ニコニコ大百科

何か悲壮感漂う記事だがリルぷり、ジュエルペットのことを忘れてもらっちゃ困るな

さてどうしたもんかねぇ。

『ポニーの花園』あたりのエピソードをギリギリ記憶してるような人間が書くと
どうしてもこうなっちゃうんだよ…やっぱり年代層によって魔法少女に対する
認識のズレがあるのは否めない。特に2000年以降、どれみというお手本がなくなって
魔法少女が少女の目を離れたあたりからが特に顕著。
セガはラブ＆ベリーやリルぷりっをみるあたり、上手い事商品化してるみたいだけど…。

ふと気になってwikipediaの魔法少女カテゴリを見てみたんだが、
タイトルで「魔法少女」と名乗ってる作品に限って東映やぴえろの
魔法少女ものとはどこかずれた作品が目立つような気がしてきた。

>>179

自分もそれに同感。
ガンダムやザンボット３が出るまで主人公サイドの巨大ロボットはほぼ無条件で「正義の味方」っぽかったらしいし。（マジンガーＺ・ゲッター・鉄人２８号等）

今後のストーリーによっては「プリキュアシリーズ」等の低年齢層向けの魔法少女アニメにも大きな影響を及ぼすかも知れないな、まどか☆マギカ。

>>184
残念だけどその認識には「異議あり！」だ。

鉄人28号はリモコンを奪われれば即悪魔の手先と化すし、
マジンガーが「神にも悪魔にもなれる力」とわざわざ称された事を忘れちゃいけない。
ゲッターも原作は凄まじいしね。

>>sm337820

>>185

「ほぼ無条件」って書いといてよかった、と言いたいけどそれ以前に、プリキュアもメインターゲットが＜女性（4～9歳）／男性（19～30歳）＞って公式で書かれてたのを投稿した後で知った……。

本気で認識不足だった……、ちょっとマロン先生のお仕置き受けてくる……ｏｒｚ

キューティーハニーはどのへん？

そういや皆忘れてるかも知れないけど、セーラームーンも
後で生き返るってだけでセーラー戦士が次々と殺されていく話なんだよね。
アニメ１期は全滅ENDだし、最後のシリーズも一人ずつ嬲り殺されてるし。

てわけで、まどかの場合は普通に死んだままで、後で生き返りそうにないってのが大きいのかな？
ぼくらのと題材被ってる気もするけど。

記事とスレの流れを見たけど、人によっていろんな「魔法少女」への認識があるのね。これは「ロボット」とかへの認識にもいえそう。だからある程度自分の実際に見たことのある作品を明かして議論しないと、認識の違いから不毛な議論が生まれそうだなぁ……と思った

自分は最近プリキュアにハマったクチで、昔妹の見てたセラムンも普通に楽しんでた。そしてそれ以前の魔法少女については知らない。まどか☆マギカは概略だけ知ってて実際に見ていない。この立場から感じることは……最近のまどかへの称賛に対するちょっとした恐怖だった

これはイメージでものを言っているにすぎないけど、「魔法少女」も「ロボット」も子供の憧れや夢……悪く言えば子供だましの象徴であるかのような認識を受けていることが多いと思う
まず子供を相手に作品を売り出すのだから、子供に対しての市場調査を行う。こんなロボットや魔法があったら子供は楽しんでくれるだろうと制作側が考え売り出す。
これを繰り返して多くの作品が作り出され、そのうち「ジャンル」が生まれパターンやお約束が生まれる。こうしてそのジャンルが一定の規則性のもと変遷していく最中である時パターンやお約束を揺るがす秀逸な作品が生まれ、それまでのパターンを陳腐化させる。という一連の流れ

俺はまどか☆マギカは「パターンやお約束を揺るがす秀逸な作品」といえる要素があると思うけど、一連の流れの中に組み込まれるべき作品ではないと思う。なぜならまどかは、子供ならざる人に売り出すために作られているから。故に、割と前例のない立ち位置にいるのではなかろうか

子供向けジャンルから発して購買していた子供らが成長するにしたがって
対象年齢が高い方へシフトしていくのは
むしろ黄金パターンじゃないかとも思うのだけども。
記事中でウォッチメンの名前が出てたけれどもアメコミでも
ヒーローが通ってきた道をそのまま繰り返して
消化しているってことだろう。
大概幼児向けお気楽→オタ向け悪乗りor欝系リアル路線と来た後は
王道復古的正道熱血が見直されるような動きがあったりするものだが（何

>>188 >>189

キューティーハニーも原作だと友達黒焦げになったりしてんだよね。
まあ永井豪だしな。

まどか☆マギカという子供だましを否定するような作風の魔法少女を多くの子供ならざる人が称賛している。この事実が、俺たちには夢や希望に溢れた子供だましはいらない、現実とはこのように陰惨なのだ、という子供ならざる人たちの主張を語っているように思えた
同時に彼らは夢や希望を否定することで大人たろうとしているようにも見える。まどかが低年齢層向けの魔法少女アニメにも大きな影響を及ぼす、という主張はなんだか
「これからの時代夢も希望も流行らないから、子供にもそう教えよう」
と言っているようで恐ろしかった。>>190で言った恐怖とはこれだ

俺はいい年こいて子供向け魔法少女アニメにハマって、どんなに現実を知ろうとも自分の内側で夢や希望を安易に否定してはいけない、そう思ったよ。そして子供には夢や希望を持って欲しいし、持てるような世の中であって欲しい。だからせめて子供向けの魔法少女くらいは、ご都合主義でも夢と希望の象徴であって欲しい。そう願う

連レス、長文、邪推も甚だしい妄言を失礼しました

>>190
「昔はよかった」系統ってだいたいは「昔もひどかったけど、
あんまり覚えてない」だけじゃない？
劇場版ドラえもんとかクレヨンしんちゃんも、大量に人が死んでるし、
死別シーンもあったりする。凄惨な殺し合いも行われる。
昔のロボアニメなんて「戦争終わったけど何も解決してません」
「主人公は生き残ったけど皆死にました」つー富野無双もあったし。

でもってプリキュアは最初から、エロ同人でレイプされることも
折込済みの大人の男性がメインターゲットに入ってる。


まあつまり、あまり深刻に考えるようなことじゃないな。
単純に、出来がいいから人気があるんだよ。

>>190
なのはみたいに過激な連中が勘違いして嫌いな特撮や他のアニメ
を排除する独裁者スイッチのようなツールに利用するのが増えたせいで
逆にさらに嫌われやすい要素になったのもあるな

>>190
ちょっと気になったんだけど、実際にアニメやゲームで子供を騙せた例があるんだろうか。
かめはめ波ごっこや変身ごっこはだれでもやるだろうけど、当然、その通りにはならないわけで。
義務教育に放り込まれればいくら幼い子供といえども現実の一端は否応無しに知る事になる。
子供が、そして子供向けの作品とされるようなアニメやゲームが純粋なものだと信じたがって
作品の本質から目を背けてまでありがたがっているのは、むしろ大人たちの方じゃないのかな。
子供向けだから夢と希望「だけ」がいっぱいであって欲しい、というのは
それこそ大人の身勝手な押し付けなんじゃないかな。

夢と希望だけで魔法少女が成り立っているのならば、ポニーの花園は何故踏み荒らされ、
そして魔法無しで修復されなければならなかったのか。
アッコちゃんが耳の不自由な少年の世界を追体験しようとしてこっぴどい目にあう必要もない。
モモが死ぬ必要もない。森沢優が最終回で「優は優だもん」と自分に戻る必要も、
どれみに長門かよこを出す必要もない。
子供だましなんてとんでもない、魔法少女の世界は存外シビアなんだよね。

…魔法少女はいったい誰のための存在なんだ？

「可愛いものを食べなければ人間は務まらない」と自書で書いたのは確か新井素子だったか。
可愛いものを食い物にする残酷さを許容した大人がまどかを賞賛するのはそりゃ当たり前だ。
「子供騙し」になりかけているバトルヒロインものにはいささか食傷気味なのは否めないし。

時代に即した少女向けの魔法少女は、いつかかならず出てくると信じてる。
「大人の為の魔法少女」に影響されることなく、ね。

本来この手のアニメの対象は未就学児から小学校低学年向け。
所謂「子供」の見る物だった。
それがいつの間にか大きいお友達の所有物になり、
過去の産物を「お約束」と定義して
「アンチお約束」なる作品を作っているのが混迷の原因
今のアニメは「大人による、大人のための、大人の作品」
こんな物アニメには必要無いはずなんだよね。（チラ裏・スレ汚しすまんかった）

>>198
すまんかったと思うんなら書き込むな

>>199
まぁまぁ……。
>>197
ちょっと行きすぎじゃない？
そもそも漫画だって昔は大人が読むべき物では無いと蔑視されていたものが、手塚治虫が出てからはごく普通の表現媒体に変化していった。
同様の変化はアニメにも言えるわけで。
ならばアニメの一つである魔法少女物だって「大人による、大人のための、大人の作品」があってもおかしいとは言えないんじゃないか？

っていかん
>>197じゃなくて>>198だ。失礼

>>197
「いい加減食傷気味だなー」と言われ出して、製作数がバブル→激減に
転じたのはかつての怪獣・変身もの、妖怪もの、ロボットアニメ、
格闘ゲーム…皆そうなんだけどねｗ

>>200
そういや手塚先生自身も生前、学生読者から手紙で作品内容に
突っ込み入れられて「今の若い子はフィクションと現実の区別も
つかんのか？」と憤慨したことがあったとか。
アシさんに「従来のマンガに比べて劇画の面白いとこって何？」と
真面目に聞いた話も有名だよね。
先生も漫画やアニメの「表現媒体の変化」の最先端当事者でありながら
内心葛藤する部分もかなりあったんじゃないかな？

>>198
どんな病気も治してしまう無敵の医者が主人公で、
それでも直せない病気は安楽死させようと主張する奴がライバルの
漫画があってさ。
場合によってはこの二人が助けられる患者の為に共闘することもあるんだ。

二人がかりで助けた少女が直ったにも関わらず自殺した
将軍を助けたら即敵国に殺された
故障した選手を治療したら今後に絶望して自殺した
貧しい一家を助けたら、その直後に交通事故で全員死んだ。


手塚先生はこれでもなお、希望を捨てない主人公を
書いたんだなあ……すげえわ

なんでＢＪの話してんの？　魔法少女と何の関係があるの？
わけがわからないよ。

じゃあ手塚先生つながりで話題をスレにあわせてみよう。

「ふしぎなメルモ」って魔法少女もののカテゴリに入るかな？
俺らが子供の頃はよく再放送してたけど。

変身少女の元祖だな、すっかり忘れてた＞メルモ

というわけでwikiってみたが設定が凄いな…。

やっぱ魔法少女以前に「変身」のジャンルなんだよな。そこは忘れちゃいかん。

こう考えていくと魔法少女って割と隣接ジャンルから色々取り入れてるんだね。

いい意味で何でもありの作品が多いからね。
魔法少女作品にはチャレンジャーが集まりやすい。その元祖がミンキーモモ。
スポンサーに「名作なんてイラネ、商品宣伝を30分やれ」と言われて
怒った脚本家がそげぶした話は有名。

>>194-197
レスと考察に感謝します。現行の魔法少女ものが気になる人間の一人としてちょっとした不安と願望を語らせていただきましたが、「子供向け」のイメージを着こんで自分の個人的な願望を述べていただけだというのはお察しのとおりです。レスを読んで気付かされました
他でもない私自身が夢と希望を「子供向け」に見出したいから、私は大きなお友達と化しているのでしょう。そこから見えてくるのは現実に夢や希望を見出しておらず、実体のないイメージにすがっているという情けない自分の姿です。おそらく子供の方が作中の重いテーマのエピソードも分からないなりに真摯に受け止めるでしょう

>>197が挙げたようなエピソードはやはり、「魔法でもどうにもできないような問題があり、その時登場人物はどんな行動をするのか」を通じて作り手から視聴者に伝えたいことがあったからこそ生まれたのだと思います。魔法の有無は問題じゃない。最終的に一人の人間の思想と行動に帰結する命題。魔法少女も物語である以上行きつくところはそこで、形態が時代に合わせて変化しているだけなのかもしれませんね