ニコニコ大百科

>客観的に項羽は評価できんのよ
今までの言動をして「客観的」ねぇ・・・
本気でそう思ってるなら自然体が荒らしなんだね、4dv/k1XvbUクンは。度し難いわ

>>270
そいつちょっとＩＤでレス遡れば分かるがただのキチガイアンチだから真面目にレスしない方が良いよ

悲しいかな、項羽の行動理念は刹那的な「情」（激情？）に止まるだけで、「大義」には結びつかなかったのよね
恐らく、人々の心や情を掌握し、狭い地域や一戦場を支配するのには長けていたんだろうね
魯の人々が項羽を慕い続けた逸話もあるし、小国の諸侯や将軍としては優秀だったのかも
ただ、天下を治めるにふさわしいのは、あらゆる人材・勢力を全て飲み込んで調和させてしまう劉邦の一種道家・黄老的在り方であった
っていうのが、思想家としての司馬遷の見解かしら
>>271
最近物騒な事件多いし、変におちょくりまわすのもよくないよ
ネットで攻撃的な人って、リアルでも問題抱えてそうだし、あんまり追い詰めたらいけないよね
私もこの間4dv/k1XvbUさんに酷いこと言ったけど、「軽率だったな」と反省してる所

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>>273
義経より木曽義仲の方が近い気がする
戦に優れていた、一時天下を握ってた、民心が離れて後に討伐された、常に愛人（巴御前）と共にいたという点がなんとなく似ている

あと時代的にも前王朝（平氏政権）と次王朝（鎌倉幕府）の間で活躍していたという点もそっくり

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性質は似てるけど、義仲は「普通に強かった」けど「圧倒的に強かった」わけじゃないしなあ
まさに圧倒的な歴史上唯一無二の強さを誇ったけど色々とダメな奴で歴史のIFをどうこねても最終勝者になれない、なったところでうまくやれないというキャラは義経の方が近い気がする

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>>272
軍事能力抜群だけど政治能力が無くて身を滅ぼした仲間の韓信さんが言うように、
項羽の情は婦人の仁で王が一番持っちゃいけないやつだからねぇ。
滅んだのは悲しいけど必然。

それでも劉邦一派がいなけりゃその戦闘能力で項羽が存命中は楚が続いたかもと思わせるのが項羽の凄い所（ただし生涯反乱鎮圧に明け暮れる事になるだろうけど）

ただの下級役人の癖に本人が王の才覚を持ってて、更に国を運営するのに必要な才を持つ人材が最初からある程度揃ってた劉邦って化け物が同時代にいなければねぇ

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>>280
今も続いてる分断主義の終焉とか愉快な事を言い出した時点で思ってたんだが本当に何も知らずにイメージだけで非難してるんだな。


まず項羽が本拠を置いた彭城は江東だ。

んで、当時の江東は一大穀倉地帯で気候もよくて戦禍にもあってない豊かな地だぞ。
むしろ胡亥と趙高（と項羽）が荒らした関中のがよほどヤバイ。

本拠関連で項羽の失敗をあげるなら関中に本拠を置かなかったことだろう。
ただこれも秦の中枢の咸陽が（項羽のせいで）焼失してる上に、楚から離れた関中を本拠にしたら楚で反乱がおきてた可能性が高いから悪い判断ではない（劉邦の時は反乱が起きなかったけどこれは劉邦だから起きなかったと判断するべきだろう）

ただ、そこまで考えて彭城を本拠にしたんなら、そもそも咸陽を焼くなんて大チョンボするわけないんで、きっと故郷に錦を飾るぜ！ぐらいしか考えてなかっただろうけどな！

劉邦の蜀遷が何の封印にもなりゃしなかったのは関中をちゃんと守ってなかったからで、ちゃんと守れてなかったのは民衆に恨まれてる奴を置いたから
同じ恨まれてる項羽が自分で張ってもたいして変わりゃしない

フタができないビンの中に劉邦を置いた時点で負けてる
模範解答は非常にシンプルで、鴻門の会で劉邦をさっさと殺してしまえば強国「楚」の支配者として一生を終えられたと思うよ
統一は無理だろうけどね(項羽という人間には直接的武力が届く範囲までのキャパしか無い)

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なんだかんだ言っても世襲を除けば中国史上一番若くして天下を取った人物
それだけに最期は悲しいものがある
まあ人類史上最強の個人武勇の持ち主として語り継がれるだろうが
king's warのピーターホーの演技見てから好きになった

>>284
最後は離間食らって仲たがいしたとはいえ、
范増を亞父とまで呼んでいた項羽が知識人を重用してないだって？
お前はいったい誰の話をしているんだ。

単に項羽は知識人関係なく自分の身内しか重用してないだけだ。
まぁ、儒者が項羽を支持するかというとするわけないんですけどね。

>>285
最強かどうかはさておきリアル無双を成し遂げた数少ない人物だから最強格の一人として人類史が続く限り語り継がれるだろうね。

こういう記録って大抵無双した側の記録だから嘘くさいんだけど、
項羽のは無双をされた側の記録だから比較的信ぴょう性があるんだよな

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「竖子不足与谋」だしな
項羽が范増をちゃんと使いこなせていたら項羽が劉邦に負ける事は物理的に有り得なかった（鴻門の会で劉邦が死ぬから）
亜父どうのは凄くどうでもいい事

項羽は殷の紂王、呉王夫差と同じ敗者だけど充分公平な評価をされてる方なんだよな

アニヲタ記事でブロリーに例えててわらた

>>288
鴻門の会で劉邦殺せばは流石に後世から見た結果論、
とまでは言わないが当時の項羽の立場で判断すると劉邦を殺す決断をするのは中々厳しくないか？

あの時点では劉邦は敵ではなく、調子に乗った味方つーか、自分か叔父の義兄弟だから身内。
さらにそれまでの功績もあり、本人は猛省している（ように見える）。

加えて仕方ないとはいえ降兵大坑殺をやらかした直後で、
ここで更に民衆に人気のある劉邦を殺すと、
折角秦を倒して統治を始めようってのに悪影響が出る。

なんで左遷って判断をするのは仕方ない気もするな。
劉邦関係での本当の失敗は鴻門の会で劉邦を殺さなかったことじゃなくて、
その後に劉邦の封じ込めに失敗した事じゃないかね。

>>289
項羽の最期が清々しいからじゃないかな
愛する者に別れの唄で別れを告げ、敵に単騎で突っ込み華々しい最期ととげる
劉邦陣営は時として卑怯な手段もつかったけど項羽はそういったことをせず
正々堂々と（虐殺はともかく）戦ったわけで
項羽のそういった面はおそらく世間や民衆からも認められてはいたんだろう
それと漢王朝成立後のドロドロとした権力闘争が対照的に項羽の潔い最期を飾り立ててる

それと項羽の考え方は割と当時の常識であって
始皇帝や劉邦の考え方が先進的だったとも考えられる
まあだからこそ劉邦の方が統治者としてより優れていたとも言えるのだが
司馬遷もそのあたりは指摘していて史記で本紀
つまり皇帝クラスの扱いにしながらも厳しい意見述べてるね

劉邦も項羽も乱世の方が向いてるイメージだが
項羽はカリスマ性と武力が半端無いのと若すぎて人間として成熟できてなかったのが災いした
劉邦はもともと気前の良い親分肌の資質があったのと、自分の力量弁えて
有能な人間に任せることができたのが差になったと思う
でも治世だと劉邦はやっぱ統治者に向いてる印象がない
蕭何とか陳平とか有能過ぎる奴等が居たのと、始皇帝がやった
貨幣や文字、車輪の規格統一と中央集権、法令
秦の時代に調査した中国の地図や戸籍簿のおかげで政治が上手く行ったイメージが強い

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項羽の最期はいつ見てもむなしくなるなあ
自業自得だと分かっていても感情移入して同情しちゃう

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実際にどれだけ強かったかとは別に、史記が名文過ぎて後発の中国や日本の歴史書とか軍記物書く時の無双キャラの描写基準になってしまった気はする
そういうの書く人は必ず目にするし、読む方も教養として押さえてるだろうと期待できるし

>>289
史記自体が基本的に英雄史観じゃないので。
だから劉邦であっても過剰な神聖視はしないし、項羽を必要以上に下げる必要もない。
事実をできるだけ事実として描き、その上で本当に正しいことはあるのかっていうのが司馬遷の基本姿勢。司馬遷自身が冤罪に近い宮刑を受けた人だから、色々屈折したものがあったんだろうと想像する。

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貴族が王族を殺すなんて中国史はもちろん世界史的にも
枚挙に暇がないわけだが