【指定第2類医薬品】パブロンゴールドA<錠> 210錠 ※セルフメディケーション税制対象商品とは、大正製薬が製造する総合感冒薬である。
概要
第(2)類医薬品に指定されている、せきやたん、のどの痛み、くしゃみ、鼻みず、鼻づまり、悪寒、発熱、頭痛、関節の痛み、筋肉の痛みなどの風邪の症状を和らげる効果を持つ風邪薬。
大正製薬のロングセラー製品「パブロンゴールド」をベースに、去痰成分グアイフェネシンを配合したことによって喉の不調への効能が強まっている。
2015年7月にはグアイフェネシンを増量する代わりに、リゾチーム塩酸塩、マレイン酸カルビノキサミン、ビスイブチアミンを省いた新処方となり、パッケージデザインを「パブロンSゴールドW」・「パブロンSα」と統一。パッケージの左上に"G"表記がプラスされるというリニューアルがなされた。
15歳以上は一回三錠、12歳から14歳は一回二錠が適量で、12歳以下は服用してはいけない。
「パブロンゴールドA<微粒>」という微粒タイプも販売されている。
眠くなる成分も入っているので運転する前などは注意。
金パブサイダー
パブロンゴールドを原料とする通称「金パブサイダー」なるものを愛飲する者たちがいる。
パブロンゴールドには覚せい剤の原料にもなるエフェドリンと、アヘン由来のジヒドロコデインなどが含まれており、それらが脳内神経に作用することで個人差はあるが少し気持ちよくなるのだ。
もちろんパブロンゴールドは市販薬なので、適量を飲んだだけでは大した高揚感は得られないし、依存性も大したことはない。何より解熱鎮痛成分のアセトアミノフェンも入っている影響で、たくさん飲んだら肝臓機能に障害が出る。
そこでなんやかんやしてパブロンゴールドからアセトアミノフェンを取り除き、甘い炭酸で割ったモノ、それが「金パブサイダー」である。
こうすることでアセトアミノフェンを取り除き、安全にトリップ出来る……わけではない。パブロンゴールドにはカフェインも入っているし、アセトアミノフェンだって完全に取り除けるわけではない。その他成分も大量に摂取しては身体を壊すし依存性も跳ね上がる。結局のところ、薬は用量・用法を守って安全に使用するしかないのだ。
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関連項目
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