ニコニコ大百科

ヤンもシミュレータ訓練で相手の補給路絶った上での引き籠もり作戦でワイドボーン倒してるしな
後方と比較的近い位置での防衛戦が主だから兵站に関してはあんまり重視して教えてないのかもしれない。
いわゆる、お勉強はできるけどバカな子って奴なんだろうな

>>27,28
同盟の意志決定プロセスに致命的な欠陥があるんだよ。
評議会のやりとりはもちろん、トリューニヒトの反対票と周囲の反応考えても、
明らかに最高評議会に『いきなり』かけてる訳で。
要するに、私的なルートを通じて持ち込まれた重大案件を、
議長か委員の権限でいきなり最高決定機関にはかることが可能で、
現場の制服組はもちろん、背広組みたる国防省による検討さえすっ飛ばして、
しかも提案がなされたその場（挙句に密室）で即決できてしまう。

『政治的要請から作戦を求められた（枷がはまった）』ならまだ現場で挽回しようもあるけど、
『作戦内容に至るまで事前に政治的に決定されていた』に近い。
専門家が検討する前に物事が決まっちゃってるんだよ。
（フォークさんがホントはその専門家の筈なんだけどさ…）

>>27
「というかいくら宇宙艦隊最高司令官のお気に入りだからってたかだか准将ごときが作戦を主導できたっていうのが胡散臭い」

フォークのモデルは辻政信あたりだろ。
最終階級は大佐だが、ノモンハンからガダルカナルまで、日本軍の重要な作戦の指導を行ってるぞ。

＞高度の柔軟性を維持しつつ臨機応変にに対処する

略して「高柔臨対」

超亀レスだけど>>4
それは多分銀英伝のオマージュ
ポリフォニカの著者の別作品であるスクラップド・プリンセスにも同様のやり取りが出てくる。

>>27
そこはシトレが説明してくれてたじゃん。
宇宙艦隊司令長官のお気に入りとか関係なしに、軍事に疎い国家元首である最高評議会議長の方を個人的に説得して、攻勢を支持させたという話。
そして最高評議会の決定に軍部は逆らえない。
なぜなら自由惑星同盟は文民統制だからって皮肉が入ってたな。

各人の目的が、
立案者　特定個人？より大きな功績を立て、今後の軍部内主導権獲得を容易にする
承認者　政権維持を目的とした人気取り
司令部　軍部内での地位向上
と、戦争に勝つ為を目的とした作戦じゃなかったというのがね。
何かしらの戦略目的を果たす為の作戦じゃなく、
各人の政治的野心を満たす為の戦果を求めて。
の作戦だったというのが、そもそもの間違いだった作戦だよね。

同盟の艦艇は小さな船体に帝国並みの武装を詰め込んでコスト圧縮してるからね、
ペイロードや居住性が犠牲になってるが、迎撃戦をやってる分には問題も起きにくい

リアルだと政治屋がよく使う言葉な気がする。フォークもそっちで出世すれば査問会の一員くらいにはなれただろうし。

https://twitter.com/ouenhst/status/629140535895166976

攻撃を与えつつ、気合で避けてください。

ちょっとよく分からないので図示してください。

>>27
コトが純軍事的領域からほぼ無限遠である政治的領域にまで離れてしまった以上、そういうのはいろいろ無理w
話として通っちゃったって段階で、既に現場責任者が口を挟むことが出来なくなってしまっているってトコだろう。
で、グリーンヒル総参謀長が逆に例外的に有能だけど、彼一人以外は誰も何も出来ないイエスマンでそろえられているというところじゃないかな。
そんな環境じゃ、グリーンヒル氏もあまり強いことは言えないんだろう。組織人としちゃそんなもんだろうから。

普通に考えたら、あんな大規模な作戦会議の場で、あんな中途半端な作戦目的しか提示出来ないような代物が、軍事だろうがそれ以外の分野であろうが決定されるわけはないが、コトがそれ以外の政治的影響から決定されるのなら、後年絶対に叩かれまくるであろう決断がなされるのは普通に理解出来る…。

ホントに、どんな分野でもね。
orz

ていうか、ロボスもおそらく、普通の作戦を普通にこなすことくらいはもちろん出来るだろうけど（てか、元帥だしねw）作品の描写から言って柔軟な発想を作り出すなんて事は出来ず、むしろ与えられた問題に対する対策くらいしか出来ないんじゃないだろうか。彼が主導して行った事なんて、「全軍アムリッツァに終結せよ！」くらいだし。（そういや外伝でもラインハルトの戦術に見事に引っかかっていたような…）

>>29
それはもう、戦争末期の誰も彼もが自棄になっていた時期だからでは…。
もはや軍隊として機能不全に陥っていたからね。あのときの大日本帝国海軍は。
（主力艦と呼びうる兵力もロクに無く、航空機も無く、さらに燃料もないし、挙句の果てに船の乗組員、パイロットもいないw正に詰みw）

でもむしろ、銀英伝の自由惑星同盟は、むしろそこからが本領発揮しているというw

…というか、無能な輩が事実上一掃されてしまったことにより、むしろ有能な連中が仕事し易くなったようにも見えるw
まぁ、上がトリューニヒトさんだから、出来ることにも限りはあったろうけどね。

>>43

＞無能な輩が事実上一掃されてしまったことにより、むしろ有能な連中が仕事し易くなった

中国史ではたまにあるパターンなんだよな、これ。
王朝が事実上滅亡して有志の亡命政権になった後、新しい王朝に対して圧倒的不利なはずなのに生き残った優秀な人材が死力を尽くすせいで意外と粘るという……南宋とか南明とか。日本史だと豊臣家あたりが該当するかなぁ

>>44
曹操が漢王朝を建て直し、魏に繋がったのもソレだからなー
十常侍を筆頭とした宦官の排除がなされてなかったら、袁紹に負けてただろうからね

細かい総数は出てないけど、貴族連合軍含めるとどう考えてもアムリッツァ前の同盟の総数の倍は戦力持ってるんだよね＞帝国
それで力攻めを敢行するなんざ小学生でも思いとどまるよな普通

>>46
総数は同盟軍の数倍でも
各貴族の私兵とか地方駐留の部隊なんかは広範囲に分散してるだろうし
そういうのは各個撃破できると思ったんじゃないだろうか

重要事案の指針としては最悪最低だが日常の些末事の行動指針としては非常に有用なんだよな

まあ、今日の夕飯作るのに「メニューはビーフカレー。牛肉が売ってなかったら隣町まででも買いに行く！」とかやられても困るしな

悪いのは牛肉も売ってない街であって行動指針としては妥当では…
そもそもビーフカレーは3000億人を投入した軍事作戦よりも重要案件だろう！断じて日常の些末事ではない！

>>49
たしかにそれだな。例え牛肉が置いてある時でも豚肉が普段より安く売っていればその場で「今夜はしゃぶしゃぶにしよう」という柔軟さは日常では有用だわ。

>>50
予備役准将！病院に戻ろう！

軍事でもこの考え方が有用な場面はある
敵と交戦中なら状況の変化に応じて当初の計画に固執することなく柔軟な対応をするべきだし

このセリフがダメな所はその『当初の計画』を決める場面で使用された所
登山で言えば、富士山に登るのに、ルートを決める前に木が倒れていたらどう乗り越えるか話し合うようなもん

つまり、この発言は作戦じゃなくて
「心構え」とか「スローガン」であるわけだな。

個人やせいぜい１０数人規模の集団であるなら、ある程度の柔軟性は必要
でもそれが数十人を超える集団となると、たとえ日常の些細な話であろうとダメ


食事の話でも、一家４人の食事ならその場で献立を変えることもできるけど、
学校の給食の場合、あらかじめ仕入れ先から値段から全部交渉して決めておかないといけない

>>54
でも、学期の途中で狂牛病が発生したりしたら、献立を見直さなきゃ、じゃない？
給食はともかく、軍事行動なんて想定外の連続なわけだし

まあフォークの場合、その最初の交渉の段階で「メニューだけは決めてるんで細かいことは高度の柔軟性を保ちつつ～」と言い放ち、挙句仕入れ先が潰れても「献立の変更は不可！」って高度な柔軟性どこいったな台詞吐いてるわけだから……多分言いたいことは同じだと思いますが。

陸軍か、海軍かどっちが言った言葉なのかと元ネタを探って来たがゲームの言葉かい。そりゃこんな軽々しい言葉使うわけないか。

>>56
ゲームではないぞ
厳密な元ネタは小説だ
「銀河英雄伝説」

スペースオペラだから、海軍でも陸軍でもなく、宇宙軍だ

もっとも、作中に陸軍・海軍てのはないから宇宙軍と呼び分けられることもないんだが
むろん陸戦部隊とかはいるしクローズアップされたこともあるけど

名前がスプーン准将だったらもうちょっとまともなキャラだったかもしれないのに
よりによってフォークだからなぁ

別にこのセリフ自体は妥当
問題はフォーク本人のダメさであって
スパロボKのミストさんと似てる、ミストさんのセリフもセリフだけなら正論だし

使い勝手良いから事あるごとにネタにされる名（迷）セリフ

これは「郢書燕説」を悪用したらこうなるってシミュレーションだよなぁ・・・
作戦の前提がフォークの妄想だから、同盟軍には征伐に赴くだけで勝てる状況が整えられている。
そりゃ現場の各艦隊には「高度の柔軟性を維持しつつ臨機応変に対処しろ」としか言いようがないよなぁｗ

・・・どうあがいても発案者が錯乱しているようにしか見えない。