ニコニコ大百科

>>89
西尾はうそつきではないのです
好き嫌いが分かれるだけなのです

あんだけ部を跨ぐ毎にキャラの性質が変わっていくのを説明づけるには良い描写だったと思うけどなあ
ジョースターに対する執着の話もそうだけど、絶対強者にして悪のカリスマでありながら実は生涯ほぼ負けっぱなしの男っていうギャップから出るコンプレックスじみた感情とか
人間をカスと断じながらどうして強い精神の持ち主には敬意を持って接し、逆にそれ以外には必要以上の残虐さを以て接していたのかとか
それらの面を掘り下げつつ、作中でツッコミ所とされた部分まで丁寧に拾って纏め上げるあたりかなりのもん

小説ってよりは設定資料集みたいな感じだったな。原作内容を把握してはじめて楽しめる本だと思う
・・・ただ、たまに入る西尾節というか、微妙にメタいシリアスブレイカーな諸々は何とかならんかったのか。素数のくだりとか笑ったけどさ。

事前に、原作の天国設定の掘り下げはなくて、
DIOから見た1部と3部だとわかって読んだから楽しめたよ。
原作の矛盾点の考察も面白かった。

原作からして悪党だけど意外とお茶目＋人間臭い
ディオ（DIO）ってやっぱ良いキャラしてるww

西尾信者がこれを持ち上げたがるのもわかるし、勝手にやっててくれていいんだけど
まともなジョジョのスレやらに持ち出すのはやめろよ
金の無駄だったって思ってる人も少なくないんだからな

まるでこれが公式だと思って扱ってる奴も居たからな
まあそれは酷すぎる例だろうけど

>>94
スマンが言いたいことが分からんのだが俺はスタンド攻撃を受けてるってことでいいのか？

スタンド使いは引かれ合う…か

>>94
その理屈だと「金の無駄じゃないと思ってる奴も少なくない」も通るし、ｖsJOJOシリーズは著者の癖が強すぎて評判が賛否両論なのが多いとはいえ、話題に出さないのが正しいということでも、ジョジョファンの総意でもない。嫌いだと思ってる奴のこと考えろみたいに自分に正しさがあるように主張したところで、結局「俺が嫌いだから出すな」でしかない。

というより嫌悪感全開でグダグダいってる奴はそもそも声がでかいだけで少数派（そもそも読んでる奴が少数派）、大抵の奴はどうでもいいだろうし適当に流す。ジョジョ本編じゃないから話題の片手間に出る位で広がるとは思えないので気にすることでもないからな。

話題が少しでも出た途端、嫌悪感抱いて二次創作だの、ジョジョじゃないとわざわざコメントしてまでこき下ろさずにはいられないのは自制が効かない奴らだろう。

ほんっと西尾信者ってスルースキルねーのな…

まだ読んでないので、いくつかの感想サイトで内容をある程度把握した。

むしろ自分の中のディオのイメージにあってて良い。
読者からDIO様DIO様言われてカリスマ扱いされる風潮に辟易してたから。
犬を殺してストレス解消する小悪党だぞ、ディオは。
そういうところが好きなんだけど

あと西尾信者とかそういうの関係ない

>>98
少しでも擁護するような行為があったら＝信者という単純な思考がむしろアレ。

つーかむしろ西尾作品は嫌いなんだが。

この小説を読んだ後、3部のポルナレフの階段シーンを見るとかなり面白いww

ただでさえザ・ワールドのネタバレ後は
DIOが小まめにポルナレフ動かしてるのが微笑ましく思えるのに、
その後のDIOの「駄目だった」って言い回しがww

あくまでこの小説は二次創作って認識した上だけど、
読んだあとにDIOの好感度かなり上がったんだがw

作者の他の作品知らなくて元々の偏見がないからかもだけど、充分たのしめた。
あとジョジョ6部のDIOも好きな人向けだな、6部視点だから。

＞この人は（1部でもジョナサンに殴られて泣いたりして）負けてばかりでずっと目的を達成できないでいるのに、なぜ己を『帝王』と位置づけし続けられたのか

読んだことはないが「ディオは負けまくり」って事実に着目してるのが面白い。
あえてこんなこと言う信者は普通いないだろうからね。

amazonの評価すげー低いよなこの作品（作品なのか？）

Amazonの評価っていっても、「文章が合わなかった」とか「日記形式で振り返ってるから内容が薄い」とかはまだしもさ

やれ「小物臭いのはDIOじゃない」だの、やれ「プッチの名前が出てるのに承太郎が警戒してなかったのはおかしい」だの
正直大した意見じゃないと思ったけどな……
ディオは一部からしてかなり小物なところがあるのはよくわかるし、序文のところに「これは本来のノートではなく訳したものであり、固有名詞などは後から補完した」って書いてるのに

FateZeroみたいに後付けで正史として組み込まれて、矛盾してるのは原作よりもこっちが正しいでーすとかいうのなら文句を言うのもわかるけどさ
普通に楽しめばいいし、楽しめなかったとしても楽しんだやつに対してgdgd文句付けたりこきおろしたりするもんじゃあない

留守中、倒れてるホリィを狙わなかった理由に
エリナにキスをした時のジョナサンの爆発を引き合いに出してきたのは良かった

直前に読んだのがジョージの小説だったせいかもしれなけどｗ結構楽しめたよ
「ラスボスの実力と風格を持つ小悪党」のディオの素顔の一面だと思うと違和感なかったし、ジョジョ本編で繰り返されてるモチーフに具体的に触れてるところも良かった
西尾作品は初めて読んだけど、思ったほどくどくはなかったな

ただでさえ自分はDIOこそジョジョの第二の主人公と信じて疑わないのに、この本を読んでから、完全にDIOが好きになったよ。
母親(やエリナ)への愛憎入り混じった思いや、自分の生まれや育ちに対する鬱屈した感情、そして自分の運命への諦念と、読めば読むほどDIOという存在に惹かれて言ったよ。DIOに情けをかけるエリナに黄金の魂を見出したのは俺だけではないはず。
新しいストーリーがまったくないのは、「荒木先生が第九部で大々的に書くから」だと考えている。今はまだDIOの物語を一から書くべきではないと、荒木先生が西尾先生に言ったと思う。

ジョージ・ジョースターでDIOがあんだけはっちゃけてる時点でストーリーに関して荒木先生はノータッチだろ。

>>108
確かにはっちゃけまくりではあるけれど、パラレルワールドのうえ、十数巡後の世界(のよう)だったから、原作者は広い心を持って許容したのでは？
さすがに荒木先生の意思を完全無視にはできないでしょう。一応「こんな話にしようと思います」みたいに話を通してはいると信じたい。

荒木先生がジョジョのテーマである「人間賛歌」について、”キャラ個々に信念があってそれが前に前に出て、ぶつかり合う。善とか悪とか全部ひっくるめて人間を肯定する。それが「人間賛歌」なんだ。”そんな事を言っていた。
個人的に、ひたすら懐疑的かつ後ろ向きに自分と向かい合うOVER HEAVENはジョジョじゃなかった。少なくともＤＩＯでこれをやってほしくなかったなあ…。これが吉良であればまだ納得いくんだけど。

>>110
このノートを書いたのは『悪の帝王DIO』じゃなくて、
『人間ディオ』だと思うんだよね。
たぶん西尾先生はディオを人間として再定義して、
ディオの存在も人間賛歌と言いたかったんじゃないかな。
プッチがいたからディオは『与える者』になれて、
最後には聖女である徐倫から意志を『受け継ぐ者』となったエンポリオに天国を破壊された。
こう考えるとなかなか味わい深いよ。

結構前に読んで、だいぶ楽しめた本なんだけど
人の感想を見てるとDIOに対してもってる印象ってそれぞれ違うもんなのかもなぁと思った。
というかDIOの天国ノートって、難しい題材によく挑戦したなぁ…。

自分の中のDIOの印象とそこまで食い違いなかったのと、
予想外に面白い面があって十分に良かった。ホル・ホースお気に入りだったんですなぁｗ

Amazonでの評価に頼りすぎずに、DIO好きだったら読んでみても損ないと思う。
二次創作、冒頭で注意書きもあるんだし肩を張らずに。

DIO側から見るジョジョのストーリーっていうのも良かったよ。
筆まめなDIOっていうのも何か微笑ましい。
そういえば6部で描いてあった天国ノート、付箋いっぱい付いてたな。

↑上のコメ113でノートに付箋いっぱいついてたって書いたけど、訂正。
ノートにはしおりが１つだった。

Amazonで低評価してる人たちの意見、
本当に小説の冒頭部分と原作の1部と3部と6部を読んだんだろうかって思うようなのや、
3部のDIOのみや「自分の中の理想のDIO」イメージが妙に凝り固まってるのも多いな。

ちゃんと「基本的には意味不明なくらいだったので、できるだけわかりやすくするために固有名詞などは訳者が補完した」って書いてるのに「プッチの名前が出てるのはおかしい」とかねえ

まぁ万人受けじゃあ決してない。
たとえこの本に感服した人であれ10人この本読んで10人が面白いと言える作品だとは思わないだろう。
それは西尾本人も承知の上で書いた感があるし、そもそも題材からしてそうならざるを得なかったしな。

じゃあつまりこの本を嫌ってる人がいるってのは分かっているわけで。
低評価してる連中がどこに居るだの何を言ってただのは忘れたほうが良い。

少なくとも俺は暫くの間楽しめたからそれで良かったと思うしそれで良いんじゃないかね。

内容好きなんだけど、それと表紙のDIOの高難易度のジョジョ立ちと、
中扉カラー絵が凄くカッコ良い。
挿絵のラフ絵も良かったし、3部の絵を改めて荒木先生が描いてくれる機会を
作ってくれたのが本当に有難い。

本編では見せなかったDIOの弱い部分を書いていて斬新だし、面白かったと思う。でも、DIOの弱さを強調しすぎているせいなのか読んでると何故かギャグマンガ日和の絵が思い浮かぶｗ

この本を批判すると絶対三部の帝王DIOのイメージで固まってるんだねetc
って言ってくるやついるけど、そんなこと抜きにしても駄作だから。