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あのね商法


ヨミ: アノネショウホウ
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あのね商法とは、TV放映作品を放映期間だけで完結させず、DVDOVA劇場版など有料コンテンツでのみ最終話を放映する行為をす言葉。

アニメかしまし~ガール・ミーツ・ガール~」のラストシーンが由来。

※以下の記述には「かしまし~ガール・ミーツ・ガール~」のネタバレを含みます。ご注意ください。


概要(ネタバレ注意)


かしまし」のおおまかなストーリーは、女性化してしまった男子高校生大佛はずむと、はずむの男性時の思い人で男性の顔を認識できないという病を患っているやす菜、はずむの幼なじみである来栖とまりの3人による三角関係ラブストーリーである。

はずむの女性化というアクシデントによって、はずむが男性であるが故に一度その告白を拒絶したやす菜は再びはずむを意識し、とまりもまたはずむのことを大切な存在だと再認識したことで三角関係となる。ふたりから好意を寄せられたはずむは「傷つけたくないからどちらも選べない」という理由で迷い続けるが、最終的に、やす菜の病状が悪化したことではずむはやす菜を選び、とまりと別れるという結末を迎える。

……のだが、テレビ放映の最終話となった12話のラスト30において、やす菜がはずむへ「あのね、」となにごとかを言いかけ、さらに場面を変えてはずむがとまりに対して「あのね、」と言いかけたところで終了最終回となる13話は7ヶ後のDVD最終巻に収録、というコンボによって大きな議論を巻き起こした。

同時期に「IGPX」が全26話のうち24話で放映を終了し、ラスト2話を同様にDVDのみの収録としたこともあって、このような販促手法が増えるのか、という危惧から、同様の手法を揶揄する言葉としてあのね商法というが生まれた。


で、実際どうなの?


実際のところ、「かしまし」のラストシーンが「あのね、」で切られたのは販促手法ではなく作品としての演出であるという論は当時からられている。

その論は、12話ではずむがやす菜を選んだのは、やす菜の病気が悪化したからであって、純恋愛感情としての好意からではない。そしてラストシーン、とまりへ向けて「あのね」と呼びかける場面では、はずむは作中で「とまりのお婿さんになるための試練」としてられていた行為(飛び石を跳ねてを渡る)を行ったあとでそう呼びかけているため、このラストシーン「はずむととまりは病気の悪化したやす菜のために一時的に別れたが、やす菜の病状の善によってめて結ばれた」という事実を敢えて多くをらずに描いたものである、というもの。詳しいところはこのへん[外部]を参照されたい。

つまり、この論にのっとれば「かしまし」という三角関係ドラマテレビ放映された12話で完結しているのである。ではなぜこのラストシーンが「あのね商法」と揶揄される言葉の元になってしまったのか。その原因はひとえに13話が存在したというその事実のみに尽きる

本作が全12話であれば、このラストシーンは余韻を残した美しい結末として視聴者から賞賛されたかもしれない。しかし、12話の放映時点でDVDのみの13話の存在が既に明らかになっていたため、視聴者の多くはこの結末を即座に「13話への引き」と解釈してしまった。つまり、13話の存在が「余韻」を「引き」と視聴者に誤解させてしまったが故の不幸なすれ違いなのである。……と思われる。

強いて言えば、スタッフロール後の30という僅かな時間でみかけるようにラストシーンられたため、視聴者に「はずむの手を離したやす菜の行動の意味」と「はずむがを渡るという行為の意味」を考えさせる余裕が足りなかったという点はあるかもしれない。が、やはり13話の存在自体がこの結末を視聴者に「引き」と認識させた部分は大きいと思われる。

なので、本作を12話で完結していると見なすファンからは、未完結の作品をして「あのね商法」と呼称することはあまり良く思われないので注意が必要である。


関連項目



最終更新日: 11/03/07 19:59
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