ニコニコ大百科

>>35 >>36だけどパニック以外のホラーも理解してるつもりだよ。実際SCPの中にはそういう本能的な怖さの奴は多かった。でもこれは少なくとも自分の感性じゃそうは感じられなかった。
だって世界五分前説と同じで確かめようがないことだし、記憶なんて消えるものだって元より皆承知済みでしょ？
こんなSCPがなかったって認知症になれば今までの記憶が消えていって自分が消えて死んでいく人間なんてたくさん居る。
記憶を失うのは確かに怖いかもしれないし、それが元で「自分」が居たかもしれないけど、それは当然のこととして受け止める物であって今更の話だと思ってしまった。昔から洗脳という言葉がある様に人のパーソナリティと呼ばれてるものなんて酷く脆弱なもんだ。

元より逆に人間や生物の特徴なんて記憶が消えることだって言われてるぐらいな訳だし、数年ぶりに同級生と会って「お前変わったな」って言われる時とあまり変わらないよ。新しく記憶が入って何かを忘れれば人格は変わるものなんだ。

話の本質的にはスワンプマンと何も変わらない。これを読む人が過去に重点を置かない人か、もしくは今までスワンプマンみたいな思考実験の存在を知っててこういうテーマについて一度でも考えたことがある人なら自分の中で結論は出てるから怖くない。

最後に追記しておくと飽くまでも自分はって話だから怖いと思う人がいても否定はしないし、そもそも感性に対して否定なんてできないと思ってるのだけは書いておく。

感性は人それぞれなんて言うまでもなく当然なんだしその結果選ばれた作品がこれってだけ、長々喚いて自分語りや主張するほどのことでもないのでは…？と思ったらまさかこれもSCPの影響

>>60
あの鳥って人の精神(記憶?)を食うんだよな？
……もしかして、結果的にはめっちゃ餌を食わせまくって成長を促してたことになるのか？

もしかしたら精神を喰らう「鳥」だからSCP-3000の記憶処理さえ無効化するのかも
アナンタシェーシャってインド神話の蛇神ナーガの1柱だけどこのナーガを喰うのが神鳥ガルダ
しかもこのガルダは「炎のように光り輝く」らしいから赤い鳥とも解釈できる
アナンタであるSCP-3000の力を無効化するのも意味があるのかも

そういえばガルダ、鳳凰、朱雀は部分的に同一視されたり混在化していたりするんだよなあ
不思議な縁を感じる

このウツボが喰うのは記憶なんかじゃないんでは？
もっと根源的な魂とか自我みたいな…そういう重要な物でそれが喰われてしまうのは単にアルツハイマーとかで記憶が失われるのとは訳が違うんじゃないかな。博士達の錯乱ぶりが記憶喪失とかアルツハイマーとはレベルが違うし…
だからこの話は正解には忘れさられる恐怖ってより自分の魂が消えてしまう恐怖を現してるんでない？
単に死んで自我が消滅するのではなく、得体の知れないウツボに魂だけ咀嚼されてそのバラバラにされた物を他人に無理やり移植される、ってのが真相かも
そんでウツボに飲まれた人間は『身体は』無事なままその腹に永遠に取り残されてたらさらに気色悪いなw

記憶処理剤ネタはキノコのやつ(SCP-7891-KO-EX)のほうがすき

怖いというよりはなるほどなーって感覚のほうが大きい

誰もが当然いつか至る無になって誰からも忘れ去られるっていう状態を強く認識させるのがこのいつの本質なんかね

博士が自分からこの蛇に飲まれに行ったのは現実の世界の中で本物の無になるより蛇の中に入ったほうが実は論理的に解釈するとマシだから？
そう思わせるのが蛇の疑似餌っぽくも感じるけど
とにかく、お前たちの世界の虚無性に比べたらワイのお腹ン中のほうがマシやでー、ぱくーってされるんかな

現実の虚無性を最高の恐怖としてテーマを深く考察した上で財団の曖昧な記憶操作の真実と絡めている傑作って認識でええんやろか？違ってたら誰か教えてクレメンス

「Dクラスってそもそも何よ」とか「なんで”終了”なんて変な言い方すんのよ」とか「そもそも財団って何よ」とか、そういうのに触れた新作は大体好評を呼ぶ。

「確か海底に棲んでるデカい海蛇か何かで、人呑み込んだり認識災害起こしたりするSCiP、なんだっかなあ。番号大きくてクラスも特殊だった気がする。」とか思いながら「SCP　ウミヘビ」とか「海中」「海底」「シーサーペント」「アナゴ」とかで検索しても出なくて、ヤケクソで「SCP 思い出せない」で検索かけたらやっと出た。Y-909の影響だわコレは。

アイデンティティの喪失ってテーマがあまりにも陳腐だし
既存の作品の記憶処理も記憶の置き換えだったのかもと思わせる説得力もないし
長いだけの凡作なのでは？
みんな怖くないかもなんてやんわりした表現じゃなく自分の感性に素直になろう。

けっこうすき
これの解説増えてくんねえかな～

宇宙に比べた自分の無価値さ、忘れられる事への恐怖、記憶のあやふやさ
というのはこの話程の圧は常人には無いにせよ、現実でも思考できる事だし
そこで現実がこの話と地続きになってちょっと不穏になる

コイツ自身も直接的に暴れるわけじゃないし
脅威をまき散らすタイプではないがぞわぞわ不安になる感じの怖さ
本当にただ人を食べてるのかも謎だし・・・下手な神話生物よりも神話生物

>>62
他にも記事の感想書いてる人間はたくさんいるのに、否定的な意見を述べただけで何故煽られなくちゃならんのだ…

本家の人間の多数が評価したからって自分はこう思うって評論描くのが全部否定されるのか？SCPならファンや信者なんてしがらみもないから、単純に思ったことを描くのも許されると思ったんだけどね。

4000もそうだけど長くて難解な割に読み終えて振り返ると内容が薄い

君それ記憶処理されてるんやで

SCPとしてはありだと思うけど、3000っていう記念にこれ系統というのは肩透かし感は確かにある

ウツボ「お前の『存在（記憶、人格、痕跡）』の価値なんてワイの分泌する記憶処理剤程度でしかないんやで（ニッコリ）」

要するにこういう事だと理解したけど、これ悟り開かなければいけない無理ゲーパターンで草

だって普通人間って何か社会で名を上げたり、誰かと関係持ったりしようとする社会性動物じゃん。
自分的に『誰かに自分を見てもらう事で、自分の存在を確定させるため』だと思ってるけども。
人はみんな自分に価値があると思って生きている（鬱病とかは除く）。自覚ある無しに関わらず。何ならDクラス職員だって持ってるはずだ。
それが日々、殺虫剤を撒くかのごとく使用される記憶処理剤とイコールの価値だと分からせられたら？？
「知る」だけではなく「理解」してしまったら……？

もちろん、こうやってペラペラ喋れるのは他人事だからであって実際、博士達と同じ目に遭ったら正気なんか到底保ってられないだろうね

>>76
そんなあなたにSCP-5000をどうぞ

記憶を食らい忘失をもたらす存在が"無限に残りたるもの"という名を冠するのはなかなかに皮肉
これより以前にjpのtaleに出てきた「忘れないウツボ」との偶然に似通っているのも面白い

WTmU0dN4TWのように自己喪失を絶対的恐怖として奉る人、
自分と違う意見を見ただけで我を失って攻撃するんだよな
なぜここまで必死に連レスしたか今となっては説明できまい
ウツボに接触するまでもなく、人間は我を失い記憶を失うものなんだよね