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『〈物語〉シリーズ』とは、『化物語』(バケモノガタリ)を始めとするによるシリーズ小説のことである。
原作者は処女作『戯言シリーズ』ですでに高い評価を受けていた西尾維新。
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主人公・阿良々木暦を中心に、周囲の少女と怪異に関わる不思議な青春の物語である。『化物語』以降、『◯物語』とタイトルを変えながらシリーズ刊行している。○には多くの作品で「人偏」の漢字が入り、一部では「獣偏」が用いられる。
サブタイトルには「名前~~」という構成になっており基本的のその話の主役の名前が入る。
原作小説は一冊1500円程度と文庫ライトノベルの約3倍の価格帯ながら、偽物語(下)までの僅か5巻で120万部を突破した。
ファーストシーズンは、『化物語(上・下)』『傷物語』『偽物語(上・下)』『猫物語(黒)』とされており、主に暦の視点で物語は描かれている。
セカンドシーズンは、『猫物語(白)』『傾物語』『花物語』『囮物語』『鬼物語』『恋物語』からなっており、主にファーストシーズンで登場したヒロインの視点から描かれているものが多い。
ファイナルシーズンは、『憑物語』、『暦物語』、『終物語(上・中・下)』、『続・終物語』の6作品。『終物語』は当初全1巻の予定だったが、全3巻に変更されている。
オフシーズンは『愚物語』、『業物語』、『撫物語』、『結物語』の4作品。こちらは結物語以外はヒロイン達の後日談を描いており、阿良々木暦は結物語を除き登場していない。
現在、モンスターシーズンとして『忍物語』、『宵物語』、『余物語』、『扇物語』が刊行され、さらに『死物語(上・下)』の刊行が予定されている。もうちっとだけ続くんじゃ
2009年にシリーズ史上初の映像化としてアニメ化、BD/DVDは当時のテレビアニメシリーズの売上の最高記録を更新。TVアニメシリーズ初の4万枚突破・5万枚突破を記録している。シリーズ累計で100万本以上のセールスとなり、現在も順調に売り上げを伸ばしている。
また、BD/DVD全てにオーディオ・キャラクターコメンタリーが副音声についており、原作者西尾維新が脚本を書き、登場人物2人が映像にコメントしていくというスタイルをとっている。特に羽川翼(CV堀江由衣)が1期だけで全15話中10度と非常に登場回数が多い。
OPもその話のメインヒロインが歌うという形式をとっており、1期だけで5曲ある。ED「君の知らない物語」、OP「恋愛サーキュレーション」「帰り道」などは今も歌われる人気曲である。
更に、2011年9月15日に行われた西尾維新アニメプロジェクト最新発表会にて『偽物語』のTVアニメ化が決定し、2012年1月より放送が開始され、ニコニコ動画でも1月15日(日)2時より配信された。
2012年4月の西尾通信では、『セカンドシーズン』を含む全物語のアニメ化予定が公表。12月7日には、猫物語(黒)のHPが立ち上げられ、同月31日にアニメが放送された。
化物語の前日譚『傷物語』が、劇場化されることが決定。2012年末に予定された以降から公開未定となっていたが、2015年10月4日に3部作として公開されることが発表された。
2013年1月、セカンドシーズン『猫物語(白)』から『恋物語』までの全6作品のアニメ化が発表された。タイトルは『〈物語〉シリーズ セカンドシーズン』。2013年7月から12月まで『花物語』を除く5作品が2クールで放送され、残る『花物語』についても2014年8月16日に一挙放送された。なお、当初は5月からの放送が予定されていたため、穴埋めとして「キャラクターコメンタリー版」が放送されている。
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