ニコニコ大百科

山崎の戦いが光秀メインの物語で重要になるのは、光秀に天下への野心があった場合だからなぁ
十兵衛は帰蝶に信長が居なければ自分に大きな国は作れないと断言しているし、
藤孝が味方してくれないと知った後での、たまへの言葉は自分が間もなく死ぬことを覚悟しているし

それでも太夫に、きっと麒麟を呼んでみせると告げたのは、
仮に生き延びたら別の方法で麒麟を呼びたいという意味なのかもね

それはあるいは天海説のニュアンスなのかもしれんが、
このドラマはそんな明確な家康マンセーでもないんだよね
むしろ志ある武家たちも、次々と月に向かって帰ってこないドラマ
家康かあるいは家光の代に麒麟となった光秀が帰ってくるという意味なのか、
それとも未だ来ない麒麟として次の時代を待ち続けているのか

やっと冷静になったがなんとも感想の表現が難しい。
〇〇〇や〇〇〇〇のように明確に酷いとバッサリ切り捨てられるんだけど、麒麟はいいところ悪いところ両方際立ってるから、いっそ片方に目を瞑らないと自分一人でも感想が渋滞を起こしてしまう。
こんなに「なんて言えばいいの、」から言い始めたくなる作品を見たのは初めてで困惑してる。
それだけに、諸問題がなかった世界での『麒麟がくる』がどんな姿だったかが非常に気になる。
でもそれだと帰蝶があの帰蝶じゃなくなるんだよな〜。ううむ。

前回怨恨って書いたけど将軍を思ってのチリツモね。最後微妙に長宗我部に触れて新説きたか、と思ったが。

惜しい惜しいと言われる作品は多いが、まさに麒麟は惜しい作品だった。良いところはホントに良い。染谷信長は歴代トップクラスの演技、長谷川光秀はまんぷくもそうだったが終始丁寧、秀吉が竹中さんのような忠義より腹黒感の不気味さ、滝藤将軍様の悲壮から憑き物が取れたような表情まで戦国の主役勢は役割を果たした。
コロナのせいもあるけど、腹黒秀吉と山崎の戦いは見たかったな。光秀に呼応しなかった仲間たち、あの後の岡村隆史、「毛利なんぞ」とぶったぎって光秀に感謝しのしあがろうとする秀吉と抗う光秀の会話とか妄想したくなる。

>>2215
戦国末期の真田丸を比較にいれたらいけないと思うの。あれは素晴らしい作品だったのは同意できるが

麒麟がくる(作品内で麒麟がくるとはいってない)

>>2215
何で軍師官兵衛がそんな評価高くて風林火山が低いんですかねぇ…いや人それぞれだからいいんだけども

『光秀の11日間』

これは映画でいけそう

光秀が裏切るかもしれないって知った時の秀吉の顔がやや不気味なんだよね。とりわけ驚くわけでもなく、謀叛はおこしそうだろうと予測してた感じぽかったし(しかも今までの謀反人と違って、十兵衛の謀反にはすごい興味津々になってる)
あと最後まで十兵衛のことは明智「殿」ではなく「様」呼びだったから、最終的には反目しちゃったけど心のどこかで十兵衛に対する尊敬の念みたいなのはあったのかなーと思う

十兵衛の日常にはじまりナレ戦、唐突な駒シーンの挿入、医者の過剰演技、信長締め またかと何度も辟易させられたよ
今週は面白いかもとチャンネル回して同パターンだったときの貴重なゴールデンの1時間浪費したあのガッカリ感
月曜に差し支えるので途中から見なくなった

乱世を止めるのは家康だけど、足利義昭が没した後なんだよな。秀吉の没した辺りで死去だった記憶だが
麒麟が来たけど、麒麟は月に向かってその昇る木を十兵衛が切り倒して、新たな麒麟の呼び水って流れだけどドラマ中ではとうとう来ない

染谷将太は江で森坊丸、清洲会議で森蘭丸をやってるから今回で通算３回目の本能寺の変だったのか
ベテランになってから今度は光秀役での本能寺も見てみたいな

>>2200
>>2201
脚本家の池端俊策「光秀が死ぬシーンは書きたくなかった」
https://news.yahoo.co.jp/articles/331942bc857a83ebc2f0c9e35b8a5ec49eb7b504

主演：明智光秀役の長谷川博己からのメッセージ
https://twitter.com/nhk_kirin/status/1358400195889946625

これで死んでたらむしろビックリやな
間違いなく生きてるわ

本能事後の光秀に太夫が呼び掛けるのは流石に「ないわー」と思った

>>2221
正直山崎の戦いは別にいらなかったかなあという感じ
強いて言えばボロボロになった光秀を家臣団が逃がすみたいな
演出はあってもよかったかもだけど、それもう1回やったからな

だからといって戦犯3人衆が出てくる最終盤はクソオブクソやけど
家康が出てこれないなら出てこれないで江戸時代まで飛ばせよなって
公方様の死は回想扱いでも良かったのに

アニメで例えるとこうだろ
直虎・・・無印けものフレンズ（最初は全く注目されなかったが、緻密な伏線回収などもあって、右肩上がりに面白くなっていく）
西郷どん・・・けものフレンズ2（先代までの努力・功績が全て台無し。紛れもなく糞）
いだてん・・・ケムリクサ（見てる人が非常に少ないが、見た人の大半が高評価）
麒麟・・・けものフレンズ3（クソから生まれたクソ、儲けしか見ていないやつが手がけた死体蹴り）

ねえそれ釣れる？

アニ豚きっしょ。他所でやれや。

そんなに山崎の戦いがみたいやつが多いとは思わなかったわ
本能寺の変の後の明智光秀、それまでの光秀とは別人のように精彩を欠く動きしかしてなくて、本人なりに悪あがきしてても傍から見るとまるで座して死を待ってたようにしか見えない
なんぼ秀吉の動きが常識を超えてたからと言って、各方面に物見を出してただろうに、まるで最善の準備できてない

そんな抜け殻みたいなの描写しても正直楽しくはないわな、面白いかもしれんが
なので番外編は筒井順慶主役のを見たい
「なぜ動かなかったのか」なら、楽しくも面白くもなる

山崎辺りは結構歴史関連番組だと、それなりに光秀動いていたとか出てくるので、精彩が無いのは司馬史観に自分が引き摺られたからだと思い込んでたのかも。

>>2231
やっぱり生死を不明にする狙いだったんだね
インタビューアーは天海説で家康の側近にしたかったみたいだけど、
この十兵衛が家康に助言して禁中諸法度を出すとか想像できんしな

序盤の土岐源氏の伏線が将軍を殺せないという最終話だというのは、説明されるまで分からんかったw
土岐氏は義満とかに酷い目に遭わされてるし

脚本曰く「光秀と信長の友情物語」なら、なおさらオリキャラ要らないんだよなぁ…信長と光秀に一番近い帰蝶が狂言回しだったらテーマ的にも合致したでしょうに。つくづく惜しい作品

イエス帰蝶
ノー駒
だな

生存説はまあいいけど変後に有力なのは誰もついてくれなく山崎で無惨に死ぬ様を描くのを拒否して
綺麗なままナレーションでぼかしてやり過ごすのは不誠実過ぎる

左馬助や伝吾や新参の丹波勢らほぼ全てむごたらしく死んでんのに何お前楽しそうに羽柴の世を謳歌してんだよ

信長どうせ最後は人間五十年～とか詠むんだろって思ってたけど、静かに光秀との思い出を振り返りながら腹切って事切れてたの良かったわ
後はまあ想像通りだったね、良くもなく悪くもなく…家康とかなり絡めてたから天海説でも推すのかと思ったけどそんな事もなかったし

次や次

展開はモヤモヤするけどまあいいとして、太夫の「帝はお喜びになる」ってセリフは凄い引っかかる。
いつからお前は帝の代弁者になったんだよって

Twitterで好評な意見みてるとハッピーエンドで良かったとかいうのがちらほらみえるし
もしかしたら世間は山崎の戦いに至るまで裏目に出て追い詰められ、無残に死んでいく光秀（主人公）は求めていなかったのかもしれないなあと思った。

……だったら末路が後味悪いの分かってる武将を主演に据えるんじゃねえって話なんだが

感想の幾つかで「謀反者ではなく次代に麒麟がくる世を託していった光秀。まさか光秀でこんなさわやかな終わりを見られるとは」みたいな評価があるんだけど本能寺の変の結果何が起きたのか、家康が天下統一するまで何があったのか考えたらとてもそんなさわやかさは感じていられない

そもそも麒麟光秀は次代を誰かに託すような心境で光秀本能寺の変起こしてないじゃん
周りからの圧とか自責の念とか諸々で「もう信長様を討つしかない」になっていっぱいいっぱい
正直あの光秀が「信長死後に麒麟がくるような世の中ができる」を見据えていたとはとても思えない
家康への言葉が次代を託すって光秀は超能力者か預言者か？

「なぜ光秀は本能寺の変を起こしたのか」ではなく「麒麟がくる（太平の世がくる）」をテーマにするなら徳川幕府成立まで確実に生き延びて、なおかつ家康に協力した人物でやるべきだった
光秀では無理がありすぎる

どうしても明智光秀絡みで麒麟がくるやりたかったなら主役を明智秀満にして秀満天海説使えば良かったのに
中盤で麒麟と同様の経緯で光秀が本能寺の変を起こして生き延びた秀満が光秀の意志を継いで家康と共に麒麟がくる世を作るとかさ

唐突な小早川disで草
そりゃ義昭からしたら気に入らんだろうが

作中では麒麟こなかったな
本当は家康が担当するはずが風間のコロナで話を変えざるをえなかったのかもしれないが

皆が明智ならやってくれるみたいな感じの空気出して、帝もお喜びですよっていってるのに
山崎の戦いまでやっちゃうと
いや、誰も味方してくれてないじゃん薄情すぎんかってなるからなぁ
光秀主人公の限界な気はする

ほぼ同じストーリーでも信長主人公だったら、信長の意図を勘違いした光秀が、とかの方面で行けたんだろうけどもね

結局史実を知ってる人ほどモヤモヤが残る終わりだねぇ。逆に来年は史実あんま知らない主人公だから楽しいかもしれない