7/2(月)よりスマホまたはPCでアクセスした場合、各デバイス向けのサイトへ自動で転送致します
![]() |
この記事は第577回の今週のオススメ記事に選ばれました! よりニコニコできるような記事に編集していきましょう。 |
アイマス村(Eyemouth)とは、スコットランド実在の村である。
日本的には、「アイマス」といえばゲーム『アイドルマスター』の略称と思う人も少なくないだろうが、スコットランドではこの「アイマス」という地名がある。
そんなアイマス村は、イングランドとスコットランドの国境に近い、北海に面した小さな港町である。名前の由来は、村が近くにあるアイ川(Eye Water)の河口(mouth)にあることからこの名前が付けられた。
村の名前が「アイマス」であることから、ホテルも「アイマスホテル」、港も「アイマスハーバー」、博物館は「アイマスミュージアム」、高校は「アイマス高校」、プールは「アイマススイミングプール」…と名前に「アイマス」とつく場所が勿論多く、アイマスPやファンからすれば、名前に惹かれる場所ばかりであると思われる。
観光地化はされていないが、前述のように宿屋もあり、十分に宿泊は可能であると思われる。
観光地化はされていないものの、1540年代に構築された後、繰り返される戰闘により破壊されていった遺構「アイマスの砦」や前述の「アイマスミュージアム」があり、景色も海岸線がごつごつとした岩肌を見せる美しい風景になっているため、景色も悪くないことだろう。海はダイビングも可能であり、海洋保護区に指定された海の光景を楽しめる。
そんなアイマス村であるが、1881年にヨーロッパ暴風雨に見舞われた際、甚大な被害を受け、のちに「アイマス大災害」と呼ばれる被害を受けた。アイマス村には当時漁業船がその時の被害によりほとんどを失い、同時に189人もの乗組員が海に流された悲劇があった。アイマスの住民らは、この災害の起きた日を「黒い金曜」と呼んでいる。
スコットランドの首都である、エディンバラからは車で約1時間。ロンドンからは、車で6時間もかかるため、ロンドンから観光する場合はイギリスを縦断旅行する覚悟がなければ予定によっては大分厳しいものだと思われる。
公共交通機関を利用する場合は、待ち時間を考慮しなければロンドンから4時間程度で着く。
※2019年6月末時点でのアクセス方法(正確性は保証しないので、各自で調べること)