ニコニコ大百科

フジリュー版でユリアンを「後の立憲制の父」と明言しちゃったのはやや勇み足だったと思う。
その上で、ユリアンが立憲制を実現したとしたら、それは帝国本土や新帝都フェザーンでの、地道な啓蒙活動の成果なんじゃないかな。
帝国にもブラッケやリヒターといった開明派や、地下闘争をしてたらしい共和主義者なんてのもいたそうだし、まんざら孤立無援でもないでしょ。

フジリュー版ヴェスターラントのエピソード、かなり原作から変えてきたなあ
OVAじゃフェザーンはうざいちょっかいかけてくる程度の扱いだったけど、
こっちだとがっつり物語に関わってくるのかな

>>2912
フェザーンの狙いがラインハルトとキルヒアイスの離間策だとすると、後のラグナロックでのフェザーン進駐はその復讐だった、ということになるのかな。

フジリュー版：ここに来て大きく原作から変えてきたけど、これだと原作９巻の暗殺未遂が濡れ衣になって、その後の「イベント」にも影響しそうな？
あと、核攻撃を阻止できなかったのにその直前のシーンでドヤ顔してる「疾風」がなんか間抜けに見える
帝国サイドの話をここまで進めておきながら、同盟サイドに全く触れようとしないあたり、ガチでキルヒアイスの死＞「英雄たちの戦いはこれからだ！」ENDかもしれんな。

ラインハルトに宇宙を統一させた上で暴君にしたてあげる策を
原作よりかなり早めに使ってきてるよね。面白い改変だと思う。

※2914
フジリュー版ヒルダはもともとアンネローゼになついてるし
合法的に「妹」になれるならチャンスを逃さないんじゃない？(適当)

躊躇いなくオーベルシュタインの策を切り捨てるラインハルトが格好良かった（小並み）

原作版だとラインハルトの死後に「緩やかに立憲君主制に移行したのではないか？」と読者に想像させるに留めておいてラインハルト以後の物語は明確ににされてないんだよな
それこそマケドニアの様に遺臣が分裂して戦国時代化、ベトナムのホーチミンの様に本人の生前の意向を無視してラインハルトの神格化の未来もありえたはず

フジリュー版は明確に「この後立憲君主制に移行しましたよ」と言ってしまっているあたりクソ

またヴェスターラント改変か

アニメのほうはどうなるのかな

だがちょっと待ってほしい
フジリュー版ユリアンは「のちの立憲制の指導者」であって
「立憲君主制の指導者」とは書いてない
イゼルローン独立共和国(仮称)が憲法を採択したとも読めるのではないか？

>>2915>>2916>>2918
ひょっとしたら各種メディア展開時に改変された流れの方が、公式に伝えられてる「正史」なのかもしれない。
ただ、それだとキルヒアイスとの溝や皇帝暗殺事件との整合性がなんかおかしくなるので、「本当はラインハルト主導なんじゃね？」「むしろ黒幕なんじゃね？」「でもそれだと皇帝のキャラと立ち位置がぶれるし、だいたいばっちり証拠写真撮って見殺しにするとかリスク大きすぎね？」みたいな感じで原作の流れが歴史の再評価的にでてきたのかもしれない。

>2914
そんなに終わってほしいの？
ラインハルトや帝国側にとって重要な話なんだし、ぶつ切りで進むより良いと思う。

後世の歴史家の視点で書かれた物語なのだから、正史(原作)で書かれたことは正確ではないという可能性を考慮すれば原作改変も面白いと感じられる。

来週のフジリュー版はラインハルトはフェザーン人の策に嵌まって核攻撃を阻止出来なかったことからキルヒアイスに言い訳せずにいたら話を拗らせて決裂って展開かな？
それにしてもラインハルトにしても攻撃阻止の命を受けたミッタマイヤーにしても陽動を見抜けなかった分原作より間抜けに見えてしまう

フジリュー版は歴史ものという体裁が薄くなってるんだよね、個人のやり取りが
より前面に出てるというか

メディアミックスへの田中先生のスタンスからして
「銀英伝は歴史を描いた作品だから、大河ドラマや歴史小説のように異論異説、色々な描き方があってよい」
みたいなこと言ってたから、そのへんは別に気にはならないかな
歴史ドラマにだって大局的な見方する作品から個人の動きをクローズアップするものまであるし、
アニメも「DNTは石黒監督版よりカメラを人に寄せて作ってる」って多田監督が言ってたからね

フレーゲル…広い視野と冷徹な思考を兼ね備えていたのに根本から狂っていた…
でも藤崎版のあいつなら殉死する家臣が少しはいそう

>>2925
でもレオポルド・シューマッハが出てこないのにフレーゲルが自死しちゃうって流れは、打ち切りエンドに繋がりそうでちょっと不安。

藤崎版のフレーゲルは見事な最期だったな。

フジリューはほんと趙公明みたいな「己の美学に殉ずる優秀な狂人」が好きなんやなって
フジリュー版銀英伝の世界ではあるいはフレーゲルも将来「無能な味方に足を引っ張られながらも凋落する貴族社会のために最後まで戦って殉じた悲劇の貴公子」みたいに解釈されて美化される可能性があると考えると、これはこれで一つの勝ち組かも知れんな

滅びの美学を完成させたわけか……うん、シューマッハは出しにくいな

>>2928
俺のなかでは「フジリュー版は三国無双みたいなもので、史実は原作版と全く同じ」という解釈なんだが
『銀河英雄伝説』の内容の差異に対する俺の個人的イメージだが
史実を元に作中の「後世の歴史家」が銀河英雄伝説(歴史書)を書いて(=正史)、さらに後世の小説家が歴史書を元ネタに原作版が書いて(=三国志演義)、別の作家が原作版を元ネタに旧アニメ版銀河英雄伝説を書いて(=横山三国志)
また別の作者が原作版を元に原作版が書かれた時代には見つかっていない資料や最新の歴史解釈を加えて書いたのがフジリュー版
原作版に旧アニメとは別の脚色をしたのが道重版(=北方三国志)で、歴史書と原作版をすり合わせながら他の創作物の内容を取り込んで独自解釈したのが新アニメ(蒼天航路)

>>2925
フジリュー版フレーゲルは歴代と比較してバカじゃなさそうなのに、バカとしか思えない言動を嬉々としてやってるギャップに出てくる度にかなり戸惑ってたけど、「彼は最初から狂ってました」が正解だったとはなあ。
正解って、あからさまに、仰々しく示されるとかえってわからなくなるものなんだなあ。

メルカッツの「精神面の病人」発言って、ブラウンシュヴァイク公だけじゃなく、フレーゲルにも向けられてたのかな。

でもまあ、あれだけ完璧に狂ってたらいっそあっぱれだよ。
避けられない死を前にして、「やっぱり死にたくなーい‼」
とかって醜態をさらすよりはずっといい。

シューマッハの存在が削られた上に、アンスバッハもわりを
食わされた感があるのは残念だけどね。

メルカッツ提督を重用していたのは貴族連合に有終の美として勝利を飾らせるため、ブラウンシュバイクとエリザベートを助けようとしていたのはあそこで罠にかかって死ぬのは大貴族の最後として美しくないから、ヴェスターラント攻撃は帝国貴族の滅びをより一層戦火と流血と狂気に彩るため…
こう解釈すると本当に不気味な迫力のある狂気だなー
気持ち悪さもあるがそれと同じぐらい畏怖も感じる

フレーゲルの時代が来てるし記事が欲しい
…というと内務省書が来るかも知れない

作ってみた

マジだ…ありがとうフレーゲル
あとはこのページのルグランジュの下に名前を入れよう

>>2935
乙です
私は>>2934を見てシューマッハの記事を作ろうと思い立っていたので助かりますｗ

シューマッハ？
旧アニメ版の登場人物のミハエル・シューマッハかラルフ・シューマッハか…

と、思ったらほんとにレオポルドだった…意外だ…

>>2931
そりゃ拗らせて戦争起こしてボロ負けしたら自殺して満足、
徹頭徹尾、貴族主義に酔って泥酔運転した挙句事故って死んで格好良いと思えるんだから
貴族精神病が一番重度だ

むしろ死に際に暴れたブラウンシュバイク公や、盟主を売った他の貴族らは
最後には自身の損得が大事な分、貴族精神病はまだしも軽いのだろう
まぁみっともないけど

いっちゃあなんだがイゼルローンにしろポプランの飛行服にしろ大道具と小道具でstar warsパクってね?ストーリーは全く違うけど。。