデルチェンジの失敗版ってのは
しっくりくる例え。システム的には新鮮さもあって
楽しめたけど、ＡＤＶの根幹ってシナリオなんだよね。
システム周りの刷新に気をとられて、シナリオはその
後付けにしたところが逆裁４の問題点だと思う。

システム自体は旧来の延長線上だしフルモデルチェンジって程じゃ無いでしょう
ポケモンの金銀→RSとかの方が近い

実際は減った要素の方が多いからな

5での描写から察するに裁判員制度ってのは局長に登りつめた御剣らの助力で実現させたって事になる訳だけど、
「裁判では証拠が全て」「状況(アリバイ云々)だけで犯人は決めつけられない」と言う裁判の鉄則を最初に教えた張本人の御剣があの裁判員制度とか言う名の超ご都合打ち切りエンドを見たら果たしてどう思うのかと言うか気になる

で、検事2発売直後にはそちらでの出来事を通じて新たに決意表明した御剣がそのまま成歩堂失脚フラグを折りに行って欲しいって意見があったのを覚えてるけど、
実際5以降の御剣が検事局長と言う権力者になったのは同じ製作陣が育てた彼を通じてなんとかナルホド君をまた法廷に立たせてあげようってメタファーが込められた設定だったのかもなってなった

1話で証拠捏造をして自分は罪人とか言ってたくせにEDでもう一度司法試験を受けてみようかなとかブレブレにも程がある…。前作主人公の闇堕ちって上手くやらないといけないんだなって思った
扱い含めてガバガバな所しかない或真敷や殺害方法・動機全て小物で矛盾だらけのラスボスとその弟なんて、ろくに扱われなくなって残当なんだよなぁ

この作品を肯定してるのが腐女子とタクシュー信者(主に続編を出せば挽回してくれると信じ切ってるの)なのがね…

挽回つーか作品自体に問題があったからタクシューが降ろされたとか思ってない人

連レスすみません
全員が全員そうじゃないのは分かってるけど、キャラとテキストが良いと感じればそれでokって人案外いるのか…？

書き込み見るにいるっぽいが

まぁ世の中にゃやっぱつれぇわのシーンだけで極上RPGを感動巨編と信じきれる人々もいるぐらいだから

現行機種で出し直しする際には3Dモデル化してほしい

登場人物が全員無能な3話だけど主人公のオドロキさえもろくに考えずに勝手に現場を離れて死体消失のきっかけを作った無能なのがキツい。しかも他の話と比べて弁護を受けようと思った理由がはっきりしないし
逮捕された理由もトリックも色々とアレなのにこの話が1番オドロキが活躍してるというのが…。因縁皆無のダイアンの方がライバルっぽいってどういうことだよ

>>1556
そういう自分は正しい評価を下せていると思い込んでるようなイタい発言はやめた方がいいぞ
君の場合は単に視野が狭くてこの作品を否定してるだけだからね