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いずも型護衛艦


ヨミ: イズモガタゴエイカン
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[画像][外部]

いずも型護衛艦とは、日本国海上自衛隊所属のヘリコプター搭載護衛艦(DDH)である。
しらね型護衛艦の代艦として計画、建造された。

概要

ひゅうが型護衛艦の運用を踏まえて次世代のDDHとして計画がスタートした。
2009年9月に発表された防衛省概算要案により以下の仕様が確定された。

とおおむね「ひゅうがより一回り大きいサイズになり、海上自衛隊が保有する艦艇の中で最大規模となったほか、サイドエレベーターサイドランプを装備、ヘリのみならず多数の輛・人員の運搬も可。汎用護衛艦3隻相当に洋上給油な補給機、充実した医療設備や、災害時の被災者受け入れ機も有するなど、高い汎用性を誇る。

イメージとしては現在スペインの強襲揚陸艦フアンカルロス1世」やデンマークの多支援艦「アブサロン」のように、昨今のトレンドとなっている多的使用を可とした、上プラットフォームとしての位置づけであると思われる。

一番艦「いずも」は艦番号DDH-183、進・命名までは平成22年度予算で計画されたことから22DDHの俗称で呼ばれていた。「しらね」の代艦であり、2013年8月6日2015年3月25日に就役。
二番艦「かが」は艦番号DDH-184、24DDHと俗称された。「くらま」の代艦で、2015年8月27日

建造は、両艦共にひゅうが型護衛艦と同じIHIマリンユナテッド(現社名はジャパンマリンユナイテッド横浜事業所磯子工場で行われた。


空母?


いくら形が似ているといっても空母ではありません。ヘリコプター搭載護衛艦(DDH)です。いいですね、カタパルトアングルデッキもありませんし、そもそも日本は艦載機に転用できる固定機も有していません。(F35Bを導入する前の話)

例えば現代では海外の軍隊においても全通甲を持つ艦艇すべてを空母と分類しているわけではない。空母と分類されていない全通甲採用の艦艇を見てみると、アメリカスペインオーストラリアでは「強襲揚陸艦」、フランスエジプトでは「揮・戦投射艦」、ロシアでは「重航空巡洋艦」、韓国では「ヘリコプター揚陸艦」と呼称している。もっともそれらのいくつかは立な固定機運用を有するので実質的に空母ではあるのだが

護衛艦隊の軸となる4個護衛隊群の旗艦が何れも揮通信中核システムCEC(僚艦共同交戦)中核、高い対潜、や汎用性を有する、それでいて空母よりもマンパワーの負担が少ない大艦となることは、下手に航空母艦えることより有効であると捉えることもできるのだ

日本空母は存在しない、いいね?」「アッハイ

2018年12月18日まで多くのミリオタがそう思っていた。


実情


実は以前からいずもの空母修は検討されていたようで、ミリオタの間でも冗談交じりに噂されていた。というのも

とまぁ対潜、主任務とするDDHには過剰とも思える航空機運用に加えて

といった周辺事情があったからであった。そして…

2018年12月18日平成31年度以降に係る防衛大綱と中期防衛整備計画が発表され、中期防衛整備計画にて遂にいずもF35B運用可な艦へと修することが明記された


DDH?「いずも」


そして姿を現したその艦の呼称は…相も変わらずヘリコプター搭載護衛艦(DDH)」であった。

いずも空母じゃ(ry」を再びかとも思える呼称だが空母と呼称しないのはあくまで内事情に配慮したものであろう。いずも事実上の空母装されることが決定されたと考えて差支えはない。修は平成35年までに行われる予定、ちなみに安倍首相修後分かりやすい呼称に変更したいと意欲を示している。ただやはりというか「空母」の呼称を用いるのは難しいと思われる(公明党野党的な意味で)

気になるのはその運用方法だが、中期防衛整備計画の記述に従うなら独自の艦載機を運用することはなくSTOVL機(F35B)やヘリコプタ、ティルローター機の洋上プラットホームとしての運用されるとのこと。また今まで通り護衛艦隊の中核としても運用されるだろう。中期防にあるように太平洋側に展開する航空基地として、また災害時や局地戦嶼防衛等々…あらゆる局面で大いに役に立ってくれるはずである。

ちなみに独自の艦載機を運用しようとすると補給関係や艦載機の所属問題、艦隊編成など課題が山積していたりするので一般に想像されているような空母としての運用はまた別の話になる。少なくとも今のところはつけ絶対あとで艦載機も運用するつもりだゾとか言ってはいけない

いずもはDDHです、空母じゃありません。いいね?」「アッハイ

性能

いずも ひゅうが較)
サイズ 全長248m 幅38m 全長197m 幅33m
基準排水量 19500t 13950t
運用機 ヘリ x7
救難・輸送ヘリ x2
ヘリ x3
救難・輸送ヘリ x1
離発着スペース 5機分 4機分
最大積載 14機 11機
兵装 高性20mm機関CIWS) x2
対艦ミサイル防御装置(SeaRAM) x2
魚雷防御装置(MOD+FAJ) 一式
高性20mm機関CIWS) x2
垂直発射装置(VLS) 一式
水上発射管
輸送機 3.5tトラック50台分 車両
(他艦への)補給機 あり なし
医療機 手術室
ICU
病室35
手術室
ICU
病室8床

資料: 産経新聞2015.03.23

最も特筆すべきはその揮通信であり、自衛艦隊全体はおろか、陸上自衛隊部隊用部区画さえ備え、ひゅうが型護衛艦以上に陸統合運用の中核となることを、当初より念頭に置かれ、設計がなされている。このことは近年の護衛艦が単体性ではなく、艦隊行動と陸空自衛隊との共同運用こそ要である今、非常に優れた設計である。

一方その巨に反して、固有の武装は最低限の個艦防衛を的としたCIWS×2、SeaRAM×2のみとなっている。センサー系も、レーダーおよびソーナーは遠距離探知、聴知を眼としたものとなっており、直接的な対・対潜戦闘揮機は有していない(こういったこともあり建造費的には前である「ひゅうが」より低く抑えられている)。

但し電波探知妨装置、各種魚雷装置など、間接的な防御手段は充実している。前者に関しては、むらさめ型護衛艦以降、海自護衛艦流となったNQLQ-3の最新を搭載。後者についてもひゅうがあきづきで実用化された自走・浮遊魚雷ジャマー複数を搭載するなど、ソフトキルは相当に高いと思われる。


艦載機について


V-22オスプレイの運用などは建造当初からある程度考慮され、今後の装段階で実装される可性が高い。これは「ひゅうが」が、アメリカ海兵隊との合同演習の際に、耐熱パッドを使用せずとも離発着訓練を行えたこと、ある程度の耐熱仕様の甲を装備している点からも明らかだろう。

2017年から2018年にかけて、F-35B、RQ-21、MQ-8Cの3機種について、搭載して運用することが可かどうかの調が行われている。https://www.sankei.com/politics/news/180427/plt1804270038-n1.html

艦名の由来について


いずも


[画像を見る]

いずも」は、日露戦争前後に六六艦隊計画により配備された出雲装甲巡洋艦一番艦「出雲」の名前を継いだ形となっている。「出雲」は知名度は低いものの、日本海戦後も長きにわたって運用され、1945年7月襲で戦没するまでおよそ半世紀近く現役であった艦である。

装甲巡洋艦としての活躍は言うまでもなく、練習艦として多くの軍士官を鍛え上げた、縁の下の持ちとでも言うべき殊勲艦であり、今後、さらなる多面的な用途の活躍が期待されるDDHに、おおむね相応しい名前である。

ひゅうが」「いせ」との艦名の関連性については明らかにされていないが、令制国制度)による旧国名であるほかに、日本神話を題材に「日向」(高千穂)、「伊勢」(伊勢神宮)、「出雲」(出雲大社)から取られているのではないかという意見もあるが、あくまで噂レベルであるので注意されたし。
※ちなみに本ニコニコ大百科ひゅうが型護衛艦」の掲示板において「いずも」の艦名を事前に想定した人がいる。GJであるとしか言いようがない。

また、進半月前、海上自衛隊のプレスリリースPDF作成時のミスにより、事前に艦名が「いずも」であることが周知されてしまった逸話も存在する。

なお、これはPDFミスとは関係ないが、命名補の中には「ながと」も存在したと言われている。この名前については、あたご型護衛艦建造当時も検討されたが、諸般の事情から何れも否決された。「特定周辺諸外」の反応も論、どう出るかしれたものではなかったが、同時にカルタにまで呼ばれた連合艦隊旗艦の名前を冠するというのは、海上自衛隊部内でも相当に悩んだ模様である。


かが


[画像を見る]

 海上自衛隊最大クラス護衛艦であるため、ネット掲示板などにおいては「いずも」にならって旧国名からとると予想され「かが」以外に神話要素にも含む地名の「やましろ」「やくも」「いわて」などが補に挙がっていた。

海上自衛隊のプレスリリースでは隊内から募集し、様々な検討の上で防衛大臣が決定したと表記されている。ちなみに進水式の前日、千葉市市長熊谷氏が「今年だからこその名称」とツィッターで発言熊谷俊人(千葉市長) 16:49 - 2015年8月25日[外部]しており、北陸新幹線の開業による北陸地方の知名度のアップも一因ではないかと予想される。

海上自衛隊のプレスリリースでは明記されていないが大日本帝国海軍にも先代の軍艦が存在している。
日本海軍の「加賀」は八八艦隊計画の3番戦艦加賀戦艦ネームシップとして「土佐」と共に建造された。が、軍縮条約による建造中止、関東大震災による巡洋戦艦天城」の被災を経て戦艦改造航空母艦加賀」として工した。空母加賀」は日中戦争での実戦をへて太平洋戦争に参加、日本海軍空母機動部隊の中核としての空母赤城」と共に緒戦で八面六臂の活躍をみせ、日本軍の勢拡大に多大な貢献を果たした。

詳しくは加賀(空母)の記事を参照。

その他


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最終更新日: 19/01/05 22:16
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