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棺桶は史実じゃなくて三国演義ネタだろ

無双シリーズでは馬超の臣下でなく盟友みたいになってるのよね

>>32
龐徳からしたら元の主・馬騰の息子は
まだまだ自分が貢献してやらねばならん存在で、
武勇も識見も優れた龐徳はそれゆえに
馬超にとって煙たい存在だったかも。
両者が袂を分かったのもその辺に
理由がありそう。

もしかすると龐徳自身が小軍閥あるいは部族の長だったのかもね
馬氏に仕えていたのではなく格下の同盟者として従っていたとか

>>27
といっても親父の仇はきっちり刑死してるのに何十年もたってから
「ひゃっはー我慢できねえ！本人はとっくにちゃんと処刑されたけど一族も全員殺してやる！」
とか儒教的にもどうなのそれ

関羽が寿命で死んでたとかなら代わりに子孫に責任取らせるのもわかるんだけども

初期の三国志のゲームでは、義理が低く裏切りやすい武将だった
最後のシーンで忠義者という印象が強いけど、確かにコロコロ主君を変えているんだよな
さらに昔は、なぜか文官タイプの武将だった

>>35
中国王朝では死刑の上に「族」すなわち一族皆殺しという刑がある。
これは本人を殺すだけで気が済まないから関係者も殺すという意図ではなく、一族に連帯責任を取らせるという意図でもなく、「本人の死後の祭祀を絶つために、一族を皆殺しにする」という意図のもとにある刑。
漢民族にとって先祖の祭祀というのはそれほど重要なもの。
つまりホウ会は腹いせに関羽の関係者を殺したわけではなくて、「子孫を絶やして祭祀を絶つ」という復讐を関羽に対して直接行い、父の仇を取ったわけ。

これ自体は「親の仇は不倶戴天の敵である」という当時の倫理からすれば特に問題のある行為ではないが、公人としてはやや問題のある行為ではある。上司に許可取って殺したわけはないから、降伏した敵の人士を私的に殺戮したんだからね。

無双4コマではどういうわけかギャグキャラ扱いが多かった

>>37
なるほどありがとう、勉強になった
ただやっぱりホウ会が関羽の子孫を皆殺しにしたってのは史実とは見なし難いらしいね

>>39
「尽滅関氏家」が史実でなかったという可能性としては

１．そもそもホウ会の「尽滅」自体が嘘。
２．殺したが関家の全員は殺しつくせず、普通に子孫が残った。
３．他家に嫁いでいた関家の娘の子供が新たに関家を継いだ。

の３つの可能性が考えられるが、多分あなたが言ってるのは１のことだと思う。
この話は注によるものだし、しかも出典が王陰の蜀記。さらにこれに付随する部分（ホウ徳の死体の話）がさらにうさんくさいときてる。
そういう意味で信憑性には疑問が残るのだが、しかし同時に「これは嘘だ」と断言することもできない。相反する記述が別の史書にあるわけではないし、考古学的な物証もない。

ただし１～３の条件をすべてクリアして真に族滅するというのは、中国通史の傾向から考えても、当時の状況から考えてもほぼなかったと思われる。貴家の族滅ってめったなことじゃ難しい。ただしこれも「可能性が高い」としか言えないわけだけども。

>>37
なるほど
演義で呂蒙を呪い殺したとか
関羽が死後に神として崇められていることも
何かしらそういう見えない理由があって族滅につながったのかもしれない

>>2
そうだったのか！
てっきり武将の龐徳と区別するために敬称の公を足して龐徳-公だと思ってたのに、
龐-徳公だったとは

そもそも諱に敬称付けることはまずない
曹公や関公と言っても曹操公・関羽公とは言わないだろう

なるほど、確かに言われてみればその通りだ

龐徳や銀英伝のファーレンハイトみたいな人が大好き

流浪の末に真の主君と巡り会う

曹操陣営の武闘派といえば、名前が挙がるのは
・ボディガード役の許褚・典韋
・張遼を始めとした五大将
・親族の夏侯淵・惇
このあたりで、龐徳をあげる人はなかなかいないんだよね。

シミュレーションゲームでの武力値は大抵全武将中TOP10に入ってるし
曹操配下としてなら許褚・典韋に次いでの第3位にいることがほとんどなのに。
（まあこの時点で十分評価されてるとも言えるけど）

無双シリーズにもなかなか登場させてもらえなかったりで、
華がないってことなのかな？
もしくは、作中ですら新参者扱いだったわけだから
曹操の配下というイメージが薄いのかな？

昔のコーエー三国志シリーズだと相性値は39と曹操(25)と馬騰(70)の中間って感じだったが
8以降の相性値65は何か納得いかんわ、魏将としての龐徳を度外視してる
せめて45くらいにしとけばいいのに

・馬超を見限った（これは解釈が分かれるところか）
・曹操にゾッコン
・関羽絶対殺す（これは関羽とウマが合わないというよりは単に曹操への忠義の現れってだけかもだけど）

という点で確かに相性値はむしろ曹操寄りのほうが正解だと思う。

とはいえ（８以降のゲーム内相性値がどの程度重要なのかは分からないけど）
馬騰・馬超配下時に
龐徳が簡単に寝返るっていうのも違和感はあるなぁ

曹操に命を救われる前から
「実は馬騰・馬超親子とは反りが合わなかったのだ。曹操の配下になれないものか」
なんて考えていた、という話になってしまうし……

>>46
龐徳は戦死した樊城のワンポイントのみ、物語で脚光を浴びるだからキャラなあ
むしろ、よりメジャーな噛ませ犬の華雄顔良や、樊城の件だけで割くってる于禁に先がけて
関羽と同格のプレイアブルにまで昇格してるってのは、大分ファンから愛されてるのではあるまいか？

龐徳って噛ませポジなん？戦に負けたのは事実だけど
演義での描写でも、ぶった切られた顔・文とか華雄とは違って
関羽とは互角に渡り合ってるから
自分の中では五虎将に匹敵する最強クラスポジだった

龐徳を中心とした視野で見ればそうだけど、なにぶん魏という視野で見ると許褚や張遼が化けもんすぎるので…

そりゃ仕えた年月の短さからしたら魏将・曹操配下と言えば誰を思い浮かべる？の中に入らないのなんてそりゃそうじゃね？としか思えん

龐徳、非常に重要な立ち位置を与えられていると感じる。

・作中屈指の武勇
・脳筋でなく、知性も併せ持つ
・馬父子、曹操への忠義、張魯の一宿一飯に対する報恩
・郭援の件での鍾繇への謝罪などの人情

と、非常に関羽らしさを感じる。「曹操に心服した関羽」として描かれている。
だから、樊城の戦いは、
「曹操の元に留まらなかった関羽」対「曹操に心服した関羽」という、関羽同士の戦い

龐徳は張遼や徐晃クラス
楽進・張郃よりは上
于禁という曹操最大の過ちとは比べるべくもない

楽進、張郃が徐晃より下…？

馬超が負けました。降伏しました。魏に仕えました。関羽に負けました。死にました。以上おわり。
これといった功績なし。
正史の記載からはそうとしか言いようがない。

龐徳は、正史でも郭援討ち取りという万単位の軍の将帥を野戦で直接討ち取る希少な豪勇ムーブ達成者だからなぁ。
おそらく射撃で討ち取っていて、単騎駆けで顔良斬りをした関羽に多少劣るとはいえ、馬騰軍で軍功第一、ひょっとして呂布よりも部将としては強い？と思わせるとこもあるし。
樊城攻防戦で、于禁や曹仁が関羽を非常に恐れているのに対して、関羽を討ち取れる可能性を匂わせていて実際額に矢を射当てているし。最強ではないにしても、間違いなく当時の武勇最上位クラスの部将。もっと情報の少なさが悔やまれる。

関羽の噛ませというよりはライバル的なポジションにいると思う
張飛で言う馬超や呂布
孔明で言う司馬懿のような

演義のストーリー上目立てるのは関羽ありきっていうのは否定できないが

演義でもはいちゅーでもなく陳寿本文で武勇がもりもり記述されてるな。なんだこれ。
曹操のため、馬騰のためじゃなくて国のために戦う忠臣じゃないか。

関羽を小僧呼ばわりしてるのに、北方三国志では若武者として一瞬で退場させられてて泣いた。